三峰山(みうねやま)冬景色
樹氷シーズンともなれば、南近畿エリアの中でも人気があるのが高見山。そして隠れた人気として高見山地の東に大きく根を張る一等三角点の三峰山。稜線部を除くと植林帯に覆われているが、そこに雪が降ると見事な樹氷、霧氷の花が咲く。
最近訪れる人も多く、私もその仲間入り。前日降った大雪に堪らず行ってきました。(^^)

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実物の写真 イメージ画像(赤線が歩いたルート)

【山  名】 三峰山(みうねやま)1235m
【山  域】 高見山地
【日  時】 2002年2月3日(日)     写真アルバムはこちらです(^^)
【メンバー】 単独
【コ ー ス】 自宅=西名阪=R368号=三峰山登山口〜登尾コース、ピストン
【天  気】 曇り 。気温5℃

【時  間】 山頂まで約2時間30分。往復4時間。(ユックリ写真を撮りながら)
今日来た御杖村の神末を望む
急に寒気団が押し寄せ、大阪圏は雨でも南近畿の山沿いは雪。日曜日も崩れると天気予報に、いつもの様に9時過ぎ目が醒め外を眺めると雨が止み幾分晴れ間が覗いていた。こりゃ〜チャンスだわい(^^)
慌てて山道具一式揃え、10時過ぎ自宅を出発。途中コンビニで当日の弁当と朝飯のパンを購入。家で食べる時間が勿体ないから、車を運転しながらパンをかじる。
出来るだけ時間短縮の為、西名阪の名張経由にして現地までのコースを取る。山間部になると昨夜からの大雪が路面を白く覆い、慎重に運転する。幸い時間も11時過ぎになると気温も上がり、車幅のワダチ部分が解け、タイヤチェーンを付けずに何とか走行できた。そのお陰で三峰山登山口までスムーズに乗入れできる。時間は12時10分。沢山の車が駐車していた。
多分こんな遅い時間のスタートは私が最後だろう。歩きだしてからすぐアイゼンを装着。多分このまま山頂まで雪で真っ白だろうから。昨年冬から今年にかけて久し振りにアイゼンの感触が甦り、サクサクと爪が雪に刺さる音が心地よい。本格的に重登山靴の穿いた感触もまずまずだ。
霧氷トンネルを潜りながら
暫く進むと沢沿いに橋があり、右に登り尾コースと直進に不動滝コースの分岐がある。時間も遅いし不動滝コースは急登なので、躊躇なく右に選択。暫く植林帯の登りが続く。雪の塊が頭上から時たま落ちてくる。気温も5℃以上になっているかも。
身体が汗ばんできたので、ドロワットパーカの前ボタンを全開。今日は、デジカメと一眼レフの両刀使いだ。夫々すぐに取りだし撮影できる体制に左の腰部に一眼レフ、右にデジカメと夫々収納ケースに配備した。三脚の代わりにストックを利用した手作りの一脚を持参。約30分程登ると新しく建てられた休息所が見えてくる。中では数人食事やコーヒーを飲んでいた。
この人達は下山だし、私は今から登る途中なので、休憩せず進む事にした。

山頂にて(デジカメ撮影)
これから三峰山山頂まで核心部に入る。山頂まで〇〇〇mと標識が要所要所に立っている。登りながら後どのくらいか逆算しながら・・・。積雪も多くなってきた。樹氷や霧氷の花が綺麗に咲いている。デジカメと一眼レフを交互に撮影しながら登り続ける。この頃から山頂より下山する登山者と出会う機会が多くなった。
山頂まで1200mと書かれた標識を過ぎるとまもなく避難小屋がある。ここは、不動滝コースに下山する分岐にもなっている。
入り口に数人いたが、どうも中に入る気になれなかった。薄暗く気持ち悪るそ〜〜(^.^;;; 単独だから尚更かも(^ ^ゞ ポリポリ
即パスして山頂を目指す。タップリ雪があり、霧氷のトンネルが幾重にも繋がっている。昨夜の雪様々だ!
山頂の雪景色

この雪無くして何の楽しみが得られようか。出会う人も少なく、存分に雪景色を楽しむ事ができた。気侭に進み、写真を撮ってまた進む。この繰り返しが暫く続く。

山頂に15:10到着。曇り空の為展望出来ず。この時は誰もいなかった。さあ〜記念写真に一脚を立てようと思っていた時、八丁平から10名程のグループが現れる。共に記念写真を取り合い、別れる。食事はどうしようか〜。余り時間もないし、日暮れも早い。しかも、慌てて身支度したので、ヘッ電を忘れてきた。別のザックに入れたままだ。腹が減ったが我慢しよう。下山してから食えば良いか(ー_ー)
八丁平
下山には八丁平を回って下りよう。不動滝コース下山は、もし暗くなったらヤバイので今回止めよう。
八丁平にも全く人気が無かった。山頂付近とここは、寒風吹き荒ぶ荒涼とした雪の原野であった。しかし、幻想的な写真を撮るには誠に都合が良かった。但し腕がどうかは別問題だが(^ ^ゞ ポリポリ

こうして、また元のルートで下山する。下山はすこぶる早かった。16:50着。冬の日暮れ前だった。昼食はすぐ車の中でした。
久し振りの重登山靴に少し紐が緩かったのか、又は昨年捻挫した左足首を少し庇ったのか右足に靴擦れを起こしていた。
またマメ治療のお土産を作ってしまったぞ〜(^.^;;;    
帰りの温泉は今回無し。(ー_ー)


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