東海自然歩道(湯ノ山温泉〜朝明(あさけ)渓谷〜田光)
この連休の中日を利用して、急遽六甲縦走の練習も兼ね前回の東海自然歩道の続きを歩いてきました。天気も快晴で、申し分なし。歩く距離もたっぷりあり、一日良い汗をかいてきました。(^^)
しかし、祝日のバスの本数が少なく、次回のコースから何とか工夫せにゃ〜ならんな。 車回収するのに2時間かかったぞ〜!

【山  域】御在所山

【日時】平成13年9月23日(日) 快晴。気温27℃

【行程】自宅=西名阪=近鉄湯ノ山温泉駅---(バス)湯ノ山温泉9:30〜蒼滝〜風吹峠〜朝明渓谷〜三重県民の森〜尾高観音〜切畑橋〜田光16:25---(バス)近鉄四日駅---湯ノ山温泉駅=西名阪=自宅21:30

【歩行距離】17キロ

【メンバー】単独
ロープウエイ(他に画像あり)
今日の歩くコースは、湯ノ山温泉から北に朝明渓谷から田光までを予定。その為自宅を早朝出発し現地(湯ノ山温泉駅)に8時30分到着。車を有料駐車場に置き、バスで温泉まで乗り換え。極めて順調に行ける。ロープウエイ駅は未だ人も少なく、この前は写真が撮れなかったので再度御在所をバックに撮りなおす。空は真っ青で、今日一日好天に恵まれる事だろう。

駅のすぐ側に案内地図がある。御在所は過去5〜6回登った事あるが、一度もロープウエイを使った事がない。紅葉には少し早いが、日本一高度差のあるこのロープウエイは、紅葉の季節は実に素晴らしい。よく駅に張られたポスターでお馴染みだ。
暫し東海自然歩道と合流するには一部御在所裏コースを登らなければならない。ところが又も失敗をやらかした(^ ^ゞ ポリポリ
蒼滝(別途画像あり)
途中東海自然歩道と書いた看板があり下に下る道があったが通行止めと書いていた。だから他にコースがあるかもしれないと思いそのままドンドン登っていったのだ。でも日向小屋に着いた時点で再度小屋の人に確認すると、やはりそれが正しかった事が判明。以前の台風の時コースが崩れ大木が横たわっているとの事。それを乗り越えて行くらしく、未だに通行止めと書かれているのは些か納得行かない。このコースは、東海自然歩道のモデルコースにもなっているくらいだから、早く整備して欲しい。
温泉あり、滝あり、渓谷ありの変化に富んだハイキングコースだけに尚更だ!その道を下にドンドン下るとそこに大きな蒼滝が現れてきた。これより先は道もしっかりしており、迷う個所は一度もなかった。
蒼滝からは渓谷沿いのハイキングコースが展開しており、家族連れのハイカーやアベックも多かった。

三重県労働者福祉センター「希望荘」
鈴鹿スカイラインを越えると間もなく立派な希望荘が見えてくる。保養地で温泉もあり沢山の車で一杯であった。これより風越峠まで登りが続く。この峠は、イノシシやウサギも通るけもの道も横切っており、別名「イノシシの踊り場」とも言われているらしい。
朝明渓谷(別途画像あり)
幸いそんな物騒なものとは遭遇しなかったが、この峠から見える釈迦ヶ岳は実にどっしりと構え、実に良い形をしていた。そして急な階段を下り谷筋を辿っていくとやがて朝明川に到着。今日は祝日、家族連れで賑わっており、バーベキューの良い匂いが漂ってきて空腹の腹を刺激する。この対岸がコースなのだが、この川を渡る橋がない。川の中に点々と置かれた石の上を渡るのであった。ここで昼食、12:30分。

この後、暫く朝明渓谷沿いにコースが続き、朝明口を左に曲がると「グリーンランドあさけ」(画像あり)という自然ランドがあり、子供達の歓声が聞こえてくる。その前を通りすぎる事約10分程で三重県民の森が現れる。広い敷地の為人もまばらにしか確認できず。
「展望の森」から見下ろす景色は見晴らしが良い。
秋の香り(他に別の画像あり)
次に目指すは尾高観音(画像あり)。六角堂の御堂が特徴的な容で、大正末年、当観音堂に”裸の羅漢”と称された一俳人が仮寓していた。天春静堂という人にまつわる内容も近くに紹介されていた。
自然歩道は、この観音の正面道から出ると舗装道路に交わるが、その角にある駐車場を左に行っても行けるが、本コースはそれを越え暫く行って左に曲がる。近くには乗馬クラブもあり、すでに秋の気配が漂い、そこに咲くコスモスの花が涼しげな風にたなびいていた。
ルートはここから尾高高原を経て、切畑集落に出る。本来自然歩道は切畑より宇賀渓に行くのだが、本日は田光にて終了のためまっすぐ東に進路を取る。途中の木立には竜神を祀る「八風大石」(画像あり)があった。田光に16:25分に着いたが、本日祭日の為、バスの時間が1時間に1本。何と30分以上待つ事になる。しゃ〜ないか(ー_ー)

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