●2010年2月●
2月28日(日)「今年の二月はいわゆるうるわない年でしょうか」

 という訳で、黙々と「都島燈理」第十話のネーム作業をやっている間に二月が早くも終わろうとしている訳ですけれども(汗)、…三月の頭もやっぱり秋色西瓜更新は無い訳ですからしてコレが!Σ(T□T;)

 その分ネーム作業は順調に進んでいる訳ですけれども、…流石に四月には何かしら更新を考えておいた方が良いのでしょうね…(遠い目)

 光野水人です。

 短編ネタも頭の中で幾つかこねくり回してはいるので、その内のどれかが描ければ良いなあ( ̄ω ̄;)


 南米チリで起きた大地震の津波の影響で、和歌山近辺でも道路の通行規制だの電車の停止だの交通関係の影響があって、ウワー地球の裏側だっていうのに大地震のエネルギーって本ッ当に半端無いな!Σ( ̄□ ̄;)

 地球の反対側でこれなんだから、現地の被害は恐ろしい事になってるんだろうなあ…(遠い目)
 
バイオ電池って実際エネルギー効率はどれくらいなんですかね

飲み物で動くおもちゃたち

 ジュースなどの飲み物に含まれるブドウ糖を電気エネルギーに変えて発電するバイオ電池を使った幾つかのオモチャの紹介記事。

 ジュースを注ぐ事によって回るプロペラや走る車など、試みとしては面白いのですけどエコ的な意味合いもあるとの言に関しては、ええと…水を注いで動く例の水時計に比べると、ジュースは流石にエコじゃないんじゃないですかね…(汗)


2月27日(土)「受け止める体力がある人はそれが無い状態など想像すらしないのだ」

 面白さっていうのは、やっぱり自分自身の中から呼び出される物なのだなーと思ってみたりなんかする訳ですよ。

 例えば超絶面白い今世紀最大のスペクタクル作品を見たとして、超元気な自分であれば余す所無く面白さを楽しんで、涙アリ、笑いアリのその全てを堪能する事が可能な訳で。

 しかし例えば病気をして体力が低下している状態でその作品を見たならば、如何に作品が楽しかろうが、そもそも受け止めきる事が出来ずに終わってしまうであろう事は、想像に難くない訳でして。

 それは例えば、難しい作品に対する理解力であるとか、あるいは単純に作品を楽しむ元気があるかどうか、といった余裕の部分だったりする訳です。

 そういう風に考えていくと、おそらく人生で最もパワフルな時期である十代で楽しむコンテンツと、二十代、三十代と続いていく年齢の中で楽しむコンテンツとではそもそも体力の点で勝負になどなろう筈も無く(汗)、しかし難しい物語の理解や細やかな機微の感じ方については、年を取れば取る程に有利になって行くであろう事もまた想像に難くは無い訳でして。

 ううむ…流石にこの辺りは、まだまだ年齢を経てみないと詳しくは分からない所であるのだろうなあ…( ̄ω ̄;)

3D酔いっていうのも世代的なものだったりするんですかね

 いずれにせよ「面白さ」という物が、体力であれ、知識に裏打ちされた理解力であれ、自身の中から呼び起こされる物なのはほぼ間違いの無い所な訳でして、つまりは本人が心の底から楽しむ気になりさえすれば、この世につまらないコンテンツなど存在しよう筈が無いのだ!(待て)

 …最も、その「心の底から楽しむ気にさせる」土台作りこそが、エンタテイメントの最も難しい所ではあるのですがねー( ̄ω ̄;)

 いやいや難しいものです、ホント。


2月26日(金)「今度こそ本当に萌え系昔話を」

 本日のコント♪

鶴だかガチョウだか分からない絵になっちゃったな…(汗)

 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。

 おじいさんが、やまで わなにかかった つるをたすけてやると、その晩、たびのおんなのひとが いちやのやどを もとめてきました。

 おんなのひとは おせわになった おれいにと、へやのなかに こもって ぬのをおりはじめます。

「でも、わたしが ぬのをおっているあいだは、けっして へやのなかを のぞいてはいけません

 やどを かりてるぶんざいで、なにさまだろうと おじいさんたちはおもいましたが、それはさておき ことわるりゆうは ありません。

 へやにこもった おんなのひとは、まほうのコンパクトをとりだすと、

テクマ○マヤコン、テク○クマヤコン、もとの つるのすがたに なあ〜れ!

 ていうか、もとにもどるよりも まほうでぬのを つくったほうが早かったような きもしますが、むかしばなしなので こまかい事を きにしてはいけません。

 つるにもどった おんなのひとは、みずからの はねを ぬいては ぎっこんばったんと ぬのをおり、どうぶつあいごきょうかいが見たら ひめいをあげそうな すがたで ひたすら さぎょうをつづけます。

「このぬのを みやこにもっていけば、すくなくとも いちおくの ねは くだりますまい

 おじいさんは 流石にそれは ふきすぎだと おもいましたが、じっさい そのぬのは いちおくのねで うれたので、あわれなとしよりは ハートのこどうで もう こうけつあつじょうたい!

 よくばった としよりどもが おんなのひとを なんきんして さらに ぬのをおらせようと へやにふみこむと、なかには ひどいすがたの つるが いるではありませんか!

しょうたいが 知られた からには もう このいえには いられません。ていうか あいごきょうかいに れんらくしといたから みずからの ちで あくぎょうを あがなえ この くそやろうども

 かくして ふみこんできた あいごきょうかいの エージェントに、おじいさんと おばあさんは げんこうはんたいほ されてしまいます。

 いっぴきの つるが、やまに むかって とぶ すがたを みたのが、しゃばでの かれらの さいごの きおくで ありました…。

 めでたし、めでたし!(良し、萌え系だ!)(そうか!?)


2月25日(木)あの世のルールもやっぱり改正とかあるのかしらね」

 本日のコント♪

うむ…!この一本の為に生きとるよ?(死んでます)

A「う〜む、このワシとした事が、うっかり階段から足を踏み外してポックリと逝ってしまったワイ!はっはっは、コリャとんだ人生の幕引きじゃのう!」

オニ「はいは〜い、死んだばかりの亡者の方々は、こちらの閻魔大王庁の列に並んで下さい〜。割り込み禁止ですのでご注意を〜」

A「ううむ、思った以上にあの世というのは親切設計なのじゃのう!やはり黄泉路でも公共に優しいバリアフリーの概念が浸透しておるのじゃろうか。…さて、列に並んだ以上、やる事もないしタバコの一つもふかしておくかの

 プカー

オニ「はい〜、3049658275番の亡者の方〜!エンマ大王さまの裁きが始まりますので、気を楽にして1番の席でお待ち下さい〜」

A「何だか役所みたいな閻魔大王の裁きじゃのう…、まあ、生前特に悪い事も良い事もした訳では無し!…この場合は、果たしてどちらに行くもんなのだか」

エンマ「ううむ…、貴様が亡者の田中六介に相違ないな?」

A「いかにも、私が亡者の田中六介享年97歳!ヘビースモーカーのお年寄りでございます」

エンマ「ううむ…、そなたの生前の行いは、特にこれといって悪い所も無ければ良い所も無く、本来ならば天国の最下層辺り行きなのだが…」

A「な、何か問題でもありましたと!?アッ!もしかして小学生の時に隣のミッちゃんの縦笛をこっそり盗んだ事とか!?

エンマ「いや、それくらいの子供のイタズラレベルでどうこうという事はないのだがな?…実は最近、天国は法律で全面禁煙の政策が取られる事になって、ヘビースモーカーは…そのう…全員地獄行き…

A「それ公共に優しすぎるあの世政策じゃないですかね!?


2月24日(水)「今日の日記はかなり精神がブレ気味に見えるぜヒーハー」

 去る物あれば来る物有りといいますか、諸行無常といいますか、春辺りからまた家庭環境が若干激変する事になりそうな感じでして(若干なのか激なのかどっちだ)、ううむ、昔は人生五十年と言いましたから、光野の年齢だともうとっくに人生の折り返し地点を過ぎていたりするのだなあ( ̄ω ̄;)

 光野・何はともあれ受け入れるべき変化は受け入れて、その中からまた新たに道を模索していくしかない訳で・水人です。

 何というしんみり冒頭から始まる日記!Σ( ̄□ ̄;)

人生の終着について考えるようになったらもう明らかに年だ(汗)

 優しさっていうのは基本的に余裕のある人間から生まれる物だと光野的には思うのですけど、そう考えると究極の優しさっていうか愛は、完全に自己完結した上で他者に振りまけるほどの余裕を持った人間すなわち悟りを開いたキリストだとかブッダレベルでないと無理なんじゃないかと思うのですけど、そうするとアレッ?究極の愛を開いちゃった人は既に他人を必要としない訳ですから、そうなると人を好きになったりとかそういった系の感情は持ち合わせていなかったりするのかしら(昔 手塚治虫で読んだブッダはなんかそんな性格だった気がしますが)

 一方で、愛っていうのは不完全な生き物として生まれた人間の欠落した部分を埋める為に必要な事で、そうした愛し合う者同士の中に完全な「人」を見るからこそ、愛情は良き人間を育むのですよ?みたいなフレーズは今光野が考えた所なんですけど(待て)、まあそういう風に考えてみると、人が人を好きになる事と 他者に振りまく慈愛とは全く違うものなんだなあと今更ながらに思ってみたり。

 …普段、テキストでさえこんな愛愛叫んだりしない人間ですので若干背中がかゆくなってきましたけれども!(汗)

 成る程考える程にこのテーマはなかなかに深くて、世界中のドラマがこれを中心に展開しているのも、少しは分かるような気はしますが( ̄ω ̄;)人生ロケットも半ばを過ぎた辺りでこの手の思想に沈み込んでしまうのもなかなかに自分らしくないので、とりあえずこの手の話題はここまでな感じで!


 そういえば先日 沖縄のモツ焼き的な多分ブタの内蔵と思われる料理を初めて食してみました。

 多少クセはあったけれども、新しい経験をする事で自分の世界が広がるのはやはりなかなかに楽しいなあ( ̄ω ̄)


2月23日(火)「小人の国の王子さま・サードシーズンまで来ちゃったよ」

 本日のコント♪

絵を使いまわす事の何と楽な事か(待て)

A「あれ、何やら難しそうな顔をしているけど、一体どうしたんだい遥か魔法の世界からやってきた小人の国の王子さまことミニミニ人間一号くん

B「むう…、これは一体どうした事だ?私の所有しているネット証券ばかりが、凄い勢いで暴落を続けておる!…この不自然な動きは…まさか…!?

C「おーっホホホホホゥ!そのまさかで相違ございませんわよ小人の国の王子さまとやら!

B「むうっ!?…き、貴様は…!

C「私の名前は、遥か魔法の世界からやってきた小人の国のお姫さまことミニミニ人間ユリ子ちゃん!…この前は私が直々に誘ったオフ会を、よくもまあキャンセルして下さってくれちゃいましたわね!?

A「え、オフ会ってあやうく百万円を騙し取られそうになったアレの事?

B「うむ!私のポケットマネーでどうにか参加しようと思っていた所を、大人間の太郎に止められてすっぱりキャンセルしたアレの事だな!」

C「おかげで他の参加者にまで次々キャンセルされてしまって、この私の『オフ会参加費をえげつなく徴収して夢のセレブ生活突入だぜ』計画が台無しですわ!その腹いせといっては何ですが、貴方の持つ有力なネット証券の価値を、全てゴミくず同然にして差し上げましょう!

B「な、何ぃっ!?…そ、そんな事をされたら…、来月分のおこづかいに、ひどく困ってしまうではないか!

A「いや、それ以前に日本の経済市場が大混乱に陥るだろ!?

C「おーっホホホホホゥ!貴方と同じく小人の王女たるこの私も、こんぴーたとかいう文明の利器の扱いには長けていましてよっ!このユリ子ちゃん特製モバイルパソコンによるハッキングで次々と顧客データを流出させて、あらゆる会社の信用を落としまくってやりますわっ!

B「くっ…!?…この私のPCさばきよりも、更にスピードが上…だと…!?…いや!太郎から接収したこのパソコンの性能が、そもそもユリ子モバイルパソコンに劣っているのか…!こ、この貧乏人め!

A「貧乏人で悪かったなあぁぁーっ!

C「おーっホホホホホゥ!どうやらPCのハッキングに関しては勝負あったようですわね!セレブから貧乏のズンドコに落ちる恐怖を味わうが良いのですわー!」

B「くぅっ…!こ、このままでは本当に来月のおこづかいが0円という事になってしまう…!何としても、彼女以上のPCさばきをッ…!」

C「おーっホホホホホゥ!無駄、むだ、ムダーっですわ!さあ、あらゆる証券価値が最安値となるこの状態で、無様な姿をさらけ出しなさいっ!

A「…いや、オレが直接このお姫様を止めた方が早くないか?

 ヒョイッ

C「ああっ!?し、神聖なるブラインドたっちの最中に、あ、足から引っ張り上げるのはよしなさいっ!?し、下着が見えちゃうー!?

A「おおっ…!何という野蛮にして目からウロコの発想の転換!さすがは我が大親友・大人間の太郎だけの事はあるな!」


C「お、覚えてなさいよーっ!ひ、姫に無礼を働いたこの罪…いずれ死をもってあがなわせてやるのだからっ!べ、別に大人間に負けた訳じゃないんだからねっ!

B「はっはっは!挑戦ならばまたいつでも受けて立つぞー!はっはっは!」

A「ていうか、TVで株関係のニュースがエライ事になってたんだけど大丈夫かな…


2月22日(月)「初出は2007年2月17日というからもう遠い昔」

 本日のコント♪

初代のイラストを引っ張ってきたけど手抜きじゃないよ(待て)

A「らーららんら、らーん♪さーて、今日も会社で清く、正しく不正会計!

B「ふっ、某大会社で不正経理を働くブラックOLとは人呼んであなたの事でちゅね?」

A「な、何!?まさか貴方は、あの噂の子供ヒットマン…!?

B「全くもってその通り!地獄のエンマ様に裁かれる前に、この子供ヒットマンがあなたをあの世に送ってやるでちゅ!おふとんを肩までかけてからネンネしな…!

A「ま、待って!どうか命だけは…、そうだ!見逃してくれたら、この超高級チョコレートをあげるから!」

 ピクリ

B「ふっ…、一流の殺し屋が、そんなものにつられると思ったら大間違いでちゅ!プロの幼稚園児は、知らない人から貰ったおやつは決して食べてはいけないのでちゅよ!」

A「くっ…!何というプロ根性…。分かったわ、でも、せめて死ぬ前に…この高級チョコレートを食べさせて頂戴

B「ふっ…、それくらいの冥土の土産はくれてやるでちゅ…」

 パクリ!もぐ、もぐ、ゴクリ!

A「うん…うん、美味しい!…流石は…バレンタインに買った、自分チョコだけの事はあるわ…モグモグ…」

B「…ず、随分と美味しそうに食べるのでちゅね…?…ちなみに、そのチョコの間から見えている白いツブツブは一体何なのでちゅか?」

A「ああ、これはマカダミアナッツね!とっても栄養価の高いナッツとして知られる高級品よ」

B「…!ま、まさかそれがあの幻の、まかでまナッツだったのでちゅか…!…ううっ…、ゴクリ…

A「ああ…!例えこれから殺されるにしても、死ぬ前に食べたのがこんなに美味しいチョコレートなら本望ね!」

B「一枚…、また一枚と、高級チョコレートが減っていく…!…め、冥土の土産がこんなにも辛く厳しい物だったなんて…!あんまりでちゅーっ!

 ダダーッ!

A「ああっ!こ、子供ヒットマンが、悔し涙を浮かべながら夜の町に消え去っていく…!?


 こうしていずこともなく消えていった子供ヒットマンだったが、この世に悪い大人が居る限り、いつかまた姿を現すかもしれないぞっ!


2月21日(日)「萌え系昔話セカンドかもしれない」

 本日のコント♪

 むかしむかし、あるところに人気絶頂アイドルの浦島太郎という若者が住んでおりました。

その時、世界は浦島を中心に回っていたのだ…!(待て)

 出す曲全てが大ヒットという、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの浦島太郎が別荘で一年ぶりの休暇を満喫していると、何と子供たちが海亀をいじめているではありませんか。

「ふあっはっは、庶民とは何と貧乏臭い遊びをする生き物なのだろう!そんな亀いじめよりも、現金つかみ取りの方がよっぽど面白いぞ、そぉーうらぁ!

 浦島太郎がばら撒いた一千万円のゲンナマに子供たちが狂喜乱舞していると、海亀が浦島太郎に話しかけてきます。

これはこれは、かの有名な浦島太郎先生ではありませんか!お噂はかねがね…。私も昔はこの辺りでは名の知れた亀だったのですが、最近はどうも不景気が続いていけませんや」

「ほほう…、海亀のくせにこの浦島太郎の名を知っているとは見上げたヤツよ。よし、その甲羅にサインの一つもしてやろうではないか」

「いえいえ…、そんな事よりも浦島先生に折り入ってご相談がございます。実は私、近々新機軸のパブを開店して再び成り上がろうと計画している次第なのですが、その店の出来の程を、浦島先生に評価して頂ければと…」

「ふむ…、そこでこの浦島を選ぶとはなかなかに見る目のある海亀よのう…!して、その新機軸のパブとやらはどこに?

 海亀は苦みばしった渋い笑顔でニヤリと笑うと、眼下に広がる青い海原をアゴで指します。

「成る程…、水中にて新機軸のパブを狙うと同時に、お上の目を逃れて経営をしようという訳か…!お主もなかなかにワルよのう

いえいえ…浦島先生には敵いませんよ…!」


 そうして新機軸海中パブ「RYU−GU」に招待された浦島太郎は、CGで彩られたタイやヒラメの舞を楽しむと共に、飲めや歌えの大騒ぎ!

 スーパーアドバイザーとしての役目を無事に終えた所で、海亀が一兆円の請求書を渡してきます。

な、何いっ!?ス−パーアドバイザーとしてやってきた浦島に対してこのような請求書を渡すとは…、何というぼったくりバー!?き、貴様!計ったな!

へっへっへ…、何の事やらさっぱりでさぁ…!払えないってんなら、その身包みを剥いで簀巻きにして放り出すまで!

 そうして身包みを剥がされ簀巻きにして放り出された浦島太郎は、数年の間、遠い外国をさ迷い浮浪者として生活せざるを得なくなります。

 気が付いてみれば、人気絶頂アイドルだった浦島人気も、すっかり落ちぶれてしまっていたのです…。

「くっ…!もはや私に残されたのは、「RYU−GU」土産として渡された、最後のこの玉手箱のみ…!

 浦島太郎が玉手箱を開けると、中に仕掛けられていた爆弾が作動し、あらゆる証拠を全て隠滅してしまいました。

 立ち上る煙が、浦島太郎の悲しい最後をいつまでも、いつまでも眺めていました…。


2月20日(土)「ミステリ感想が本当続くなあ最近」

 加藤元浩「Q.E.D.〜証明終了〜」35巻「C.M.B.」13巻を読了〜。

 それなりに長い間読者を続けていると作者のミステリの方向性も多少は分かってきて、今回の二冊はその意味で楽しみどころが非常に多かった感じ( ̄ω ̄)

 「Q.E.D.」はストレートながらも小技の効いた安定した面白さで、「C.M.B.」は「何が謎なのか?」を迂回する事で「解く楽しみ」というより「物語的な楽しみ」をメインに運ぶ作品が多めだったような印象。

 いずれも熟練の話運びでしたが、「アサド」と「オルゴール」の話が光野的には特に良かったですね〜。

 ていうか、「Q.E.D.」の方の作中作で、「都島燈理」某話のトリックがうっかり爆死するかと思ってしまいましたが(汗)全然違った真相でホッと一息( ̄ω ̄;)

 しかし加藤元浩先生って、現状で中・短編合わせて四ヶ月に六本のミステリを生み出してる計算になる訳ですけれども(汗)…滅茶苦茶凄いッスね…(遠い目)

相変わらず十話のネームをカリカリ描いてます

俳優の藤田まことさん死去 「必殺」シリーズなど人気

 ついこの間 活動を再開したばかりなのに…、も、主水さん…Σ(T□T;)

 まさか菅井きんさんよりも先に死去されるとは思ってもいませんでした…。

 ご冥福を、お祈り致します。


2月19日(金)「萌え系昔話とか流行らないかなあ(待て)」

 本日のコント♪

 むかしむかし、あるところに、実に渋い俳優な感じのおじいさんと、未だに若作りの美人系おばあさんがすんでいました。

 おじいさんは山へグルメ紀行番組の収録に、おばあさんはスタッフと共に川へ写真集の撮影に行きました。

 おばあさんが川でセクシーポーズをキメていると、川上から、大きな桃がDONBURAKO、DONBURAKOと流れてきました。

 おばあさんはADに命じてその桃を自宅に持ち帰らせると、おじいさんは得意のカンフーでその桃を真っ二つにエイヤッ!

萌え系っていうかジャ○ーズ系昔話だなコレ(汗)

 中から現れたのは、たった一輪のバラで体を覆った全裸系美少年でした。

 おばあさんは思わず口から涎を垂らし、おじいさんは若さへの嫉妬に打ち震えました。

 「ぼくのなまえはピーチ・ガイさ! ぼくはこれから鬼が島へ行って名前を上げ、CMキングとしてデビューしなければなりません」

 おじいさんの執拗な嫌がらせに耐えたピーチ・ガイは、おばあさんから貰ったゲンナマ一千万円を持って、鬼が島へと向かいます。

 道中でイケメンの犬・猿・雉を時給五万円の高給で雇い、実働一日三時間の激務に耐え抜いたピーチ・ガイご一行は、ついに鬼が島へと到達します。

「ヘーイ!この稀代のアイドル集団 オーガ・キッズの縄張りに入ってくるのは、どんな世間知らずの新人さんだい?タテ社会の厳しさってヤツを教えてやるぜ!」

 しかし鬼が島に辿り着いたイケメン集団ピーチ・スターズは、あっという間にオーガ・キッズを抜き去りオリコンランキング一位に躍り出て、念願のトップアイドルの座を勝ち取ります。

「ぼくたちピーチ・スターズの伝説はまだ始まったばかりだ!」

 こうして実に四十年もの間、トップ・アイドルの座を死守し続けたピーチ・スターズたちは、莫大な契約金を故郷に持ち帰り、一生幸せに暮らしたそうな…。

 めでたし、めでたし。


2月18日(木)「あれ、ミステリ感想が最近続くな〜」

 一時期はめっちゃ暖かかった筈なのに、最近の冬の寒さと来たらこの上なしといいますか(汗)正直寒暖の差が激しいのってキツいですから!Σ(T□T;)

 光野水人です。

風の冷たさが身を切るったらもう

 歌野晶午「密室殺人ゲーム王手飛車取り」を読了〜。

 設定からして本格ミステリ好きによる本格ミステリ好きの為の本格ミステリというガッチガチにトリックの詰まった連作短編集と言いますか、ああ、確かに光野が読みたかった本格ミステリっていうのはトリックメインで人を食った発想満載のこういった方向性でほぼ間違い無いんやでぇ〜?( ̄ω ̄)*

 他では例を見そうに無い歯応えのあるミッシングリンクの謎から始まって、鉄道系アリバイトリックやら密室トリックやら、これでもかといった感じの謎の詰め合わせは本格ミステリ好きとしては実に心地良く、しかしやはりというのかベタネタの派生が多いような気がするのは、やはり近代本格ミステリ的には仕方が無いのでありましょうか( ̄ω ̄;)

 …いや、それでも十二分にキレのある発想が詰め込まれていて、ミステリ分はかなり補給されたのですけど!(汗)

 ていうか文庫版の帯を良く見たら、この作品の続編「密室殺人ゲーム2.0」は2010年本格ミステリベスト10・第一位だったりするのですな〜。

 うん、また懐に余裕が出てきたら読んでみよう( ̄ω ̄)


強すぎず割れすぎない、割れる時の音にもこだわった「瓦割り専用瓦」

 兵庫県 南あわじ市の 紐のし屋が、強すぎず割れすぎない「瓦割り専用瓦」を開発、販売しているのだそうで。

 「割れやすい」でなく、あくまで「割った時の音が爽快」など瓦割り専用の瓦として開発をしたのだそうでして、壊れる専門の商品がある事に光野としてはちょっとビックリΣ( ̄□ ̄)


2月17日(水)「選択肢の数だけ世界はあるのかしらねラララ」

 ゲームにおける選択肢で、ストーリーが分岐する事があるじゃないですか。

 例えば選択肢で物語が分岐するゲームといえば、サウンドノベルの「弟切草」なんかが有名じゃないかと思うのですけど(現代ではもう古いかも)、このゲームだと選択肢によって物語の内容が、SFだったりミステリーだったりホラーだったりと、設定からして全く別物になったりする訳ですよ。

 しかし世の中には「選択肢というのはあくまで一つの設定の物語の中から行動を選ぶのが楽しいのであって、選択肢によって設定から何から全く変わるだなんて選択肢の意味がまるで無いよ!楽しめないよ!」と主張をする人が居たりして、その視点からすると「弟切草」タイプのゲームは楽しめなかったりするのかもしれぬ。

 光野的には、設定から何からガラリと変わるタイプもそれはそれで、幅広く物語が楽しめて良いとは思うのですけど( ̄ω ̄)


 一方で例えばときめきメモリアル」に代表される恋愛SLGなんかは、同じ設定の下で主人公が選択肢を変える事によって物語が違う結末を迎える訳で、世界観が統一されているという点では納得行く人が多そうだなーと思う訳で。

 しかし世の中には「同じ人間が同じ人生を歩んだら同じ選択肢を選ぶに決まっているだろうが!ていうか一人のヒロインでエンディングを迎えたら、他のヒロインでエンディングを迎える事など不実以外の何者でも無いッ…!」という熱い主張をする人が居たりして(待て)、うん…、まあそれはそれで一つの正しい主張だとは思うんですけど、それだと選択肢が存在する意味が無いような気がしないでもない。

 やはり選択肢が存在する以上、その全てのパターンを網羅してみたいと思うのは好奇心的に至極当然の事だとは思うのですよ。

最初はなるべくグッドエンドを目指したいのもゲーマーのサガ

 まあそんなこんなで、選択肢の存在にリアリティを求めれば求める程に、選択肢による物語の変化はどうしても小さくなってしまう訳でして( ̄ω ̄;)ていうかそんなにリアリティを求めたいなら選択肢のあるゲームなんてやっていないで、小説かノンフィクションの物語でも読んでればいいじゃないですかッ…!Σ(T□T;)(え、何いきなり叫んでるのこの人)

 実際、現実の人生における「if」についても、同じ状況に同じ人間が放り込まれたら同じ行動しか取らないというラプラスの悪魔的な考え方や、人間の取った選択肢の数だけ世界は増えていくという平行世界論的な考え方もある訳でして、極端な話、選択肢によって次の瞬間 異世界に到達している可能性だって全くのゼロだとは言い切れない。

 …だから弟切草の世界だって、ある意味リアルかもしれないのですよ…?(待て)


 とまあ本日はそんな感じの、選択肢話。


2月16日(火)「ご都合主義の逆はご都悪主義とでも呼べば良いのかしら」

 本日のコント♪

今の自分なら、たとえ しんりゅうにだって勝てる…!(待て)

A「よーし!大魔王を確実に倒すべく、スライムを倒しまくってレベル99にまで上げたこの最強勇者!おまけに完全回復薬や復活薬も万全だし、おまけにラストダンジョン付近にお城の軍勢が控えているから、万が一ピンチになっても大丈夫というステキ仕様!

 ドカーン!

A「という訳で大魔王ゴツゴーン!いざ神妙に勝負、勝負ーッ!

B「グハハハよく来たな勇者キッチーリよ!我が純粋なる悪の力の前に…真の絶望を思い知るがいい!

 ゆうしゃキッチーリのこうげき!9999のダメージを与えた!だいまおうをたおした!

B「ぐはあっ…!な、何という強さ…、これが勇者レベル99の力というものなのか…!?だ、だが…私は悪のモンスターたちの為にも負ける訳にはいかんのだァーッ!

 だいまおうは しんのちからを かいほうした!だいまおうは レベルアップした!そして なぜか これまでたおされた全てのザコキャラが復活した!

A「いやいやいやいやちょっと待ったー!?魔王の力で変身するのはともかくとして、どうしてこれまで倒した全てのザコキャラまで復活するのさ!?お陰で控えのお城の軍勢が大混乱じゃん!」

B「クックック…!純然たる悪の道をひたすら進んできた私にとって…、この程度の奇跡は当然の事!一つの道を究める事によって、死んだキャラが全て復活したり、常識外れの出来事が起こるのは必然の理!

A「な、何だとぉ…!?クッ…!それでも、勇者レベル99の力をくらえーっ!

 ゆうしゃキッチーリのこうげき!9999のダメージを与えた!しかしだいまおうはなぜか死なない!

A「ちょ、ちょっと待てー!?HPより沢山ダメージを与えてるのに、それでも死なないってどういう事さ!?

B「クックック…!これも悪の道を進んできたが故の奇跡の力という事よ…!そ〜れ、お返しだッ!

 だいまおうの こうげき!ゆうしゃキッチーリに 9999のダメージを 与えた!

A「クッ…!だが復活薬を山盛り持っているから、一回死んだくらいでは…オレは死なないッ!

 だいまおうの きせきの ちからで 全ての復活薬はくだけちった!全ての回復薬はくだけちった!

 あらゆる じょうしきを ちょうえつして、だいまおうは ゆうしゃキッチーリをたおした!

A「…ば、バカな!?これが悪の奇跡の力…なのか…?ぐふっ

 
 こうして勇者キッチーリは大魔王の前に破れ、その後 王様は新たな勇者を募るも馬鹿らしくて誰一人志願する者はいなかったという…!(待て)


2月15日(月)「つらつらと記事で埋める本日の日記」

昔からあまり進歩してない気がするけど、でも逆転裁判みたいな名作もあるんだよなあ

7人の作家とチュンソフトが贈る極上のミステリー『トリック×ロジック』

 サウンドノベルで有名なチュンソフトが、七人の著名推理小説作家による複数の推理小説を内包したアドベンチャーゲーム『トリック×ロジック』シーズン1、シーズン2をPSPで2010年に発売予定なのだそうで。

 この手の本格ミステリ×ゲームの試みは、大抵マニアックな売り上げ&結果で終わってしまう事が多いのですけど(汗)参加するのが綾辻行人やら有栖川有栖など新本格ド直球ど真ん中の作家さんばかりでΣ( ̄□ ̄;)むうう…、これは新本格ミステリ好きとしては興味を持たざるを得ない…!

 ていうかこれだけの面子ならむしろアンソロジーか何かで出して欲しい物なのですけど(汗)、でもそれだといまいちインパクトに欠けるのかなあ…。


アラスジクエスト完全版 - Synopsis Quest -

 あらすじだけなのになぜか壮大な冒険をしているような気分になれるツッコミどころ満載のRPG的なミニゲーム集。

 ネットのフリーゲームで1ステージ10秒くらいでサクサククリア出来るのですけど、パズル的にひねった要素やRPG的にひねくれた要素が多くて(笑)ついつい最後までクリアしてしまった感じ( ̄ω ̄)*

 …幾つかのステージでは本気で悩みましたけれども!(汗)


2月14日(日)「本質的にはチョコレイトが謎の物体でもいいじゃないか(待て)」

 本日のコント♪

カカオの花は、幹や枝から直接芽吹くのだそうで(まめちしき)

A「本物のチョコレイト作りは本物の材料から!という訳でカカオの木を育てる所からバレンタイン戦線を始めてみましたっ!

B「いやカカオの木からって滅茶苦茶気の長い企画だなソレ!?確か早い品種でも収穫までに二、三年はかかるんじゃあ」

A「ところがどっこい!道端で出会った見るからに怪しいヒゲヅラのオッサンに、何とたった三日で収穫できるカカオのタネを頂いちゃいましたーっ!

B「いやそれ三日で収穫って明らかに植物としておかしいからね!?ていうか日本でカカオって育たないから!」

A「怪しげなオジさんの言った通りに、道行く通行人を数十人から捕食して…ゲフンゲフン!沢山の肥料と水を使った促成栽培で、あっという間に、ほら、カカオ豆!

B「今捕食って言った!?言ったよね!それカカオ以前に地球上の植物かどうかも怪しくない!?

A「そうして収穫したカカオ豆から作られて本物のチョコレイトが、…こちらの一品になりますです!

B「何かウネウネと動いてるー!?いやこれ明らかにチョコとかじゃないから!明らかに宇宙からやってきた謎の生命体Xとかだから!

A「ガーン…!…そ、そうですよね!せ、センパイは私の事を気遣って、キライと言う代わりに謎の物体Xだなんて言葉を言ってくれたんですよね!?

B「いや気遣いとかそういうのじゃないから!?ていうか、チョコを抜きに告白してくれるなら、僕としては全然OKだから!

A「えっ…?(ドッキーン☆)」


 こうしてバレンタインの当日にこの二人は見事にお付き合いを始めたという、実に青春真っ盛りな話!(そうだったのか!)


2月13日(土)「ブラウザの設定によってはまた崩れて見えてそうですが(汗)」

 という訳で、本日はひたすら横長な感じの日記を書いてみようじゃないかという事で、文章の上を走っている人型アイコンに負けない速度で読み進める事が出来たらきっと貴方は大統領!(待て)。光野水人です。ていうか流石にこれだけ長いと画面をスクロールさせるだけでも無駄に面倒臭いっていうか( ̄ω ̄;)そういえば巻物の事を英語でスクロールという訳ですけれども、よく考えたらあれだけ横に長く広げる書物を、昔の人はよく器用に読み進められた物だよなあ…(遠い目)やっぱり片方から巻き広げつつ、もう片方で巻き閉じる事で、省スペースでも読めるように工夫をしていたのでしょうかね?(それとも昔の武家屋敷とかは広かったから、地面に全部広げてしまってから読み進める事が可能だったのかしら?)。まあ何はともあれこの日記が読みにくくって仕方が無いのは間違いのない所ですけど!(汗)とまあそんな感じで、あまりに長くなりすぎても今日はアレですので( ̄ω ̄;)とりあえずはこんな所で終わるのでした。
ハイここが中間地点ナリよ?(待て)


2月12日(金)「ストーカーと強烈な愛って紙一重だよね」

 本日のコント♪

A「せ、センパイーッ!わ、私のチョコレイトを受け取って下さいっ!

B「うん、どうもありがとう!早速、開けて食べても構わないかな?」

A「それはもう先輩のお望みのままに!煮るなり焼くなり、好きにしちゃって下さいな!」

な、何というリアル造形…!

A「…えっと…、何コレ?…の、呪いの仮面…?

B「何を言ってるんですかセンパイ!どこからどう見ても、私の顔型チョコに決まってるじゃないですか!自力で顔の型を取るのに、滅茶苦茶苦労したんですからねっ!」

A「…へ…、へえ…、そうなんだ…、…ていうか、これを食べろ…と?

B「そりゃあもう、目からだろうと頬からだろうと先輩の齧りたいがままに!…あ、な、なんなら唇からでも…キャッ!

A「うん、それじゃあこれは近所の犬の餌にするって事で

B「ああん、このチョコを作るのに一週間も徹夜したのに〜!?…でも、センパイのそんな冷たい所も…、ス・キ☆


2月11日(木)「記事ネタが今日は微妙にダークだなあ」

 最近はまた本格ミステリに飢えて来たといいますか面白い文章に飢えて来たので( ̄ω ̄)、最近新刊のめっきり出なくなった森博嗣氏のエッセイやら小説やらをチコチコと再読しつつ、ああ…光野はやっぱりこの人独自の絶妙にクールな文章が好きなんだなあ、と自らの嗜好を再確認してみたり。

 光野・かつて面白いと思った作品はやはり今読んでも面白いので、これなら敢えて微妙な新刊を黙々と読まなくても、過去作品を再読してた方が確かなセンスが養われるのではないだろうか?…でもそれはそれで後ろ向きのような気もするのだけれど、どちらが前かくらいは自分自身で決めるのだ!・水人です。

 勿論第十話のネーム作業もチビコチビコと進行中。

まあ二十歳を過ぎたら趣味嗜好なんてほとんど変わりませんしね

植物状態でも「意思疎通」=脳の活動で質問に「回答」−英紙

 タイムズ等の英有力各紙によると、植物状態と診断された患者の脳の働きを脳スキャナーで解析した所、意識が有るだけでなく、質問にYes・Noを意味する反応で答える事が出来るというのが明らかになったのだそうで。

 …ええと…、これってつまり、これまで世界中で「脳死」と判断されていた人の何割かが、実は意識があったかもしれない可能性を示唆している訳でして( ̄ω ̄;)、…うわぁ…、現実にあった問題なだけに、ホラーどころじゃない寒気がしてきた(汗)

 事実は小説よりも奇なりとはこの事か。


殺人の時効撤廃=政府、刑訴法改正案提出へ−過去の事件にも適用

 何という時効系ミステリにトドメを刺しかねない改正案!Σ( ̄□ ̄;)


2月10日(水)「風が強いと意外とムチャクチャ飛ぶのが侮り難し」

 本日のコント♪
最近はまず凧揚げ出来る場所の確保が難しそうだなー

 「この周辺は飛行航路につき凧揚げ禁止

A「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

B「A夫くん、そんな所でカンバンなんてじっと見つめて一体どうしちゃったの?ぽんぽん痛いの?

A「いやそんな幼稚園児じゃないんだからB子ちゃん!…このカンバンってさ、要するに飛行機に当たったりしたら危ないから、凧揚げをしちゃいけないって事だよね?」

B「うん、まあそうねー。…なに?もしかしてスゴい丈夫な糸で凧揚げをしたら、飛行機に引っ掛かって空が飛べたりしちゃうかも!?…なーんて思ってないわよねアハハハ

A「えっ!?スゴいB子ちゃん、どうして僕の考えてる事が分かったの?

B「幼稚園児並みの頭脳来ちゃったよコレ!?ていうか、いやダメだから!万が一引っ掛かったとしても、途中で紐がちぎれて凧が壊れちゃったりするだけだから!」

A「という事は逆に言えば、絶対に切れない例えば超化学繊維を使えばお気軽に空中散歩が可能だっていう事だよね!?よーしやるぞう!

B「人の話を聞けぇーっ!


 「〜○×飛行場付近で、小型飛行機が不時着した事故に付きまして、当局では凧が引っ掛かったのが原因であると…

B「…地面に足が付いてるって素晴らしいねえB子ちゃん…

A「…適度に反省したらパフェの一つも奢ってもらうわよA夫くん…


2月9日(火)「型に入れて固めるだけだから簡単そう、というのはやはり素人発言なんでしょうか」

 昨日辺りからやけに暖かくなって、真冬仕様の布団だと汗がダラッダラの湿度ムワッムワの状態で( ̄ω ̄;)そろそろ少しずつでも薄着にしていった方が良いのかなあと思いつつも、いや!まだ二月なのだから何時何処で再び寒波が到来するやら分かりませぬよ?

 光野水人です。


焼きそばやラーメンに見えるが、入浴剤

 株式会社タカラトミーアーツより、インスタントラーメン風の入浴剤「カップニューヨク」シリーズが2月24日から発売予定なのだそうで。

 …ええと…、ガリガリ君とかアポロチョコとか、一見食べ物風に見える入浴剤を間違って食べたりとかの報道が最近あったような気がするのですけど( ̄ω ̄;)どうして新発売の入浴剤はひたすら食べ物風にデザインされてしまうのでしょうか?(汗)

 普通にミニフィギュアとかの入浴剤でも十分アリだと思うんだけどなあ…、人形が溶けたら、中から骨が出てくるとか…(いや、それグロいよ!?)

誤飲とはまた違った苦情が来る気もしますが(待て)

 世間的にはバテレンタインカウントダウン真っ盛りという事で、ウチの妹も何やらチョコを作ったり作らなかったりして妙に殺気立っておりますが(待て)、それはそれとしてバテレンタインを目の前にして散っていった、無残な失敗チョコの怨霊というか恨みとかがメインのホラー物語とかがあっても良いような気がするのですけど( ̄ω ̄)どちらかというと分類的にはギャグになったりするのかなあ(待て)

 まあそれを言い出したら、クリスマスの売れ残りケーキとか節分の売れ残り大豆とかが全部悪霊になって襲い掛かって来かねませんので(汗)ここは華麗にスルーしておくべきなのだろうなあ…。

 江戸時代とかの食べ物が貴重な時代であれば、この辺りで妖怪の一つも絶対に生み出されていると思うのですけど( ̄ω ̄)


2月8日(月)「だからどうして真冬に怪談ネタを(以下略)」

 本日のコント♪

な、何という大魔王級の魔力なの…!?(霊力じゃないの?)

A「オレの名前は現実 見太郎!全く霊感の無い男と言われ続けて十五年…、何としても幽霊を見たいが為に、最凶霊能力者クラブに入部してしまった高校一年生さ!」

B「ほふふふ見太郎くん…、この場所こそが、日本最高の心霊スポットとして名高い某○○トンネルよ!新入部員の貴方でも、ここでなら大魔王サタン様さえ見る事が可能!

C「うおおお…!ビリビリと霊圧を感じるぜぇ…!…へへっ、どうやらこの先にはトンデモなく危険な悪霊どもが、ウヨウヨしているみてぇだな…!」

B「流石にこの場所に一人で入るのは先輩の私たちでも危険だわ!恐山で霊験あらたかなお札を貰ってきておいたから、肌身離さず身につけておいて…」

 バーン!

B「キャアーッ!?…と、突然お札が砕け散ったわ!?な、何というとんでもない霊圧…!

A「え、何自分の指でお札をはじいたりしてるんですか先輩

C「…!し、新入部員…!お、お前の後ろに居るその影は…ま、まさか…!?

 ガクガクガク、ブルブルブル!

A「え、オレの後ろに何か居ますか? 何も居ませんよ…って!頼れる先輩が電動餅つき機並の勢いで震えまくってるー!?

C「ま、まさかこれほどまでの大悪霊だったなんてぇ…!へ、へへっ…!流石のオレ様も降参やでぇ…!

A「ブルブル震えつつブリッジしながら移動してる−!?何コレ憑かれてるの?気持ち悪いよ!?

B「こ、こんな場所に気軽に立ち寄った私たちが愚かだったわ…!…見太郎くん、あ、貴方にはこのうずまく怨霊たちが見えないの…?ウ、ウヒッ…!ウヒヒヒヒヒ…!

A「なんか部長まで明らかにおかしくなってるし!?ていうかオレには何一つ見えやしませんけど!?

B「ヒ、ヒヒ…!カンベンして…!もう二度と、この場所には近づかないからッ…!」

A「そして部長の体も物凄い勢いで震えだしたよ!?え、何?コレって霊力とか幽霊とか何か関係あるの!?」

B「ふ、フフ…!もう手遅れのようね…どうやら私の体は、もう…!

 ズドーン!

A「何か部長が直立したまま三メートルは吹き飛んだー!?悪霊なの!?悪霊の仕業なのかコレー!?


 そうして夜が明けるまで、オレは先輩二人の奇行を見続けていたのだけれど、ついに幽霊そのものには全く出会えなかったというお話じゃて…!(え、何このオチ)


2月7日(日)「日々生産されるアイデアに対して作品に使う消費量とか」

 作品に対するコストパフォーマンスって、作家によって結構違っているなーと思ったりする訳ですよ。

 例えば週間でバンバン作品を描いているが故に、一回一回の内容が異常に薄くて描く側としては高いコストパフォーマンスを保って描いているプロの作家さんも居れば、月間数ページ連載にも関わらず時々原稿を落としたりして(汗)しかし中身はギッチギチに濃い内容の、プロとしてのコストパフォーマンスの低すぎる作品を描く作家さんも居る訳でして。

 まあこの場合のコストパフォーマンスっていうのは、描く内容に対してどれだけページ数が稼げるかみたいな話なんですけれども。

薄いアイデアだと時に不満だし、濃くても時に胸焼けするのだ(待て)

 上記の例はほぼマンガ家さんでしたけれども、例えば小説家の人だったりすると、毎月ペースで一冊の単行本とか書いてしまう物凄いスピードの作家さんも居れば、五年とか十年のレベルで一冊の本に情熱を注ぎ続けてマニアによるマニアの為の本を書いちゃったりする作家さんも居る。

 でも、一ヶ月かけようが十年かけようが読者にとってはどちらも同じ「一冊の本」な訳でして、そういった意味では寡作な作家さんが一体どうやって生活しているんだか物凄く謎だったりする訳ですけれども!(汗)

 何でしょうね〜…、「創作を仕事にして生活する」事をプロ作家の定義だとすれば、作家にとっては出来るだけ薄い内容で出来るだけ多くの作品を作り上げた方が数で見ればお得な訳ですから、そういう方向に行きたいのは分かるのですけどしかしあまりに薄くなりすぎても読者が離れていってしまうのでさじ加減が難しかったりするといいますか。

 逆に、生活を考えてるのか考えてないのか分かりませんけどとにかく短い中に出来る限りのアイデアと情熱を注ぎ込み、「これを一冊この値段で売ってたら明らかに割に合わないだろ!?」みたいな作家さんは、むしろ多少薄めた方がある意味良いといいますか(汗)このまま放っておいたら作品が完結する前に力尽きてしまうんじゃないかと不安に思ってしまうのも、それはそれでプロのあり方としてどうなのかと思わないでもなく( ̄ω ̄;)

 どちらが正しいという訳でも無いんですけどね〜…、方向性としては、小売業と芸術家の違いみたいな物なんでしょうか…。

 でもどちらの方向に行ったとしても、一生その仕事で生活出来る人間が非常に限られている現状を見てみる辺り、そんなに大きな違いでもないのかな、と多少は思わないでもない。

 …個人的には芸術家タイプの作家さんの方が好きですけどね(笑)


 今日はそんな話。


2月6日(土)「日記らしいいわゆる近況的内容」

 先日、うちの母親が「DSのドラクエYですれ違い通信がしたい!すれ違いたい!」と訳の分からないダダをこね始めましたので(待て)、誕生日が近い事もありましたし、仕方が無いので見易い画面のニンテンドウDSiLLとセットでゲームをプレゼントしてみましたら、手元の残金がエラい事になってしまって(汗)オー!こいつはちょいとミステイクだったぜジョニー!HAHAHA!Σ(T□T;)(待て)

 光野水人です。

 ていうかニンテンドウDSiLLの実物を見るのは初めてだったのですけど、画面が通常の二倍くらいの大きさで滅茶苦茶見易いっていうかドットが目に見えて分かりますので(汗)確かにこれなら、小さい画面よりもなかなか目が疲れにくいだろうなあ…( ̄ω ̄)

 でも携帯するにはちょっと重量がありそうであった、マル!

ていうか、これで我が家のDSは三台目になってしまった(汗)

 「都島燈理」第十話のネーム作業は相変わらず地味に進めていまして、新展開に入ったので多少は作業スピードが上がるかな、と予想はしていたのですけど、ところがどっこい細部を考え始めたら何だか雪ダルマ式にアイデアが猛烈に増えてしまって(汗)、嬉しい悲鳴どころか嬉しい断末魔といった感じで( ̄ω ̄;)あれ…?この勢いでアイデア増殖させていたら、光野 作品が完成する前に死ぬんじゃない?(汗)

 適度に取捨選択して物語をディフォルメするのも、時には必要な場合があるのだなあ…(遠い目)

 まあとにもかくにも、この勢いでバリバリと作業を頑張りたいと思います。


復刻堂ヒーローズ缶シリーズに新たな仲間が登場!「復刻堂 ウルトラ大怪獣レモネード」

 ウルトラ大怪獣風にデザインした缶入りの復刻堂 ウルトラ大怪獣レモネードが、ダイドードリンコより2月8日から発売予定なのだそうで。

 ああ…、飲み物にボトルフィギュアとかが付いてるのもそれはそれで良いのですけど、缶自体にイメージイラストというのはヘタにコレクションとか出来る要素が無い分、懐かしさで気軽に購入出来るのが良いですね〜( ̄ω ̄)

 フットワークの軽さにだって、それはそれで価値があるのだ。


2月5日(金)「小人の国の王子さま・セカンドシーズン」

 本日のコント♪

さりげに絵が使い回しだけど気にしてはいけない!(待て)

 バタバタバタバタ…

A「今度は一体何をしでかした小人の国の王子さまことミニミニ人間一号くんー!?

B「おやおや大人間の太郎ではないか、一体何をそんなに慌てているのだね?」

A「どうもこうも、今日学校に行ったら世界レベルで使用されてる画期的プログラムの出所がボクの家で、ボクがその開発者みたいな感じになって取材が押し寄せて来てるんですけどー!?

B「ふむ…、成る程そんな事か。それなら確かに、お前が居ない間にチョチョイとボクなりの新プログラムの提案をして、フリーソフトとして無料レンタルサーバーに置いたりはしてたが」

A「してたがじゃないよ!ああもうあの勢いだとマスコミがこの家にまで押し寄せて来て、小人の存在が明らかになったらボクが第一発見者として世界的有名人に…、あれ?もしかしてとっととマスコミに来て貰った方がお得?

B「はっはっは、さりげに大親友の王子を裏切ろうとはたいした胆力ではないか大人間め はっはっは。…ふむ、しかし私としても大人間たちに存在を大々的に知られてしまうのは得策ではない。…そうだな、思いついたぞ!ちょちょいとプログラムの出所をいじって…


A「今度は一体何をしでかした小人の国の王子さまことミニミニ人間一号くんー!?…隣の家の山田さんが、パソコンに触った事も無いのに例のプログラムの開発者として特許を取ったりしてるんですけど!?

B「ふっふっふ、この前ちょちょいと出所をいじって、隣の山田さんが開発者であるかのように偽装をしてやったからな!…それに、お前も先日のマスコミには迷惑していたではないか。これで晴れて平穏な日々が手に入るというものであろう?」

A「いや、確かにそうなんだけどもー!何だか釈然としないなー!納得行かないなー!?


2月4日(木)「一歩間違えたらホラーだけど、間違えなくてもホラーな気がしてきた」

 本日のコント♪

 ピンポーン

今も…私の肩にあの子の重みがッ…!(怖!?)

A「こんにちわ〜、私たち、隣の家に引っ越してきた夫婦なんですけれども〜」

B「はっはっは、いやはっはっは。何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、何とぞ宜しくお願いしますよ、はっはっは

C「あらあら、これはご丁寧に〜。…ホラ、太郎くんも挨拶しなさい

D「おばさんたちコンニチワ!ボク、小学四年生の太郎くんです!

A「…!こ、子供…!?ガクガク…あ、あんな事さえ無ければ、私たちの息子も今頃…!キアーッ!!

C「い、一体どうなされたんですか隣の奥様っ!?

B「い、いかん…!妻は以前に息子を失ってしまったショックで、生きていれば同年代くらいの子供を見るとトランス状態に陥ってしまうのだ!

A「ハアハア…!…さあ、太郎くん…!チョコビスケットをあげるからウチの子におなり…!

C「何か物凄い顔つきでさらりととんでもない事を言ってるー!?…た、太郎!早くお家の中に入りなさいッ…!

B「はっはっは、いやはっはっは。どうもスミませんねウチの家内が。…ところでチョコビスケットに、更に歯ブラシとゴム紐をお付けしてもダメですかな?

C「そんな福引きのおまけみたいな追加で我が子を差し出せる訳ないでしょうがこん畜生ー!?


2月3日(水)「魔を滅するという字を当てて豆で鬼を追い払うという豆知識(節分だけに)」

 という訳で本日は2月3日のいわゆる節分な訳ですけれども、この年になると鬼を追い払うのに大豆をばらまくなんてそんな子供みたいな真似はハッハッハ大人ならより広範囲に威力のある豆乳撒きに決まってるだろうがッ…!Σ(*□*)(待て)

 どこかのおもちゃメーカーがとち狂って、1分間に200発の大豆をばら撒くモデルガンとか開発したりしないかなあ…(遠い目)

 光野水人です。

やはり鬼は大豆アレルギーという事で宜しいですか(待て)

紙で何でも作る会社

 紙で出来たペーパーナイフやキャリーバッグ、更衣室、担架等といった紙製品を製作している安達紙器工業株式会社の紹介記事。

 紙でも作り方によっては十分な強度が持てる事はそれなりに分かっていましたが、まさか紙のペーパーナイフで紙が切れるとはちょっと予想していなかったなあ…Σ( ̄□ ̄;)

 身近な素材の意外な利用法に、思わず目からウロコやでぇ…!(待て)


2月2日(火)「ネットの向こう側にはきっと色んな人が(以下略)」

 本日のコント♪

小人の国の王子様は、その大きさの通りにちょっと頭が足りないのだ!(待て)

A「う〜む…、これは困ってしまったぞどうしようか」

B「んん?一体何をそんなに悩んでるんだい遥か魔法の世界からやってきた小人の国の王子さまことミニミニ人間一号くん

A「むむう…、実はだな、話せば長い事ながらお前のパソコンで勝手にチャット通信してたらオフ会で会おうという話になって

B「いや滅茶苦茶短い中にあらゆる内容が詰まってるよ!?ていうかどうもおかしいと思ってたら人のパソコンを勝手に使ってたのはお前かああー!…ていうか一体どうやってその小ささでキーボードを

A「うははは柔軟体操の要領で、体全体を使ったブラインドタッチなどお茶の子さいさい!そ〜れ入力開始!

 タタタタタタッ!

B「は、早ええぇーーっ!ていうか動きがタコ踊りみたいで相当気持ち悪いよソレ!?

A「はっはっは別に画面の向こう側から人に見られている訳でもなし!…あいたた背中の筋肉がつった…

B「…世間一般のブラインドタッチは、入力だけで背中がつったりはしないと思うなあ…、って、いやそれよりも!小人の分際でどうやって巨大人間とオフ会なんてするつもりなのさ!?

A「むう…、やはりそこが問題なのだよなあ。…一応写真は、背景にリカちゃんハウスやら何やらを用意して、見事に縮尺を狂わせたカンジのを相手に送りつけてはいるのだが」

B「写真的にはウソでも何でもないのが更にややこしい問題だなあ…、ていうか相手は一体どんな人なのさ?真っ昼間っからチャットをしているというなら、おそらくはヒマな主婦かニートかご高齢のお年寄りとか」

A「うむ、相手側の写真はこれだ!何やら某国に住んでいる、若い姫君という話でな…?」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

B「いや、コレ相手も思い切り背景がレゴブロックのお城じゃん!ていうか完全にコレ小人じゃん!小人同士のオフ会で、実は何の問題も無いじゃん!」

A「おおっ…、それは気付かなかったぞ!成る程相手も小人であれば、別段大きさを気にせずオフ会に出席出来ようというもの。…残る問題は会費の百万円くらいなのだが…」

B「え、大きさ以前に会費が百万円って めっちゃ騙されてないですかソレ


2月1日(月)「ていうか言われなきゃ絶対気付かないぞコレ(汗)」
日記一日分にトップ絵一枚ほどの容量をかけてしまうというムダな事実( ̄ω ̄;)


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