●2006年5月●
本日の一言●食パンを削ればパン粉、お米をすり潰せば上新粉という当たり前の発想がなかなか出てこない

5月31日(水)「コード付きマウスが既に古い時代になってきましたか」

確かに手の平を地面と平行にし続けるのってちと辛いかも

この間TVを見ていたら、縦型マウスだとか電話型マウスだとか視線を読み取って動かすカメラ型マウスだとか色々次世代(?)マウスの特集をやっていて、実際役に立つのかどうかはともかくこういったチャンレジブルな精神には素直に頭が下がります。

光野水人です。

マウスを動かす頻度だとかキーを叩く頻度だとかで「仕事の忙しさを計る」システムに関してもちょろっと紹介してましたけど、うんこれは実用化されたら何か微妙にイヤな感じだ(笑)


脳活動だけでロボットを操作する技術を開発。

考えるだけで物を操作出来るというのは限りなく未来的且つ理想的技術なだけに、これはちょっと凄い気がする(まだまだ発展途上だけど)


俳優の岡田眞澄さん死去。

うわああ珍しく光野が知ってる数少ない俳優さんの一人が。

ご冥福をお祈り致します…。


本日の一言●シングルCDのボーカル無しバージョンで実際に歌っている人はどれだけ居るのだろう

5月30日(火)「やっぱり手がどんどん遅くなってるような気がする」

相変わらずとろとろと「都島燈理」第九話の作業を進めたりなんかしております。

光野水人です。


なんだかんだで日記で「第九話の作業を開始しました!」と書いてから結構な時間が経ってしまって、お待たせしてしまっている方には本当にお待たせてしまって非常に申し訳ない感じなのですが、…すみません、どうも今しばらく時間がかかってしまいそうな予感です(汗)

今月分のトップ絵の更新が結果的に遅れてしまったので、この際来月分のトップ絵も多少遅らせてその分をマンガ作業に費やそうかとは考えたりしているのですけど、う〜ん…、どうにもペースがつかみ辛い進行状況になっていますので、果たしてどういう結果になります事やら。

とにかくまだ先の予定が見えないような状況だったりするのですけど、そう言ってる間に黙々と進めておいた方が良さそうなのでそうする。


バイキルトか何かを使えたら自分に向けて唱えたいような、そんな状況。

しまったバイキルトじゃなくてピオリムだった!

和歌山の天気は相変わらず湿度が高くて、このまま一気に梅雨に突入したりするのかなあ。


本日の一言●具体的に言うと、お風呂屋で「どうしてあのおっちゃんは背中に綺麗な竜の絵を描いてるの!?」と大声で叫んだりとかね(二日前の本日の一言の続き)

5月29日(月)「真に滅亡した時、既にその概念を持っている者はいないはず」

なんだかあちこちのサイトさんで「五月二十五日に地球は滅亡しなかった!」とか何とか書かれていたのでちょっと気になって調べてみたら、その日に彗星の破片が落ちるかもしれないというウワサだか何だかがあったようで、成る程その日に地球が滅亡しているとすればここに居る光野はひょっとして既に幽霊だったりしたらどうしよう。

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とりあえず脈は正常にあります(待て)

光野水人です。

きっと知らないところで地球救出チームの大活躍とかあったに違いないよ

地球滅亡のシナリオと言えば、隕石落下だとか温暖化で人類滅亡だとか食糧難だとかでっかい津波だとか大きな大洪水だとかハレー彗星が地球の空気を持ってっちゃったりとかレベル4の凶悪ウイルス蔓延で人類死滅だとか謎の放射線だとか宇宙人が攻めてくるとか宇宙の深遠からクトゥルーの邪神が攻めてくるとか分裂する栗饅頭に埋もれるとか色々有りますが(待て)一方で人類が繁栄するシナリオというのは科学が発達して宇宙に進出だとかのありきたりなパターンしか無いのは、何だこれは!不公平か!?(何がだ)

しかしこの場合の地球滅亡だとか人類滅亡だとかは、基本的に人間の事しか考えていないのが微妙にアイタタな感じは多少しないでもないですけどね〜。

人間以外が生き残ったり、あるいは全て死滅したとしてもまた生命が誕生さえしてくれれば、あるいは地球がきちんとマグマ活動さえしていてくれれば、この星が完全に死滅したなどとは間違っても言えない筈です。


人類だけが滅亡して他の全ての生物が生き残るのと、他の生物全てが死滅して人類だけが生き残り続けるのとでは、どちらがより地球の滅亡なのかという話なのですけど。


本日の一言●白黒パンダだけが登場するマンガをフルカラーだと主張したっていいじゃないか

5月28日(日)「なんかSF世界に迷い込んだかのような館内でしたよ」

最近近所とは言えない程度のちょっと遠い距離の所に新しく映画館が出来たそうなので、一昨日の話ですがちょろりと映画などを見に行ってきました。

光野水人です。

わたしゃ一体いつの時代の人間なんだ

見た映画は「ダヴィンチ・コード」でしたが内容は普通だったのでそれは置いといて(待て)、和歌山という田舎都市には似つかわしくない程の高い天井とか近代的設備とか、注文したファーストフードをトレイに入れて持って入って、座席の横に突きさして見ながら食べられたりとか何だかサービス満点で、うん何だかとんでもなくイナカモノっぽい発言をしてるような気がしてきましたが実際そうなんだから仕方が無い。

他にも同建物内に滅茶苦茶広い本屋とかスーパーとか色々あって、そんなこんなで珍しく久々に映画鑑賞など楽しませて頂きました。

もうちょっと日程が遅かったら「トリック劇場版2」が見れたのに、というかむしろそちらが見たかったですけどそれはまたの機会という事で。


ああ、そういえば「トリック2」の立てカンバンが既に館内に設置されていたのですけど、矢部刑事の頭の所だけ何故か別パーツになっていて、しかも何度も剥がされた跡があったのには何かもう涙がやるせません。


本日の一言●子供の頃には、今考えると絶対やらないような恐ろしい事も平気でやってたような気がする

5月27日(土)「毛先が球とかギザギザカットとか本当に効果があるのだろうか」

本日のコント♪

A「えー、TVCMで新型ハブラシの街頭お試しキャンペーンをやっておりますー♪是非お試し下さいー!

B「へえ、そんなに綺麗に歯が磨ける歯ブラシがあるのか。試してみようかな」

A「えー、新型歯ブラシ犠牲者第三号の方が只今名乗りを上げましたー!新型ワイヤー歯ブラシ『血みどろ君』スタンバイ!

B「ちょっと待てー!犠牲者とか血みどろとかって何の話!?あとワイヤーで歯なんか磨いたら口の中滅茶苦茶になっちゃうよ!そりゃもうスプラッタだよ!」

A「大丈夫ですよー!歯磨き粉をダラダラ口から垂らしながら歯を磨くようなマナー違反の犬畜生でなければ、血とかヤバい物は画面の方には映りませんから!

B「それ全然大丈夫な保障になってないよ!ていうか今オレの人間性とかサラリと否定されたような気がするよ!口から歯磨き粉垂らしたらマズいの!?ねえ、マズいの!?

A「…口からハミ出しさえしなけりゃ、あとはCG合成で綺麗な歯を口の中にハメコミ合成するだけで済むんだよ…!

B「いやそんなの知らないよ!あと画面の見えない所でチッとか舌打ちするのも止めとこうよ仮にも女子アナなんだから!

A「ああもう!それで歯を磨くんですか磨かないんですかそこん所ハッキリして下さい!

B「…いや…、そりゃ…、…磨かないけどさ

A「じゃあそれはそれで映像撮らせて下さいよ。『磨かなかった人の末路』の映像も必要ですから

B「どのみち撮るんかい

まず口の中に入るかどうかが疑問


本日の一言●出そうで出ないクシャミを何とか出来るウラワザはありませんか

5月26日(金)「なんだかネタばれスレスレを低空飛行してる気がする」

ニュー・スーパーマリオブラザーズの序盤のボスで、マリオの伝統に従って最後に溶岩に落ちるボスキャラがいるのですけど、普通に沈んでいくんじゃなくてちょっとずつドロドロ溶けていく描写なのが何だか微妙にトラウマチック。

光野水人です。


そういえばトラウマ描写で思い出したのですけど、PS2でリメイクされたドラゴンクエストXのとあるシーンで、あるキャラがモンスターにやられるイベントがあるのですけど、FC版だとドット絵の小さなキャラだったので何とも思わなかったようなシーンが、ポリゴンで少しだけリアルに再現されてしまうとなんかもう微妙にトラウマになっちゃいそうなシーンに仕上がっていてムムウこれは子供の教育上微妙に宜しくないのではないですか?

マリオのそれにせよドラクエのそれにせよ、元々はFC性能の限界ゆえにチープな描写にならざるを得なかった訳なのですけど、こうしてちょっとだけリアルな物を眺めてしまうと、そのチープさがかえってキツい表現を柔らかく見せる効果を生み出していたのだという事に今更ながら気付かされます。

それが可能だからといって、表現をよりキツく、よりリアルにする事が必ずしも良いことだとは限らないという訳です。

攻略本とかのクレイワークを見ていたら滅茶苦茶作りたくなるじゃないですか!(自分で作ったのはヘタでしたけど)

昨日はGBA「MOTHER3」もちょろりとプレイしてみまして、こちらはこちらで序盤からちょっとキツい展開が待ち受けていたりするのですが、しかしその内容の割には比較的受け止めやすくなっていて、それはやはりSFCレベルのドット絵描写の柔らかさと、あと意図的に絵的な情報を伏せている卓越したセンスによるものだと思われる訳です。

もし同じシーンをFFばりのリアルで生々しく見せる描写で行ったならば、まず間違いなく子供の一生もののトラウマになる事は請け合い。


つまり、その辺りをどう見せたいかという作り手側の意思によって、リアル描写、あるいはディフォルメ描写のどちらよりになるかという匙加減が決まってくるのではないかと個人的には思ったりなんかする訳ですが。


本日の一言●カレーを寝かせるための枕を販売するというインチキ商法

5月25日(木)「ついでにマザー3も買ってきてしまったという体たらく」

という訳でDS「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」なのです!

豆マリオとか巨大マリオとかこうらマリオだけじゃなくて、もっとメインを張れる変身があれば、よりアピール出来たのにとだけちょっと思う(3で言うしっぽマリオみたいな)

最近日記は一日前に書くようにしているので、本当は何故か昨日手に入れちゃってる訳ですが(待て)基本操作は十字キー+ABボタンという実にシンプルな操作感が懐かしく、最初はポリゴンによる3Dキャラと動きに多少とまどうものの、慣れていくに従ってあああこれはまさしくFC「スーパーマリオブラザーズ1・2・3」、SFC「スーパーマリオワールド」に続く新たなる2Dマリオ世界なのでありますよ!?

Bダッシュで走るマリオとかその勢いでしゃがみ滑りをして狭い通路をすりぬけていくマリオとかファイアボールがしっかり二発しか出ない所とかゴールでポールにまたがる所とかがまさしくFC「スーパーマリオブラザーズ」からの系譜で、坂で滑ると敵がポコポコ倒れていく所とかキノピオによるボーナスステージとかが見事にFC「スーパーマリオブラザーズ3」からの流れで、砦や城のギミックやステージ構成とか隠しステージを探してコイン集めに奔走する所とかが懐かしのSFC「スーパーマリオワールド」から地続きとなっている訳なんでございますよ奥様!(奥様?)

キャラクタが3Dポリゴンで作られているのでもっとポリポリした感じのゲームになるかと思っていたのですが、どっこいこいつは3Dの良さと2Dの良さとを盛り合わせた、ヨッシーストーリーで言えばまさしく新たなる2.5D世界の誕生という訳ですぜダンナ?(ダンナ?)

一言で言えば、これは間違いなく2D「マリオ」の続編であるという絶対的な安心感以外に、光野このゲームを語る術を知りません(その割には上で物凄い勢いで語りまくっているけどな!)


あ、畜生ちょっと触るだけのつもりが思った以上に長時間プレイしてる辺りが見事にさすがと言わざるを得まい!(もう何が何だか)


・・・あ、マンガも描きます、ハイ(汗)


本日の一言●知っている事で見える世界と、知らない事で見える世界とがある

5月24日(水)「同時に複数のソフトを立ち上げてるPCさんの気持ちがよく分かる」

相変わらず和歌山は時々地震で揺れたりしつつ基本的には湿度の高い日常であるもの、気温の違いによって物凄く蒸れたり物凄く冷えたりするのが今年の流行モードなのでございますよ?

うん、そんな流行は要らないから。

光野水人です。


最近は物凄い微妙に体調が悪くて軽い偏頭痛みたいな感じなのですけど、その違和感の回復に脳内メモリが回っているせいか日常の仕事にイマイチ本領が発揮できないというかまあいつもの事なんですけど、さてマンガでも描こうかねと脳内をマンガモードに切り替えますとメモリ不足のせいか脳が辛くなってたちまちフリーズする事がしばし。

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休養する以外にメモリ不足を解消する方法があったら教えてベンジャミン!(待て)


そんな訳で、休み休みしつつも進めています。

まあ普段からメモリが足らないような日常なんですが

ああ、そういえば明日はDSニュー・スーパーマリオブラザーズの発売日なのでありました。

予約とか全くしてないですけどマリオだけに何となく普通に買えそうな気がしつつもやはり駄目な気もしてきてしまって畜生やっぱり予約しといたら良かったんなのら!(なのら?)

まあ特に急いでプレイする必要もありませんのでのんびり手に入れる方向で良いんですけど、いやいやそんな事を言ってたらあの日のゲーム魂はいつの間にやら失われてしまうものですぜ、ダンナ?(ダンナ?)


果たして、明日はソフトが大幅に余りまくっているか大幅に足りないかのどちらでしょうか。


本日の一言●湿度百%が水中だと思ってたら大間違いだ

5月23日(火)「あきらかに後書きとかでない反省会」

蛇足だとは思いますが可動式の間仕切り壁ってこういうの

随分長い事小説らしき物ばかり書き続けてきたような気がしますが、ようやく通常の秋色日記に戻ってきました。

光野水人です。

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つ、疲れたー!(汗)


何となく日記のテコ入れになるかなーと思って始めてみた突発連載小説ではあるのですが、何ていうか続き物をバラで掲載しつつ、時には日記だったり時には小説だったりするのは思った以上にややこしいですね!(汗)

書いてる本人でさえ何かもう最初から読むのめんどい微妙な感じかなと思いつつ続けてきて、解決(?)パートはさすがに連続更新で行かせて頂きましたけれども、それはそれで長すぎたような気がしないでもない。

あと、推理ものだと何だか中途半端に緊張感が走って、全然日記を書いてる気分になれなかったというのも実に微妙な所ですね。

何だこの妙なプレッシャーに追われている感。


とりあえず、書いて良かったんだか悪かったんだか非常に判断に苦しむ所ではありますが、余裕の有る時でないと光野に非常に負担のかかるスタイルだという事だけはよく分かりました( ̄ω ̄;)

う〜ん、反省。


「都島燈理」第九話の作成作業は、相変わらずのたくたと進行中。

ここ最近暑かったり寒かったりで体調が安定しないせいか、今ひとつ作画ペースも安定していない気がしますがとりあえず頑張る。


本日の一言●ドッグフードでなくキャットフードを食べていれば、犬もネコと同じくらいのジャンプ力を手に入れたりするのだろうか

5月22日(月)「突発連載小説『お嬢様は華麗に推理する』第七回(完結)」

なんかもういつまで続くのかという気がしてきましたが、とにもかくにも今回で突発連載小説・完結です。

前回分は5月21日(日)つまり昨日の日記に掲載のこと。


その後の事件の顛末について、私の知る限りを述べておく事にする。

犯人である白井由里嬢は結果的に自首した形となり、当然のように取調べが行われる事になった。
そこにまたしても横槍を入れてきたのが、我らが柿乃谷 鳴華嬢である。
曰く。
「話を聞く限りでは、明らかにこれは正当防衛なのですわ!もし、ほんの僅かでも不当なる取調べ、且つ不相応な罪を課せられるような事態に陥るような事がありましたら…、柿乃谷財閥を敵に回す事になるとお考え下さい!」
その言葉に効果があっての事かどうかは知らないが。
事件としてはセンセーショナルな物であったにも関わらず、マスコミによる事件の取り上げは非常に慎ましやかな物となり、結果、私たち…、そして何より、白井嬢の家庭周辺でこれといったゴタゴタが見られなかったのは、これは鳴華の行動の結果による物と判断して良いだろう。

「…過程はともかくとして私は完全敗北した訳ですから、相手に対してこの程度の敬意を表する事は、当然ですわ!」
柿乃谷 鳴華嬢は顔を赤くし、目を背けたまま悔しそうにそう語るのである。
…まあ鳴華の行動の意味に関して、私が深く考えるのも悔しいのであまり多くは語らないが。
良くも悪くも自分が思ったままの行動を素直に取れる所が、鳴華の最大の短所であり、長所であるに違いない。

つまり、私が未だに柿乃谷 鳴華の良き友人で居られるのは、そういう理由なのである。


「ああ、どこかで超絶不可能連続密室盗難事件でも起こらない物かしら!」
昼休みの真っ只中、鳴華は相変わらずそんな風に叫ぶ訳だ。
「ねえ、この際マコミでもいいですから、パーッとクラス全員のカバン盗難事件でも起こしてみません?暇つぶしに。あ、今度は大丈夫ですわよ?物質的に代えの効く物でありましたら、我が柿乃谷財閥の名において、この世に手に入らない物などありませんから!これなら、今度こそ誰一人不幸な人は存在しない…、いえ、むしろ全員を幸福の渦に巻き込んでくれようなのですわ!」
どんな窃盗事件だ。
あと、それから。

「…前から言ってる事だけどさ、その『マコミ』っていうの止めてくれないかな…、私にはちゃんと、『古間 小美夫』っていう立派な名前があるんだから」
「…あら!でも、『マコミ』さんとお呼びした方が、まるで女の子みたいで可愛らしいじゃありませんか!見た目だって、学生服よりは、むしろセーラー服の方がお似合いになると思いますわよ?…いえ、むしろそういった部分をメイントリックに利用して、華麗なる連続盗難事件などを起こして頂けると、私にとっては非常に有り難い事態に…」
柿乃谷 鳴華は、相変わらず私を置いて暴走していく。

そんな鳴華の顔を見つめた後、私は窓の外を流れる雲を眺めて。

いつもの通り、盛大なため息をつく訳である。


(-お嬢様は華麗に推理する- Signorina is reasoned in magnificence.)

-FIN-


本日の一言●誰かが熱過ぎる時ほど、外側に居る人間は冷静になれる物である

5月21日(日)「突発連載小説『お嬢様は華麗に推理する』第六回」

昨日の「BLOOD+」の展開久々に脳から血が引きました。

光野水人です。

うわあああ。


という訳で、ようやく事件が終わります連載小説第六回。

前回分は5月20日(土)ていうかだから昨日の日記に掲載のこと。


「…最初は、他校の友人に、彼との間を仲裁して貰うつもりだったんです…」
白井由里は、ぽつりぽつりと事件の発端を話し始める。

「けれども、友人が来る前に彼と揉めてしまって…、口論になっている内に気付いたら、あんな事に…!」
「…ちょっと待って下さい。それでは、貴方のご友人が死体を見つけていなければおかしいのでは?」
確かにそうである。
かの友人氏は、確かに「死体は情報処理室には存在していなかった」と、証言をしているのだから。

「…友人が来る時間は分かってましたから、とにかくその場を誤魔化すことを考えました。…それで、情報処理室にある可動式の間仕切り…、二つのクラスが同時に授業に教室を使えるよう、仕切る為の板があるんですけど、あれを使って部屋を二つに分断し、死体の無い側の方の教室を、友人には案内したんです」
情報処理教室はこの学校には一つしかないため、どうしても時間的に、授業がかぶってしまうクラスというのが出てきてしまう。
その為に存在する、可動式の間仕切り。
カルチャースクールなどでよくある、教室を分断する板を想像して頂ければ良いだろうか。
「…友人の学校にはコンピュータ教室は無くて…、だから、半分に仕切った教室でも「ここが情報処理室だよ」と私が言えば、信用してくれました。そうして、友人を一旦部屋から追い出した後に、間仕切り板を元の位置に戻して…、それから、教室に再び鍵をかけたんです」
成る程。
トリックとしては非常に危うい形では有るが、とっさの機転にしては大したものである。

「…それでも、いつかはきっとばれてしまうんじゃないかって…、この数日は、本当に怖かった…!」
それは、当然ながらそうだろう。
自分がいつ犯人として告発されるか分からない状況と言うのは、確かに予想以上に嫌なものだ。
その上、自分以外の他人が犯人として捕まってしまうのではたまらないだろう。
鳴華はどうか分からないが。

「…そんな訳で、お騒がせしました…」

かくして、白井由里嬢が両手を突き出してまさに手錠にかからんとするその時…!

「ちょおっと待ったあー!!」
余計な横槍が、入るのである。
「ちょっとお待ちなさいな、そこの白井ナントカさん!?…貴方には確かに犯行の動機も、トリックも、全て実行可能だったかもしれません…けれども!あなたが犯人だと言うのなら、証拠をお見せになって頂けませんか!?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう来たか。

「…しょ…、証拠…ですか!?」
「そう!証拠ですわ!大体、自分が「犯人だ!」と名乗っただけで、密室殺人事件の犯人の座を手に入れられると思ったら、大間違いのコンコンチキなのですわ!それなら、見知らぬオッサンを適当に買収して「犯人だ!」と名乗らせるだけで、楽して名探偵になれてしまうではないですか!…そんなズルは、この柿乃谷 鳴華が決して認めは致しません!」
ズルをした所の張本人は、いけしゃあしゃあとそんな事を言う。

「しょ…証拠と言われても…!」
「ほーら!証拠が無いんじゃあお話にも何にもなりはしませんわね!貴方が犯人だと言うのなら…!確たる証拠を私たちの前に突きつけてみせて下さいな!」
「…くっ…!」
何だかおかしな事になってきた。
ていうか探偵と犯人の立場が逆だろ、普通。

「証拠が無いと言うのなら、犯人は山田源五郎氏で決まりですわ!」

だが、さすがにそうは問屋が卸さなかったようだった。
「…あ…!そういえば、あの犯行に使ったナイフは、丁度刃先の所が一箇所サビついています…!死体に刺さっていた時には、そんな所まで確認しようが無いはずですから、それを確かめて頂ければ、あのナイフの持ち主は私という事になるのでは!?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!そ、そんな…!」

名探偵である所の柿乃谷 鳴華は、ガックリと床に手を付いてうなだれる、
犯人である所の白井由里嬢は、鳴華のそんな姿を見てようやくホッとした表情を見せる。

何かが決定的に間違っているような気がしないでもないが。

…かくして、我が青葉学園で起こった殺人事件はその終わりを告げたのである。

(TO BE CONTINUED・・・)
(エピローグに続くかもしれない)


本日の一言●占い師の持ってる水晶球が実は巨大なアメ玉だったらどうしよう

5月20日(土)「突発連載小説『お嬢様は華麗に推理する』第五回」

昨日はいきなり滅茶苦茶に蒸し暑くなって梅雨に入ったのかといったウワサを聞きつつ、今日の朝には鍋に入れてあった昨晩のご飯のおかずが物凄い速度で腐臭を発していたり、和歌山では相変わらず微妙な地震が続いて不安を煽っていたり、それはそれとして加藤元浩「C.M.B.」第二巻で久々に本格ミステリの妙味を味わせて貰ったりといった日記らしい事もとりあえず申し訳程度に書いておきます。

光野水人です。


という訳で、ラスト近いので一気に畳み掛けます連載小説第五回。

前回分は5月19日(金)ていうか昨日の日記に掲載のこと。


「…これは、一体何の冗談なのかね?」
偉い方の刑事さんが、顔に青スジを立てながら鳴華にそう語り始める。
当然である。
「…冗談とは、一体どういう冗談でありますの?」
鳴華は鳴華で、全く引こうとかは考えていない様子である。
「…このどうしようもない茶番の事に決まっているだろう!どうしてこの事件の犯人が、そんなどこの馬のホネとも知れぬオッサンだと言えるんだ!証拠はあるのか、証拠は!?」
「…勿論証拠ならありますわ!証言者なら後で幾らでもお呼び致しますし、何よりこうやって本人が認めているではありませんか!」
明らかに金で買った証言だけどな。

「そうだ!確かにオラがやっただ!あの生徒が憎くて憎くてどうしようもなかっただよ!あと、あの日はぬか漬けがしょっぱすぎたのがいけなかっただよ!」
どんな動機だ。
「それに、ナイフにはオラの指紋がべったりとくっついている筈だ!鑑識で調べて貰えばハッキリするだよ!」
「何ぃ!?あのナイフからは、指紋なんて全く検出されなかったぞ!そうだったな!キミ!?」
偉い刑事さんは、部下の人にそう語りかける。
「…せ、せやったかなあ…。ワイ、よう覚えてまへんわ…。そう言われてみれば、指紋がベッタリと付いていたような、付いていなかったような…??」

刑事さん、あんたもか。
「な…、な…、何言ってんだキミはぁぁー!?」
偉い方の刑事さんも、さすがにこれには動揺を隠す事は出来なかったようだ。
当たり前である。

「…さて!事件も解決したようですし、これで一件落着ですわね!さあ、あとは貴方が犯人に手錠をかければ済む話です、刑事さん!」
柿乃谷 鳴華は、元気はつらつとした笑顔でそう答えるのである。
「な…何だと…!み、認めん!認めんぞぉー!!こ、こんな無茶苦茶な…!」
「真実とは、いつだって驚愕且つ信じられない出来事だったりするものですわ!ご安心くださいな、田中さんには出所後莫大なる報酬をお約束していらっしゃいますし、ご家族の方のご了承も得ています。おまけに警察内部の方でも彼を犯人とする証拠が、それはもう山ほど湧いて出てくる筈ですわ!不自然な程に!あと、貴方はこの事件を解決した手柄で二階級特進なさる予定ですから、それはもう!ええ、誰一人として不幸な人は出ないのですのよ?」
思い切りネタバレしている鳴華なのである。
「そ…そんな…、あ…アハ…ハハハハハ!」
「し、しっかりして下さい警部はんー!!」
刑事さんはいよいよ向こうの世界に行ってしまったようである。

まあ…でも。
確かに、不幸な人は出ないのだし。
事件も解決するしで、めでたいと言えば、あるいはめでたい解決方法なのかもしれない。
けれども。
その解決方法では、絶対に納得できない人物というのが一人だけ居たのだ。
たった、一人だけ。

「…止めて下さい!もう…こんな馬鹿騒ぎは!!」
張り上げられた大声に、一瞬室内は静まり返り、皆の視点が一箇所に集まる。
確かに馬鹿騒ぎとしか言いようが無い。
「…こんな…、こんな事になるのなら、喋ります!白状しますから…!」

そう言ったのは、私たちがやって来る一つ前に、他校の友人と共にこの情報処理室を訪れた…。

「…私が、犯人です」

その生徒、白井由里は肩を震わせながら、その言葉を告げたのである。

(TO BE CONTINUED・・・)
(さらに明日に続きます!)


本日の一言●服屋の店員さんが止まってたら時々マネキン人形と間違えませんか

5月19日(金)「突発連載小説『お嬢様は華麗に推理する』第四回」

軌道修正があった為に当初の予定と違って微妙にイヤな方向に話が流れていってますけどサラリと流して頂けるとありがたい。

前回分は5月13日(土)の日記に掲載。


「皆様、お集まり頂き真にありがとうございます!」
情報処理室の中央に陣取った柿乃谷 鳴華は、高らかにそう語るのである。
何故か教室内には赤絨毯が敷かれ、スポットライトが当てられ、背後からファンファーレまで聞こえてくるような気がするが、多分、気のせいだ。
…気のせいであって欲しい。
一緒に居る刑事さん二人の顔が引きつっているけど。
…この場に集められた容疑者の生徒さん達の顔も引きつっているけど!

その場に居るメンバーは、全部で七人。
私と、柿乃谷 鳴華。
事件当時、私たちより前と、それより更に前に情報処理室に入った青葉学園の生徒が二人。
事件を担当する刑事さんと、その部下の人。
そして…。

何故か、全然関係ない筈の用務員のおじさんも、そこには居た。

「…事件は、この情報処理室で起こりました。私たちの前に二組の生徒がこの部屋に入室し、しかし、その時死体は発見されずに、三番目に入室した私たちが発見する事態となった…。これは実に不可解です。ていうか密室です。そして密室ならば、解かねばならないのが人の常!」
どんな常だ。
ていうか、他の人たちはもう突っ込む気力も無くなっているように見受けられる。
ある意味、正しい判断だとは言えるが。

「…現場が密室であったのならば、当然、私とマコミが犯人として疑われます。しかし!私たちは犯人ではありません。なぜならば、我々は…!名探偵と、そのバカなおっちょこちょいの助手であるから!」
何か聞き捨てならない事をさらりと言われた気がする。
「犯人は、当然私たちが部屋に入る前に犯行を行いました。しかし、私たちの前に情報処理室に入った生徒は、死体を全く目撃していない。…ならば話は簡単、犯人は私たちが入る前に、痕跡を残さずに情報処理室に侵入し、そして立ち去った!それしか考えられません!」
畳み込むように、鳴華が語っていく。
「…つまり、犯人は!この程度の電子錠など訳も無く開け閉め出来るほどの技術を持った人間…、つまり、この学園に来る前には実はCIAに所属していたという驚愕の過去を持ち、犯行の時間帯にアリバイの無かった人物…!」
鳴華は、ゆっくりと人差し指を上げると、一人の人物を指し示した。

「用務員の田中源五郎!貴方がこの事件の真犯人です!」

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教室内の時間が、停止した。

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「こりゃマイッタ!」

用務員改め田中源五郎氏は、ヒャアとひっくり返ってうなだれる。

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観念した田中源五郎氏は、少しづつ過去の動機を語り始めるのである。

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周囲に、明らかなる沈黙の時が訪れた。

田中源五郎氏は己の罪を語っているが、明らかにとってつけたというか、十年前の復讐だとかのどこかで聞いた様な内容で、しかも語りが拙い上に、たどたどしい事この上ない。

おまけにセリフが棒読みである。

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おっさんおっさん。
懐から、鳴華に貰ったと思われる札束が思い切りハミ出ているから。

あと、役者が大根にも程があるから。

(TO BE CONTINUED・・・)
(明日に続きます!)


本日の一言●隕石をどんどん落下させて地球上の質量を増やせば、地球がもっと広くなるのではないかという理屈

5月18日(木)「とかやってる内にきっと暑くなるに違いないのだ」

最近明け方にはごっつい丸まって眠ってた訳で

あまりに雨降りが続いて気温が低くなっているせいか、最近薄い布団では明らかに寒すぎるというか寝ている間に体調が悪くなっている事さえしばしばなので、冬用の布団をまた引っ張り出してきてこれで寒さに震える夜も安心だZE!

うん、今何月?

光野水人です。


星の材料からアミノ酸のもと

生物の素となりそうな物質を、星の材料に近い混合物から作り出す事に成功したそうで、うーんこれは取り上げ方は地味ですが、もしかして物凄い発見だったりするんじゃないだろうか。


松下電器がスケルトン冷蔵庫

駅前のキオスクなんかに置いてある透明フリーザーとの違いが分からない。


ストラディバリウス、3億9000万円で落札

ミステリではよく扱われる素材なのだけれど、そういえば写真とか見るのはこれが初めてのような気がする。

その内に、バイオリンの近くで殺人事件が起こったり、「こんなバイオリンは無価値だ!」といって叩き壊したりする事件が起きる訳ですね?(待て)


本日の一言●「大変だ!裏山で事故が起こってロープウェイが宙吊りになった!」「ロープウェイが宙吊りなのは当たり前だろ!」「いやそうじゃなくて」

5月17日(水)「ひねりすぎたらよく分からないオチになった」

本日のコント♪

A「おいちゃん!地獄ラーメン一丁!!

B「フッ…、こんな青二才が地獄ラーメンに挑むとはな…、みくびられたもんだぜ!

タン!

いわゆる大食いメニューって容器はどうやって用意してるんだろ

B「ヘイ!地獄ラーメン一丁!

A「…これを今から三十分以内に食べられれば、賞金一万円&店内完食者への殿堂入りか…!ようし、やってやるぜ!

十分後。

A「食えるかこんなもんー!

B「早!あきらめるの早!

A「こんなバケツに山盛り乗せたようなラーメン、食えるか食えないか常識で判断すればホント分かりそうなモンだよ!こんなラーメン、作る方も作る方なら食べる方も食べる方だよ!」

B「…逆ギレする余り、自分も含めて無茶苦茶言ってる様な気もするが…兄ちゃん、そんなに悔しいなら、逆に一万円払ってくれれば殿堂入りさせてやってもいいんだがね」

A「え、何?インチキ!?

B「いいや、地獄の沙汰も金次第、ってね」


そんな訳で僕たちの街のラーメン屋には、お年寄りから子供まで全町民が完食できたと言う幻のラーメン店が存在するのです。


本日の一言●物凄くフローラルな香りがするので匂いの元を確かめてみたら、前を行く中年オジさんから匂っていたというショッキング

5月16日(火)「地震・カミナリ・火事・〆切の順で宜しいか」

曙が十人くらい下からタックルしてきたのか思った

さて、一昨日の日曜日の晩に地元で「ドスーン!」といった感じのとんでもない揺れが起こって、「ああこれが一分も続いたらもう駄目だ!死ぬ!」と思いつつ一瞬で揺れは終了し、和歌山が震源の震度4、マグニチュード4.5のそこそこに大きな揺れであったのは後々分かった出来事ですが。

その後も、ちょくちょくと微震というのか余震めいた揺れが生活の中で体感されつつも、震度1以上の揺れは稀な感じで、現在も何だかちょくちょく揺れ続いているような気がしないでもない。

「紀州(和歌山辺り)を震源とした大地震が起こるかも!?」といった話は随分昔から聞かされているので、うん、まあ死ぬときはマンガの海に溺れて死にたいよね!(待て)

光野水人です。


ウチの犬が主人を置いて自分たちだけ逃げた事実については、何ていうか秘密中の秘密だ。


「都島燈理」第九話に関しては、ゆるゆると作画作業を進行中。

一ヶ月前には「一ヵ月後くらいに来ると良いですよ?」とか書いたと思いますけれども、なんだかんだでもうしばらくは時間がかかってしまいそうな予感です。


本日の一言●街中の雨宿りルートを記した地図とかあるとちょっと面白い

5月15日(月)「ゼネレーションギャップとは微妙に違う気がしないでもない」

一般に家に近付くにつれて遮蔽物が減っていく事実

ここしばらくは、雨が降ったり止んだりして気候が安定していないといいますか、夏向けに薄い布団で眠る日々が続くと言うのにやたら冷える夜が続きまくるのは何かの国家的陰謀に違いないよ(待て)

光野水人です( ̄|  ̄;)


乱暴な言葉遣いが標準で生きている人というのが居て、例えばバナナの叩き売りをしているオジサンだとかヤキイモ屋のオジサンだとか、言葉遣いはぶっきらぼうだけどしかし物腰は非常に丁寧で温かみがあったりして、いやいや言葉遣いだけで人格は計れない物ですぜ?

しかし、時にはもう少し丁寧な言葉遣いをしてほしい時もあるといいますか、乱暴すぎる口調にこの人もしかして怒ってるんじゃない?と感じたりする事もありますので、出来れば最低限の丁寧さは持って頂きたいと多少は思わないでもない。

まあ単純に乱暴な言葉遣いが苦手なタイプの人な訳です。


しかしながら、そういった言葉遣いが標準の世界(特に田舎に多いですが)に入ってみると、今度は丁寧な言葉遣いで喋る事の方が、逆に「何を気取っているんだコノヤロウ!」みたいな感じに、後ろ指さされる事態になる事もまあそれはそれで無くは無い。

その手の言葉遣いが標準の人からしてみると、丁寧語で話す方がむしろ異常事態な訳です。


まあ、どっちもどっちと言えば全く持ってその通りな話なんですけれども(笑)


昨日はいわゆる母の日でしたが、遥か以前にプレゼントをして済ませておいたのでこれが母の日とみせかけて実はただの休日だったりする忍法「変わり母の日の術」。


本日の一言●昨日の「本日の一言」に気付いた人は果たしてどれくらい居たのかしら(Ctrl+Aを押してみよう!)

5月14日(日)「昨日のトップ絵に関してですが」

一度でいいからああいうのを描いてみたかった。

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光野水人です(笑)


という訳で昨日は遅れに遅れていた今月分のトップ絵&リンクを一件追加と、あとHP容量の都合で「PSO日記」「イラスト&頂き物」をWebコミックと同じ別サーバの方へと移行させて頂きました。

とはいえ、見た目上の変化は全く無かったりするのですけどね(笑)

ていうか、この際PSO日記は消滅させても良かったような気もしますけれども…。


そんなこんなで、万が一どこかでサーバ移行によるリンク切れとか発生しているようでしたら、ご一報頂ければ幸いです(とはいえ過去の日記や更新履歴からの古めのリンクとかに関してはさすがに手を付けていないので、その辺は思い切り切れまくっていると思いますけど(^^;)

でも作品を客観的に見つめ直す余裕は出来たかも

さてさて、そんなこんなでようやく「都島燈理」第九話の作画作業の続きに取り掛かれます。

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間に一ヶ月ほど挟んだせいで、何やってたのか完全に忘れたような気がしないでもないですけれども(待て)

…が、頑張ります!(汗)


本日の一言●心の目で見れば見えるものというのがきっとある

5月13日(土)「突発連載小説『お嬢様は華麗に推理する』第三回」

作業が順調に進んでいれば、今日辺りトップ絵が更新されている頃でしょうか。

光野水人です。

前日に日記を書いておく方が、「今日の日記を早く書かなくちゃ!」というプレッシャーに襲われなくて済むので最近はほぼこのパターンが主流になってきているのですが、それはそれとして日記に「トップ絵更新!」とか書いておいて実際は全然駄目な状況だったりしたらそれはそれでどうしよう。

という訳で突発連載小説「お嬢様は華麗に推理する」第三回です(何が「という訳で」なのか)

前回分は5月6日(土)の日記に掲載。


「まさしく待望の密室殺人が起きたのですわ!」
柿乃谷 鳴華は興奮しながらそう語るのである。

「ていうか、この状況をよく考えてから発言してくれないかな、鳴華?」
私たちは、死体の第一発見者である。
そして、私たちの前に現場を訪れた人たちは、死体を目撃していないのである。
更に、現場は誰も立ち入らなかった密室というやつなのである。

さて、犯人は誰なのだろうか?

「…鳴華、幾らなんでも実際に殺っちゃうのは流石にやりすぎだと思うんだ」
「…いくら私でも、さすがにそこまではしませんわマコミさん」
さん付けなのか。
「第一私が完全犯罪を行うなら、自分が疑われるような証拠なんて、微塵も残したりするものですか!華麗にして優雅なる超絶の大トリックにて、犯人不明の世界の全てを恐怖のどん底に陥れる大犯罪を行うに決まっているでしょう!?」
決まっているのか。
「…まあそんな話はさておき。私たち、いえ私が、この事件の犯人の最有力候補だという事実は、ええ、痛いほどによっっっっく理解しているつもりですわ。ええホントに。まさか探偵たるこの私が、事件の犯人に仕立て上げられてしまうなんて…!」
流石に悔しそうである。
「なんておいしいシチュエーションなのかしら!」
訂正。
何だか私の方が悔しくなってきた。

そもそも、柿乃谷財閥のご令嬢であるのだから、警察とて本気で鳴華の事を疑っているとは思えない…、いや、軽々しく疑ったりは出来ないだろうと思われる。
そして、実際私も、鳴華が犯行を行っていない事は、現場に同席した身であるのだから証明は出来る。
勿論、私も犯人ではない。
ならば。
「…私たちの前に、現場に入った人たちが怪しいって事になるよね…」
理屈である。

「…まあ…、そういう事になるでしょうね。いずれにせよ、私はやってもいない事件の犯人にされるのはゴメンですし、それがこんなつまらない密室殺人事件ともなればなおさらゴメンです。となれば、真犯人を探し出すのは、被害者としての当然の権利と言えましょう?」
後半は納得できないが、まあ言いたい事は分かる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、待て。
「…つまらない密室殺人事件ってどういう事?」
少しばかり嫌な予感が頭を掠める。
まさか、いやそんな。
鳴華に限って。

だが、鳴華はそんな希望を打ち砕くかのようにニヤリと意味ありげに笑うと、懐から携帯を取り出し、いずこかにコールを掛け始める。
「…探偵が事件の真相を語るためには、それなりのシチュエーションが必要でしょう?」
そうして、いずこかに掛けられた携帯に、鳴華は明朗に話し始める。

まるで、事件の謎を全て解き明かした物語の主であるかのように。

(TO BE CONTINUED・・・)


本日の一言●豊富な栄養素に関しては「○○の何倍のビタミン!」とか言うのに、少ない栄養素に関しては「○○の何分の一のビタミン!」とか言わない辺りにインチキ臭さを感じる

5月12日(金)「ペーパーマリオがアクションになるのはかなり良いなあ」

ぼちぼちラフ画なんかを描きながらトップ絵の準備を進めております〜。

光野水人です。

実際手に取る機会があるかどうかは微妙ですが

PS3とかレボリューション改めWiiとか次世代ゲーム機に関する発表がここの所多くて、ええと確かE3とかいう大規模なゲームイベントの影響だとは思うのですけど、それはさておき色々と注目のタイトルが発表され始めてきました。

DS「ゼルダの伝説」「スターフォックスDS」、GC「スーパーペーパーマリオ」、Wii「大乱闘スマッシュブラザーズXなどなど、DSのタイトルが思った以上に多い気がしますが個人的にはもう今後はDSがメインゲーム機で良いんじゃない?(待て)

Wiiのコントローラの詳細も発表されていたようで、成る程これは明らかにこれまでのコントローラとは違う使い方をハッキリとイメージしていると言いますか、体感ゲームに関してはほぼこのコントローラで操作が実現出来そうな予感。

ていうか、これって例えば昔任天堂から発売されたスーパースコープ(バズーカ型のコントローラを持って、画面の敵を撃ちまくるやつ)とか、あるいは剣神ドラゴンクエスト(剣型のコントローラを振って敵を倒すやつ)とか、面白いは面白いんだけどコントローラが別個に必要なだけに微妙にキワモノ扱いされてあっという間に消滅してしまったジャンルのゲームも全て操作が可能だったりする訳で、もしかしてこれまで失敗してきたその手のジャンルに関するリベンジも兼ねてこういうデザインのコントローラにしたのかなあという気がしなくもない。

別個にコントローラが必要だという最大の難関さえクリア出来れば、おそらくその手のジャンルも今まで以上に活性化するのではないかと思うのですよね。

けれども個人的にはもう次世代機とかあんまり付いていけそうにないので、DSラインのゲームがもっと活性化してくれればそれで良いです(笑)


PS3に関しては、発売日が11月11日、希望小売価格が59800円に決定したり、FF]Vがリリース予定だったり大分具体的な内容が打ち出されてきて、うむむしかしこの価格はさすがにちょっと手が出しにくい気がしないでもない(発売日以降にまた値下げとかはあると思いますけど)

問題はWiiが幾らになるかだよなあ…、多分PS3に近いラインを設定してくるとは思うのだけど…。

次世代機も世代を重ねるごとに目に見えて価格アップしてきましたが、この先は本当にもうマニアな人しか手が出せない世界に突入していくのではないかと思うと、それはそれとしてGBAとかDSとかその手の辺りで留まった上で、ゲーム世界を広げて行く事も平行して進めて行って欲しいなあと個人的には思います。


本日の一言●何事も、中途 半  端な のは 良くな       ぃ

5月11日(木)「日常ニュースを淡々と語っていくよ」

りんごジュースは透明タイプに限ります

「タイトル先決め」の携帯文学賞の、候補となるタイトルが決まったそうで、成る程まずはタイトルから公募した文学賞だけあって、ちょっと惹かれるタイトルが多いと言いますか、何となくベストセラー小説っぽいタイトルが多くて、でも売れる小説を前提としているのですからやはりこうなるのかといった印象。

まるっきり分からないでも無く、でも微妙にタイトルの意味が分からないラインを的確に突いてきている感じですね。


光野的には、もう少しシャープなタイトルの方が好みだったりするのですが(例えば、森博嗣「εに誓って」とか、西尾維新「xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」とか)、これはこれであまりに意味不明すぎるので世間的には駄目だったりするのだろうなあ。

むう、諸行無常。


ゲゲゲの鬼太郎の実写映画化。

子供の頃にTVで実写化されたゲゲゲの鬼太郎を見た覚えがあるのですが、子供心にも微妙な実写化だったと思いますよ?(待て)


コカコーラ百八十万本回収

これまた最近コカコーラを飲んだ覚えがあるのですが、う…そう考えると何だか眩暈が(おい)


本日の一言●近所のおばあさんがサンバイザーを付けた途端に未来おばあちゃん

5月10日(水)「ようやくHP的スタートラインに戻られり」

五月の行事はほとんど過ぎ去ってしまったけどTOP絵何描こう

という訳でどうにか完成した十ページのペン入れ投稿マンガを昨日郵便局に預けてきてようやく一息付きました。

光野水人です。

続いては遅れに遅れている今月分のトップ絵と、あと「都島燈理」第九話の作業の続きという訳なのですがその前に少しでいいから休ませて下さいセニョリータ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ、何か足りないと思ってたら、今回完成原稿写真を撮る前に郵便局に持って行っちゃったんだなー。

ギャフン。


PS3のコントローラは、傾きと加速度センサーを内蔵

ニンテンドウ64の振動パックの頃から思ってたのですけど、ソニーはもうちょっと独自路線を追求したらいいんじゃないかと思う。


西尾維新がデスノートをノベライズ×××HOLiCをノベライズ

たまげた。


雨が続いてようやくあがった一昨日くらいから、一挙に初夏を通り越して夏の暑さになだれ込んでいるような気がしますが心頭滅却すれば火もまた涼しい訳も無いので暑い中ゴロゴロと転がってウニャンなのだ(ウニャン?)


本日の一言●「先生!授業中の変身はアリですか?」「変身は休み時間中に済ませておきなさい!」

5月9日(火)「現実を考えてみようじゃありませんか」

本日のコント♪

現代に生きる小人事情を考えたらちょっと泣けてきた

A「もしもし、そこを行く貴方。お水を一杯頂けませんか?

B「え?何かえらい下の方から声が…って、え!何、小人!?

A「喉が乾いて死にそうなのです。お水を持っていたら分けて頂けませんでしょうか」

B「いや、まあ、いいけど。今コンビニで買ってきた所だから、頭からかけるよー

A「え、ちょ、待…

バシャバシャバシャ。

B「気分はどうー?」

A「…ええ、いい気分ですとも。新しい服を着たばかりの日に、大雨に降られた時の心境ですね」

B「うん、カッパを買ってもらったばかりの日に、大雨に降られたらまさに「我が意を得たり!」って気分になるよなー!

A「人間、巨大になると思考回路も鈍るのですね」

B「何か言ったか?」

A「いいええー?ぶぅーえーつぅーにぃー?なんでもないですらよぉ…ヒック!

B「あれ、赤い服の小人が身体まで真っ赤に

A「な、なんかちょっとおかしいですらよぉ〜…?あんた、一体何をかけたんでふかぁ…?」

B「あ、しまったこれ水じゃなくて清涼飲料水風アルコールだった」

A「アルコールかよ!やい!お酒ならもっとかけろ巨大人!

B「巨大人っていうのは微妙に新しそうな言い方だなあ」

A「ひぃ〜っく!カカァがなんでえー

B「結婚してたのか」

A「小人サンをなめるんじゃらいよ〜?上から十歳を超える五人の子供らっているんだわい!

B「大家族だな」

A「小人らのに大家族とはこれやいかに!

B「ノリノリだな」


「という幻覚を昨日見たよ

幻覚だっていう自覚はあるんだな…」


本日の一言●「こらっ!授業中に巨大ロボなんて呼ぶんじゃありません!」

5月8日(月)「一瞬サムライがコカコーラを飲んでる絵面が目に浮かびました」

コカコーラを飲んだ後に決めゼリフ「おのれ悪者め!成敗してくれるわゲエッフゥア」

コカコーラが今年で生誕百二十年を迎えるのだそうで、え、コカコーラって十九世紀から既に存在していたのですか?Σ( ̄□ ̄;)

その頃の日本は江戸時代だったんじゃなかろかと思ってちょっと年代を調べてみたら、1886年は丁度明治時代だったみたいで、ううむそれならギリギリでコカコーラが存在しててもまあ許せない事はない(待て)

ていうか、改めて聞いてそこまで歴史が古かった事にビックリですよ。

日本でそれだけ歴史が古くて、未だに売れ続けている商品とかってあるのかしら…。


と思っていたら、三ツ矢サイダー2004年に生誕百二十年を迎えていたそうでビックリだ。


ディズニーシーなどで販売されたクッキー回収。

四月五日の日記で妹がディズニーシーに行った時に、お土産のクッキーとか食べたんですがもしかしたらこれ食べたかしら。

健康に影響は無いみたいですが、う…そう考えると何だか眩暈が(待て)


本日の一言●流しそうめんって贅沢なのか庶民的なのか判断に困る

5月7日(日)「世界中の目覚ましが止まったら、凄いパニックになるんじゃなかろか」

しかしベル音の方は心臓に悪い音の大きさなのであった

昨日の朝ふと目が覚めると、鳴るべき時間に目覚まし時計が鳴っていない事に気付いたものの、しかし時計が止まっている訳でもなく、どうやら音楽が鳴る機能の部分だけが故障してしまっているようだったので、けれどもその目覚まし時計はそもそも「ベル音」と「音楽」の二種類の中から目覚まし音を選べるタイプのものだったので、設定をベル音の方に合わせてみたらジリリリと見事に音が鳴ったのでとりあえずは一安心。

日常において、目覚まし時計が寝てる間に止まってしまう程の危機的状況は無いですよね!

光野水人です。


投稿ペン入れマンガの方は、とりあえず一通りのペン入れが終了&半分まではきちんと完成させたので、残りはあと半分のページにベタ&仕上げ&全ページにセリフ書きギリギリ〆切の十日には間に合いそうな予感。


原稿にベタをペタペタ塗っていて思うのですけど、ベタをまんべんなく塗ってしまうと、ペンの線の強弱の部分も全部黒く塗りつぶされてしまって、何と言うか微妙に味気なくなるみたいな事に最近気付いたり。

勿論ベタ以外の部分が十分に美麗なら、見ている側の想像力で十分ベタ内も美しく感じられるのですけど、そんなレベルにはたどり着いていないので、その辺プロの人はどうやっているのかなーと幾つか作品を見てみたら、ベタの塗り方にも何だか色んなパターンがあって、畜生なんだか勉強になるなあ。

そんな日常。


本日の一言●千倍とかの激辛ソースが存在するなら、千倍とかの激甘ソースがあっても良いと思う

5月6日(土)「突発連載小説『お嬢様は華麗に推理する』第二回」

前回分は4/29(土)の日記に掲載。

ていうか諸事情により早くも打ち切りたくなってきましたがとりあえず続けられるだけ続けてみる事にする。

以下本編。


「えー、被害者は私立青葉学園高等部二年・大山大助。死因は心臓をナイフで刺された事による失血死っちゅー事ですわ」
部下の妙に濃いイントネーションの説明が耳に響く。

「死亡推定時刻は今日の午後四時から四時半までの三十分。死体が動かされた形跡は無かったようですから、犯行現場はこの情報処理室…、要はパソコンで授業する教室ですな、この場所で間違いないと思われますわ」
で、この教室に出入りした者の確認は取れたのか?
「ええ、この情報処理室…、授業時間外は、生徒証を使ってロックを外せば誰でも出入りが出来るようになっている訳ですねんけどな?残っていた記録によると、死亡推定時刻にこの教室を訪れた生徒は僅か三名…、うち、その最後の一人が第一発見者な訳ですが」
じゃあその前に教室を出入りしたヤツが、被害者と一緒に部屋に入ってそいつを刺し殺したんじゃないか。決まりだ!
「…と言いたい所ですねんけどな?実はその犯人と目される生徒は、他校の友人を連れて一緒にこの教室に入ってきておるんですわ。友人が情報処理室っちゅーのを一度見てみたいと言うから連れて来た…とかそういう理由やそうですけど。そしてその他校の友人さんは、『教室に死体なんて影も形も無かった』と、そう言わはらしてはるんですわ」

友人をかばって偽証をしているんじゃないのか?
「いや、それがその他校の生徒さんの父親はウチの署の刑事さんでもありましてな?色んな立場関係から見てみましても、ちょっと偽証をしてる可能性言うんは大分低いと考えざるを得んのですわ」
…ちょっと待て。二番目に訪れた奴らが死体を見ずに、三番目に入ってきた生徒が死体を発見したというなら、じゃあ、死体はいつ現れたと言うんだ。
「さて…、それが妙なんですわ。死体に動かされた形跡が無い以上、教室で死体を見ていないという事は、犯行はその後に行われたと考えるのが筋ではあるんですけれども…。二番目に訪れた生徒は、きちんと扉を閉めて行ってますんで誰かが侵入したという可能性も有り得んのですわ」
という事は、その三番目に教室を訪れたという、第一発見者の生徒が、まさか…!」

「…いや、その可能性も有り得へんのですわ」
何でさ。
「何故かっちゅうと、その第一発見者の生徒も自分ひとりだけで死体を発見した訳ではないからなんですわ。友人と一緒に、情報処理室に調べ物をしにやってきたとかで」
その、第一発見者の名前は?

「第一発見者の名前は柿乃谷 鳴華。あの有名な柿乃谷財閥のお嬢様ですわ」

(TO BE CONTINUED・・・)


本日の一言●何かをきちんと守る事で得られる幸せと、何一つきちんと守らない事で得られる幸せとがある

5月5日(金)「金銀パールのフレーズってどこで聞いたのだったかなあ」

本日のコント♪

A「ゴールデンウイークに対抗して、シルバーウイークというのがあっても良いと思うんだ」

B「成る程、ゴールデンウイーク程じゃないけど、休日が連続している一週間の事だね?」

A「いや、六十五歳以上の老人だけが休める一週間

B「そっちのシルバーかよ!ていうかお年寄りなんてほとんど一日中休みみたいな生活してるから、休日とか作る必要ないんじゃん!」

A「馬鹿野朗ー!ただでさえ暇を持て余している老人達だからこそ、その一週間は楽しめるイベントが目白押しなんだよ!」

B「ううっ!そ、そういう事か…」

A「その一週間は街の広場を借り切って、老人オンリーの飲めや歌えの大騒ぎ!広場は溢れんばかりの老人達の姿で一杯です!

B「微笑ましい筈なのにどことなく不気味な光景だな」

A「そして宴が終わった後の広場には、毎年一人二人は倒れたまま動かなくなる人影が

B「待て

ご老人大ハッスル


本日の一言●「私はこの世の全ての物を見る事の出来る目を持っています。ほら貴方の後ろにピンクの象が」「病院行け」

5月4日(木)「新しくないからこそ面白い物と、新しいからこそ面白い物」

どうせなら99%おにぎりとか、99%みそ汁とか作ってみたら良いのではないか(それはただ具が無いだけです)

99%カカオとかいうチョコレートを食べてみたら大体予想通りの味でした。

光野水人です。

しかしFFのポーションといい、明らかに美味しくないのに売れる商品というのも何かが間違っているような気がする。

こういう商品ばかりを重ね合わせたら、少しは何か見えるものがあるでしょうか。


物理シミュレーション用の新しいプロセッサが開発されたそうで、簡単に言うとパソコン上で物体を破壊したときの動きとか重力による動きとかを再現する物な訳なんですが。

ゲームに使用されればよりリアルな動きの物が作れますよーという事ではありつつも、現在のPCの性能をかなり超えちゃっているみたいなので何だよ実用化とかまだ全然先の話じゃん!

光野的には、こういう物理計算をゲームに取り入れるのって、ニンテンドウ64が発売される前辺りから密かに期待していたんですが、何だか未だに実現が難しいような所を見るとひょっとして凄く無理があるんじゃないかという気がしてきた。

現在も大多数を占めている、見た目ばかりが綺麗で中身がファミコン時代と変わってないゲームとかじゃなくて、きちんとハイレベルに法則がシュミレーションされた「箱庭の世界」的なゲームも一度は見てみたいのですけどね〜(マリオ64とかGPM辺りに、近い息吹は感じるのですけど)

触れただけで「新しい!」と感じられる、そんな作品に再び出会える日は来るのでしょうか。


本日の一言●スイカのタネを無くすのではなく、タネを美味しく食べられるように改良するという発想はアリだろうか

5月3日(水)「その内温度差でカップが割れる気候になっちゃいませんかね?」

すなわち体調を崩しやすいの法則

五月に入って急に異常に暑くなったと思ったら昨日はまた一気に冷え込んで、畜生!そんなに地上の人間が右往左往するのが楽しいですか!?神め!(待て)

光野水人です。

とはいえ、これって明らかに現代のエネルギー消費社会が主な原因だとは思うのですけどね〜。

この先、温暖化やその他の影響で更に寒暖の差が激しくなっていくのかと思うと、冷房や暖房をおいそれと使えなくなっちゃうよなあ。


投稿ペン入れマンガは相変わらず順調に進んでいて、しかし締め切りギリギリの十日まではきっちりかかってしまいそうな予感。

という事は、逆を言えば体調を崩してちょっとでも描けなくなったらアウトという気がしないでもないですがとりあえず気付かなかった事にする。

ここしばらくの寒暖の激しさで、体調は著しく不安定ではありますけどね!


どのみち、描けても描けなくても十日を過ぎればトップ絵とか都島燈理の作業には移ります。


そういえば今週はゴールデンウイークとかいうヤツなのでした。

自分全然関係ないけど。


本日の一言●未来に対する幻想があって、初めてそれに対する努力が行える

5月2日(火)「鎧カブトを片付けるまでがこどもの日です」

本日のコント♪

A「鯉のぼりは、こどもの日の行事の飾りとしていかにも相応しくないと思うんだ!」

B「え、何いきなり爆弾発言を飛ばしてるの!?」

A「だってさー、昔の時代ならいざ知らず、現代の子供たちが鯉の格好よさの一体何を知ってるというのさ!?」

B「まあ、そりゃあ昔みたいに川で元気一杯の鯉を見かけたり、滝登りを見かけたりはしないだろうけど」

A「そうだろう?だから現代の子供たちに相応しいのぼりを考えてみました!その名も『相撲のぼり!』

B「おおっ!お相撲さんたちが鯉のぼりの棒に両手でしがみついて!一見奇抜臭くみえるが、しかし大相撲も日本古来の伝統的存在には違いない!…なんて言う訳無いだろう!?お相撲さん凄い必死にしがみついてるやん!格好良いというより今にも負けそうやん!何かに!!

既に絵面がおかしい

A「…今回はいいアイデアだと思ったのになあ…」

B「何を根拠にそう思ったのかを詳しく聞きたい


本日の一言●「あたたかい」と「つめたい」以外に、「なまぬるい」のボタンが自動販売機に付いてても良いと思うんだ

5月1日(月)「子供の頃に楽しかったものは今だって楽しいに違いないよ」

五月に入ってさすがにそろそろ空気が生暖かくなってきまして、熱い空気が昇ってくる位置にある部屋で過ごす未来微妙に不安に思えてきます。

果てはサウナか蒸し風呂か。

光野水人です。


よく分からないけど妙に気になる作品というのがあります。

最初に読んでみて、少なくとも自分の知る限りの「面白さ」をほとんど含んでいない事は分かるのですけど、しかしところどころで気になる箇所があると言いますか、ええいこの作品は果たしてどこをどうやって楽しんだら良いの!?みたいな。

大抵、そういう「よく分からないけど気になる要素を含んだ作品」というのは自分が今まで触れた事の無い未知の面白さを持っていて、つまりは読み手側にその作品を楽しむ能力が整っていないが為にどうやって楽しんで良いか分からない。

そういう経験は無いでしょうか?(例えばこれまでにやった事の無いスポーツとか遊びとか)

勿論、回数をこなしてどんどんと読みこなしていけば、どこがどう面白どころでどうやって楽しんでいけば良いのか?といった作品の性格的な部分は把握出来ていく訳ですが、そういった領域に辿りつく前に挫折するパターンもまあ決して少なくは無い。

自分の場合は、そうですね〜、「凄いよ!マサルさん」を最初に読んだ時には、面白いのは分かるんだけどその面白どころの楽しみ方が分からなくて、非常にもどかしいというか不思議な雰囲気を感じた事は割と記憶していたりします。

口の中で破裂する飲み物なんて有り得ない

そういった「作品を楽しむためのチャンネル」(まあ、作品に限らずスポーツとか様々な体験全般に言える事ですけれども)は、多ければ多いほど物事を楽しむ事が出来て、しかし年を取るにつれ新しいチャンネルはどんどん出来難くなっていくと言いますか、大体小中学生くらいの時に楽しんだ経験がその後の大まかな趣味嗜好を決定付けるとかはどこかで聞きかじったような気はしますけれども。

とりあえず、少しでも引っかかりのある作品に出会った時には、徹底的に理解してやるくらいのつもりで挑んだ方が多彩なチャンネルが生まれていくような感じはします。



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