●2016年11月●
11月30日(水)「考えようによっては解釈の幅の広い話と言える」

 本日のコント♪


A「桃太郎の物語の行間を読んでみるよ!」

B「え、何それってどういう事?別に内容が難しいって事はないと思うんだけど」

A「いいや、そんな事は無いね!一見簡単に見える物語でも、話の不自然さから色々と読み取れるものなのだよ」

B「まあそりゃ桃太郎は簡単だけど、不自然さのカタマリみたいな物語だからなあ」

A「まず、川上から大きな桃が流れてきたという事は、上流には確実に巨大桃の木が存在するよね?」

B「…まあ、理屈の上では確かにそうなるね」

A「さらに!おばあさんは大きな桃を自宅に持ち帰ったとはいうけれども、年寄りの非力な腕力で、果たしてそんな事が可能だったのだろうか…?

B「まあ、凄い怪力だったと解釈するしか無いんじゃない?」

A「いや、僕が導き出した答えは…『おじいさんとおばあさんは、バイオ工学で一山当てた大金持ちだった』説だよ!だったら、上流に巨大桃の木が存在していてもおかしくないし、自家用車があれば、お年寄りでも桃を持ち帰る事が出来る!洗濯と芝刈りは単なる趣味の道楽だったという訳だね!」

B「ええええ!?いや、それだと物語がSFになっちゃわない!?

A「元から、桃太郎はSFというかファンタジー以外の何物でもなかったと思うんだけど」

B「クッ…、確かにそうだ!何だこの胡乱な昔話!


11月29日(火)「圧倒的な実力差の何やかんや」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は冬のイベントに相応しく、ファンの小学生と雪合戦で遊んだりしちゃうよ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!雪合戦で楽しく遊ぶのは良いんだけれど、メカ子ちゃんが雪玉を全力で握って全力で投げると、あまりにも危険すぎるっていうか当たると人が死んじゃうから!ていうか人どころか建物にさえ穴が開いてるから!

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!このメカ子ちゃんのコントロール力なら、当たりそうで当たらない絶妙な距離で投げられるといいますか、現にこれまでメカ子ちゃんがヒットした子はいませんよぅ」

B「いや、ヒットした子が居たらそれは既にお亡くなりになってるから!ていうか、かすっただけでも怖すぎて何人かの子が固まっちゃってるから!?」

A「むぅ…、仕方が無いですねぇ。ではものすごーく手加減して、ものすごーく適当に投げてみたら、ホラ!そこの大木が折れる程度の威力に弱まりましたよ?」

B「うん、物凄いよく分かったから雪合戦は止めよう今すぐに


11月28日(月)「オチの見えない物語は基本的にドキドキする」

 さてさて、相変わらず想定科学シリーズの最新作・アニメ「オカルティックナイン」を視聴している訳ですけれども、先日大きな仕掛けが明かされ、物語が急転直下を迎えて随分と面白くなってきたなあ( ̄ω ̄)*

 光野水人です。

 先の分かる物語よりは先の見えないドキドキ感、そして、先が見えないならばその上に更に見事なオチが着いてほしい訳ですけれども、オカルティックナインは果たしてこの先どうなるのか…!?

 オリジナルアニメは、やっぱりこういう部分が好きですね。


 アニメ「奇異太郎少年の妖怪絵日記」も相変わらず地味に視聴中〜。

 五分アニメという時点で原作をそのまま再現するのは不可能、というかアニメチックにしても五分で話を収めるのは無理だろうと思っていたので(汗)、その意味では毎回よくあの尺で綺麗にまとまっているよなあ…。

 初回の大戦争とか先日のカイジ回(?)とか、物語の揺れ幅がやたらと大きいのは気になるものの、基本的には原作に寄りそった良いアニメ化だと思います( ̄ω ̄)


11月27日(日)「魂よ、運命に抗え…!」

 本日のコント♪


A「私は去年作られて溶けてしまった雪だるまの水分が、再び集まって作られた怨念雪だるま…!雪だるまを野ざらしにした悪い子はいねがー!

B「いや、雪だるまが野ざらしにされるのは当たり前でしょ!?ていうか、日光で溶けてなくなるのが大体の雪だるまの宿命っていうか運命

A「いいや、そんな事は無いね!オレの知り合いのAさんは、金持ちに拾われて二十四時間冷凍庫で快適に!さらに友達のBさんは、頭からシロップをかけられて可愛い女の子に食されました!

B「いやぁ…、その例は明らかに偏ってると思うんだけど…、ていうか、私の知ってるCさんは、犬のオシッコで溶かされた挙句に車に引かれてバラバラに

A「クッ…!平凡な雪だるまは、あくまで平凡な運命を受け入れるしか無いというのか…!?


11月26日(土)「悪魔だって色々ツラいよ」

 本日のコント♪


A「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!どんな願い事も叶える代わりに、貴方の魂を頂いちゃうという悪魔ですよぉ!」

B「クソッ!復讐の為とはいえ、悪魔なんぞの力を借りる事になろうとは…!この世から全ての悪魔を消滅させてくれ!

A「また明らかにオ−バーワーク気味というか、契約が契約にならない系の願い事を!?悪魔を消滅させて私が死ぬような事になったら、対価の魂が貰えなくなるでしょ!」

B「クッ…!流石は叔父の願いを叶えて、大富豪だったオレの両親を事故死させやがったという悪魔の仲間…!血も涙もありゃあしねえ!

A「…いやー…、貴方の過去には同情しますけれどもぉ…、私個人としては、ごく常識的な事しか言ってないといいますかぁ…」

B「全ての悪魔が消滅して、かつお前がオレの魂を受け取れれば良いんだろう!?だったら全ての悪魔を柴犬とかにして下さい!


 こうしてその日から魔界は消え去り、新たに柴犬だけの楽園・わんわんワールドが誕生したとか何とか!(待て)


11月25日(金)「人が住んでいるのは人が住める環境だけなのだなあと激しく実感」

 という訳で、少し前まで微妙に蒸すくらいの暖かさだった訳ですけれども、今度はまた一気に寒くなりまして(( ̄| ̄;))既に手がかじかみレベルやでぇ…(汗)

 光野水人です。

 暖かい間に少しだけ体調が回復したので、それを維持しつつ何とかマンガ作業を頑張る日々。
 

酸性の熱水泉で溶けて男性死亡 米国立公園

 およそ考え得る死に方の中でも、割と最悪の部類なんですけど!?Σ( ̄□ ̄;)

 立ち入り禁止の火山地帯に入り込んで、酸性の熱水泉に落ちてしまったという話なのですけれども、…世の中にはまだまだ見知らぬ人外魔境が存在するのだなあ…(アメリカでは有名な場所らしいですけど)

 ミステリ的にも、色々と考えてしまいますね。


11月24日(木)「何だかんだで横溝正史的イメージが強いのかしら」

 という訳で、本格ミステリーレビュー・第二期の第四十四回!

 今回紹介するのは、コミック・金田一少年の事件簿 第九作「飛騨からくり屋敷殺人事件」なのであります!


 剣持警部に連れられて、飛騨の山奥の村にやってきた金田一少年。そして巻き起こる連続殺人。果たして犯人の正体は、悪霊「首狩り武者」なのか…!?

 という訳で、シリーズ中屈指の傑作であるこの事件は、金田一少年の祖父である名探偵・金田一耕介のイメージにもピタリと当てはまる、日本古来のおどろおどろしい村での殺人事件。

 その雰囲気だけでなく、作中の様々な要素が非常に高い完成度を誇っており、これまで脇役だった剣持警部が活躍する渋い展開も、おそらくは人気の高さに一役買っていると思います。

 そして何より、光野的にはあの漫画ならではのビジュアル的メイントリック…!


 ストーリー、トリック、推理、動機、そして何よりオリジナリティ。あらゆる要素が密接に絡み合った、シリーズ中最高峰との呼び声に相応しい名作だと思います( ̄ω ̄)*


 さて次回のレビュー予定は、金田一少年の事件簿・第十作「金田一少年の殺人」。

 これもまた、シリーズ中でも甲乙付け難いレベルの傑作です。


11月23日(水)「ひと昔前はガスコンロで暖を取る感じでしたか」

 本日のコント♪


A「やはり冬といえば暖かいお鍋…!という訳で、鍋いっぱいに水を張って!ガスコンロの火にかけて!

B「おおっ!これは完成に期待出来そうな本格っぷり!

A「グツグツ煮えたぎったお湯に手を近づけて暖を取る!

B「ちょっと待ったー!?冬に鍋というからには、例えば水炊きとかスキヤキとか、そういうのをやるんじゃないの!?」

A「鍋にミズ…タキ…?お鍋っていうのは、こうやって暖めて暖を取る道具じゃなかったの!?」


 こうして生まれて初めて真の鍋の使い方を知ったA夫くんは、スキヤキのあまりの美味さにむせび泣いた!(待て)


11月22日(火)「古きを訪ね新しきを知るやら何やら」

 本日のコント♪


A「うう〜、寒い寒い!そろそろ冬も本格的になったなぁ…、自販機で暖かいコーヒーでも

B「そんな貴方の前に現れた自販機幽霊!数十年前に生産中止になった古い自販機の怨念が、形になったというのだから懐かしいやら恐ろしいやら

A「ウウッ…!?見るからに怪しいというかあやかしの者なんだけれども、昔の自販機だけにコーヒーが一本百円だから買ってみるぞ!」

B「ふっふっふ…、伊達に消費税以前のモデルではないワイ…!そりゃスチール缶!

A「現代の軽量アルミ缶では有り得ない、手にズッシリと来るこの重み…!そして、プルトップが中に折れ込まずにそのまま取れるようになっている…だと…!?


 こうしてご近所で幽霊自販機のウワサが流れるも、出会う人が皆懐かしがるので除霊とか誰も考えなかった(待て)


11月21日(月)「大体毎年、風邪がやたらと長引くタイプ」

 という訳で、相変わらず夜がキリキリ冷える感じのキリキリきっちょむさんな訳ですけれども、相変わらずの体調の悪さも相まって(汗)第十話の作業があまり進んでおらぬ…( ̄ω ̄;)

 あまり無理をしない程度に無理をして、寿命をすり減らさない程度に寿命をすり減らして頑張る事にします(待て)

 光野水人です。


任天堂、人気のミニファミコン収録ゲーム60本の取説を当時そのままで公開。「スーパーマリオ」「FF III」など

 という訳で、ニンテンドー クラシック ミニ ファミリーコンピュータの発売に合わせて、当時の取扱説明書のデータを任天堂が公開しているのだそうで。

 ていうか、最近のゲームって物体の取説がほとんど付いてなくて、デジタルの説明書を参照してね!というのがほとんどですよねー( ̄ω ̄;)

 光野的には、未だに手元に紙の説明書が無いとゲームがやりにくくてしょうがないというか、どうしてオモチャの形態を捨てて より間口を狭めに行っているのかがよく分からぬ(汗)


 ちなみにミニファミコンは未だに品薄で、全く手に入る気配が無いです( ̄ω ̄;)


11月20日(日)「女神転生とかだと悪魔と機械の相性は良いのかしら」

 本日のコント♪


A「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!どんな願い事も叶える代わりに、貴方の魂を頂いちゃうという悪魔ですよぉ!」

B「デハ早速願イ事ヲ!ロボノ体ヲ人間の体ニシテ下サイ!ピピガガ

A「誰に召還されたかと思ったら鉄のカタマリに召還されてる!?…いや…、願いを叶えるのは良いとしても…、貴方、願い事の代償の魂自体を持ってないんじゃ…」

B「コノ身ガ一日ダケデモ見事人間ニナッタナラバ!ソノ後デ人間トナッタ魂ヲソノママ悪魔サンニ渡シテモ構ワナイ!

A「…いや…、例えば相手に一万円渡して、それをそのままこちらに渡されても、ワーイと喜ぶ訳には行かないでしょ…?そもそも貴方どうやって召還を成功させたの

B「私ヲ作ッタ博士ヲ殺シテ、ソノママ丸ゴト生贄ニ

A「どちらかっていうと、生贄じゃなくてその人の魂を貰った方が手っ取り早かったかな!?


11月19日(土)「悪魔を召喚してのなんやかんや」

 本日のコント♪


A「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!どんな願い事も叶える代わりに、貴方の魂を頂いちゃうという悪魔ですよぉ!」

B「じゃあ早速願い事を!オレの魂を何者にも奪われないようにして下さい

A「いやそれ明らかに対価と矛盾してるでしょ!?そんな願いを叶えられる訳無いじゃない!」

B「あーあ、世の中には神も仏も、悪魔だっていやしない!どんな願いも叶えるだなんて、所詮は悪魔の戯言だったという訳ですなー?」

A「クッ…!的確にこちらの誇大広告表示を見抜いてきやがる…!水素水だって、健康に効果があるかもとはいうけど実際に効果があるとはどこにも書いてないゴニョゴニョ…

B「という訳で消費者庁に連絡して、魔界に対して適切な処置を取って貰う!


 こうして消費者庁にクレームを入れない代わりに、A男くんは色々と悪魔的な粗品を貰ったという新手のモンスターペアレント!(待て)


11月18日(金)「シリーズを通してみてもこのパターンは一度しか無い」

 という訳で、本格ミステリーレビュー・第二期の第四十三回!

 今回紹介するのは、コミック・金田一少年の事件簿 第八作「首吊り学園殺人事件」なのであります!


 将来を悲観して名門予備校に通うことになった金田一少年!そこで彼は、謎に満ちた連続殺人事件に巻き込まれてしまう…、果たして事件の真相とは!?

 という訳で、例によって行く先々で殺人事件に巻き込まれてしまう金田一少年な訳ですけれども(待て)、今回は「学園ミステリー」という形を取りながらも、現場が前作とは違う舞台になっている辺りに、原作者ならではの工夫を感じます。

 名探偵が殺人事件に巻き込まれるのは仕方が無いにしても、全く同じ学校で二回も三回も殺人事件が起きるのは流石に不自然すぎるので(汗)、今後も「学園ミステリー」形態を取る時には、割と毎回「違う学校」の現場を使っているんだよなあ…。


 閑話休題。

 今回の事件は全作を通してみても非常に特異なパターンで、金田一少年がこういった形で犯人に追い込まれたのは、もしかしてこれが最初で最後なのではないか。

 シンプルながら、だからこそ この物語にピタリと合うメイントリックといい、この話もまたシリーズ中 五指に入る傑作長編である事に、疑いの余地は無いでしょう。


 さて次回のレビュー予定は、金田一少年の事件簿・第九作「飛騨からくり屋敷殺人事件」。

 おそらくは、多くの読者が金田一少年シリーズのベストに選ぶであろう傑作です。


11月17日(木)「彼ではこの先の戦いについて来れないといういわゆるアレだ」

 本日のコント♪


A「という訳で、誘拐犯にうっかりさらわれてしまった薄幸の美少女お嬢様!鳳凰院 優雅子なのですわ!」

B「クックック…!大金を得る為に超大金持ちのお嬢様を誘拐したはいいものの、賞金稼ぎに狙われてハリウッド映画ばりの逃亡生活を送っている所の犯人です!ていうかもう一ヶ月以上不眠不休で今にも死にそう


A「ガハハハついに見つけたぜ一千兆円の賞金首!ウチのカカアと十五人のガキ達の食い扶持のために死んでもらうぜ!」

B「ぎゃあああまた見つかったあぁぁぁ!?

 ターン!

A「そして謎の狙撃でまた賞金稼ぎが倒れたああぁぁぁ!?何この地獄のような展開!?

B「この誘拐劇を安易に終わらせない為に、執事のセバスチャンが麻酔銃で後方支援してくれているのですわ!この程度で捕まるような犯人に、この私が誘拐されてはならないという粋な配慮

A「粋な配慮か何かしらないけどこっちの神経が持たないんですけど!?…ああもう…、食事は喉を通らないし、そろそろ精神的にも限界が来たし…、いっそ自首してしまおうかしら

B「ふむぅ…、執事が密かにドーピングしまくっていたというのに、一般レベルの誘拐犯ではこの程度しか持たないのですわね…、仕方ありません、セバスチャン!

「任せて下さいお嬢様!平凡なる誘拐犯・田中源五郎の代役として、アメリカンマフィアから生きの良い犯人を選んでおります!

B「ではそういう訳ですから、平凡なる一般市民・田中源五郎さん これまでお疲れ様でしたわ!誘拐料として後で口座に百兆円を振り込ませて貰いますわね!」


 こうして開放されたオレはその後の余生を静かに過ごし、誘拐劇が宇宙ステーションを舞台にした辺りでその後の展開を追うのを止めた(待て)


11月16日(水)「限りなくさるかに合戦のイメージに近いね」

 本日のコント♪


A「ククク…、我がバイオ栗拾いの森へようこそ!私がオーナーのマロン博士です」

B「新聞の物凄いすみっこに広告があったから来てみたんだけど、バイオ栗拾いって普通の栗拾いとどう違うの?」

A「クックック…、これだからバカなお子様は…!解説しよう!我がバイオ栗拾いの栗の実は、我が超絶のバイオ技術で通常の栗の百倍のサイズ!

B「わあ!ボクの頭よりも大きい栗がボッコボコに落ちてるぞぅ!スゲエーや!

A「更に!この栗は落ちてもまだ生きているので、自らの意思で焚き火に飛び込み!そして自らの意思で人間に食われようと弾け飛ぶ!

B「ぎゃあーっ!?熱された頭サイズの栗が、容赦なく体のあちこちにぶつかってくる!い、痛いッ!熱い!?

A「クックック…!という訳で、元は生物兵器たる我が技術を応用して作った、平和利用のバイオ栗!…ご感想は、如何ですかな…?

B「どこまで言っても生物兵器の粋を出てないんだけど!?


11月15日(火)「このコントは実在のキャラとは一切(以下略)」

 本日のコント♪


A「オイラの名前は合体ヒーローくっつきマン!今回は可愛いマスコットキャラと合体して、その能力を吸収してやるぜ!」

B「くっ…、出たなくっつきマン…!そのキュートすぎるマスコットキャラに、我ら悪の秘密結社・チョイワルダーが攻撃出来ないと踏んだのだろうが…、全く持ってその通りだ!こ、攻撃できねぇー!

A「いや、別にそんな事は思ってなかったけれども。ただ単にこのマスコットキャラは電撃とかごひゃくまんボルトとか実用的な技が多かったから、そのパゥワーで組織を壊滅させてやろうと思っただけ

B「見た目関係無しに純粋に戦闘能力だけを評価していた!?いや悪と対決しようっていうんだから、ある意味凄い正しい考えなんだけれども!」



 こうしてマスコットキャラに手出し出来ないチョイワルダーはかなり非人道的な被害を受け、その結果元のマスコットキャラの人気がかなり下がった(待て)


11月14日(月)「出題する側の感覚としては、意外な人が意外な発想をするから実に侮れない」

 という訳で、突発的に本格ミステリー・コラムの番外編!

 今回のテーマは、「本格ミステリーにおけるトリックの難易度」についてなのであります!


 さて、世の本格ミステリーには、頭の体操的な子供向けの暗号から、迷宮入りとなって何十年も不落の難事件まで、様々なレベルのトリックが存在する訳です。

 ところがどっこい、「このトリックが難しい」「いや、このトリックが簡単だ!」みたいにランク付けをしようとすると、これがなかなかに難しかったりする訳ですよ。


 謎解き可能な本格ミステリーのトリックにおいては、謎解きの為のヒントに加えて、「論理的思考」と「発想の飛躍」のいずれか、あるいは両方が、謎を解く為に必要となります。

 単純に謎の難易度を上げようとするなら、「論理的思考」の道筋をやたらと長くするのが手っ取り早い(例えば消去法の推理で、消去するべき項目がやたらとあるとか、あるいは謎解きのヒントがやたらと分かり難いとか)訳ですけれども、光野的にはひたすら地味な作業を続けるだけの謎解きは正直御免こうむりたいといいますか( ̄ω ̄;)、少なくとも光野にとってはそれはあまり面白い謎解きでは無い訳です。

 一方で「発想の飛躍」については、ほんのちょっと想像力があればすぐに答えが出てくるものから、常識で考えるなら絶対に出てこないような逆転の発想まで様々で、一見するとこちらも色々な難易度が揃っているように見受けられます。

 ところがどっこい。世の人々が持っている「常識」というのは、これが意外と画一的ではなかったりするのですよね。


 誰かにとっての「意外な発想」が、他の誰かにとっては「ごく常識的な考え方」であるという事が結構あって、その辺りを突き詰めていくと、「大勢にとって意外な発想のトリック」というのは存在しても、「全ての人にとって意外な発想のトリック」というのは、普通に存在し得なかったりする訳ですよ。

 誰かにとって超難易度のトリックが、他の誰かにとってはごく簡単な常識的問題でしか無い、という状況がごく普通に有り得る訳です。


 少なくとも光野が作り手として考えるなら、「論理的思考」で道筋をあまり長くするのはトリックを面白くする上では得策ではなく、出来れば鉄壁に思えた不可能犯罪が「発想の飛躍」でたちまち氷解する快感をこそ突き詰めていきたい。

 そしてその意味において「トリックの難易度」とは、個人による発想力で変化する誤差程度のものでしかない訳です。


 もしそこにはっきりとした難易度の差があるとするなら、それは論理的思考の難易度と同様、「発想の飛躍」に「発想の飛躍」を重ねた場合だけではないか、と光野的には思います。


11月13日(日)「例え世界中を敵に回してもといういわゆるアレだ(待て)」

 本日のコント♪


A「という訳で、誘拐犯にうっかりさらわれてしまった薄幸の美少女お嬢様!鳳凰院 優雅子なのですわ!」

B「クックック…!大金を得る為に超大金持ちのお嬢様を誘拐したはいいものの、超大金持ちの非常識さに、こっちの神経が持たない犯人!

A「あら…、TVの報道特別番組にお父様が映っていますわ!お父様自らがメディアに出るだなんて、珍しい事もあるものですわね」


「…という訳で、凶悪にして狡猾なる犯人に娘が誘拐されてしまった為に、こうして警察による公開捜査に踏み切って貰った次第であります!」

B「何か凄いマスコミがいっぱい集まって、公開捜査が始まってるうぅー!?

「なに?一体犯人はどんなヤツかだって!?私が知る訳は無いのだが、超一流の警備員による警備の目を盗み、庭のドーベルマン百匹の追跡をかいくぐり、網膜認証ロックの娘の部屋にさえ忍び込んで誘拐を遂げたのだから、…これはもう、怪盗ルパンクラスの大悪党と考えて差し支えはあるまい!

B「近所の駄菓子屋でブラックカードで支払おうとしてモメてる所を仲裁したら、普通について来ただけなんですけど!?」

「ちなみに犯人は大金財閥の娘の誘拐犯に相応しく、百兆円の身代金を要求しておる!…当然支払うとも!娘の命のためならば、例え国家の一つや二つは転覆しても惜しくは無い!

B「百万円しか要求してない筈なのに、何でそんなに金額が上がってるの!?ていうか、あちこちから恨みを買いそうな物言いをしてるうぅー!?

まだ見ぬ憎い田中…もとい、謎の犯人め!ヤツを捕まえた者には、懸賞金一千兆円を支払うぞーッ!!

A「流石はお父様…!この機会に、私にあらゆる誘拐劇のシチュエーションを学ばせようとなさっているわ…!
だから犯人さん、貴方もこの期待に相応しい立派な極悪人になって下さい!

B「期待が重すぎて今にも潰されそうなんですけど!?


11月12日(土)「今なお鮮やかに蘇る名トリック」

 という訳で、本格ミステリーレビュー・第二期の第四十二回!

 今回紹介するのは、コミック・金田一少年の事件簿 第七作「異人館ホテル殺人事件」なのであります!


 クリスマスに、函館のホテルで行われるミステリーナイトのイベントに参加する事になった金田一少年一行。だがそれは恐るべき悲劇の幕開けだったのだ…!

 という訳で、長編六つをこなして本格ミステリー的に色々こなれてきた感のある金田一少年の第七作目は、クリスマスの北国を舞台に、しかし特に北国が必須となるようなトリックは使われていません(待て)

 ところがどっこい、これがビックリする程 雰囲気のある 密度の高い本格ミステリーであり、特にメイントリックはシンプルながら、光野的には似たタイプのものを寡聞にして他に知らない。

 伏線の張り方も非常に神懸かっており、初期金田一少年の中では一、二を争う名作だという評価も頷けます( ̄ω ̄)*

 シリーズならではの企みも用意されており、光野的にもシリーズ中 五指に入る傑作長編だと言って良いでしょう。


 さて次回のレビュー予定は、金田一少年の事件簿・第八作「首吊り学園殺人事件」。

 おそらくは初期金田一少年における、最難関の事件です。


11月11日(金)「手の乾燥が地味にひどくなってくる季節」

 という訳で、日増しに冷たくなっていく空気に凍えながら(( ̄| ̄;))、普通に風邪気味になっている所の微妙な体調!(待て)

 光野水人です。

 近頃は一度体調を崩してしまうと、なかなか元に戻らないのが難儀よねー( ̄ω ̄;)


 あと、アメリカ大統領選ではまさかトランプ氏が勝つとは思わなかったΣ( ̄□ ̄;)

 良くも悪くも、時代が変化を必要としているという事ですかね。


こんなジオラマ世界が欲しかった!中世の小国1個まるごと再現した妄想がはかどるジオラマパーツ

 いくら何でも規模が大きすぎるんじゃないかなコレ!?Σ( ̄□ ̄;)

 製作にかかった手間を考えるだけでもとんでもないといいますか、凄すぎるわぁ…これェ…(汗)


11月10日(木)「預言者と合体した方が的確だったかもしれない」

 福岡博多駅前の道路が、地下鉄工事の影響で陥没したというニュースの映像なかなかにショッキングΣ( ̄□ ̄;)

 この状況で、脇にあるビルはよく崩れずに残っているなあ…(遠い目)


 これだけの事故にも関わらず、被害者が居なかったという危機管理能力の高さは素直に凄いと思います。


 本日のコント♪


A「オイラの名前は合体ヒーローくっつきマン!今回は名探偵と合体して、その能力を吸収してやるぜ!」

B「くっ…、出たなくっつきマン…!全ての真実を見抜く名探偵の眼力で、我ら悪の秘密結社・チョイワルダーの過去の悪事を暴いてやろうとそういう訳か!」

A「いや、別にそんな事をやりたい訳じゃないけれども。ただ単に名探偵の推理力でお前達の計画を次々と見抜いて、成功しないように嫌がらせをしてやろうと思っただけ」

B「やってる事は正義だけれども理由がただの小物すぎる!?キミ本当に正義の味方のヒーローなの!?」 


 こうして悪の秘密結社・チョイワルダーの作戦を次々と妨害しまくったくっつきマンは、しかし最終的に知恵熱を起こしてブッ倒れました(待て)


11月9日(水)「妙に印象に残るCMって時々ある」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は妙に印象に残る曲で有名な、話題のCMに出演しちゃうよ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!CMが大人気なのは良いんだけれど、あまりにもリズムが良すぎて思わずカミカミカミカミシンジヨ カミカミカミゴッド

A「アハハハいきなりうつろな目になって怖い歌詞を歌うのはやめて下さいよマネージャー!あの程度の洗脳音楽にかかるようでは、このトップアイドルのマネージャーとしては不足というか」

B「メカ子ちゃん今 洗脳音楽とか言わなかった!?ていうかまさか、メカ子ちゃんがあの素晴らしいCMソングをカミカミカミシンジヨ カミカミカミゴッドフィーバー!

A「いや、だからどこかのマッドサイエンティストがCMで洗脳音楽を撒き散らしているようですので、メカ子ちゃんがチョイとCM現場に突入して全てを跡形もなく粉砕しました

B「いつの間にやら獅子奮迅の大活躍!?それは良かったけど曲を失って悲しいと思っている自分が居る!ちょっと怖い!?


11月8日(火)「もはや寒さ的には完全に冬だけどまだまだ寒くなるね(( ̄| ̄;))」

 という訳で、「都島燈理」第十話・折木雪奈さんの雪密室への挑戦については、あまりにも先が長すぎるので光野も半分忘れるくらいの勢いで行きます(待て)

 現段階では、雪密室を解く為のヒントは最低限しか揃ってないので、ある程度は想像で埋めたりする必要があるとかまあ状況としてはそんな感じ。

 少しずつ物語が進行していくにつれ(読者への挑戦状に近づくにつれ)細かいヒントが増えていきますので、難易度としては少しずつ下がると考えて貰って良いでしょう。


 …とりあえずは、挑戦云々より年末年始に向けてのマンガの描き溜めだな!(汗)


炊き込みご飯、何杯分つくれる? 干しダコずらり 愛知

 干しイカにはスルメという名前があるのに、干しタコには特別な名称が無いのだなあ( ̄ω ̄)

 タコ…ルメ…。…タルメ?(絶対普及しないと思います)


11月7日(月)「後々の とある長編を考えると色々感慨深い」

 という訳で、本格ミステリーレビュー・第二期の第四十一回!

 今回紹介するのは、コミック・金田一少年の事件簿 第六作「悲恋湖伝説殺人事件」なのであります!


 湖畔のリゾート村に、モニターの代理として出席する事になった金田一少年。そこで起きる連続殺人事件…!果たして犯人「ジェイソン」の正体とは!?

 という訳で、そろそろ金田一少年が遠出をすれば、連続殺人事件が発生するという図式が成り立ってきた感のある第六作目の長編ですが(待て)今回もまた、本格ミステリーの定番とも呼べる非常にベタなトリックが使われております。

 知っている人なら「あのパターンか!」と簡単に気付くと思うのですが、知らない人にとってはまさに新鮮なる衝撃のトリックであり、その意味では細部まで含めて非常に堂々たる完成度。

 トリックよりもそれを生かすための舞台装置、物語作りの巧みさこそが、金田一少年が今なお本格ミステリーコミックの最前線をひた走り続けていられる理由なのかもしれませんね( ̄ω ̄)


 さて次回のレビュー予定は、金田一少年の事件簿・第七作「異人館ホテル殺人事件」。

 この辺りからトリックのオリジナリティが高まってきて、光野的には名作ぞろいの全盛期に突入といった感じですね( ̄ω ̄)*


11月6日(日)「これが人とメカとの尺度の違いか」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は某有名アイドルグループが解散するかもという事で、メカ子ちゃんも引退の時期について考えてみるのだ」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!確かに最も輝いた時を節目に、引退を考えるアイドルとか居たりするけど、メカ子ちゃんはまだまだ全盛期っていうかマネージャー的にも引退とかしないで下さいお願いします!

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!例えロボアイドルのメカ子ちゃんであっても、永遠にアイドルをやる訳には行かないといいますか、具体的には千年くらい経てば流石に耐用年数を超えてしまうので引退を考える

B「うん、せめて人間的には五十年くらいで引退を考えて下さいお願いします


11月5日(土)「敷地内でも煙が出たらご近所迷惑がどうのこうの」

 本日のコント♪


A「そろそろ冬って感じの寒さになってきたので、お庭でヤキイモを焼こうと思います!」

B「いやいや、現代で庭でイモはちょっと無謀だよ!?落ち葉に火をつけた途端にやれ煙だの消防法だのでうるさく言ってくる外野がどうのこうの

A「ところがどっこい!そんな事はいたしません!お庭にチョイと発電機を持ってきて、チョイと電子レンジを持ってきて!

B「おまけにコンビニで売っている、暖めるだけでOKのヤキイモを用意する…だと…!?

A「これでご近所からのクレームもなく、キッチリ美味しくお庭でヤキイモ!

B「ここまでするなら普通に台所の電子レンジで作った方が早くないかな!?


11月4日(金)「駅を通るとレベルアップ音というニクい演出」

 という訳で先日、関西は ひらかたパーク内で開催中の「ドラゴンクエストミュージアム」に行ってまいりまして、歴代の懐かしドラクエワールドにドップリと浸ってきた所の光野水人です。

 試練という名のヒンズースクワットとモノマネ選手権が微妙にキツかったですけど(汗)、ドラクエファンならニヤリと出来る演出が多く、なかなかに遊び心に富んだ展覧会でしたね〜( ̄ω ̄)*

 …しかし、物販が高かった…、ダイキャスト製の小さなロトの剣とロトの盾が、五千円を超えるのは流石にどうなのだろうか…(遠い目)


熱気球、架線に引っかかる 世界大会、JRに遅れや運休

 またちょっとレアすぎる事故だコレ!Σ( ̄□ ̄;)


11月3日(木)「悪なる心が呼び起こす奇跡!」

 本日のコント♪


A「私の名前は天上天使・エンジェル=エセル!今日も迷える地上人どもを救ったるですです!」

B「きゃああウチの子供が川で溺れそうになっているわ!でも私はカナヅチで泳げないから、他の人が飛び込んで助けてくれたらとっても助かるわ!」

A「ビックリする程 他力本願だなとは思うものの、一応助けたいみたいだからその意気や良し!…貴方が命がけで川に飛び込んだら、天使パゥワーで子供も貴方も救ってあげます!

B「くっ…!我が子を救うためとはいえ、こんなインチキ天使を信用なんて出来ないわ!貴方が天使だというなら証拠を見せて御覧なさい!

A「フッ…、この状況でそんなセリフが吐けるとは、ふてぶてしい事はなはだしい…!とか言ってる間に、子供の姿が見えなくなったよ」

B「きゃああああ!?元五郎ちゃああん!!…と思ったら、あまりに話が長かったので自力で脱出してる!

A「…なる程!つまりはこれが…、信じる力の奇跡というヤツですね!」

B「誰も信じられないから自力で脱出したんじゃないですかね!?


11月2日(水)「秋といえばやはりキノコではないか」

 もはや完全に冬寄り!といった感じの寒さっぷり!(( ̄| ̄;))

 朝、布団から出るのが随分と辛くなって参りました…(遠い目)


 本日のコント♪


A「ワシの名前は怪人マタンゴ!ワシの体をかじったものは、同じキノコ人間になってしまうという悪魔のキノコよ…!」

B「あ、アワワワ松茸狩りに山の中に入ったら、とんでもないキノコと出会ってしまったですぅ!」

A「フフフ…、愚かなる人間よ…!ワシはどこからどう見てもマツタケの変種だから、安心して串焼きとかにして食べるがいい!」

B「ぎゃああ歩いて喋るキノコを食べるなんて論外ですぅ!でも串刺しにしてこの世から始末するのには賛成ですぅ!」

A「いや、単なる串刺しじゃなくて食べて貰わないと困るんだけれど!?


 こうして山の中に串刺し且つ置き去りにされて、マタンゴはそのまま乾燥キノコになったとかならないとか!(待て)


11月1日(火)「とりあえず締め切りは、解決編が公開されるまでという事で」

 という訳で、「都島燈理は推理する」第十話「この凍れる世界で、望む君と(その15)」455〜467ページを更新致しました〜!

 光野水人です。


 さて今回、折木雪奈さんの雪密室に関する詳細が判明した訳ですけれども、実はまだ、突発的推理企画には突入しません。

 ちょっとしたネタバレになってしまいますが、今回の雪密室に関する推理企画は、氷雪館の事件が佳境に差し掛かった時――「読者への挑戦状」として、漫画内で正式に発表される事となります。

 今後も細かいヒント、あるいは重要なヒントがちらほらと出てきますので、つまりそれまで推理はおあずけという事ですね。


 …では、あるのですが…。

 (不調とはいえ)都島燈理くんでさえ、謎を解けていない段階ではあるのですがッ…!


 現段階で、この謎を解く事が不可能などとは、光野にはとても言う事が出来ない。


 すなわち、推理企画こそ勃発しませんが、読者が現段階で真相を看破し、ネタバレ掲示板に書き込む事は、それは読者の自由な訳です。

 しかしネタバレ掲示板への真相カキコミは、原則「謎解きが行われるまで非表示のまま」というルールですので、仮に正解者が出たとしても、そのカキコミが公開されるのは今からおよそ数年後――解決編が更新された後という事になります。

 数年後の公開を期待して謎解きするとか、ちょっと常識的な挑戦とは言えませんね…。謎解きどころか、謎解きしない読者でさえ ふるい落とされて当然の期間だと思いますので。

 それに、第十話が必ず解決編に辿り着くとは限りません。未完で終わる可能性も多々あります。


 しかし、それでも。本格ミステリーファンとして、謎に挑戦したいという方がいらっしゃるのであれば。

 その挑戦を止める事は、とても光野水人には出来ません。

 …そこまで大した謎でもないんですけどね。


 カキコミの公開が数年後(あるいは永遠に公開されない)である事を除けば、通常の推理企画とルールは同じと考えて貰って良いでしょう。

 ほんの僅かな挑戦の可能性だけを、期待して――。


 光野水人でした。



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