という訳で、本格ミステリーレビューも第四十五回目にして…最終回!
…いや、これまで紹介した以外にも読んだ事のある作家さんはいるんですけど、本格ミステリーかどうかの線引きが物凄い微妙だったり、あるいは読んでもせいぜい一冊だったり、もしくはうろ覚えだったりするので( ̄ω ̄;)、一作家ほぼ一作品縛りでレビューするなら、ここらで一旦区切りを付けておこうかな、と。
同作家の他作品を紹介していくなら、ここまでの数倍はレビューが書けますけれどもそれはさておき!
そんな訳で記念すべき最終回は、世界で最も有名な探偵小説にして至高の原点、アーサー・コナン・ドイルによる「シャーロック・ホームズの冒険」なのであります!
シャーロック・ホームズといえば古典中の古典ミステリであり、それ故 光野的には作品を読んだ事が無くても、漏れ聞こえてくる情報だけでネタバレしまくっているという(汗)有名古典ミステリにありがちな状況だったりした訳ですけど、まあ割と最近普通に小説を読む機会があった訳ですよ。
…普通にエンタテイメントしまくっていて超面白いなコレ!?Σ( ̄□ ̄;)
名探偵シャーロック・ホームズのキャラクターが実に奇矯というか突飛といいますか、頭のネジが外れているにも関わらず(待て)確かに名探偵しまくっているという…、しかも作品によっては一話が20ページとか30ページとかそんな短さやで!?Σ( ̄□ ̄;)
現代本格ミステリーのように、読者が謎解きを出来るとかそういう構成では全く無く、明らかに冒険活劇というかエンタテイメント的な構成なのですけれども、現代ミステリーに慣れていると、この面白さは逆に新鮮な感覚だなあ…。
ていうか、この短さの中に本格ミステリー的要素が見事にギュッと詰まっているというのが、光野的には有り得ないといいますか(汗)、成る程…、これが本格ミステリーの元祖たる、シャーロック・ホームズの実力であるという訳か…!(*ω*;)
未だに、世界中に多くの名探偵ホームズ・ファンが存在して止まないというのも頷けますね。
本格ミステリーの元祖にして王道たる、名探偵ホームズの活躍を見てみたい!
そんな 本格ミステリーの初心に返りたい、シンプルにしてマニアなファンにオススメです。
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…という訳で、本格ミステリー界隈を少しでも盛り上げるべく、地味に続けてきた本格ミステリー・レビューも一旦これまで!
とはいえミステリ界を盛り上げたいという初心に変わりはないので、今度はミステリーコラムとかそういうのを、日記上でやったりするかもしれません。
…勿論、同作者他作品でレビューを続けるのもアリといえばアリだ!(待て)
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