●2015年2月●
2月28日(土)「明智先生の助手といえばやはり小林少年」

 という訳で、本格ミステリーレビューも第三十九回目なんですよ明智先生!

 今回紹介するのは、かの江戸川乱歩 大先生による少年探偵団シリーズより「怪人二十面相」なのであります!


 江戸川乱歩 先生といえば、かの名探偵・明智小五郎を生み出した、昭和を代表する本格ミステリー作家の一人であり、光野的にはマイ本格ミステリーの原点と言っても過言では無い。

 光野が中学校に通っていた頃、学校の図書室にあった「少年探偵団」シリーズをたまたま読んだ事がきっかけで、シリーズ全てを読み漁るに至った訳ですけれども、氏の作風といえば、やはり「エロ・グロ・怪奇・猟奇趣味」が基本であり、それは子供向けにリライトされた「少年探偵団」シリーズであっても同じ事。

 「屋根裏の散歩者」や「人間椅子」といった、変質的と言っても過言ではない独特の行動様式を持った登場人物や、「青銅の魔人」「夜光人間」といった怪人が現れる怪奇物まで、氏独特の作風は非常に得がたい個性であり、現代においても当時の空気を再現しようとする作品が多く存在する事などから、やはりその高い人気が伺われます。

 あちこちでの評価を見るに、トリックの独創性に関してはどうも海外作品の影響が強かったらしいものの、「少年探偵団」シリーズは謎解きミステリーというよりは、むしろ冒険活劇といったシリーズであり、その辺りが単なるミステリーとして以上に、多くのファンを獲得するに至った理由かもしれません。


 変装を駆使してあらゆる人物に化け、あらゆる奇策を講じて様々な怪人・怪奇現象を生み出す「怪人二十面相」と、それに対抗する正義の探偵「明智小五郎」!

 この黄金のライバル設定は、未だに光野の中の中二魂を掴んで止まないのだぜ…!(*ω*)


 たまには頭を使うばかりでなく、エンタテイメントしまくった冒険活劇ミステリーを読んでみたい!

 そんな、古き良き 探偵と怪人たちの時代の本格探偵小説を読みたい方にオススメです。


2月27日(金)「ちなみに閏年は来年ですね」

 本日のコント♪


A「今年の7月1日に、一日二十四時間に一秒だけ追加される『うるう秒』があるのは知ってるかい?」

B「え、何それ!?うるうナンタラって、うるう年があるくらいのものかと思ってた!」

A「四年に一度だけ、二月に二十九日が追加されるのをうるう年というのだけれど、秒の方も時々うるう秒とかゆって調整したりするのだよ…!」

B「な、何だと…!?それじゃあ僕が知らないだけで、うるう分とか、うるう時間とか…!?もしかしたら うるう地球なんていうのもあるのかも!

A「うるう分とか時間はともかく、何でそこで地球が出てくるの!?」

B「この宇宙に数多く存在する地球型惑星の数を調整する為、一億年に一度余分な地球が出現するという…!も、もしかしたら我々が住んでるのは架空の地球型惑星なんや…!」


 こうしてB君が真相に気付いた瞬間、偽の地球型惑星は消滅してしまったという…!

 世にも奇妙なうるう物語!(待て)


2月26日(木)「大概荒れた天気の後には気温が大幅に変化する」

 という訳で、この前の日曜日の大雨以来、二月とは思えない程気温が上がってしまって(汗)、微妙に暑い冬なのだぜ…!( ̄ω ̄;)

 暖かいのは良い事なんですけれども、ちょっと着るものの枚数を間違えると暑くて困る。

 光野水人です。


仏像をCTスキャンしたところ、1100年前に死亡した高僧のミイラが発見される

 オランダはドレンテ博物館所蔵の仏像をCTスキャンにかけた所、1100年前に死亡したとされる僧侶のミイラが入っている事が分かったのだそうで。

 仏像には魂が篭るとは言いますけれども、物理的に魂が入ってても怖すぎるんですけど!?Σ(T□T;)

 こういった物の扱いって、現代ではどうなるんだろうなあ…、本物の人体模型の存在も、物議を醸しているらしいですけど。


2月25日(水)「手段が目的になっているのかもしれない」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はアイドルのプライベートらしく、趣味のクッキングを楽しんじゃうのだ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!メカ子ちゃんのプライベートを雑誌が取材に来てるからって、あからさまに無理するのはマネージャー的には良くないと思うな!」

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!クッキングが最近の私の趣味なのは間違いないといいますか、見て下さいよこの見事な最新型の3Dプリンタ!

B「プラスチックの粉を使って立体模型を作れる3Dプリンタが、料理と何の関係が!?…ハッ!確か最近では、食材を使って料理を3Dプリンタで作れるとか何とかいう話が」

A「その通りですよぅ!だからメカ子ちゃんは、3Dプリンタで美味しい料理を作るため、日夜新しいプリンタの研究開発を

B「努力は認めるけど、それって料理じゃなくて明らかに発明が趣味になってるよね!?


2月24日(火)「一寸の虫にも五分の魂とか何とか」

 本日のコント♪


A「私の名前は、新米死神のデス美ちゃんですぅ!今回はメカ田ロボ丸さん!一ヵ月後に壊れる予定の貴方の魂を刈りに来たですぅ!」

B「…え…!?そ、それは何かの間違いじゃないメカか!?一ヵ月後に壊れることはさておき、如何に高性能であるとはいえ、単なるメカに刈り取る魂などあろう筈が無い

A「いや〜、私もそう思うんですけどね?何でも上司によると、作られた存在であっても一定以上の複雑さがあれば魂を持てるとか何とか…、デス美ちゃんよく分かんない!」

B「そ、そうなのか…!限りなく人間に近い存在を目指して作られたこの私が、ついに魂を持つに至るとは…!か、感動のあまり、涙が…、メカだから出ない!?

A「あれっ!?ここで感動で涙が出せないようでは、魂認定するにはちょっと微妙かも!?


 こうして結局単なるロボ扱いで死神に去られたロボ丸さんは、見事に一ヵ月後にスクラップ工場!(待て)


2月23日(月)「最大の違法コピー対策は、発信元がデータをタダで配る事だと誰かがゆってた」

 という訳で、相変わらず昼は暑く夜は寒いという極端な冬を過ごしつつ(( ̄|  ̄;))、ゆるりと漫画作業を進めています。

 光野水人です。


バンダイビジュアル、4月24日よりBD/DVD購入者は端末への本編ダウンロードが可能に! 新サービス「BANDAI VISUAL+」

 バンダイビジュアルが、BD/DVD購入者向けの映像ダウンロードサービス「BANDAI VISUAL+」を発表したのだそうで。

 要するに、BD/DVDを買った人が専用シリアルコードを登録する事によって、購入したBD/DVDの映像をモバイル端末にダウンロード出来るというサービスなのだそうで、うむ…!ある意味映像ディスクを買った人にとっては当然とも言えるサービスではある…!

 …ただし、有料!(待て)

 いや、そこは無料にするのが普通じゃないの!?と思わなくもないですけれども( ̄ω ̄;)、最近の映像コンテンツに違法コピー問題が多すぎる事を考えると、それくらいはガードを固めないとやっていけないという事なのだろうなあ…(遠い目)

 この辺りの問題は、どうにも根深くていけませんやねー。


2月22日(日)「押しが弱いとまあ色々アレな事もある」

 本日のコント♪


A「私の名前は、新米死神のデス美ちゃんですぅ!もうすぐ寿命を迎える人の前に現れて、魂を刈り取るのがお仕事なんですぅあぅあぅあぅ

B「ば…バカな…!?人気絶頂タレントであるこのオレ、イケメン太郎寿命があと一週間しか無い…だと…!?

A「はいぃ〜、ですから思い残す事のないように、一週間を精一杯生きて貰ってですねぇ〜」

B「バカな!オレのやりたい事を全てやるには、とても一週間では足りないじゃないか!イケメンは断固抗議するぞぅ!」

A「え、ええぇぇ〜…!?わ、私の権限では、寿命は延ばせても二、三日が限界で…!」

B「このイケメンに賭けて、一ヶ月!いや半年にまけたまえよ!?

A「どぅええぇぇ〜〜!?


 こうして交渉の結果、見事百二十年の寿命を勝ち取ったイケメン太郎は、思い残す事の無い見事な人生を歩んだという…!

 そしてデス美ちゃんは、失敗のペナルティとして一万年間の封印生活!(待て)


2月21日(土)「メディアワークス文庫はすっかりミステリーレーベルみたいなラインナップになってるなあ」

 という訳で、本格ミステリーレビューの第三十八回目なのでございます古書の香り!

 今回紹介するのはメディアワークス文庫より、三上延先生による「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズなのであります!


 さて「ビブリア古書堂」といえば、近年の本格ミステリーにおける数少ないミリオンセラーの一つであり、TVドラマ化もされている事などから知っている人はそれなりに多いのではないかと思います。

 このシリーズは、基本的には古書にまつわる事件をテーマに描いた連作短編集であり、実在する本を物語に絡めてくるという流れは、本格ミステリーとしては多分ありそうでなかったような感じですね。

 正直その部分以外では、非常にオーソドックスな本格ミステリーであるという印象なのですけれども、ところがどっこい、「オーソドックス」の範囲内で、非常に高いレベルで「本格ミステリー短編集」を実現させているのが素晴らしい…!

 おそらくこのタイプの物語としては相当に完成度が高いといいますか、そりゃあ話題の本という事で興味を持って買ってみて、このレベルの本格ミステリーが読めたならミリオンセラーも納得出来ようというものです。

 現実に存在する本が物語に絡んでくる辺りも、読者が親しみを持ってミステリーを楽しめる一要因であるのでしょうね。


 例えベタだと言われようとも、ミリオンセラーの人気本格ミステリー小説を楽しみたい……!

 そんなミーハーでありながら、且つどっしりとした手ごたえの正統派古書ミステリーを楽しみたい方にオススメです。


2月20日(金)「現在進行形で進んでいくロストテクノロジー化」

 という訳で、地味に漫画作業を続けたり続けなかったりしつつ(待て)、寒さに体調を持っていかれないよう過ごす日々(( ̄|  ̄;))

 光野水人です。

 実は寒さじゃなくて、急激な温度変化の方が大敵なんやね…(遠い目)


ロングセラー玩具「地球ゴマ」が製造中止! 残された「生き残り」への道とは!?

 ジャイロ効果を利用して、どんな角度になっても安定して回り続ける玩具「地球ゴマ」の製造が、今年四月を目処に中止予定なのだそうで。

 職人さんの高齢化がその理由なのだそうですけれども、子供向けの科学教材なんかでも有名な製品であるだけに、製造中止は惜しまれる所( ̄ω ̄;)
 
 ちなみにアマゾンをちょっと覗いてみたら、物凄い勢いで高騰しておられる…!(汗)


もう通話はこれでいいんじゃ…乾電池1本で動く携帯電話

 海外製品、かつ緊急時使用が目的ではありますけれども、携帯はこれくらいシンプルな方がいいよなあ…( ̄ω ̄)*


2月19日(木)「一歩間違えれば運命とは数奇なもので」

 本日のコント♪


 むかしむかしある所に、竹取の翁というじいさまが居て、竹を刈っていたらアラ不思議!ピカピカ光る竹を見つけたのでございます。

A「あら、こりゃあ不思議だっぺ!この竹を切って持っていけば、夜も明るいライトになるっぺ!

 こうして節ごと切断された竹は、二十四時間ぴっかぴか!おじいさんのお家は電気代無料の明るいハウスへと変貌を遂げます。

A「ありゃあ、どうも竹が中からミシミシ言ってるっぺ!どうやら中で何かが成長しているようだっぺ!」

 電気代不要の明るい電源が壊れる事を恐れたおじいさんは、竹が壊れる前に更に大きな竹カバーを作り、中身が成長するにつれ、カバーもどんどん大きくなっていきます。

 ついに人間大の大きさにまで成長したピカピカ竹!しかしその時!月からやってきた謎の強盗団が、巨大な光る竹を盗んでいってしまうのです!

A「チッショウ月の泥棒たちめぇ〜!奴らは大変なものを盗んで行きました!我が家の照明です!


 こうして世にも美しい姫の事など一行も書き記されなかった昔話が、平行世界のどこかには存在するかもね!(待て)


2月18日(水)「何だか色々と意味があるらしいですね」

 本日のコント♪


A「蕎麦屋の入り口にある信楽焼きのたぬきをうっかり壊してしまったので、代わりに人形のフリをして立っている所のタヌキなのだぜ!」

B「ムゥ…!?ウチの入り口にあるタヌキは、果たしてこんな細いデザインであったか…!?何だかちょっと違うような

A「(めっちゃ疑われているけど、ここはじっと我慢の子!この人間がいなくなったら、たちまち山に逃げ帰るとするぜ!)」

B「ムゥ…!まあいい、今日も招福のタヌキさまに、タヌキそばのお供えをするのだ!」

A「何…だと…!?腹の減ったタヌキの前に、タヌキそばを置いていった…だと…!?別にタヌキが入ってる訳じゃないから、タヌキ的にはいただきますだぜ!」


 こうして信楽焼きのフリをしてそばを食べ続けた山のタヌキは、実は店主オリジナルのタヌキ入りタヌキそばを食べたのだと知って傷心の逃亡!(待て)


2月17日(火)「尽きる事なき情熱の炎がなんたらかたら」

 という訳で、去る14日に たまたま家チョコがかぶりまくって(汗)、チョコの大試食大会になってしまった訳ですが、アールグレイの生チョコとか、菓蔵の限定焼酎チョコなんかが事の外美味しかったなあ…( ̄ω ̄)*

 もう14日はチョコをあげるとかじゃなくて、皆が普通にチョコを買ってきて食べる日にしてもいいんじゃないかな(待て)

 光野水人です。


マガジンR : 新マンガ誌に水薙竜の新作や「Q.E.D.」新シリーズ

 4月20日に創刊するという講談社の新雑誌「マガジンR」に、あの本格ミステリー漫画「Q.E.D.」の作者・加藤元浩先生の新シリーズ「Q.E.D. iff -証明終了-」が掲載されるのだそうで。

 …あの人、現状でも二本もミステリーの連載を持っているというのに、平行連載三本目に突入するとかどういう事なの!?Σ( ̄□ ̄;)

 何かもう…、ネタが思いつく事は勿論の事、マンガ自体の生産量が凄すぎる…、どうして三大本格ミステリー漫画描きは、揃いも揃って化け物揃いなの…!?(遠い目)

 コナンも金田一少年もQEDも、十年後にも元気に連載を続けている気がしてならない( ̄ω ̄;)


2月16日(月)「ちなみに太陽までは光の速度で八分くらいでしたか」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は民間人の宇宙旅行がついに実現するとかいう話なので、ちょっと宇宙に行ってきちゃいますのだ」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!確かに実現したら凄い話ではあるのだけれど、ほんの四分間無重力を体験するためだけに2500万とか凄い勿体無いっていうか、個人的にはそれだけかけるなら世界一周旅行とかの方が全然いいよね!」

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!このメカ子ちゃんが他人の宇宙ツアーになんて参加する訳が無いっていうか、自力ロケットで宇宙に行くに決まってるじゃないですか!」

B「さらりととんでもない事言ってるけど、ああ、まあ…メカ子ちゃんなら出来そうだよね、それくらいは

A「前回は太陽の横を通り過ぎる辺りで危うく溶け落ちる所でしたが、今回はいわゆるリベンジアタックというヤツですね!」

B「太陽に近づきすぎて羽根が溶けたイカロスみたいな真似しないでくれるかな!?


2月15日(日)「題材的には明らかにかぶっている訳ですが(汗)」

 という訳で限りなくネタ切れしつつも、本格ミステリーレビューも第三十七回目なのであります意義あり!

 今回紹介するのは、脚本・黒田 研二、漫画・前川かずお によるコミック版「逆転裁判」シリーズなのであります!


 黒田研二氏は、講談社はメフィスト賞出身の本格ミステリー作家であり、それ以外にもミステリー作品のコミカライズやノベライズ、果てはミステリーゲームのシナリオに至るまで、非常に多岐にわたって活躍されている方であります。

 そしてコミック版「逆転裁判」シリーズは、原作ゲームとは微妙にノリが違うものの、それでもあのノリの本格ミステリー大好きっ子であれば、間違いなく楽しめるガッチガチの本格ミステリー漫画なのだぜ…!

 黒田氏によるオリジナル脚本は、原作のイメージに合わせたのか多少リアリティのぶっとんだ設定が多いものの、推理の逆転に次ぐ逆転に加え、トリックも逆転裁判らしく大胆、かつオリジナリティの高い物が多く、また数多くのファンサービスも盛り込まれていて、原作ファンなら間違いなく楽しめるであろう完成度。

 作画のイメージは原作と多少かけ離れている部分はあるものの、勢いに関してならおそらく原作にも全くひけを取らないレベルなので、原作ゲームファンの方も、その点は安心して頂きたい…!

 後に「逆転検事」のシリーズもコミカライズされるなど、この組み合わせの人気が意外と根強かった事が伺えますね( ̄ω ̄)*


 原作ゲーム「逆転裁判」「逆転検事」はやり尽くしてしまったけれど、もう少しあのノリの本格ミステリーの世界に酔いしれたい…!

 そんな、ナルホドくん&ミツルギ検事ファンの原作ファンの方にオススメです。
 

2月14日(土)「取らぬ狸の何とやらかもしれない」

 本日のコント♪


A「本日はバレンタインデー真っ盛りいィィィ!という訳で、女の子からチョコを貰った時に備えてチョコバリアを装備しようと思う

B「え、何チョコバリアってどういう事なの!?そして君は既に貰う前提なの!?」

A「クックック…!チョコバリアとは、万が一僕のファンからチョコを貰いすぎて数百万個のチョコで埋もれたりしないよう、チョコだけを弾く特別製のバリアーなのだ!」

B「どんなスーパーアイドルでも、流石に貰ったチョコに埋もって死んだりはしないと思うんだけど!?ていうかどこから出てくるのその自信!?」

A「そりゃあ勿論…!オレが世界一の天才発明家であるという自負から来るに決まっているのさ!」


 こうして結局一つもチョコを貰えなかったA太郎君は、チョコ吸引機を発明してチョコに埋もれて死んだというからまさに天才!(待て)
 

2月13日(金)「そういえば先日雪がチラチラ降ってた気がする」

 という訳で、相も変わらず冬の寒さにブルブルしながら(( ̄|  ̄;))、マンガ作業を地味にする日々。

 光野水人です。


LED型信号、熱くならず雪溶けず

 最近は、電球タイプの古い信号機が、どんどんLEDタイプの信号機に置き換わっているのですけど、LEDタイプだとほとんど発熱が無いので雪国では雪が溶けずに大変ですよ?という内容の記事。

 盲点だったのか単なるうっかりだったのかは分かりませんけど( ̄ω ̄;)、電球タイプの信号機の発熱は、予想外の形で役に立っていたんだなあ…。

 旧来のシステムでは本来余分だった筈のものが、思いがけずに役に立っていた例というのは結構あって、例えばガソリン自動車→電気自動車への移行だと、エンジン音が静かすぎて逆に危険だったりした事があった筈。

 最新鋭の技術のみが、常に至高の技術であるとは限らないというお話ですなー。


2月12日(木)「おまけ付き菓子は、おまけと菓子とどちらが本体なのかしら」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はバレンタイン企画で、メカ子ちゃん特製チョコレートをファンの為に用意しちゃうのだ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!手作りチョコレートを用意してくれる、その心意気は有難いんだけれども、これってどこからどう見てもネジのチョコレートがけにしか見えないんだけど!?

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!一見ネジのチョコレートがけにしか見えないどころか、これは確かなネジのチョコレートがけ以外の何物でも無い

B「いや普通の人はネジなんて食べられないからね!?ていうか、最近流行の異物混入みたいにファンに訴えられかねないから!

A「失敬な…!これは商品名からして「チョコかけネジ」なんですから、異物も何も商品そのものっていいますか、アイスの棒だって食べられないなんて文句言う人はいないでしょう!?」

B「何か物凄い理屈だけど確かにそうかも…!?いやでもバレンタインにネジはおかしいって絶対!!


2月11日(水)「最近はこんな雑誌も出るようになったよ」

 本日のコント♪


A「ジャジャーン!凄い発明をしたぞ!なんと今話題の3Dプリンターとかいうヤツなのだ!」

B「え、プラスチックの粉末を使って、立体モデルとかを作れる機械だよね?高いけど普通に売ってるんじゃないかな?」

A「ところがどっこい!普通の3Dプリンタが再現出来るのは見た目だけだが、この3Dプリンタは何と!例えば冷蔵庫を作れば、冷蔵庫そのままの性能を発揮出来るという」

B「え、それはもしかして物凄い発明なんじゃあ…!?本当ならノーベル賞も有り得るよソレ!」

A「そして、こちらがマイ3Dプリンタで再現してみた冷蔵庫!


B「何か超ちっちゃいよ!?コレ本物っていうか、やっぱりただのフィギュアなんじゃないの!?」

A「失敬な!家庭用3Dプリンタっていうのは、基本小さな物しか作れないのが常識なんだよ!こんな見た目でも、ちゃんとスイッチも入るし中身も冷やせる!…タマゴ一個くらいしか入らないけど!」

B「ていうか、そもそもコンセントが小さすぎて電源が取れないんじゃないの!?」

A「まあそこは致命的な欠陥と言えなくも無い!

B「主に全体が欠陥だらけなんだけれど!?


2月10日(火)「光野的には『黒猫の三角』は漫画版こそが至高」

 昨日、今日と今冬最大の寒波がやってきたとかいう話で、何かもうめっちゃ寒いでゴワス…!(( ̄|  ̄;))


 という訳で、去る2月6日に関西で森博嗣原作の本格ミステリー・Vシリーズ「黒猫の三角」のTVドラマが放映されまして、事前情報を全く知らなかった光野がTV欄を見てひっくり返ったのは言うまでも無い!(汗)

 光野水人です。

 森博嗣先生のミステリー作品では、つい先日まで「全てがFになる」のTVドラマを放映していましたので、まさかVシリーズまでドラマ化されるとは全く思ってもみなかったなあ…( ̄ω ̄;)

 そもそもこのシリーズは、「とある理由」で映像化は不可能とされていたシリーズだったのですけど、実際に録画したドラマを見てみたら、…「とある理由」を完全に無視して作ってるだろ、これ!?Σ( ̄□ ̄;)

 …いや、光野的には無視した訳じゃない可能性も無くはないと思うのですけど(汗)、いずれにせよ、S&Mシリーズといい、Vシリーズといい、ハナから全作映像化するのは完全に諦めてるよね、これ…(遠い目)


 しかし、春には御手洗さんもTVドラマ化される事ですし、出来はさておき光野の好きなミステリー作品がどんどこドラマ化されておられる…!

 もしかして光野が知らないだけで、今は新たな本格ミステリブームが来ていたりするのかしら…( ̄ω ̄;)

 多分、気がするだけのような気もしますが。


2月9日(月)「時の流れとは恐ろしいものだったりするかもしれない」

 本日のコント♪


A「今日はファンタジー学園の十年ぶりの同窓会!ふふふ、クラスの皆は元気にしてるかなあ」

B「おっ!もしかしてA夫じゃない?まさかバリバリの文系のお前が、立派な武道家になるなんてなあ」

A「え!?そ、そういうお前はB太郎…だと…!?まさかお前がスライムに転職するなんて…!?」

B「フフフ…、これでもなかなかの戦力なんだぜ?何ならお前と一度、パーティを組みたいくらいさ!」

C「クックッ…!雑魚どもが吠えているなァ…!この大魔王の前に、全ての一般職はひざまずくが良い…!

A「ゲェーッ!?かつてのクラス委員長が、今は見事なまでの大魔王…だと…!?い、一体年収はいかほどになると言うんだ…!」

C「クックッ…!年収はほんの一億円ほど…!…そして、クラスの人気者だったD之助!あやつは勇者になったと聞き及んでおったのだが…!?」

B「ああ…、D之助なら、ちょっと前までは勇者だったけれど、冒険に失敗して今は遊び人になっちゃったって聞いてるなァ」

C「何…だと…!?我が宿命のライバルが、戦うまでも無く敗北をしていた…だと…!?」

A「何ていうか、もう…、時の流れって残酷だよね…


2月8日(日)「全四巻中、三巻が出た辺りで読み始めたという(待て)」

 という訳で、本格ミステリーレビューも第三十六回目なのですカラクリカラクリ!

 今回紹介するのは、週間少年ジャンプ作品としては珍しい本格ミステリー漫画・原作 写楽麿、作画 小畑健による「人形草紙あやつり左近」なのであります!


 「あやつり左近」は、普段は口ベタなものの、人形に喋らせると一流の推理力を発揮するという人形遣いである主人公が活躍する本格ミステリー漫画であり、「ヒカルの碁」「デスノート」の作画を務めた小畑健先生といえば、知っている人は相当数いるのではないかと思います。

 作画レベルは非常に高く、また内容的にも非常にベタなトリックを扱ってはいるものの、逆に言えば物凄い勢いでの王道であり、実際、当時ジャンプで本格ミステリー漫画が始まったと知った時には、光野的には非常にワクワクしたものです( ̄ω ̄)*

 …ワクワクした途端に、あっという間に終了してしまいましたけど!(汗)

 内容があまりにベタすぎたのか、原作者のネタが尽きたのか、あるいはジャンプ読者にミステリーが合わなかったのかは分かりませんが( ̄ω ̄;)、とにもかくにも、終了ちょっと手前まではきちんとした王道本格ミステリー漫画をしていただけに、光野的には非常に…惜しいッ…!

 短期連載にも関わらず、後にTVアニメ化されるなど、決して人気が無かった訳ではないと思うのですけどね〜。


 ちなみに現在、同じ小畑健先生作画による「学叫法廷」なる本格ミステリー?作品がジャンプ誌上で連載されているらしいのですが、個人的には是非とも頑張って貰いたい所。

 「ジャンプで推理マンガとか無理!」というジンクスは、是非とも吹き飛ばして貰いたい…!(*ω*)


 少年マンガの王道である週間少年ジャンプ誌上での、名探偵の活躍を是非とも見たい!

 そんな、閃光のような短期集中 本格ミステリーマンガを楽しみたい方にオススメです。


2月7日(土)「赤ん坊というだけの事はあって凄い赤い」

 という訳で、先日たまたま ご近所で生まれたばかりの赤ん坊に触れる機会がありまして、おおう…この未知の生命体っぷり…!( ̄ω ̄;)

 光野水人です。

 見た目に反してズッシリと重くて体温が高く、今にも「自分はこれから成長して膨らんでいくぜ!」と言わんばかりの密度のあるミニチュアっぷり。

 あれくらいの生まれたてだと、周りの状況とかあんまり見えていないらしくて、成る程…、道理で反応がうろんにも程があると思った…!(遠い目)


 なかなかに貴重な体験をさせて頂きました也!


なんじゃこりゃ…車体の下に吸い込まれて開くドア

 カリフォルニアにあるJatech社が開発した、車体の下に滑り込んでいく設計の車ドア「Disappearing Car Door」の紹介記事。

 ドアの開閉にスペースを必要としないという、その実用性は凄い分かるのですけど、…どういう構造でこのドアは車体の下に滑り込んで行ってるの…?(汗)

 窓ガラスは流石に折りたためていない筈なので、何がどうなってあのスペースに収納されているのかが純粋に謎!( ̄ω ̄;)


2月6日(金)「今だとデータCDの中身をくり抜くとかやった方が良いのかしら(待て)」

 本日のコント♪


A「アタシは伝説の幸運と呼ばれる女スパイのスパイ子ちゃん!今回はスパイらしく、本の中身をくり抜いて出来たスペースに、秘密データディスクを隠したりなんかするぜ!」

B「す、スパイ子くん!隠し場所が物凄い古典というかベタなのはさておき、君の部屋のプリンを食べようとしたら、中にUSBメモリが入っていたんだが!?」

A「アッ!それは某悪の組織を潰すための秘密データじゃないですか!危うくスパイ局長の胃の闇に葬られる所でしたよ…、そして私の楽しみにしていたプリンも、闇に葬られる所でしたよ!」

B「ゲフンゲフン!…それじゃあ、今度は暇つぶしにゲームでも…、って動かないよ!?ゲーム機の中身にマル秘書類が入ってるー!?

A「フッフフ…、それは当然です!このスパイ子ちゃんの部屋にあるアイテムは、全てガワだけで中身は重要データのカタマリだったりするという…!」

B「それ逆に部屋の中に役立つ家庭用品が一つも無いって事じゃないの!?


2月5日(木)「講談社のコミック誌が全て電子書籍化するとか何とか」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は最近流行の電子書籍なるものを、メカ子ちゃんも出版しちゃうのだ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!アイドルが本を出すのとかある意味自殺行為も良いところだけど、もしアレならゴーストライターの一人も連れてきてゲフンゲフン!

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!メカ子ちゃんが電子書籍を出版するからには、全部自分で書くっていいますかむしろ個人個人に合わせて微妙に違う内容を出版してみる

B「メカで執筆速度が早いからって、また思い切った内容の企画を!?ていうか、個人個人に合わせて内容を変える意味ってあるの!?」

A「勿論ですよぅ!それぞれのメカ子ちゃんファンの求めるメカ子ちゃんの理想像を文章化して、マインドコントロ…げふん、より熱心なファンになって貰おうという実に素晴らしい企画なのです」

B「あからさまに今ポロッと本音が出かけたよね!?


2月4日(水)「地元では雪が降ってないだけまだマシかも」

 という訳で、第十話のプロローグ編が終わって微妙に気が抜けつつも( ̄ω ̄;)、次を目指して相変わらず地味に作業を続けております。

 光野水人です。

 ていうか、ここ最近の冬はとみに寒いね…!(汗)


UCI、ゆで卵を「生卵」に戻す方法を発見

 カリフォルニア大学アーバイン校が、ゆで卵を生卵に戻す方法を開発したのだそうで。

 これまでだと、ゆで卵を元に戻すには四日間かけて分子レベルの透析を行う必要があったのだそうですけれども、この方法だと遥かに手軽に生卵に戻せるのだとか。

 ていうか、そもそもゆで卵って元に戻せるものだったの…!?Σ( ̄□ ̄;)

 明らかに化学実験的なアレなので、お料理の場で手軽にゆで卵を生に戻せる豆知識とかではないのですけど(汗)、うん、何ていうか…トリビアだねぇ。


オホーツク海の流氷を表現したインドカレー

 うん……、青いカレーとか心理的に無理!(待て)


2月3日(火)「所詮この世は地獄でござるとか何とか」

 本日のコント♪


A「節分が来たあぁぁぁーッ!…という訳でピチピチ若奥様であるこの私は、鬼姑であるお義母さまを 日頃の恨みを込めて豆まきでブチのめそうと思います!」

B「ケーッケッケッケ…!甘い、甘いぞ鬼嫁さんよ!キサマなんぞにブチのめされる前に、この煎った大豆で貴様なんぞ返り討ちじゃあ〜!」

A「ゲエーッ!?ウチの鬼姑が、大豆袋をかついでサンタのごとき格好で挑んできた…だと…!?」

B「その通り!この背中の熱い豆をぶつけられた日には、どんな人間でも火傷でヒイヒイ言うという…!せ、背中が熱い!ヒ、ヒイ〜ッ!!

A「そりゃ袋ごと背負ってれば自分が熱いよ!?思い切り自滅してるじゃないですかーッ!!


 こうして火傷で病院に運ばれた鬼姑は、「鬼嫁にやられた!」と叫んで二人の仲はますます険悪になる訳ですが…!

 ケンカする程仲が良い、というのは時と場合によると私は思う!(待て)


2月2日(月)「下手な解説よりリンク張る方が早いね」

 という訳で、一作家ほぼ一作品縛りでは そろそろ紹介するネタが枯渇してきましたけれども(汗)、本格ミステリーレビューも第三十五回目なのです!

 今回紹介するのは、故・鮎川哲也先生 編集による短編集「本格推理」シリーズなのであります!


 このシリーズは、一般から公募した本格推理小説 短編の中から、有名本格ミステリー作家である鮎川哲也先生が選んだ作品をまとめて本にするという、いわゆる企画本のシリーズであり、そのタイトル通りに本格魂に溢れまくった短編集なのであります。

 例え文章は荒々しくとも、非常に意欲的、かつフレッシュな発想に満ち溢れた短編が実に多く、いわゆるミステリ大好き人間にとっては読み逃せないシリーズであり、またミステリ作家志望の方にとっても、作品が収録されれば当然のようにデビューへの足がかり、かつ印税が貰えるというチャンスに溢れていた訳です。

 実際、このシリーズからは 柄刀一、東川 篤哉、石持浅海、加賀美雅之といった そうそうたる顔ぶれがデビューを果たしており、例えその後のデビューに繋がらなかった単発作品であっても、下手なプロより余程本格ミステリーしまくっているという…、ああもう!つべこべ言わずに読みなさい!(待て)

 光野的にも、未だにこのシリーズの内の幾つかの作品は 心の中に焼きついて離れず、とにかくトリックとロジックに溢れた本格ミステリー大好きっ子であれば、一度は目を通しておいて損は無い。


 ちなみに鮎川哲也先生がご高齢のため選者を退いた後には、同じく本格ミステリー作家である二階堂黎人先生 編集による「新・本格推理」シリーズが始まった訳ですけれども、こちらはどちらかというと本格ミステリーとしての重厚さと完成度を重視している傾向にあり、フレッシュさという意味では光野の求める方向性とは若干ズレてしまった感が否めない( ̄ω ̄;)

 まあこの辺りは、完全に個人的好みの話になってしまうのですけどね(汗)

 旧シリーズ、新シリーズ共に、本格ミステリー小説愛に満ち溢れた作品集である事は間違いないです。


 特定の作家の作品にこだわらず、とにかく柔軟な発想と若々しさの詰まった本格推理小説を楽しみたい!

 そんな心意気に溢れた、本格ミステリー小説読みにオススメです。


2月1日(日)「ここで一旦一区切りに」

 という訳で、「都島燈理は推理する」第十話「この凍れる世界で、望む君と(その5)」139〜167ページを更新致しました〜!

 光野水人です。

 そんな訳で、ようやく長きに渡ったプロローグ編が終了しまして、うむ…!今度は更に長きに渡る事 請け合いな第十話の本編だな!(汗)

 …その前に、マンガの描き溜めがとうとう完璧に尽きましたので( ̄ω ̄;)、ある程度書き溜めの量が溜まるまでは、第十話の更新はしばらくお休みする予定!

 なるべく早めに再開したいとは思うのですけど、とりあえず二、三ヶ月は確実に停止するんじゃないかと思います。

 隙があれば、WMWもこの機会に少しは進めておきたいなあ…。


「隕石をピカピカの玉に磨くと…こんなに美しい」宇宙のロマンを感じるパラサイト(石鉄隕石)の写真

 めっちゃくっちゃにピカピカやね!?Σ( ̄□ ̄;)



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