●2015年10月●
10月31日(土)「行事が根付いたら根付いたで、不平等とか絶対出てくると思うの」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はハロウィン当日という事で、『トリック・オア・トリート!(おかしをくれなきゃイタズラしちゃうぞ!)』

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!正直メカ子ちゃんのパゥワーだと、ただのイタズラのデコピンでも洒落にならない破壊力だから、すなわちイタズラされるくらいなら銀座で買ってきた高級スイーツを進呈します!

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!自分の力を熟知しているメカ子ちゃんが、そんなハロウィンにかこつけた人体破壊行為を行う筈がないっていうか、せいぜい顔にヒゲをラクガキをするくらいですよぅ!…まあそれはそれとして、このスイーツは頂きます

B「チックショウ普段の破壊行為に騙された…!だからお返しに、こっちもトリック・オア・トリート!

A「いや〜、そんな事言われてもメカ子ちゃんはお菓子を用意してないっていうか、もしイタズラしようものならマネージャーといえどもセクハラ裁判ですよ?」

B「物凄い勢いで男女差別全開のハロウィンだコレ!?


10月30日(金)「アニメの道も一歩から、かもしれない」

 本日のコント♪


A「こんにちわーっ!私の名前は、新人声優の詩神 聖子!今日は、初めてゲットしたTVアニメのレギュラー役で、アフレコに参加しちゃいますぅ!

B「むわっふむわっふ!新人声優ちゃんは実にフレッシュな声じゃのぅ!それでこそ、このアニメのレギュラーに相応しい…!

A「あっ!この綺麗な女の子!もしかしてこのヒロインぽい子が、私のアフレコする役なんですね!?」

B「いや違うよ?キミの役は、その隣にいるラクガキみたいなマスコットの、ドロゲドロ君じゃ!

A「よりにもよって、生ゴミをディフォルメで無理矢理マスコットに仕立て上げた感じのこのキャラですか!?滅茶苦茶声合ってなくないですか!?」

B「むわっふむわっふ!そのギャップこそが、キャラ萌えに繋がるという監督の深い考えなのじゃよ…!そもそもこのドロゲドロ君は、食い殺した相手の声を奪うという特殊な能力の持ち主で」

A「それ私が食い殺される側のキャラって事じゃないですかね!?



10月29日(木)「次はイースターが来るぜとかいうのはホントなのかしら」

 本日のコント♪


A「ハロウィンとかいう外国の行事に、日本の文化が飲み込まれていくのはガマンがならない…!という訳で、毎年10月31日は『晴雨院』という日本の行事を執り行いたいと思います!」

B「いや、そんな名前の行事なんて聞いた事ないよ!?ていうか、読みがそのままハロウィンだから、つまりパク…

A「黙らっしゃい!これはあくまでもパクったのではなくインスパイア的なアレであり、この日にはカボチャで作った煮付けを食べて、日本のお化けの仮装をしてはこう叫ぶ!『をかしをくれなきゃイタズラしちゃうぞ!』。…ちなみにこの『をかし』は古典の『いとをかし』的なアレであって、スイーツ的なものでは決して無い

B「そんな微妙すぎるパクり方をするくらいなら、普通にハロウィンをやった方が良いんじゃないかな!?


10月28日(水)「ようやく寒さが冬本番っぽい」

 という訳で、この前の日曜日に一気にゴリッと気温が下がって、昼間は上着が必要だし、夜はとてもじゃないけど厚着をしないと寒くて敵わんワイ!といった感じの、晩秋であり初冬といった感じの寒さについに突入!

 光野水人です。

 そろそろ11月に突入するので、自然と言えば自然なんですけれども、本当寒くなる時に一気に寒くなるなあ…、体調管理に注意やわぁ…( ̄ω ̄;)


イリエワニは脅威を察知するため「片目を開けて」睡眠 豪研究

 オーストラリアの科学者らの研究で、イリエワニが危険を察知する為に片方の目を開けたまま眠る事が出来ると分かったのだそうで。

 要するに、片目を開けて脳の半分だけ起きて、半分だけ寝ているのではないかという事なのですけど、生物全体で考えれば、人間みたいにフルで睡眠を取る生物の方が珍しいんじゃないか、という話みたいですね。

 そう考えると、人間も訓練次第で脳の半分だけ起きて、仕事とか出来るようになるのかしら…、徹夜が続くと、妖精さんが出てきて仕事をしてくれるというのがそれなのかな…(待て) 


10月27日(火)「光野的にはコミケのノリが一番近いんじゃないかなって」

 本日のコント♪


A「ここ数年で一気に流行ってきたかと思ったら、今年の町はもうハロウィン一色!…という訳で、しがない雑貨屋のオジさんであるこのワシも、お化けの仮装なんてして売り上げアップしたいと思います!」

B「いや、何でそこで化け猫のコスプレを選んじゃうの!?可愛い女の子ならともかく、いい年こいたオッサンがハゲ頭に直接ネコミミとか、ある意味ホラー映画もいい所だよ!?」

A「え、ハロウィンはホラーな感じにすればいいんじゃないの!?この仮装で、売り上げアップは望めないの!?」

B「いや、ある意味本場のハロウィン的には合ってるかもしれないけど…、日本のハロウィンは絶対そんな感じじゃないっていうか、可愛いお化けのコスプレをして、ワイワイ楽しむくらいのノリなんじゃないかなあ」

A「な、何という事だ…!まさか、念の為に用意しておいた、金髪カツラと少女服が本当に必要になるなんて…!」

B「用意がいいのと執念は買うけど、やっぱり何か根本的に間違ってるよ!?


10月26日(月)「光野的に一番好きな本格ミステリーは、やはり「斜め屋敷の犯罪」か」

 という訳で、本格ミステリー・コラムの第二十八回目なのであります最終回…後編!

 今回のテーマは、前回に引き続き「究極のトリックとは何か?」についてなのであります!


 さて前回、究極のトリックとは「一つのアイデアがより多くのアイデアと結びつく」ものであり、それに最も近いのが実は「叙述トリック」である、という所までは書きましたか。

 「叙述トリック」とは、文章で内容の前提をミスリードし、それを覆す事によって物語を大きくひっくり返す構造のトリックな訳ですけれども、そもそもの物語の大前提自体を覆す訳ですから、これは非常に多くの伏線を張り易い訳です。

 あくまで構造的に考えた場合、「叙述トリック」が「究極のトリック」に一番近いというだけで、それ以外の例えば物理トリックなんかでも、より多くのアイデアと結びつく事は勿論可能なんですけどね。

 ただ、そう考えると、一時期本格ミステリー界において叙述トリックが流行ったのも何となく理解出来ますし、一部のテキストアドベンチャーゲームの名作でも、叙述トリックで有名な作品があったりするのは頷ける。

 何てこった…!光野が目指していた究極のトリックが、まさか光野の一番苦手な叙述トリックであったとは…!?(いや、原理的に近い位置にあるというだけだよ?)


 閑話休題。

 ただ、ここで一つワガママを言わせて貰うならば、光野の目指す「本格ミステリー」とはあくまで「読者が謎解き出来る」ミステリーであり、その意味では残念ながら叙述トリックは究極の本格ミステリー、つまり究極のトリックとはなり得ない。

 何故なら、叙述トリックとはあくまで読者に意外性を与える為に物語に付与されるトリックであり、それ自体を謎解きする、といった性質のトリックではないからです(ていうか、最初から「叙述です!解いて」とか言われたら、それだけで叙述の面白さが激減すると思う)

 やはり光野的には、目指すのは物理メインの、謎解き出来る究極のトリックでありたいのだ…!

 そして構造的には、やはり叙述に近い形の、物語の前提をまるまる破壊して 世界そのものを一変させるような…、そんなトリックが、少なくとも光野の理想には一番近いのではないかと思います(構造的には、京極夏彦「姑獲鳥の夏」とか、綾辻行人の「時計舘」とか、麻耶雄嵩の「鴉」が近い感じか)

 そして何より、これまでに存在したあらゆる本格ミステリーをブッちぎりで超越した感…!

 …そんなトリックが、この世にあったらの話だけどな!(汗)


 という訳で、めっちゃ短くまとめた本格ミステリー・コラムの結論!

 オレたちの本格ミステリーは、まだ始まったばかりだ!(待て)

 …いや、これはホントに、本格ミステリーにはまだまだトリック開発の余地があると思いますし、何よりまだまだ新しいジャンルに踏み込んで、視野を広げていく可能性が…ある!

 いつか今ある本格ミステリーが、児戯に見えるレベルにまで本格ミステリーのレベルが上がったのなら、それに勝る幸福は無いのだ( ̄ω ̄)*


10月25日(日)「位相幾何学は正直分かるようであまりよく分からない」

 という訳で、地元が秋に突入してから雨の降らない日々が続いていて(汗)、川の水が…目減りしている…!( ̄ω ̄;)

 光野水人です。

 そろそろ雨の一つもほしい所ですけど、降ったら降ったで季節の変わり目にはまず間違いなく荒れるので(汗)、うん…、まあなるようにしかなりませんわな…!


数学好きが位相幾何学を応用してベーグルをカットするとこうなる

 ベーグルを上手いことカットして、二つのベーグルが繋がっている状態を作りましたよという実験記事。

 発想としては、繋がったリングを二枚重ねにした状態を、最初のベーグルの形と考えれば良いのかしら…( ̄ω ̄)

 凄い面白い発想だなーとは思いつつも、この手の知恵の輪的アイデアをミステリで解かせるのは正直凄い無理があるのだ(待て)


10月24日(土)「一族に伝わる秘伝のタックル…!(待て)」

 本日のコント♪


A「チックショウ!悪いサンマに騙されて海に沈められたのは、陸上生まれの陸上育ち!泣く子も黙る秋の主役…大根さまでぃ!」

B「ンマッンマッンマッ!同じく秋の主役たるこのサンマ様を前にして、デカい面をしているのがいけねえのよっ!そのまま海に漬かり続けて、中途半端な塩味がついてしまうが良いわッ!!」

A「くっそう…!こうなったら大根命がけのタックルで…!

 サンマを道連れに、海岸で焚き火をしている漁師の所に突っ込んでやるッ…!!


こうして地上にダイブした大根は地面で削られ、憎きサンマは炎に焼かれてこんがりと!…これが、サンマに大根おろしという組み合わせがこの世に生まれた瞬間なのジャ!」

ビックリする程ウソ臭いウソ話ですね


10月23日(金)「幸せは気が付けばきっと隣にあるもの(待て)」

 本日のコント♪


A「アタシは伝説の幸運と呼ばれる女スパイのスパイ子ちゃん!今回はアマゾンの奥地にスパイに行ったら、現地の魔女に不幸になる呪いをかけられてしまったという大失敗!」

B「すすすスパイ子くん!?伝説の幸運と呼ばれるキミが、まさか宝くじで外れを引いてしまった…だと…!?

A「そうなんですよスパイ局長!これまでは自動販売機でジュースを買えば、当たりが出てジュースを百本!懸賞ハガキに応募すれば、向こうの手違いで全ての商品が私の所に送られてきたというのに…!ティッシュペーパーしか当たりませんでしたよ!」

B「いやその当たり方も異常だけれどね!?ムフゥ…!しかし、あのスパイ子くんがまるで普通の人並みの幸運になってしまうとは…、アマゾンの奥地の魔女恐るべし!

A「チックショウ幸運の無い人生がこんなにキツいものだったなんて…!こうなったらスパイを止めて、これまでの懸賞で当てた百億円のマンションと一兆円の現金で一生寝て暮らします!

B「幸運の貯金分だけで既にブッチ切りで幸せだよキミ!?


10月22日(木)「秋の間に冬支度を粛々と進める」

 という訳で、昼は普通で、夜は寒いようで寒くなりきらないという実に秋らしい中途半端な天候が続く訳ですけれども(待て)、皆様如何お過ごしでしょうか。

 光野水人です。

 光野は季節の変わり目らしく、物凄い勢いで調子が悪くて(汗)、…あまりマンガ作業が進んでいない…!( ̄ω ̄;)

 日常が年末進行になる前に、なるたけ多く描き溜めをしておきたい所なのですけどねー。


空き缶分別、小6が特許 夏休みの研究が出発点

 磁石を使ってスチール缶とアルミ缶を分別するゴミ箱の特許を、小学六年生の児童が取得したのだそうで。

 磁石で分別するゴミ箱のアイデア自体はかなり前から存在していたと思うのですけど、たまたま誰も特許を取っていなかったのか、あるいは他とは違う工夫がされていたのか、果たしてどちらなのかしら…?

 本格ミステリーのトリックなんかも、特許を取れたりするのかしらねー(待て)


10月21日(水)「力を持つ者のノブレス・オブリージュ!(多分間違ってる)」

 本日のコント♪


A「大魔王だって秋の味覚を堪能したい!…という訳で、私の為に厳選した秋の味覚を持ってくるのだ!」

B「ハハーッ!恐れながら大魔王さま!こちらが私の厳選した、秋の味覚満載のイガグリでございます!」

A「うむ…!これは見事な色ツヤで美味そうな…ムッ!?

 ボコボコボコッ!

B「ああっ!?だ、大魔王さまの強大な魔力に当てられて、見事なイガグリが全身トゲトゲのモンスターになってしまったぞぅ!こ、こいつは強そうだぜ…!」

A「だが、どこから見ても味は最悪な感じの色合いだよコレ!?ええい!余は強いモンスターを作りたい訳ではないのだ!秋の味覚を堪能したいのだけだっていうの!」

B「で、ですが魔王さま…!先日持ってきたピチピチのサンマも、今は見事な半魚人となっておりますれば…!これはもう、魔王の力の及ばない勇者の秋の味覚シリーズを持ってくるしか

A「そ、それだーっ!!


 こうして村々から勇者の秋の味覚シリーズが盗まれ、それを勇者パーティが奪還する事になるのですが…!

 当然のように、本編とは何の関係も無い無駄クエスト!(本編って何だ)


10月20日(火)「出来るかは別として、やはり目指すなら一番上なんじゃないかと思う」

 という訳で、本格ミステリー・コラムの第二十七回目なのであります最終回…前編!

 今回のテーマは、ここまでの総括として「究極のトリックとは何か?」についてなのであります!


 さてさて、光野的には本格ミステリーを描くならば、「究極のトリック」を目指すのは、ヒヨコがニワトリになるのと同様に至極当たり前の結論な訳でありますが(明らかに偏っている)

 かつて魔人探偵・脳噛ネウロは究極の謎を求め続け、有栖川有栖の「46番目の密室」では、「天上の推理小説」なる概念が登場しておりました。

 まあどちらも目指す究極そのものは登場してはいませんでしたが(汗)、それでもやはり本格ミステリーを描くならば、そういう概念自体は一度は思い描くものだと思うのですよ。


 ではまず、「究極のトリック」以前に「面白いトリックとは一体何か?」を少し考えてみましょうか。

 光野的には、「面白いトリック」、あるいは「面白いアイデア」というのは、一つのアイデアが他の多くのアイデアと連鎖的に結びつくものなのですね。

 ミステリで謎が解かれた時に、「脳に電撃が走った」なんて表現される事がありますが、一つの「気付き」が多くの伏線と連鎖的に結びつき、脳のシナプスが連結しまくる状態が、その「電撃」ではないかと光野的には思うのですよ。

 それだけが「面白さ」の全てだとは思いませんが、少なくとも「ミステリ的面白さ」は、そういった部分が占める割合が非常に大きいと思う訳です。

 そんな風に考えていくと、たった一つのアイデアがより多くのアイデアと結びつけばつくほど、原理的にはより面白くなるという道理。

 で、その道理を本格ミステリーに当てはめようとすると、実は一番これに当てはまるトリックというのが、「叙述トリック」だったりするのですよ…!(後編に続く)


10月19日(月)「どこからどこまでが仮装と呼べるのかは割と難しい」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はハロウィンが近いという事で、メカ子ちゃんならではの派手なお化けの仮装を披露しちゃうよ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!仮装っていうか、明らかに十メートルを超える巨大物体から何故かメカ子ちゃんの声がするけど、もしかしてその大魔王みたいなのがメカ子ちゃんの仮装じゃない…よね…?

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!大魔王みたいじゃなくて明らかに大魔王そのものっていいますか、メカ子ちゃん自らが設計したこの世界征服ボディは、三日間で世界中を火の海にして、月さえも真っ二つに出来るという超パワー

B「大魔王どころか破壊の悪魔そのものだったよ!?ていうか、明らかに仮装のレベルじゃなくなってるよ!」

A「ふっふっふ…、そこは心配無用ですよ!この大魔王ボディにちょっとネコミミを付ける事で、あからさまな化け猫の仮装へと変わるのです!」

B「いや、別にそこを心配してる訳じゃないんだけど!?


10月18日(日)「柿に黒い切り紙を貼り付けてハロウィン風とか言われても困る」

 という訳で、ハロウィン風の「スイート パンプキン ティー・ラテ」やら「パンプキンポタージュ ヌードルやら、去年までは絶対に無かった筈のハロウィン向けの飲み物やら食べ物がやたらと増えてきまして( ̄ω ̄;)、スーパーや企業が こうまであからさまに一つのイベントを流行らせようとしているのを見るとちょっと引くね!(待て)

 光野水人です。

 ていうか、全部カボチャ味なので味自体がとっても微妙だ…(遠い目)


火星に氷の家建つかも コンペで日本人建築家が最優秀賞

 NASAが2030年代に火星に建設する居住施設の設計コンペで、日本人建築家の作品が最優秀賞に選ばれたのだそうで。

 あくまで仮想のアイデアコンペなのですけれども、火星の氷を使って3Dプリンタで氷の建物を作る、という絶妙なアイデアが、出来そうで出来ない、でもちょっと出来る感じのギリギリのリアリティラインだなあ…( ̄ω ̄)*

 現実的、かつ幻想的というのが実に良い感じですね。


10月17日(土)「時代によってやはり常識は違うのだ…!(待て)」

 本日のコント♪


A「私の名前はなよ竹のかぐや姫!求婚してきた有象無象どもを振りたおし、ついに月からの使者の迎えによって故郷に帰る所なのだわ!」

B「ところがどっこいそうは問屋が卸さない!未来ビーム!

 ドッカーン!

A「ぎゃあああ!?月人間の謎パワーであらゆる人間がマヒしていた筈なのに、突然現れた銀ピカ人間に月からの使者が打ち落とされた!?

B「ワハハハ私はかぐや姫の結末を変える為に、二万年の未来からやってきた超ヒマ人!月人間の謎パワーが効かないどころか、伝説の宝の 燕の子安貝や火鼠の皮衣も持っているぞぅ!」

A「な、何だと…!?それでは私は、このヘンな未来人と結婚しなくてはいけない…というのか…!?

B「という訳で、二万年の未来からずっと好きでした!未来では同姓婚が流行っているので付き合って下さい!

A「平安時代には同姓婚とか無いのでお断りします


10月16日(金)「焼き方にも色んな焼き方があるものだなあ」

 本日のコント♪


A「石焼きイモを超える焼きイモとして、溶岩焼きイモというのを作ってみた!」

B「え、それはもしかして、いわゆる溶岩プレートの上で焼くと、赤外線が出てふっくら焼きあがるというアレの事?」

A「いいや!文字通り火山の近くの溶岩の上で焼いたイモの事だよ?」

B「火力が強すぎて完全にケシズミになってるよ!?ていうか、え、まさかこれを試食しろとか言わないよね…?」

A「心配御無用!イモだけじゃ流石にキツイと思って、ちゃんと溶岩焼きのキャベツとか野菜も用意してあるから!」

B「材料が違っても明らかに全部ケシズミなんですけど!?


10月15日(木)「求める結果は往々にして得られないもの!」

 本日のコント♪


A「オレの名は怪盗ブラック・ペイント!珍しいアルビノ種の白い動物に、黒い色を塗りたくって全然珍しくなくしちゃうという新時代の怪盗なのだぜ!」

B「ウワーッ!ウチの動物園の名物の、ホワイトタイガーが真っ黒に塗りつぶされてしまったああぁ!これじゃカンバンに偽りアリじゃあ!」

A「クックック…!貴重なアルビノ種を手元に置く傲慢さを思い知るがいい!そしてお次は…!」

B「ぎゃあああ〜!!ウチの名物の白黒パンダが、ただの黒いクマになってしまった…だと…!?子供たちの人気者が!!

C「だが…しかし!この黒い色の塗料は凄く珍しいぞ…?も、もしかして、動物を塗りつぶしたこの塗料は、凄い貴重なあの塗料なんじゃないカイ!?」

A「な、何…だと…!?うちの裏庭に生えている実を潰した単なる塗料が、実は超高級品だった…だと…!?」


 こうして科学者が塗料を分析した結果、一グラムで一万円という超高級塗料だった事が判明!

 怪盗ブラックペイントはアルビノ種を黒くする悪ではなく、実は珍しい塗料を貧乏動物園にバラまく義賊としてその名を広める事になったのである!(待て)


10月14日(水)「正体不明の物を売れるというのもそれはそれで凄い話だ」

 ここ数年でハロウィンパッケージのお菓子がやたらと増えてきたような気がしますが、それはさておき、季節限定の「ペプシゴースト ミステリーフレーバー」を飲んでみた訳ですよ。

 いわゆる期間限定の「何味だか分からないよ?」系のペプシな訳ですけれども、光野的には梅シソ味だったといいますか(待て)、でも原材料名を見てみても、フレーバー部分には「香料」としか書かれていない。

 …どんな匂いの香料を使っても、表記が「香料」だけで済んでしまうのはおかしくない…?( ̄ω ̄;)

 これがいわゆる原材料名トリックというヤツか!?(待て)

 光野水人です。


KADOKAWAが二次創作作品の投稿が可能な小説投稿サイトを今冬オープン

 さて、いわゆるTPPによる著作権の非親告罪化で同人作品の存続が危ぶまれているよ!というのは、世間的には共通認識だと思いますが(共通認識だったのか)、角川が二次創作可能な小説投稿サイトを作る予定だとな!?Σ( ̄□ ̄)

 公式が限定された場において、二次創作の許可を与えるというのは二次創作同人を維持する為の一つの手段だとは思いますが、世の全ての二次創作が、こんな感じに版権のお膝元で囲われるようになったら、それはそれで窮屈な感じがするなあ。

 実際どうなっていくかは分かりませんが、なかなかに由々しき問題やねー( ̄ω ̄;)


10月13日(火)「作る分にはメカの動きって有利な気もする」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は食欲の秋という事で、アイドルとの交流イベントに来たファンの方々を、メカ子ちゃんの料理でもてなしちゃうよ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!メカが料理を食べるよりは、作る方がまだ展開としてはまともだけど、もしかして自動販売機的な機械料理しか出来ないオチだったりとかアワワワ

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!日々成長しているメカ子ちゃんの性能ならば、まるで人間のように愛情のこもった料理を作る事だって可能ですとも!」

B「な、何…だと…!?メチャクチャ動きカタイ料理しか出来なかったメカ子ちゃんが、オムライスにハートで字を書くとかの、まるで人間のような細かい心遣いが可能になった…だと…!?」

A「美味しい料理に真に必要なもの…、それは技術ではなく愛情です!

 こうして素晴らしい料理を作りまくったメカ子ちゃんは、実に見事にその日のイベントを終えたのである!


B「…という、夢を見たよ!

A「非科学的ですね


10月12日(月)「まあ色々ミステリーを読んでいれば「ベタ」とか「ありがち」はある程度分かると思う」

 という訳で、本格ミステリー・コラムの第二十六回目なのであります相手の強さが分かる強さ!

 今回のテーマは、前回に引き続き、「トリックのオリジナリティについて(後編)」なのであります!


 さてさて、創作者がトリックのオリジナリティを維持するにあたって、他作品とネタかぶりをしないようにするのは割と当然な訳ですけれども、ではどうやってトリックがかぶらないようにするか?というと、これがなかなか大変な訳です。

 原理的に言えば、この世に存在する全ての本格ミステリーを読破していれば、自分の考えたトリックが他の人のアイデアとかぶっていないかどうかは凄い簡単に分かる訳ですけれども(待て)、まあ多分そこまで行っちゃってるマニアはあまりこの世に居ないんじゃないかな…( ̄ω ̄;)

 しかしながら、他作品とアイデアがかぶっているかいないかはともかくとして、「これくらいのアイデアなら、多分巷に溢れているレベルだろうな」というのを肌で感じるくらいならば、これは光野的には多分可能だろうと思う訳です。
 

 さて、その昔(確か)森博嗣先生がどこかで書いていたと思うのですが、本格ミステリーのトリックというのは、基本的に何かを「交換」するものなのだそうで。

 交換でなく錯誤と言った方が分かりやすいかもしれませんが、要するに全てのトリックは、「人」「物」「場所」「時間」など、何かしらを錯誤――「何かと何かを勘違いする」事によって成立するものであり、例えば「怪しい犯人を追いかけたけど途中で消えたよ!」「途中で通りすがったおばあさんが、実は犯人の変装だったよ!」みたいなトリックであった場合、これは「人物の錯誤」となる訳です。

 そしてそのように考えていくと、世間に存在する割と基本的、あるいは基本的すぎて味気ないトリックというのは(待て)、単純な「錯誤のみ」で成立するものがほとんどであり、つまりこれは、世間にありふれたトリックのアイデアだと言い切ってまず間違いは無い。

 少なくとも光野的には、面白いトリックというのは単純な「何かの錯誤」に加えて、+αのアイデアを含んでいるものであり、逆に言えば、その部分こそが「トリックのオリジナリティ」であると言い換えても良い訳です。

 基本的なトリックは、つまり誰もが考え付くトリックであると言えるのでアイデアだだかぶりになる事請け合いですが、+αを含んだオリジナリティの高いトリックは、少なくともそれよりは他作品とかぶる可能性は低くなる、という理屈ですね。


 勿論古典ミステリーに関しては、最初にそれらの基本トリックを考案したという意味で、既にオリジナリティが成立している訳ですけれども、古典を知り、その上で創作をするのならば、基本アイデアだけで満足してたらとてもオリジナリティなんて得られないのだ…!


 めっちゃ短くまとめた今回の結論!

 単純な入れ替えによる基本トリックは、どう考えても他作品とめっちゃかぶる可能性大(というか、誰でも考え付くアイデア)なので、メイントリックには使わない方が望ましいぜ!

 そしてそこに更に+αを加える事が出来たオリジナリティの高いトリックは、基本トリックよりはネタかぶりの可能性が低くなるから気にせずガンガン使っちゃおうぜ!

 みたいな話!


 …それでもネタかぶりがあった日には、何かもう泣くしか無いと思う!(待て)


10月11日(日)「小学生がたまに逆行するけど凄い危険」

 本日のコント♪


A「下りのエスカレーターに反対から乗って、凄い早足で上がって のぼりのエスカレーターに見せかけるという地味な嫌がらせ!

B「アッハハ!そんな微妙すぎる嫌がらせに引っ掛かるマヌケな人間がいる筈が…、しまったのぼりじゃなくて下りのエスカレーターだコレ!騙されたあっ!!

A「ククク…!長年の血のにじむような努力により、エスカレーターを逆行しても、まるで普通にエスカレーターに乗っているかのように自然に見せる事が可能なのだ!」

B「くっそう長年かけて物凄いつまらない努力をしやがって…!こうなったら、オレも同じ事をやって他人を騙して、逆のエスカレーターに乗せてやるぅ!…いざ!

 ダダダ!

 ツルリ!ビッターン!


 という訳で、エスカレーターを逆に進むのは凄い危ないから気をつけようね、みんな!(待て)


10月10日(土)「ジュージューの日とかトトの日とか語呂合わせがしやすい」

 という訳で、世間的には運動会真っ盛りの日付な訳ですけれども、光野的には今日も運動不足まっしぐら!(待て)

 ひたすら第十話の続きをコリコリと描くよ!

 光野水人です。


1万台ものルーターを何者かが勝手にハックしてセキュリティを高めていたことが発覚

 パソコンに悪さをするんじゃなくて、パソコンのセキュリティを高める効果を持ったコンピュータウイルスが発見されたよ!という紹介記事。

 …こりゃまた変わった効果のウイルス(?)を作る人がいるものだなあ…( ̄ω ̄;)

 原理的に言えば、悪いウイルスと同じ数だけ良いウイルスが蔓延すれば、プラスマイナスゼロになるような気もするのですけど、ただ単に直ったり壊れたりを繰り返すだけのような気がしないでもない(待て)

 いずれにせよ、単純に変わったウイルスってだけじゃなくて、パソコンを脅威から守れるかもしれない手法の一つとして要注目ですね。


10月9日(金)「宝探しには常にキケンがつきまとうとか何とか」

 本日のコント♪


A「オーレーたーちゃー海賊さー!今日も幻の宝島の秘宝を求めて、オレたちは海をさ迷い続ける!

B「お頭おかしらー!それは世間的にはいわゆる遭難というヤツで、宝どころかもう一週間もメシを食ってないギュルルル

A「ええい海の男が情けない事を!多少の空腹など、莫大な財宝の事を思えば…、ほーら!あの目の前の島が宝島に見えてきたぁ…!

B「いやそれ明らかに幻覚見ちゃってますよお頭ぁーっ!?あんな岩しかないような島に、宝なんてある訳ねえぇーっ!!


 だが部下の予想に反して、その島には莫大な財宝が!

 しかしそれはそれとして、食料とか全く無かったので普通に餓死した!(待て)


10月8日(木)「運の良さは、やはりトータルで見てこそだと思うの」

 本日のコント♪


A「アタシは伝説の幸運と呼ばれる女スパイのスパイ子ちゃん!たまには運動会で大活躍して、一等賞を取ってやるのだ!」

B「仮にもスパイが運動会とか言い出す時点でどうかと思うが、まあキミが参加すれば、ラッキー全開であらゆる一等賞を取れるんじゃないかな…?」

A「ところがどっこい!五十メートル走では残念、微妙な四等を取ってしまいました!

B「何…だと…!?あのスパイ子ちゃんが幸運じゃないとか、これは一体どんな天変地異の前触れじゃね!?」

A「そして、借り物競争もパン食い競争も等しく四位とか…!チックショウこの私がメダルを取れないなんて!

この運動会、ちょっと待ったー!我々は麻薬取締り捜査官だが、この大会の上位入賞商品には麻薬が仕込まれていて、取引に使われている可能性が…ある!


 こうしてメダルを取った上位入賞者は軒並み捕まり、全てで四位を取ったスパイ子ちゃんが繰り上げ一位!

 そしてごく普通の商品の、ノートとか鉛筆とかを貰ったよ!(待て)


10月7日(水)「いよいよ秋って感じの秋になってきました」

 という訳で、月曜日くらいから朝がゴリッと寒さを増して(( ̄ω ̄;))、何だか一気に晩秋の寒さになってきたようなそんな感じ!

 流石にそろそろ冬物を準備しておかないと、うっかり体調を崩しちゃいそうだぜ…!

 光野水人です。


 相変わらず何て事のない日常ですが、クリスマスケーキの予約ってこんな早い時期から受付やっているんですね…(遠い目)


「傷物語」全三部作で劇場公開決定

 何年も前から「映画をやるよ!」と言い続けていた、化物語シリーズの劇場版「傷物語」が、ようやく公開されるかと思いきや全三部作とか!?Σ( ̄□ ̄;)

 劇場版エヴァじゃあるまいし、幾らなんでも長すぎだろう…(汗)

 …で、二作目と三作目は一体何年後の公開になるんですかね?(待て)


ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分

 これまた珍妙な事件ですけれども、本人がやるべき仕事をこなしてないから停職というのは理解出来つつ、いやいや与えられたノルマをこなしていたならAIに仕事させたっていいじゃない!と少しは思わないでもない。

 確かに、時報とか一部の電話応対は、既に機械音声が仕事してる部分もあるからなあ…。


10月6日(火)「何をもってオリジナルとするかの基準も人によって違うね」

 という訳で、本格ミステリー・コラムの第二十五回目なのであります世界に一つだけの花!

 今回のテーマは、前回までのトリックの作り方に引き続き、「トリックのオリジナリティについて(前編)」なのであります!


 さてさて、本格ミステリーにおける「トリック」を作った事のある、あるいは作ろうと考えた事のある人間なら、一度は考えるだろう悩みというのがありまして。

 すなわち「自分が思いついたこのトリックは、ひょっとして既に誰かが書いた事のあるトリックだったりしないだろうか?」というものであります!

 まあ光野も、本格ミステリーを書き始めの頃には大層悩んだといいますか、「いいや、自分の考えたトリックが、他の誰かのトリックとかぶる事なんてあろう筈が無い!ていうか、むしろかぶったとしても、真似した訳ではないのだから、何の問題もあろう筈が無い!」と強気でいたら、普通に他作品とトリックがかぶる事があったりして(汗)、うん…まあ…、一般的に作品のトリックがかぶったら、真似だろうと自分で考えていようと、後から出した方が非難されるのはごく自然の理ですからね…(遠い目)

 ネタかぶりして「都島燈理」で描けなくなったトリックが、一体幾つあると思ってるんだこの野朗(待て)


 閑話休題。

 まあそんな訳で、光野的にネタかぶりには非常に気を使う訳ですけれども、ネタかぶりにも当然度合いというのがあって、シチュエーションこそ似ていても本質は全然違うとか、逆に一部はかぶっていてもそれ以外が全然違う設定だとか、あまり気にしても仕方が無いレベルの「似ている」ならば、これは日常茶飯事な訳です。

 例えば「死体がナイフで殺されていた!○○のパクリだ!」とか、「死体が首吊り自殺していた!○○を真似たな!」とか言われても、そんなもの本格ミステリーならばあって当たり前のシチュエーションな訳ですからね〜( ̄ω ̄;)


 光野的には、厳しい基準で言うなら「トリックの理屈が本質的に同じならば、それは同じトリックだ!」みたいな感じであり、例えば変装を使って人間が入れ替わっていた!系のトリックは、この基準で言えば全て同じトリック。

 ギリギリの基準で言うなら、「同じ理屈であっても、オリジナルのアイデアを付け加えていればそれはオリジナルのトリックだ!」であり、変装を使って人間が入れ替わっていたとしても、その入れ替わり自体にオリジナル要素が加えられていれば、それは違うトリックという理屈。

 そしてそれ以外の、見た目のシチュエーションだけ変えて他に何の工夫もしていないようなトリックは、もはやパクリと呼ぶのに何の差支えも無いと思う(ただしベタすぎるトリックは除外、というよりそれは今度はありきたりと呼ばれて差し支えないと思う)


 基本的に、完コピを除いてオリジナルと模倣の明確な線引きなんてものはプロの世界にも存在しないので、結局のところは「自分が何を目指すか」によるんですよね。

 極端な話をすれば、この世のあらゆる創作は全て先人たちの模倣であり、「完全オリジナルのアイデアなんてものはこの世に存在しない」と言い切る事も出来ますし。

 あくまでそれを理解した上で、「さて、自分は一体何を書きたいのか?」というのが、答えを出す為に唯一必要な行為であると思います(既存のトリックを使ってでも新しい話を書きたい!という人もいるでしょうし、話は平凡でも、オリジナルのトリックを考えたい!という人もいると思う)


 めっちゃ短くまとめた今回の結論!

 とりあえずパクったの何だの言われない為には、オリジナリティの線引きとか本当大事!

 パロディだの本歌取りだのオマージュだの、色々言い訳はありますけれどもそれはさておき!(待て)


 本格ミステリーだけに留まらない、創作における永遠の課題だと思います。


10月5日(月)「巨大メカは男のロマンに決まっているのだ」

本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はスポーツの秋という事で、TVの大運動会に参加しちゃうよ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!メカ子ちゃんのパゥワーに勝てる人類なんてこの世に存在しないっていうか、あからさまに一人勝ちのつまらない大会になっちゃうから止めて下さいお願いします!

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!この私が出るからには、人間じゃなくてメカの運動会に決まっているといいますか、具体的には工事用のブルドーザーとかそういうのと力比べをしたり殺し合ったり

B「アイドルがサラッと殺し合うとか言っちゃダメー!?しかもそのレベルだと、流石のメカ子ちゃんも無事じゃすまない気がするよ!?」

A「だからこそ挑戦しがいがあるという訳ですよ!…ちなみに私のライバルは、世界最大の重機・バケットホイールエクスカベーターさんと言いまして」

B「明らかにアイドルに必要な挑戦じゃないんだけど!?


10月4日(日)「海外のだと一番有名な昔話なのかしら」

 本日のコント♪


A「うわああん!私の名前は灰かぶり姫すなわちシンデレラ!いじわるな継母たちがお城の舞踏会に行ったというのに私は置いてけぼりされたので、お城に爆弾テロを仕掛けてきたぜククク…!今夜の十二時には、お城はまるまる吹き飛ぶという寸法よ!」

B「もしもし可愛そうなシンデレラ!私は心の優しい魔女である!」

A「…ハッ!?このシンデレラに、気配も感じさせずに近付くとは…!?ま、まさか今の独り言を聞いていたのか!?」

B「独り言とかよく分からないけど、舞踏会に行きたそうにしているキミの為に、ネズミとカボチャで馬車を作ってあげる!あとドレスも作ってあげる!

A「え、ぶ、舞踏会に行きたいのはやまやまだけど、今日はちょっと体調が悪くて…ゲホンゲホン!

B「それなら安心!この魔女のスタミナドリンクを使えば、体調の悪いのなんて吹き飛び、二十四時間はまるでホウレンソウを食べたヒーローのようにパワフルに!」

A「ギャー!?無理矢理スタミナドリンクを飲ませるなー!?そして、無理矢理馬車に乗せるなー!

 ガタンゴトンガタンゴトン!

A「くっ…!魔女の手の者に無理矢理 舞踏会場に送り込まれるとは…!だが、爆弾が爆発するまでまだ時間は…ある!

おお!なんと美しい…!そこの美少女さん、どうか私と踊ってはいただけまいか?」

A「この状況で王子様登場とか!?あと十五分で爆発だけど、命を賭けてでも王子に顔を売っておく価値は…ある!

 ズンタッタ、ズンタッタ!

A「おおっとこいつはいけない!もうすぐ十二時なのですなわち魔法の時間は終わりなのです王子様!具体的に言うとこの城が消える

言ってる意味が分かりませんが、待ってください美しい方!せめてこの、差出人不明の豪華な引き出物をお土産に」

A「私が差出人不明で送った爆弾そのものを送られた!?あと五秒で十二時だから、お城の池に飛び込むしかねえぇー!!

 ドッカーン!


 こうして自らの爆弾と共に、シンデレラは美しく消え…去らずに、しぶとく生き残っていたのだから魔女のスタミナドリンクの効果は凄いね!(待て)


10月3日(土)「今月に入って夜の涼しさが更に増してきた」

 という訳で、10月1日から2日にかけて、爆弾低気圧のせいで全国的に大荒れの天気になってしまっていたみたいで(汗)、光野の地元もご他聞に漏れず、台風みたいな大荒れ天気でございましたコトよ?( ̄ω ̄;)

 何でこういう洒落にならない天候が突然来るかなあ…(遠い目)

 光野水人です。


妖怪ウォッチの組み立てグミ バンダイが発売

 ええと、何だろう…。

 これ程組み立て甲斐の無いプラモ(?)キットも珍しいんじゃないですかね?( ̄ω ̄;)

 チャレンジ精神は凄い分かるんですけれども。


10月2日(金)「健全な肉体に健全な精神は宿る!…多分!」

 本日のコント♪


A「秋といえばやはり運動会!…だが現代は人類皆平等の社会なのだから、一等、二等と順位を付けるのは避けるべきだ!」

B「だからって、100メートル走で全員が横並びに走って、同時にゴールを強要するとか何か凄い気持ち悪いよ!?」

A「人間を能力順に差別する…!そんな社会、オレはまっぴらゴメンだぜ!」

B「いや、それにしたって、借り物競争で全員が一緒に「かけがえの無い友情」を手に入れてゴールするとか、玉入れで多めに数を入れてしまった組をしばり首にするとか、明らかに競争社会より恐ろしいよ!?」

A「…この世の人間全員が平等に暮らす…!その輪を乱すような反乱分子は、全員皆殺しにすればいいじゃない!」

B「平等をうたってはいるけど明らかにデイストピアな社会だよコレ!?


10月1日(木)「気付けば微速ながら結構進んでいる気がしないでもない」

 という訳で、トップ絵のシルエット・間波愛美、調天幸を解放&「都島燈理は推理する」第十話「この凍れる世界で、望む君と(その8)」245〜251ページ&「この凍れる世界で、望む君と(その9)」252〜262ページを更新致しました〜!

 光野水人です。

 先月の更新でも書きましたが、いつも通りの一話を二分割方式だと、今月更新分のページ数が少なかったので(汗)、今回は更に次の話を少しだけ削って、ページ数を足してみた感じ。

 進行的にはほぼ予定通りといいますか、読んでる側からするとペースが遅くて仕方が無いと思いますけど( ̄ω ̄;)、仕方無いねん…!現状、光野のペースではこれ以上早い更新は不可能やねん…!(泣)


 年内ギリギリか年明けくらいまでには、例のシーンまで更新出来ると良いなあ。


 ちなみに。

携帯でペースメーカー誤作動「恐れ非常に低い」 総務省

 ごく最近になってこんな事が言われていますが(汗)、今回更新分のネームを描いたのは今から約七年前ですので念の為…!( ̄ω ̄;)

 現代科学知識はどんどん更新されていくから、ミステリ的には厄介だね!(泣)



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