たぬき街に出没
出島石倉(長崎市)
出島 石倉付近で、子ども達が馬乗りしているところを描いた。私たちが小さいころは、誰からともなく一つの遊びが始まり、いつの間にか次の遊びに変わっていったような気がする。
 コマ回し、ビー玉、カードそして釘倒し等々。今みたいに車もさほど多くなく、道路でもめっいぱいに遊べたのになぁー。
ヘトマト(五島福江市)
1月16日に行われる行事で、宮相撲、はねつき、玉蹴り、綱引きの順に行われ、最後に大草履の奉納で終わる、この一連の行事を「ヘトマト」とよぶ。 山城神社へ大草履の奉納の途中、見物の娘さんを力ずくで大草履の上に放りあげて、揺すっては練り歩くという、おもしろい郷土まつり。
神の島教会(長崎市)
中学校の時魚釣りにきて以来、実に30年ぶりくらいだ。小雨降るなか高台にある教会へ急ぎ登った。白い教会が美しい。 高島が間近に見える。高島といえば高校時代授業をサボッてカッター漕いで島へ上陸、英気を養った?(遊んだ)ことがあった。懐かし思い出だ。
小浜温泉(南高来郡小浜町)
ここも広く写真や雑誌に紹介されているところ。絵の構図として、どこか違った角度はないものかと温泉街をウロウロ………。
選んで無描いた小浜の絵は、役場の裏の海岸通。
諏訪神社初詣(長崎市)
 除夜の鐘とともに初詣。よく子ども達といった。参道に並ぶ露天の裸電球がやけに明るく見える。社殿へ向かう長坂の石段を登りながら、今年一年はどんな年になるんだろうと思いつつ………パンパン………良い年になりますように。
島原駅(島原市)
正面入り口に島原の子守歌の像がある。よしこれを描くことにしよう。駅はお城風に新しく建て替えられているが、表札の「島原駅」の「駅」の字であった。
出津(シツ)教会(西彼杵郡外海町)
 雲ひとつない天気だった。お日様を身体いっぱい浴びながら行く外海町は、際だって光っていた。
 出津教会があるあたりは、外海町文化村として整備されている。教会の中にはいるとひんやりと涼しかった。時間があれば外海町もゆっくり見学したかったが…………又、日をあらためて出直そう。
竹ん芸(長崎市)
アーヨイシイョ!のかけ声できつねさんが下から上へ青竹を登って、その先端で演技するわけだか、竹がよくしなるので見ていてヒヤヒヤする場面があって結構おもしろい。きつねさんがまく巻物を、年のせいか競って取ることが出来なくて、子ども達に顔向けが出来なかった頃を想いだす。

七夕祭りと中通り商店街
(長崎市)
 この絵は、中通り商店街七夕祭りのポスターなどに使用された絵である。中通りとは寺町と中島川との間にある長崎ではもっとも古くからある商店街で道幅が狭く、首を左右に振るだけで焦点の品物が見える。 小さかった頃は、この付近と寺町の墓所が遊び場の主流だつた。夕暮れ時「ご飯やっけん早う帰えらんネェー」と母の声にも、鬼になって帰るに帰られず半ベソかいて暗くなるまで遊んだことがなつかしい 幼い日の思い出、七夕の飾りがゆらゆら………。
もっとも長崎らしさを残している土地である。
鬼岳天文台(五島福江市)
鬼岳の登り口にあるが、長崎県内でも珍しい天文台だ。登り口に「富江町からきましたという」浦田さんご一家と一緒になり、ついいつもの調子でモデルをお願いしてカメラに納めたが………。まさか、たぬきに化けるとは思いも寄らないでしょうね。一段落してお手がださなければ。

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