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出津教会  (西彼杵郡外海町出津)

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 遠藤周作文学館から2分ほど車を走らせると、右側に出津文化村の看板が見えました。その案内を頼っていくとこの教会に行くことができます。
 フランス人宣教師ド・ロ神父は、貧困の村にあって、常に慈しみを持って村民を愛し、励まし、この教会の建設と村全体の発展に全力をあげました。

 
 宗教信仰自由から9年後の明治15年(1882)に聖堂が建設され、明治24年(1891)祭壇部を増築し、更に明治42年(1909)に玄関を増築しています。
 平成9年11月7日、2年の歳月をかけた改築工事は完了し建堂式を迎えた。建て替えるより費用も歳月もかかったそうです。
 外海地方は、徳川幕府の禁教令が出された昔からキリシタンが多く、地域内に未だに隠れキリシタンが多数存在する。

昭和47年(1972)2月24日長崎県により、文化財として指定。

ドロ神父記念館は昭和43年11月開館。平成14年4月リニューアル

  教会から下ったところにドロ神父記会館があります。訪ねたこの日は夕暮れとあって閉まっていました。いつかまた、訪れ詳しく紹介したいと思います。
 深い人類愛の精神とすばらしいフロンティア精神をもって、外海地方の 産業・社会福祉・土木・建築・医療・移住開拓・教育文化などに奉仕したフランス人宣教師マルコ・マリ・ド・ロ神父の遺品を一堂に収めて、 偉業・遺徳を永久に顕彰することを目的として記念館を設置しています。 下の写真をクリックすると大きな画像が見られます。