命名の基礎講座                        戻る
 
 と言うほどでもない、最近勉強したからついでにまとめただけの物です。
これから子供が出来て、名付けをしようという方。
自分の姓名判断をしてみたい方。
ご参考までに。
 
 
 五格
 まず、姓名を構成する文字の画数を計算し、そこから五格を導き出す事から始めます
 
1,天格  姓を構成する文字の画数の総和です。
2,地格  名を構成する文字の画数の総和です。
3,総画  姓名すべての文字の画数の総和です。
4,内格  姓の一番最後の一文字と、名の一番最初の一文字の画数を足した数です。
5,外格  内格以外のすべての文字の総和です、
ただし、姓名が各々一字だった場合は、内格・外格の双方に加えます。
 
 例1、「巫 義治」の場合
巫=7画 、義=13画、治=8画
天格=7,地格=21、総画=28、内格=20、外格=15
 
 例2、「神薙 義治」の場合
神=9画、薙=16画、義=13画、治=8画
天格=25、地格=21、総画=46、内格=29、外格=17
 
 例3、「高津 巫」の場合
高=10画、津=9画、巫=7画
天格=19、地格=7、総画=26、内格=16、外格=17
 
 この内、天格(姓)は他の四格とのバランスを見るのに使い、吉凶を言いません。
他の四格を重要な順に並べると、以下の通り。
 
 内格(主運=運命の中枢と性質)
 外格(副運=運の強弱)
 地格(前期運)
 総格(後期運)
 
 五行基礎知識
 知ってる人が多いと思いますが、数字は陰陽五行で表されます。
姓名判断もこれに則り、五行で見ます。
 
一(甲)、二(乙)が木気
三(丙)、四(丁)が火気
五(戊)、六(己)が土気
七(庚)、八(辛)が金気
九(壬)、十(癸)が水気
 
 ちなみに奇数が陽、偶数が隠になります。
木は火を助け、火は土を助け、土は金を助け、金は水を助け、水は木を助ける。
木は土を抑え、土は水を抑え、水は火を抑え、火は金を抑え、金は木を抑える。
もちろん助け合う関係の気が集まれば良し、抑え合う気が集まると悪し、です。
 
 内格
 では、順に見ていきます。
かなり極端に、簡単な表にまとめました。
内格の数の下に書いてあるのが、対応した運勢。
吉は良し、凶は悪し、勇は勇猛に育ち、薄弱は病弱、。難は災難多し、空欄は並です。
   2  3  4  5  6  7  8  9 10
  薄弱  吉  凶  吉  吉  勇  勇  凶  凶
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
 吉 薄弱  吉 薄弱  吉  吉  勇  勇  凶  凶
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
 吉 薄弱  吉  吉  吉 小凶  難  難    
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
 吉  吉    凶      吉      
 
 地格・外格・総格
ひとまとめ(笑)。内格とほとんど変わりません
これまた極端に単純化しました。
吉・凶・大凶は読んで字の如し。
吉女凶は強運過ぎて夫に災厄が及ぶ運、一生独身なら大いに良し。
吉凶半は両極端に転ぶ運、大成する者は多いが、命名には避けた方が無難。
 1  2  3  4  5  6  7  8  9 10
 吉  凶  吉 大凶  吉  吉  吉  吉 大凶 大凶
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
 吉  凶  吉  凶  吉  吉  吉  吉 大凶 大凶
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
吉女凶  凶 吉女凶  吉  吉  凶  凶  凶  吉  凶
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
 吉  吉 吉凶半 大凶  吉  凶  吉 中吉 吉凶半  凶
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
 吉  凶  凶  凶  吉  凶  吉  吉  凶  凶
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
 凶  吉  凶  凶  凶  凶  吉  凶  凶  凶
61 62 63 64 65 66 67 68 69 70
 吉  凶  吉  凶  吉  凶  吉  吉  凶  凶
71 72 73 74 75 76 77 78 79 80
 凶  凶  凶  凶  凶  凶  凶  凶  凶  凶
81 82 83 84 85 86 87 88 89 90
 吉                  

















  
 
 
 天格と内格のバランス
 天格と内格の一の位の数を比べます。
    内格
天格
1・2 木気
 
3・4 火気
 
5・6 土気
 
7・8 金気
 
9・10 水気
 
1・2
甲乙 木気
  順調
 
  順調
 
抑圧不成功
不平不満
努力次第
疲弊注意
成功運。一面に不足・凶災
3・4
丙丁 火気
 成功大
 
  順調
 
 順調
 
抑圧。神経衰弱。病。 発達困難。急変。希に大成
5・6
戊己 土気
不伸不平
 
 成功大
 
 順調
 
 順調
 
抑圧不伸。急難。希に大成
7・8
庚辛 金気
抑圧不成功
 
 徒労、病難
 
 成功大
 
遭難
 
相当の成功
一面に不足
9・10
壬癸 水気
 順調
 
 急禍
 希に大成
一時艱難、努力大成  安楽成功
 
不遇。地格によって大成有
 
 見て判るとおり、内格に水気は総じて凶になります。
姓の一番下の字画数と足して9か10になる画数の文字は、名の頭に付けるべきではありません。
 
 内格と地格のバランス
 上と同じく、内格と地格の一の位の数を比べます。
   地格
内格
1・2 木気
 
3・4 火気
 
5・6 土気
 
7・8 金気
 
9・10 水気
 
1・2
甲乙 木気
安定
 
順調
 
 不動
 
極めて不安
転々移動
出だし安定に見えて不結果
3・4
丙丁 火気
最も安定
 
順調
 
 順調
 
不安の内に小康を得る 突発の変にて転覆
5・6
戊己 土気
不安定
 
最も安定
 
 順調
 
 順調
 
急変没落の虞
 
7・8
庚辛 金気
精神常に不安
 
難病または急変 最も安定
 
遭難
 
覆滅に至る
 
9・10
壬癸 水気
安全
 
急変の難
 
突発的罹災
 
最も安定
 
安泰なれど
不足不満有
 
 
 天+内+地の三運吉格
 天格(姓)から見て、内格・地格にどの五行に属する文字が来れば良いかをまとめた物。
内格+地格です。
 
天格木気 木+木 木+土 火+木 火+火 火+土 
天格火気 木+木 木+火 木+土 火+木 土+火 土+土 土+金 
天格土気 火+木 火+土 土+火 土+金 金+土
天格金気 土+火 土+土 土+金
天格水気 木+木 木+土 金+土
 
  天+内+地の三運凶格
 逆にこの五行に属する文字は避けた方が良いです。
 
天格木気 土+木=病難 土+水=凶災
天格火気 火+火=薄運 火+水=薄運・急変難 土+水=凶災 金+火=病難
       金+水=遭難 水+火=凶災
天格土気 火+水=凶災 土+水=凶災 水+土=凶災 水+水=遭難
天格金気 木+金=病難 火+金=病難 火+水=遭難 土+水=遭難・凶災
       金+水=遭難
天格水気 火+水=凶災 土+水=凶災 水+火=遭難 水+土=凶災
 
 
 音の五行
 各母音がどの五行に属するか。
元はサンスクリット語の発音から来てるので、日本語に合うかどうか疑問。
まぁ、参考程度に書いておきます。
バランスは、各自で判断宜しく(ぉ
 
あ か さ た な は ま や ら わ
土 木 金 火 火 水 水 土 火 土
 
 陰陽の配列
文字を画数の奇数(陽数)偶数(隠数)で分け、その配列で陰陽のバランスを見る。
しかし、はっきり言えば根拠が判らない。よって私は”参考まで”に見ているだけです。
 
  奇数=○(陽)、偶数=●(陰)
  吉配列  凶配列
二字姓名
 
「○●」
「●○」
「○○」
「●●」
三字姓名


 
「○○●」
「○●●」
「●○○」
「●●○」
「○○○」
「○●○」
「●○●」
「●●●」
四字姓名




 
「○○●○」
「○●○○」
「○●○●」
「●○●○」
「●○●●」
「●●○●」
「○○○○」「●○○○」
「○○○●」「●○○●」
「○○●●」「●●○○」
「○●●○」「●●●○」
「○●●●」「●●●●」
 
五字姓名









 
「○○○●○」
「○●○○○」
「○●○●○」
「○●○●●」
「○●●○●」
「●○○●○」
「●○●○○」
「●○●○●」
「●○●●●」
「●●●○●」
 
「○○●○○」
「○○●●○」
「○○●●●」
「○●●○○」
「○●●●●」
「●○○○○」
「●○○●●」
「●●○○○」
「●●○○●」
「●●○●●」
「●●●○○」
六字姓名






 
「○○●○●●」
「○●○○●●」
「○●○●○●」
「●○●○●○」
「●○●●○○」
「●●○●○○」

 
「○○●○●●」
「○○●●○○」
「○●●○○●」
「○●●●○●」
「●○○○●○」
「●○○●●○」
「●●○○●●」
「●●○●○○」
七字姓名



 
「○○●○●○●」
「○●○●○●●」
「●○●○●○○」
「●●○●○●○」
 




 
 
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