更新日 2.1.1998 |
もし、ネット環境がなかったら、PC110でWin95は動いていませんでした。ネットで、情報を公開しておられる皆さんどうもありがとうございました。
全て、ネットの検索エンジンのキーワード”PC110”で検索しました。
PC110でWin95を動かすのに苦労している皆さんのために、あちらこちらの記事を見、体験をここに載せることにしました。情報をいただいた皆さん、ありがとうございました。
ここに、まとめてお礼申し上げます。
注意。
なお、この記事を参考に改造を行った場合はIBMのサポートは一切受けられなくなります。また、今回、うまく動いたのは偶然もあるかも知れません。各自の責任において実施下さい。僕は責任をもてませんのでお願いします。
1.Win95を動かしたPC110システム構成。
1.本体周り
2.Win95動作後のデバイスマネージャの一覧
3.PC110の内部設定
2.Win95インストール。
1.HDDの初期化
2.Type3HDDにWin95セットアップ関係のファイルをコピー
2.1 コピーの仕方
3.Win95のインストール開始
3.インストール完了。
4.問題発生
4.1「音がでない」
4.2「サウンド・ドライバー探し」
4.3「256色が出ない」
4.4「内蔵モデムが認識されない」
5.「他のPCMCIAカードを使う。」
5.1「スロット克服法」
5.2「カード認識」
6.完成した「世界最小WIN95PC」の写真
7.おまけ
7.1.PC110でメモリーを24MBにする方法。
7.2.PC110のクロックアップ
なぜ、Win95を使いたいのかと思われるかもしれませんが、とにかくPC110
で動かしたいからです。紹介して皆さんの参考になれば幸いです。
できるだけ、写真は省きました。見たい人は記事中をクリックすれば見える
ようにしています。モデム接続の人には、重たくなるので記事だけにしました。
本体 :PC110 YD1(8MBを購入その後メモリ増設)。PC-DOS7.0、
ポートリプリケータも合わせて購入。
(修学旅行で秋葉原のT-Zoneで安売りしていたので購入。 前から欲しかったので。迷わずGET。)
メモリー :4MBに16MBを増設し20MB
増設メモリーは、T-ZONEの通販(0120-234-392 10:30am〜
7:00pm)でPC110用の16MB増設メモリーを\39,800で入手。
Palm Top PC110アップグレードメモリキット。亜土電子工業製。
PC110をばらし増設。最初に増設スロットに付いていた
4MBメモリが余った。これは、どこかの本に載っていたよう
に、本体の4MBの上に亀亀すれば8MBとして使えます。しかし
信号の取り出しのため、プリント基板を削るのでやめました。
HDD :PCMCIA TYPE3 HARD DISK DRIVE 340MB。亜土電子工業製
(型番:ADO-PCM340)。T-ZONEミナミで
フロッピイドライブ:ポートリプリケータと一緒に買った(2432-Y)を使用
タイプアダプタ :PCMCIA ADAPTER(TYPEU TO TYPEV)亜土電子工業製。T-Zoneミナミで購入。
PCカード
モデムカード :TDK33.6Kモデム。TDK DF3314E
LANカード :メルコ LPC-T。安売りで\9,800で購入。Win95用ドラーバーはネットから最新版を
DLして使用。家のLANで家族のパソコンを繋げてプリンタ、CD-ROMなど共有
して使用中。
MO :I-Oデータ MOP−230/PCIDE
IRQなど、設定がわからない時に参考にして下さい。ここをクリック
起動時にF1キーで呼び出せるSetupでの設定内容。(これはPersonawareから、PS2.exeを実行しても変えられます)
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購入したHDDをカードスロットに入れ、FDDには、PC−DOS7.0セットアップディスクを入れておく。
F1キーを押しながら電源ON。Setup画面になるので、起動順序を1.FDD、2. HD、3.内蔵フラッシュの順序に変更する。終了で扉から出ると、FDD のセットアップディスクが起動。
”セットアップをしますか?”でキャンセルしDOSへ戻る。
DOSのコマンドプロンプトから、
A:>format c:/s
を起動し、ハードディスクドライブ C: の初期化をする。
(/sというオプションスイッチはシステムを転送!)
雑誌の記事を参考にする。まず、PCMCIA Type3のHDにWIn95CD-ROMから"setup.exe"、"Win95"、”Drivers"フォルダをまるごとコピーする。
HDDへのコピーは、CD-ROMドライブ付きノートを使用して、Type3HDDを差し込んでCD-ROMからコピーするのが一番簡単で早く確実です。
これは参考。楽にやりたいのならCD-ROMドライブ付きノートを使用するのが一番簡単です。
1)他のPCで、ついている外付けのMO(IOデータのMOP-230/PCIDE)に上記フォルダをコピー
2)PC110のPC-DOSにそのMOを認識させる。
この認識させる作業が大変でした。PC-DOSのconfig.sysを何回も書き直しました。
ここにそのconfig.sysのコピーを載せますので参考にして下さい。こうすれば、PCMCIAがPC-DOS(但し16ビットモードです。Win95起動後32ビットに変更します)で使えます。
config.sysの例
BUFFERS=20FILES=40DOS=HIGH,UMBDOSDATA=UMBCOUNTRY=081,932,A:\COUNTRY.SYSSHELL=A:\command.com /P /E:512 /HDEVICE=A:\HIMEM.SYSDEVICE=A:\EMM386.EXE RAM I=B000-B7FF I=C900-DBFF X=DC00-DFFF FRAME=E000DEVICEH=A:\$FONT.SYS /INI=A:\ /MSG=OFFDEVICEH=A:\DISP.SYS /MSG=OFFDEVICEH=A:\SSDPCIC1.SYS /IGO=1DEVICEH=A:\IBMDOSCS.SYSDEVICEH=A:\RMUDOSAT.SYS /SH=1 /MA=DC00-DDFF IX=5,10 /PX=15E0-15EF,35E0-35EFDEVICEH=A:\PAWATAS.SYS /NOBEEPDEVICEH=A:\AUTODRV.SYS
3)PC-DOSから、COPYコマンドでMOからTYPE3ハードディスクに "setup.exe"、"Win95"、"Drivers"フォルダ゙一式コピーしました。
HDDがCドライブとして見えるはずなので、ルートドライブをC:に移し、setup.exeを起動する。インストールが始まります。
ハードディスクの容量が少ないので、ポータブル(ノートPC)用にチェックしてセットアップしました。
カスタムでもいけると思います。
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Win95起動画面が出てきました。
途中で、ハードウエアウイザードが、音源を認識、モデムを認識してセットアップが終わる。
再起動。
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1.音がでない。またはピコピコピコと音が鳴りっぱなし。
2。他のPCカードが使えない。
PC110はTYPE2が2枚又はTYPE3が1枚だからTYPE3ハードディスクを使うとそれでスロットはふさがってしまう。しかし、この大きさでこれだけのスロットを搭載させれたのはすごい!!
音が出ない。
ドライバがおかしいと思い、ネットでドライバ探し。
PC110のものは一件。ESS488のドライバとCT65535の256色の Win3.1ドライバのセットになったものが。Win95でないけど・・・。 早速ダウンロードし、書いてあったFDを作成。 Win95のスタート>ファイル名を指定して実行”A:ESSETUP.EXE”を実行。ESS488のドライバを更新してくれます。再起動してみると・・・
ピコピコピコと変な音が鳴りっぱなし。
Win95の自動認識ではIRQ=9になってしまい、PC110の場合のIRQ=5に合わないため。そこでWin95から [コントロールパネル] -> [システム] -> [デバイスマネージャ] -> [サウンド、ビデオ、およびゲームのコントローラ] をクリック。
出てきた ES ES488 AudioDriver をクリック、プロパティ。「このデバイスは使われていないか、または....」というメッセージが出ている。
リソースタグをクリック。リソースの設定でIRQ=5になっているか確認。僕の場合はそうなっていないので、自動設定チェックをはずし IRQ をダブルクリックしてIRQ=5に変更しました。
音源リソース設定 I/Oポートアドレス 0220−022F IRQ 05 DMA 01 その時に”競合なし”が表示されていることを確認!OKで閉じていき再起動後、音がでます。
音がでない場合、この設定をPC110のCMOSの内部設定に認識させるため、DOSを立ち上げて、PS2コマンドから、設定を行いWin95と合わせます。DOS起動時のEasy Setup Menu では、IRQを変えられないのでPS2コマンドで行います。
a:>PS2 IRQAU 5 音源のIRQ設定 a:>PS2 DMAAU 1 音源のDMAチャンネル設定 a:>PS2 ADDAU 0220 音源のI/Oアドレス設定(0220しか指定できないので意味なし?) a:>PS2 IRQINK D 手書きパッドは未使用(Win95マシンにしたかったのでドライバがないと思い設定!)Win95から再起動。出た、音が。Win95起動音が。
ファイルは下のURLのIBMのサイトからダウンロードして下さい。
IBM-PC110 IBM Palm Top PC 110 Utility Diskette 1 (Version 1.10) URL http://www.ibm.co.jp/pccsvc/thinkpad.html/ ドライーバファイル k4un07j.lzh (956KB) 説明ファイル k4un07j.txt (7KB) このドライバーファイルに付属してくる、Win3.1用の256色ディスプレードライバは、Win95では使えませんでした。
その他、PC110の音源はESS Technology製だから、そこのホームページをのぞくと、あった、あった。Win95用のESS488のドライバが。
英語を読むと、「エンドユーザ製品でないので、動作保証なし。」
どんどんPC110関係の記事もなくなりそうだ。。。
ESS TechnoloyのドライバのURLも載せてしまう。試したが、動きません(笑)
URL:http://www.esstech.com/Technical/drivers/downloadable/drivers/driver.htm
ドライバーファイル:win95drv.zip (363KB)
256色がでないので16色で我慢していました。増設16MBメモリ購入時についてきたBIOSアップデートで256色が出ると本に書いてあったのに!
その失敗と解決策。
メモリー16MB増設とその時に付いてきたBios Update Diskで挑戦
まず16MB増設メモリを付けて、増設メモリについてきたBIOSアップデートFDを入れて電源ON。”PC-DOS”と出てFDDアクセス音がし、しばらくすると画面の左上に”_4”。
画面のプロパティで見ると16色、CHips & Technologies Acceleratorディスプレーアダプタ、スタンダードVGA ディスプレーとなっている。 これを CHIPS & Technologies SVGA ディスプレーアダプタ、スタンダードSVGA 800x600ディスプレに変更し、256色に変更。これ以外の組み合わせを色々試しましたがWin95のお怒りに触れ、Safeモードになり16色に戻すしか手はありませんでした(笑)
256色に設定して再起動すると、256色になったのはいいけど、画面下部のスタートメニューバーが茶色の横長の1本のバーになってユラユラして同期がとれていないテレビみたい。
バグっている。T−ZONEの通販へ電話して相談すると”_4”はBIOSセットアップエラーとのこと。再度フロッピーを送ってもらったけど、同じ状況。ひょっとするとすでにBIOSのアップデートは終わって256色になっている(最初から”_4”が出ていたかどうか何回もやったので記憶が定かでない)のだが、ディスプレードライバーが古いためかもしれない。
というわけで、
CT65535ドライバーアップデートでうまくいくか
再びインターネットでチップメーカのホームページへ。すると CT65535 (PC110で使っているチップメーカ)にWin95用ドライバーがありました。
URL:http://www.chips.com/sup_drv_win95.htm/ 又は www.chips.com/supp_main.htm/
ドライバーファイル:win95203.zip(92KB)
説明ファイル:install.txt
説明を読むと「今後のサポートは無し。最終版を載せておきます」と書いてある。ディスプレーデバイスを変更しようとすると「互換性のあるドライバの中に CT65535がない!」仕方がないのでChips&Technologyes Acceleratorを選ぶ。他はすべて(PCI)と書いてあったので。いろいろ試たがあい変わらず、スタートメニューバーが茶色のシマシマ。組み合わせは先のSVGAの組合せの場合のみ256色が出るが、スタートメニューバーがおかしい。
やっぱり本に書いてあった通り、BiosのUpdateが必要か?
やっぱり本に書いてあった通り、BiosのUpdateが必要か?でも 16MBメモリに付いてきたBios UpdateFDでは変更できない。T-Zoneさんに本体を送ってBios Updateをしてもらうしかないか。
またまた、インターネットで調べてみるか。日本のPC110はすべて見た。残るは、アメリカか?というわけで、Yahoo.comに接続。”PC110"で検索。たくさんある。全部英語。(笑)最初から関係ありそうなものを探す。
3番目の記事の中に。”What about 256colors in Windows”というQ&Aが。内容をよく読むと同じ問題。解決策を見るとBios Update Diskを作成して...。となっていた。その方法をのせます。ここを見て下さい。他にヒントがあるかも?
Bios UpdateFDを作る
DOSモードですべて行います。HDDは危ないので抜いておきます。チップカードはこの時Cドライブになる。ここへダウンロードしたファイルをコピーしておく。
ファイルは2つ。loaddskf.exe と biosup.dsk をコピー
2DDFDを用意します。
DOSを立ち上げて、2DDフロッピのフォーマットと、BiosUpdateディスクを作成します。
a:>format a:
a:>loaddskf/f biosup.dsk a:
メッセージが出てきて、BiosUpdateディスクが出来上がる。
ファイルの内容は
autoexec.bat, config.sys, command.com, ibmbio.com, ibmdos.com, command.com, xpatch.exe
です。
Bios Updateの実施
ここで、出来上がった Update ディスクをいれたまま、再起動。うまくいけば自動的にこのまま完了するはず。ところが、画面に”_4”が出た。
英語のページに書いてある通りに・・・
作成した Update ディスクをいれたまま、再起動する。ディスクをアクセスし始めた所で(画面にPC-DOSとでるかでないかの)所で、F5キーを押す。すると画面に”config. and Autoexec were being bypassed"と出てa:になる。
ここで、
a:>clsa:>xpatch ?not yetまだ、終わっていないというお返事(笑)そこで再実行させる。
a:>xpatch
すると画面に今までとは違い”OK”が出て止まったままになっている。ここでUpdateが終わったかと思ったけどそうではなかった(実は、終わったと思い256色に設定したがだめだった)。次に、この状態で電源をOFFし、再起動してそのまま続行させると、画面に一瞬 a:>xpatch が見え、次に”Updated”とでてフリーズ・・・
確認するために、再起動し途中でF5キーで止め、”a:>xpatch?” とやると ”Completed”とでた!!
電源をOFFし、Type3HDDを入れてWin95を立ちあげる。
最終256色設定
画面のプロパティで、今度は”C&T Accelerator(new)”と”ラップトップディスプレパネル(640x480)”を選び、256colorsにして、再起動。この時の画面のプロパティのディスプレの詳細で次のように設定。前に行った SVGA の設定はダメでした。なお、ディスプレドライバは最新版にUpdateしてあります。
アダプタの種類:Chips&Technologies,Accelerator(new)
製造元:Chips&Technologies,Inc
バージョン:4.0
現在のファイル:Chips95drv,*vdd,*vflatd,chips95.vxd
ディスプレの種類:ラップトップディスプレパネル(640x480)
省電力ディスプレ(E)にチェックあり
カラーパレット:256
256色が・・なんと美しい(笑)これでも、うまくいかない?人に。
僕の場合は、BiosUpdateを行う前に誤って、CMOS−RAMの内容を初期値に戻してしまいました。これが幸いしているかも知れません。今一度やってみて下さい。初期化コマンドはDOSから
a:>PS2 _@DEFAULT
を実行します。この場合は、Update後、音源のIRQやDMAチャンネルを再度設定下さい。
考察:
T-ZoneのBiosUpdateディスクでできなかったのは、システムROMバージョンが違う可能性が考えられます。つまり僕のROMバージョンと合っていなかったのではないかと思います。ここで行った、一連の作業(a:>loaddskf/f Biosup.dat a:)が、ROMバージョンが違ってもうまくいく方法だと思います。つまりBiosUPdateディスクを作るときに、ROMの内容を見て作成しているように思います。
ちなみに、僕のROMバージョンは(これはDOSから、PS2 _@REVisionで見えます。)
ROM Parts Number 39H4551 ROM Release Date :11/08/95 BIOS Revision 0.33 11/08/95 APM Revision 0.27 11/08/95 VGA revision 0.15 09/07/95 SETUP?DIAG Revision 0.27 09/19/95 KBFIRM Revision 0.21 PSMC Revision 0.38 PS2 Revision 0.22 でした。かなり古い(APMのRevisionが0.27。普通は1.0?)ものだったようです。これでもWin95が動きました。
というわけで、Bios Update ファイルのありかを、ここに載せておきました。
使用したBios Updateファイル
Bios Update PC110 16MB増設時Bios修正 URL http://apj.co.uk/pc110/pt_main.htm/ Bios Update file loaddskf.exe biosup.dsk Chips & Technologies関係(256色問題には関係ないと思います)
Chips Update Chips&Techディスプレーアダプタ URL http://www.chips.com/sup_drv_win95.htm/ ドライバ win95203.zip (91K) 説明ファイル install.txt
2400bpsとはいえ、本体内蔵なので、なんとか使いたい。ネットでありました。その通りに設定したらOKになりました。
ブラウザとして使うには通信速度が非常に遅いため、ちっとも絵が出ません。メールぐらいならok。
IEでなくテキストベースのブラウザならOKかも。。。インターネットをやる場合は、次を見て下さい。
「モデムの登録」*1
PC110の内蔵モデムは、通信速度が最高2400bpsです。このモデムには95
用のドライバはありませんが、標準のモデムとして認識させることが出来ます。
内蔵モデムを標準のモデムとして認識させるには、ハードウエアウイザード
(コントロールパネルのハードウエア)を実行し、ハードウエアの種類でモデ
ムを選択して、次に「モデムを一覧から選択するので検出しない」を選択しま
す。続いて、製造元は「標準のモデムドライバ」、モデルは「標準2400bps
モデム」を選択します。その次の画面で、ポートを聞いてくるので、内蔵
モデムの割り当てられているポート(COM1またはCOM2)を選択!
*内蔵モデムのポートが選択肢に現れない場合
ハードウエアウイザードを実行し、「新しいハードウエアを検出しますか?」で「いい
え」を選択、「ハードウエアの種類」で「ポート(COM/LPT)」を選び、続いて
「通信ポート」を選択、「完了」を押してハードウエアウイザードを終了します。この
作業を2回繰り返して下さい。(COM1とCOM2について)
モデムがCOM2になっていて、かつCOM1に何も割り当てられていないと、モデ
ムが認識されないことがあるみたい。このような場合には、COM1に赤外線ポート
等を割り当ててみましょう。ポートの設定を変更した場合、システムのプロパティから、
通信ポート(COM1)及び(COM2)を削除し、改めてハードウエアウイザードを
実行して下さい。
*1 この記事は、”でじやま's Home Page”さんから借用しました。
インターネットの記事の中で、PC110のWin95関係ではとても良いと思います。
URL: http://home.highway.or.jp/digiyama/pc/pt110w95.html/
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Win95が動けばこっちのものと思ったら大間違いでした。
答え。
タイプアダプタという代物が売っています。それを使うとType3カードがスロットの外へ飛び出してくるので、他のカードが1枚入ります。
僕の購入したものは、写真のようにもう1枚入れようとすると上側にしか入らない物でした。
通常Type3カードは下側に入るので、もう一枚のカードを使い終わって、元に戻す時Type3ハードディスク がスロット1からスロット2に変わるため電源OFFしてからでないと認識してくれません。PCMCIAの勝手に抜き差しOKのよさが半減。
再びネットでPC110で検索。(http://www.raidway.or.jp/~shujis/pc110.html)。アダプタをさかさまにしてスロットの下へ入れ込んだ人の話が。「さかさまにすると入らないようになっているので、引っかかる所を削る。」って?
僕のタイプアダプタには差し込むと点燈する怪しげなLEDランプと電源取り出しコネクタがついている。うかつに差し込むと電源が逆接続となってカードを壊すかも。PCMCIAコネクタの端子の規格を調べれば大丈夫かどうかわかるぞ。と
再びネットで調査。日本の検索エンジンで見つかったのはカードの宣伝ばかり。アメリカに接続。yahoo.comで"PCMCIA"で検索。すぐに見つかりました(http://www/pc-card.com/)。さすがアメリカ。コネクタの接続表を見ると、まず偶数ピン。簡単にさかさまにできないぞ。電源とGNDを見ると、GNDはコネクタの両サイドの上下これはOK。電源はコネクタの中央のピン17(Vcc)の上下。その横の18も電源らしいがVssとなっている。つまりさかさまにしても電源は中央の上下2本づつ。GNDは両サイドの上下1本づつ。Vssの意味は分からないけど(Vccは電源です)。
逆さまにしても問題なしと決めつけ。
ハードディスクのケースを削るのはイヤだから、タイプアダプタを削る。タイプアダプタの外側を削るのはカッタナイフで楽勝、中の溝を削るのには、化石採集で「石を削る電動ドライバー」が役に立ちました。
失敗。逆さまに入るのを忘れて外側の上下を間違えて削ってしまった。「ここまできたら削ってしまえ。」というわけで写真のような姿に。
でもケースがガイドになって、うまく入る。
でも、LEDは点燈せず。ということはVssは、カード側からの電源供給かも?
これで上のスロットに自由にカードが入る。TYPE3カードアダプタは逆さまにし、HDDは普通に上向きにセットして、下側のスロットに。これで電源OFFせずに、蓋を閉じてレジュームして他のカードを抜き、ゲタをはずしてハードディスクを差込み、蓋を開ければまたハードディスクが使えるようになる。これは便利。
モデムカードを入れて見る。ピコが聞こえない。
どうもPCMCIAドライバと相性が悪いようだ。再びインターネットで探すとあった。
「IBMのデスクトップPC用カードスロット「Smart PCカード ドライブ」のドライバを使えば、PCカードからブートした場合でも、残りのスロットでPCカードが使える。」その人のアイデアを借用しました。Yokanさん(http://www.yk.rim.or.jp/~yokan/110qa.html)ありがとう。
PC cardブートしたWin95でPCMCIA 32bitドライバを使う方法
僕の行った方法
早速、IBMからDLして、ドキュメントに従って修正ディスクを作成すると、その中のOPTIONというディレクトリに95用ドライバ(King4w95.*)が入っています。
まず、デバイスマネージャで、既に導入されているPCMCIAドラーバを削除し、コントロールパネルのハードウエアで、このドライバを選択して下さい(下記)。
用意するもの
- TypeIIIのHDDカードにWindows95がインストールされ、16bitPCカードドライバ環境で動いているPC110
- 上記Type3 HDDカードにWin95 CABファイルがコピーされていること
C:\WINDOWS\OPTIONS\CABSとかに・・・- TypeAdapterまたは同等品
ドライバーの設定
- Windows95の[コントロールパネル]から[システム]-[デバイスマネージャ]-[PCMCIAソケット]を選択し、[PCMCIAソケット]を削除。
- PTPC110をサスペンドしてからフロッピーディスクドライブを接続し、今回作成したディスケットを入れる。
- [コントロールパネル]-[ハードウェア]選択。「新しいハードウェアを自動的に検出する」は「いいえ」。
- 「インストールするハードウェアの種類」は[PCMCIAソケット]
- 次の「ハードウェアの製造元とモデルを選んでください」画面で「ディスク使用」。
- 「OK」をクリックすると、「モデル」の欄に「IBM Smart PCカード・ドライブ」選択し「次へ」。(ここで導入されるドライバは、KING4W95.VXD)
- 「警告」画面が出るがNo Problem。「I/Oポートアドレス 03E0-03E1」をメモし、「次へ」。
- Windows95導入ファイルのWIN95_15.CABが要求されるので、(I)で準備したとおりWindows95のCABファイルがあるフォルダを指定して「OK」。導入が終わると、ハードウェアウィザードの「完了」を選択し、「ハードウェア」終了。
- 次に「PCMCIAウィザード」が始まる。「PCカードをWindowsの導入に使っていますか?」の質問には「いいえ」を選択し、「次へ」をクリック。「Windowsが使用不可にするリアルモードPCカードドライバを選びますか?」の質問には「はい」を選択し、「次へ」。
- これでPCカードウィザードの完了し、この後出てくるメッセージ[システム設定の変更]で「コンピュータを終了しますか?」と聞かれたら、「はい」を選択。
上のIXの「Windowsが使用不可にする.....」で、「はい」を選択すれば、自動的にConfig.sysが書き換えられますので、Yokanさんのようにconfig.sysを先に直しておく必要はありませんでした。
32bit PCMCIA ドライバー入手方法
IBMのページからこのドライバーがなくなりそうです。
URLもあるので、ここからどうぞ。
96/03/27 IBM Smart PC Card Drive用 修正ディスケット Ver 1.02 URL http://www.ibm.co.jp/pccsvc/other.htmlで探す ドライバーファイル Smartpc.lzh (398KB) 説明ファイル Smartpc.txt (解凍すると Smartpc.exe,Smartpc1.dat が出来る。DOS互換BOXから、
c:>c:\temp\smartpc a:
で、ドライバディスクの出来上がり)
PCMCIAが使えた(しかも32bitドライバー)
モデムカードを入れるとピコっと音が鳴りました。カードモデムのドライバを入れて、IEを入れて(CPUが遅いので IE4.0は無理と思い、IE3.02をインストール)あとは普通の手順で、インターネットをセットアップ。33.6Kだから内蔵の2400bpsより速い。これでグラフィックも表示できる・・・
これで「世界最小Win95パソコンPC110」の完成!!
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カンペキに動く最小ウインドウズ95マシン。でもHDDの容量が全く足りない。
このWin95版PC110でインターネットを見ると音も出るし絵も出る
今回DOSと遊ぶことができた。「GUIもいいけど、CUIもいいなぁ」と思いました。
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以下の内容は、日経WinPC '97年8月号に載っています。もしうまくいったらここに載せます。日経WinPCは改造記事が多いので好きです。
本体4MB、増設メモリ16MB、本体4MBメモリに亀亀してプラス4MB 計24MB
標準33MHZを40MHzに。。
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ディスプレドライバーを触った後に、チュウチュウマウスを入れ(ポイン
ティングデバイスを動かすのが面倒だから)、WIn95の起動のまま、
ディスプレーを閉じて、リジュームさせ、いつものように、上側のスロットからモデム
カードを抜き、タイプアダプタ(ゲタ)からHDDを抜いて、下側スロットに入れ直し、
ディスプレを開けると何か変なビープ音がして、キー入力ができなくなりました。何を
やってもダメだったので電源を切り再起動させると動きました。でも、これだとリジュ
ームしてカードを抜き差しするたびに再起動というミジメなことになってしまいました。
でも、リジューム後の、ビープ音に聞き覚えが・・・。
ひょっとしたら、電源ONするたびに入力していた、パスワードの音に似ている。
そこで画面には何にも出ていないけどパスワードを入れると...動くようになりました。
皆さんも、こんなことがありませんか。