第3回 介護老人保健施設
「スカイ」訪問演奏

2003年12月21日(日)
横浜市保土ヶ谷区

プログラム

◇第一部 日本の歌・世界の歌
・自由の歌 ・フィンランディア ・若人の歌 ・見上げてごらん夜の星を
・上を向いて歩こう ・青い山脈 ・斎太郎節

◇第二部 クリスマスキャロル
・諸人こぞりて ・聖夜
   
◇第三部 皆さんと一緒に歌いましょう
・箱根の山 ・故郷

◇アンコール
・筑波山麓合唱団 ・U Boj

◆ ◆ ◆

団員の感想メールより

Kご夫妻 さま
無気力・無反応・歩くことも、ままならぬご老人をまえに、
われわれだけが歌い・楽しんで 良いのだろうか・・・
などと考えながらの出番待ちは、戸惑いも多く けっこう複雑なものがありました。
良い演奏をしよう、という気持ちは、もちろんありましたが
『からだは、こちこち』『顔は、こわばり』 何かしら、申し訳けない。
そんな一曲目のスタートでしたが、
聴いてくださっている皆さんの表情とか、しぐさを見るにつけ
《普通の方》・・・それ以上の喜びの反応を示しているのを見て
一ノ蔵男声合唱団の、この恒例の 慰問演奏の意義が良く分かりました。
《これも、初体験》でした。
自分的には、「筑波山麓合唱団」以外は、大体 暗譜で歌えたので(笑)・・
すこしずつ、皆さんのペースに近付いていっているかな?とも感じました。
とても響きの良いホールで、低音系の音も良く聴き取れました。
一條さんに、そのへんの感想を聞きましたら、
歌い込んでいる曲は良く届いていたけれども
そうでない曲は、バラツキもあった とのことです。
この様にして、発表回数を重ねながら完成度が高まっていくのですね。
来年ー9月25日ー演奏会 今から、楽しみにしております。
どうも ありがとうございました。。。
(T.M.)

T殿

スカイ訪問演奏会ご苦労様でした。
行事毎の感想うれしく読ませていただいております。

老人ホームの慰問演奏会は「スカイ」が三年連続、
その前が「高津老人ホーム」と、4年連続となります。
初めての時は正直なところ「この人達の前で歌うの?」という気持ちで
からだがこわばってしまいました。
しかし、演奏を始めてから会場のそこここからざわめきや奇声が出たり、
会場の雰囲気が変わっていく様子が感じられました。
演奏が終わると、職員の方々から
「自分の担当の老人が今までに無い反応を示した」とか、
看護をされている方が感動して涙を流している姿に接し、
我々もやって良かったと言う充実感につつまれました。

演奏会終了後施設見学をさせていただき、
入所している方々と直に接したり、職員の方々の話を聞きながら、
「こんなに喜んでいただけるならこれからもやろうではないか」ということになった次第です。

一ノ蔵男声合唱団の信条として、
「コンクールや仲間同志の合唱祭への参加では無く、
真に音楽を聴いていただける方、感動していただける方々に対して歌いたい」
ということをこれからも大切にして行きたいと考えています。

当面の目標は「第九」です。
自ら感動できる第九を歌い、聴きに来ていただいたお客様を感動のるつぼに巻き込む気持ちで
歌いたいと思います。

(K.A.)

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Last update : 25 January 2004

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