第7回演奏会 ごあいさつ 

(第7回演奏会プログラムより転載)

 日本は合唱王国と言われており、中でもママさんコーラスを中心とした女声合唱や職場、地域、学校などの混声合唱は全盛の時代と云えます。このような環境下、男声合唱団は希少価値とも言われておりますが、最近は余暇重視のライフスタイルも広まり、各地域のアマチュア男声合唱団や高校、大学のOB、一般募集の男声合唱団の活動も非常に活発になってきています。
 そのような中で「一ノ蔵男声合唱団」も結成以来14年目の活動に入っております。私達は仲間と良い音楽を楽しむことをモットーに、複数のアマチュア団内指揮者による運営という個性を生かして独自の企画による楽しい活動を続けております。今年は新しい試みとして「こうばこの会」のトークパフォーマンスの公演や、(株)一ノ蔵の「蔵開放祭」に参加し好評(?)を得ました。まだまだ未熟ではありますが、これからも仕事、家族、仲間を大切にしながら、男声合唱の魅力、日本酒の魅力、そして人の和の魅力を求めて行くと共に、微力ながら社会のお役に立てる活動にも参加して行こうと考えております。今後とも「一ノ蔵男声合唱団」とのお付き合いをよろしくお願いいたします。

 本日第7回の演奏会では、新しい時代への節目を迎えるに当たり、これまで私達の心をとらえてきた古今東西の名曲を集めてみました。私達の力量からすると少し欲張ったプログラムですが、これからも歌い継いで行きたいこれら名曲の数々をお楽しみ戴ければ幸いです。
◆第1ステージは日本のポピュラー名曲集として、誰もが一度は聴いたことのある曲、今でもよく歌われている曲、懐かしい曲を選んでみました。
◆第2ステージはオペラ名曲集です。オペラの中で歌われる合唱曲には物語のクライマックスを彩る名曲が数多くあり、これらを歌うことは私達合唱団としてはあこがれでもあります。今回は非常にドラマチックかつ、華やかなオペラの名曲に挑戦いたしました。
◆第3ステージは、日本を代表する「男声合唱作曲家」清水脩、多田武彦の二人の作品を演奏させていただきます。今回取り上げた曲は、男声合唱の名曲といわれている「最上川舟唄」を筆頭に、彼らの数多くの「男声合唱組曲」の中から、代表的な曲、歌ってみたい曲をピックアップしてその魅力に迫って見ました。

 どうぞ恒例のパーティーともども最後までごゆっくりお楽しみ下さい。
 本日はお忙しい中「一ノ蔵男声合唱団」の演奏会においで戴き誠にありがとうございました。

団長  柿島 旭 

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Last update : 21 November 1999

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