第7回演奏会 演奏曲目 

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Opening..

若人の歌 (ドイツ民謡、岡本敏明・作詩)
ふるさと* (オナーティン・作曲、オリオンコール・編曲)
 (*:故W.H.後援会長追悼演奏)

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1st stage..  日本のポピュラー名曲集

1 鉄腕アトム (谷川俊太郎・作詩、高井達雄・作曲、福井 幾・編曲)
2 サザエさん (林 春生・作詩、筒美京平・作曲)
3 ビール樽 (北原白秋・作詩、橋本国彦・作曲)
4 若者たち (藤田敏雄・作詩、佐藤 勝・作曲、福井 幾・編曲)
5 上を向いて歩こう (永 六輔・作詩、中村八大・作曲、北村協一・編曲)
6 見上げてごらん夜の星を (永 六輔・作詩、いずみたく・作曲)

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2nd stage.. オペラ名曲集

1 巡礼の合唱 −『タンホイザー』より−(ワーグナー・作曲)
2 静かに静かに −『リゴレット』より−(ヴェルディ・作曲)
3 ヘブライの捕虜達の合唱 −『ナブッコ』より−(ヴェルディ・作曲)
4 女・女・女 −『メリーウイドー』より−(レハール・作曲、宇田川安明・編曲)
5 狩人の合唱 −『魔弾の射手』より−(ウェーバー・作曲、入野義朗・訳詩)

3rd stage.. 清水脩・多田武彦コレクション

1 最上川舟唄 (山形県民謡、清水 脩・作曲)
2 ピリカピリカ −男声合唱組曲『アイヌのウポポ』より−(近藤鏡二郎・作詩、清水 脩・作曲)
3 母の夢 −男声合唱組曲『若しもかの星に』より−(百田宗治・作詩、多田武彦・作曲)
4 故地の花(妻に) −男声合唱組曲『樅の樹の歌』より−(尾崎喜八・作詩、多田武彦・作曲)
5 縫ひつける −男声合唱組曲『人間の歌』より−(堀口大学・作詩、多田武彦・作曲)
6 ピエロ −男声合唱組曲『月光とピエロ』より−(堀口大学・作詩、清水 脩・作曲)
7 作品第貳拾壹 −男声合唱組曲『富士山』より−(草野心平・作詩、多田武彦・作曲)

and More.. 

 (アンコールのステージ。以下の曲目は当日のプログラムには記載せず。)

1 お酒の歌 (アメリカ民謡、高石ともや/井上勇作・作詩、山崎朱紀子・編曲)
2 荒もと摺り唄〜留仕込唄 (南部流酒造り唄より、井上 毅・作編曲)
3 ウィスキー・ジョニー (イギリス民謡、高藤 淳・訳詩、矢原昭人・編曲)
4 乾杯の歌 (ドイツ民謡)

パーティー

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第7回演奏会 曲目紹介

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Opening..

若人の歌
 一般的にはドイツ民謡として知られていますが、世界共通の学生合唱のテーマソングです。原題は「Gaudeamus」ラテン語で「楽しもうよ」という意味。起源は古くヨーロパ中世の曲といわれています。

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1st stage..  日本のポピュラー名曲集

鉄腕アトム、サザエさん
 日本のアニメ界草分けの不朽の名作、と、30年以上の長寿を誇る人気番組。誰もが口ずさんだことのある、おなじみの曲です。

ビール樽
 戦前から日本の男声合唱団で愛唱されてきた曲です。夕日に向かって樽を押す、その結末や如何に。日本では珍しい、カノン形式の曲です。

若者たち
 33年前テレビの連続ドラマとして始まり、後に映画化された物語の主題歌。両親を 失った5人兄弟が貧しい生活の中で真剣に生き、家族の絆を深めて行く物語。ザ・ブ ロード・サイド・フォーが歌って大ヒットした曲です。

上を向いて歩こう
 六八九トリオ(永六輔、中村八大、坂本九)の名曲。坂本九、吉永小百合共演の映画の主題化。国内はもちろん海外 でも「スキヤキソング」として親しまれた名曲のひとつです。「上を向いていないと 涙がこぼれてしまう…」という詩とリズムの対照がすばらしい曲です。
 
見上げてごらん夜の星を
 永六輔原作、坂本九、九重佑三子共演のミュージカルの主題歌。定時制高校に通う若者たちの 青春の姿を明るく描いた物語です。編曲者は不詳ですが、早稲田大学グリークラブ の愛唱歌となっている曲です。

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2nd stage.. オペラ名曲集

巡礼の合唱(『タンホイザー』より)
 年老いた巡礼たちが、過去の罪を清算するためのローマへの命懸けの旅から無事帰還した場面で歌われる曲。清浄な心で神を讃え、故郷に感謝しつつ、万感の思いを込めて歌います。

静かに静かに(『リゴレット』より)
 王侯貴族の間の色恋沙汰による争いがエスカレートし、ついに復讐として相手の娘を誘拐する事に…。暗闇の中で繰り広げられる悪事。痛快なアップテンポの中に、みなぎる緊張感が表現されています。

ヘブライの捕虜達の合唱(『ナブッコ』より)
 鎖に繋がれたヘブライの捕虜たちの望郷の歌に託して、政治家でもあったヴェルディの、祖国統一への情熱が込められています。イタリアの第二の国歌とも言われる名曲です。

女・女・女(『メリーウイドー』より)
 優雅な社交界で起こった、国家の存亡を掛けた恋愛物語のひとコマです。男はいかにして女心をとらえようかとあの手この手を尽くすが...コミカルな男達の表情に注目を!

狩人の合唱(『魔弾の射手』より)
 射撃競技に出場するためにボヘミアの森に集結した狩人達が、「狩りほど楽しいものはない」と歌います。森や山を駆けめぐる狩人達の勇壮なリズム感をお楽しみに。

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3rd stage.. 清水脩・多田武彦コレクション

最上川舟唄
 日本三大急流の一つとして知られる最上川。酒田の町まで年貢米を運ぶため、船頭の掛け声に呼応して、軽快なリズムに乗って皆で漕ぎ出して行きます。

ピリカピリカ(『アイヌのウポポ』より・1961年作)
 抒情歌、わらべ歌、と、様々な形で歌い継がれて来たアイヌ民謡。哀調を帯びた音律の中に、大自然と共に生きるアイヌの素朴な生活感がにじみ出ています。この組曲は、アイヌの文化に敬意を表し、全曲アイヌ語で書かれています。

母の夢(『若しもかの星に』より・1978年作)
 老いてもなお息子のために何かをしようとし、息子を慈しむ母。遠く離れた母を思いつつ、それに応えられない詩人の苦しさ。その思いの交錯が、歌うもの、聴くものの胸に迫ります。

故地の花(妻に)(『樅の樹の歌』より・1989年作)
 かつて一緒に訪れた旅先から妻に宛てられた手紙。高山植物「伊吹麝香草」の豊かな香りと共に、妻への心暖まるメッセージが届けられます。

縫ひつける(『人間の歌』より・1960年作)
 月並みな連想か、個性のひらめきか。迷いつつ進む詩人の仕事。

ピエロ(『月光とピエロ』より・1949年作)
 笑顔と裏腹に孤独な心。誰しもが持つ心の中の「ピエロ」。清水脩が世界で初めて「合唱組曲」という形式を確立した、日本の合唱曲の金字塔です。

作品第貳拾壹(『富士山』より・1956年作)
 雨雲を突き抜け、地上と天とをつないでそびえる富士山。宇宙・無限・永遠の拡がりを象徴しています。第2作にして今でも最も人気の高い、多田武彦の代表作です。

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Last update : 21 November 1999

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