第11回定期演奏会 ごあいさつ 

(第11回定期演奏会プログラムより転載)

 大変お待たせいたしました。2年ぶりの定期演奏会においでいただき誠にありがとうございます。おかげさまで今年「一ノ蔵男声合唱団」は創立20周年を迎えることが出来ました。これも皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。我が合唱団の演奏会も「アマデウスビル」から出発して「市従会館」「横浜市教育会館」そして本日の「ひまわりの郷」と少しづつ大きな、そして本格的なホールへと移ってまいりました。これは我が合唱団が20年間確実に成長していることの証明でもあると自負しております。

 前回の演奏会から約2年の間、いろいろなことをやってきました。上海音楽の旅、軽井沢大賀ホールでの「緑の音楽会」を2回、聖高原のぶなの木の下での「母なる木のうた」の演奏、平和病院コンサート4回、SKYクリスマスコンサート、柿の木農場(篠ノ井)での文化祭への出演、一ノ蔵(金龍蔵)ツァー2回、静岡パパさんコーラスファン感謝デーへの参加等など・・・。
 私達の演奏は決して上手いものではありませんが、音楽を愛し心から歌うこと、仲間と楽しく歌うことを信条としています。これらの活動を通じて私達の歌が少しでも社会のお役に立つならばこれほど嬉しいことはありません。

 本日ここに結成20周年を記念致しまして、私共の活動の一端をご紹介させていただきながら3ステージ構成でお送りいたします。
 第1ステージは「訪問演奏から」と題しまして、愛唱曲を演奏させていただきます。今回演奏させていただく曲は過去に各種福祉施設や病院、その他地域の文化行事などで演奏した曲だけではなく、これから歌っていこうという曲も入っております。皆様も一度は耳にされたことがあると思われる名曲を揃えました。
 第2ステージは「帰ってきたヨッパライたち」と題しまして、第6回演奏会から8年ぶりに“お酒の歌 特集 パート2”をお送りいたします。団の名称ゆえの宿命でしょうか、当然の成り行きでしょうか? それにしても「酒」に関する歌の多いこと、ステージに並べる曲を絞り込むのに大変苦労しました。絞りたての酒の味はまた格別。歌だけではないところもご鑑賞ください。気持ちよく酔っていただければ幸いです。
 第3ステージは男声合唱組曲「三崎のうた」を演奏します。前回の「中勘助の詩から」、前々回の「雨」に引き続き、多田武彦作曲第三弾となります。今回20周年にあたり、多田作品に最も多く取り上げられている詩人、北原白秋の詩による作品の中から、私たち10年来の合宿の地、三浦海岸にゆかりの曲を選びました。
 どのステージも一ノ蔵らしさを満載したプログラムです。恒例となりましたアンド・モアを含めて最後までごゆっくりお楽しみ下さい。

 最後になりましたが、私たちを支えてくださった各方面の方々に厚く御礼申し上げますとともに、今後ともご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

団長 柿島 旭

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Last update : 29 April 2007

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