行って来ました北海道
札幌へ、いよいよ帰国?。



781系特急電車、やはり激寒地の北海道仕様
です、以前の特急車両は本州の車(485系)
を耐寒地改造して用いたのですが力不足でトラ
ブルが多く専用の車両を開発、私たちが乗った
のはそれの試作車でした。
車体番号に781−901の様に900番の数
字が付き量産車と区別されます、試作車はまず
1本製作して色々な環境でテスト、試運転を繰
り返しその時に発生した問題点を解決し、量産
車にそのデータをフィードバックさせる役目が
有ります、役目が終わると量産車と仕様を合わ
せる改造を受けて同じように運用されます。
滝川に到着、昼食を確保しようと思ったのですが駅弁は見あたらず、車内販売も無さそうなので一旦駅の外へ、また雨も降ってくる。
しかしコンビニも見あたらない、乗り換え時間もあまり無いので駅前のスーパーの地下食品売り場へ、ここでお弁当と飲み物を確保。(よかった・・)
第8ランナーは781系特急電車”ライラック”、この列車は札幌と千歳空港間を快速エアポートとして走ります。

乗車してちょっと問題が、指定席がかたまって取れていなかったのです。
れさくさんだけが通路の反対側になってしまい1ボックス確保出来ない・・。
しかし検札の時にグループであることを車掌さんが気づき”席が空いているので自由に使って下さい”と、逆に指定券を発券した駅員の不手際だと詫びてくれました。(^_^)
快適な車内でお弁当をほおばる・・。

札幌まで戻りました、出発までの残り時間は市内を3人で少し歩き回ってみます。
札幌駅も改装工事を行っていました、札幌もご覧の通り雨・・・。



ブラブラと札幌の時計台まで来てみました、残念ながら月曜日は休館日。
中には時計台の歴史などの資料が展示してあります。

時計台を撮影していて右の方に目をやると見慣れたロゴとマークが・・・。
背にしているビルにDDIといつもお世話になっているDDIポケットの事務所が入っているのです。

同じ建物に東京でも入り慣れたレストランが有ったので甘い物食べながら雨宿り・・、掲示板の閲覧と書き込み、メールのやり取り。
Dポの入っているビルなのにちょっと電波が弱め、灯台もと暗し?、屋上に基地局が有るとgoさんから聞いていたのですが・・。
札幌のテレビ塔まで地下道を通って行ってみることに。

折角なので入場料を奮発して登って見ることに、やはり天気が悔やまれます。
肉眼では微かに札幌オリンピックのジャンプ台が見えるのですが・・。
ここで雪祭りが行われるのですね、寒さは苦手ですが冬の北海道も来てみたいです。

札幌での滞在も残り少なくなってきたのでそろそろ駅に向かう事に、お土産も仕入れなければならないし・・goさんお勧めの駅の地下街に行ってみました。
お土産を買うために歩き回ったら汗だく・・、ノドも乾いたのでれさくさんと北海道で最後のコーヒーを・・。
れさくさんはもう一泊して29日の夜の飛行機、札幌駅まで送ってもらうと共に改札口にて残りのお互いの快適な旅を願って握手、また寂しくなってしまいます。



乗客もなんだなんだと見に来る、運転士も運転席で
乗り出して見ている物の何も出来ない・・。



片手ではなかなか大変、位置を合わせるだけでも
一苦労、何とか締め付けが出来た。
ホームで北斗星を待っていると向かいのホームに折り返しで帯広方面に向かう”とかち号”が入ってきた、(これに乗ればまた帯広に・・)しかし先頭車の方が騒がしい。
何かトラブル?、よく見るとあらら!、ワイパーが壊れている・・、雨が降っているのでこれでは走れない。
運転士がワイパーを動かして見たら上の画像の状態でブラブラするだけ。

しばらくすると先頭の貫通路が開けられレンチを持った人が修理に取りかかる。
しかし鉄道車両はデカイ!、ご覧の通り他の人に支えてもらって何とか位置を修正し締め付けに成功!!。

このドタバタで発車が10分近く遅れたのでは・・。
滅多に見られない物を見た気分(^_^)、しかし乗務員は大(^^;; ヒヤアセ物だったでしょう。





オハネ25寝台客車、24系25形と言うのが
正式な形式、1974年より24形の増備型と
して登場した2段寝台客車で、当初は銀色の帯
を巻いて登場、後に車内を更新してグレードを
上げた車両に金帯を付けました。
最高運転速度は110Km/Hとなっています。
そうこうしている内に一夜の宿にもなる第9ランナー”北斗星82号”が2両のDD51型ディーゼル機関車に牽引されて入線。
初めて乗る北斗星・・でも北海道から離れる寂しさも。
金帯のオハネ25形寝台客車、改造車のため車歴も古くあちこちの塗装に痛みが見られます、一時期ほどの人気は無い物のそろそろ車両の更新時期か、カシオペアほど豪華な設備はいらないと思いますが新車の導入を期待したい所です。

個室も空いているのですが今回のフリー切符では残念ながら差額を払っても利用出来ないのです。

乗車して荷物を整理しベッドに落ち着いた所で18時15分の定刻、微かに機関車の汽笛が聞こえ、のちに軽いショックと共に発車、ホームがゆっくり動いて行きます。
駅構内のポイントをゴトゴト渡るのを感じながらgoさんに札幌を出た事をメールで知らせる。
ホクトセイ、ハッシャ、マタキマス!!”雨のため暗くなるのが早く残念ながら車窓は楽しめず・・。



北斗星食堂車で仕入れてきたお弁当、内容と
味はまあまあ、元気が有れば食堂車のパブタイム
にでも行って見たかったのですが・・。



食堂車、スシ24−500番、元は電車特急の
食堂車を改造、その為車高が低く台車も電車の
物をブレーキ装置を改造してそのまま使用。



ロビーカー、オハ25−500番、寝台車を改造
した物でシャワー室を2室設置、定員外のフリー
スペースになっています。(北海道の車両は同じ
設備ですが550番を名乗ります)
食堂車は予約制ですがお弁当は売っています、1000円はちょっと高いけど内容はまあまあ、軽い疲れと寝不足でロビーカーには行かず自分の席でのんびり過ごす、FMJさんは先にお休みに・・。

一人で暗い車窓を見ながら”れさくさん、宿とれたかなぁ、goさんいよいよ追い込みで大変かなぁ・・”と物思いにふける・・。

函館が近くなりDポの圏内に入ったとたんメールが着信、れさくさんは宿を確保した模様、良かった!。

離ればなれになっても直接のメール、掲示板の書き込みでまだ一緒にいる雰囲気に、DDIポケット、H゛を知らなければ今回のこの楽しみも無かったのでしょうね。
列車は途中遅れていたのですが函館の機関車交換を手早く済ませすぐに発車、青森でまたとの書き込みを掲示板に残して・・。



EF81型交直流電気機関車、架線が有れば何処
へでもと直流1500V、交流20000Vの
50Hzと60Hzに対応、重量100.8t、
出力は直流で2250KW、交流で2370KW

流石に私も睡魔に勝てず函館を出発後少し横になることに、次の圏内は青森。
端末にバイブレートのタイマーセットをして胸ポケットへ、夢うつつで青函トンネル内の走行音を聞く・・独特の音がします。

青森着、しかし凄い止まり方をしますED79の運転士、これは貨物列車ではありませんよぉ・・、まだれさくさん、goさんが起きていてくれました、青森の圏内を離れるまでしばし掲示板でやり取り・・。

青森で画像の機関車、北斗星用のEF81に変わったのですが、運ちゃんの運転操作の関係か衝動(ショック)が凄い、青森駅を出発するときのショックでFMJさんが目を覚ましてしまいました。
その事を掲示板に書き込んだらgoさんとれさくさんが同じ事を書き込んできた。
”運転変わってあげたら・・”(^_^;)この機関車の運転操作は解っていますけど・・。
でも眠気には勝てず私も走行音を子守歌に夢の中へ・・。

目が覚めたら定刻通りに快調に走行中、途中で運転士が変わったのか加減速も滑らか、圏内なので掲示板に書き込みと閲覧、流石にまだ皆さん寝ているかな、まだ7時前ですから。



見慣れた西武鉄道、新2000系、これに乗ると
何となくホッとします。
列車は定刻通り10時13分上野に到着、一歩車外に出たら・・モワ〜ン、暑い・・、列車内の冷房が強かったのでなおさら感じます。

FMJさんからガマブーさんへのメール第一声が”ギャ〜”でした。(^^ゞ
第10ランナーの山手線で高田馬場へ、第11ランナー、最終ランナーになる西武線の見慣れた2000系に・・今回の旅も終盤。

れさくさんはまだサッポロ近辺を散策している様子、29日12時10分、私は無事自宅に到着、大イベントの北海道オフ会”goさんに会おうツアー”を終了しました。
れさくさんは三宅島の噴火の関係で飛行機が遅れた物の、サッポロを離れ無事ご自宅に着いた時点で今回の移動オフ会は大成功で終了しました。
今回の旅で手元に残った想い出の品々、
お店でいただいたH゛のマウスパッドやプリンのストラップ。(VP−210に付けました)

北斗星の温度で色が変わるキーホルダー、代表的な特急を小さくしてあしらった特急ストラップ(PS−T25に付けました)、自動改札なので手元に残った特急券が2枚、画像には有りませんが北斗星乗車記念のオレンジカード・・。

あと・・形には残りませんが今回の旅でご一緒した皆様との楽しい一時の想い出・・これが一番でしょう。(^_^;


ご乗車有り難うございました!・・トップページへ折り返します。