♪よっちょれ、よっちょれ・・・♪
南国土佐のよさこい祭りオフ会(7)
南国土佐を後にして・・一番辛い時・・四国を離れ帰路に。



お土産と龍河洞の思い出を持って高知市内へ車を向けます、途中土佐電鉄の”ごめん”と言う駅に立ち寄りました。
画像の様に急なS字カーブを経てホームに入ります。
現在はこの駅が終点ですが以前は中間駅でまだ先が有ったと鉄道雑誌で見た様な・・。

車ですれ違った電車の行き先表示に”ごめん”と書いて有るのを見て驚いていた人もいましたね、”電車が謝っている・・”と言った人も居たとか・・(^_^;)。

Hさんの車も順調に走り高知駅へ、まずLさんが一番に高知を離れます、高知発15時03分発の南風18号にて・・。
高知駅には14時40分頃に到着、皆さんでお見送り・・”荷物がFさんの車の中・・”とLさん・・。
うわ〜・・大変、Fさんの車は中央公園の駐車場・・直ぐに皆さんHさんの車に飛び込み中央公園へ、まだよさこい祭りの最中なので交通規制も多く、とにかく行けるところまで行き後は徒歩で駐車場へ・・所がここで慌ててしまった為か車のキーを持っているFさんと地元HさんLさんの2人が二手に分かれてしまった・・私はHさんの車に残っていたため詳しい事は解らないけど地下駐車場内ではぐれてしまった模様・・なかなか帰って来ない、時間はどんどん過ぎて行くし・・。

荷物を持って走ってきた、また車に飛び乗り高知駅へ・・列車が少し遅れてくることを願いながら・・。(南風18号は高知始発では無いので可能性も)
しかし・・高知駅に着いたときは15時09分・・列車は定時に出発した様だ・・一同ガックリ、いや、それ以上に折角押さえていた南風のグリーン指定券が無駄になってしまい、岡山で接続する500系のぞみを逃してしまったLさんのショックの方が大きいでしょう。
とりあえず緑の窓口で1時間後の南風20号の指定席を押さえ、のぞみの指定席も変更してもらう、今度ののぞみ号は700系の模様。
さて約1時間、軽く食事と飲み物を・・駅ビル内のレストランへ・・一同何だか口数が少ない様な・・Lさん放心状態・・(^^;;;。
荷物の件は失敗でした、また車に戻る事を想定し身軽に動ける様にと思っていたのだけどそれが裏目に・・気づくのが遅かった・・。
そして南風20号の発車時間が迫り改札口にお見送り、今度の列車は高知始発なので遅れる事は考えられないので早めに動く・・でも席が確保できたのは良かった。
しかしこの列車(TSE、キハ2000系制御振り子式ディーゼルカー)はアニメの”あんパンマン”の塗装がされていて派手・・北海道に行った時のドラえもんも凄かったけど・・。
南風20号はLさんを乗せて定刻に紫煙を残して発車していきました、本当にお疲れさまでした。


さて残されたメンバー・・ちょっと土佐電鉄に乗ってみようかと言うことに・・ぞろぞろと乗り場へ、桟橋通り5丁目までなら15分程度の乗車で丁度良い距離、高知駅に入ってきたのは何と”Jフォン”の広告がされた電車、それこそ”杜の皆さんJフォンに乗り換え〜・・”で有る。
Hさんが車で先回りし、通過する私たちの乗った車両を撮影してくれるとか・・、その後桟橋通り5丁目まで向かえに来てもらう事になりました。

渋滞が無ければ車の方が先に到着するでしょう・・しかしまだよさこい祭りの関係で交通規制が有りかなり渋滞していました、結局私たちの方が先に終点の桟橋通り5丁目へ到着。
左の画像は私たちの乗った電車をHさんが車から撮影した物です。
先に着いてしまったので鉄道大好きな私はFさんと車両の見物・・台車やパンタグラフの話をしていたら他の皆さん???の状態に・・(^_^;)。

しかしこの後私は青くなってしまいました、何気なく腰の電話を入れているホルスターに手をやると・・無い!、愛用の電話機が無い!!、何処かで落としたか、置き忘れたか・・。
今までの動きを思い出してみると・・Hさんの車の中か?・・Lさんの事で慌てていたのでホルスターに入れずにシートに置いた可能性が・・でもなかなかHさんの車が来ない・・確かに途中渋滞が多かった、心配なので何か落ち着かない自分が・・(f^^)。

そこにHさんの車が到着、直ぐに乗り込みシートを探すも・・無い・・過減速で下に落ちたかと床を探す・・やはり無い・・今度は私が放心状態・・”まてよ”シートの座面と背もたれの隙間を・・有った!!(^^;; ヒヤアセ物でした。

土佐電鉄ちょこっとメモ
土佐電鉄は明治36年に発足したと言う・・結構歴史は古いですね、日本全国の路面電車で唯一ここにしかない物があります、それは”はりまや橋交差点”の線路同士が直交する平面交差。
交差するのが大通りでしかも右折も左折も可能という配線、昔は東京でも見られたのですが路面電車同士となるとここだけです、路線の起点はそのはりまや橋、高知駅ではないのです。
レール幅1067mm(JRと同じ)架線電圧は直流600V、架線の張り方は直吊りとシンプルカテナリー方式を用いています。
総営業キロは25.3Kmで”市内線”、はりまや橋で市内線と直角に交差するJR高知駅前と高知港を結ぶ”桟橋線”がメインルート。
ほかに市内線から東隣の御免市を結ぶ複線の”御免線”、逆に西隣の伊野市へと向かう単線(まだタブレットを使っているのかは不明、実際に乗って見たかったですね)の”伊野線”があります。
上の方の書き込みで”ごめん”駅から先にも路線が有ったと言いましたが、昭和49年頃に廃止されてしまいましたが御免線の終点から安芸市方面へと向かう鉄道線(路面タイプでは無く普通の電車)”安芸線”が走っていました。

安芸線は高知県東部の土佐湾沿岸を結ぶ鉄道として、高知鉄道が大正13年に後免町〜手結間が開業し14年には近隣の土佐電気(今の土佐電気鉄道後免線)が後免町駅前まで延びて接続された、さらに大正15年には後免町〜後免(現在のJR土讃本線後免)間が開業し国鉄との接続も達成しました。
昭和5年には手結〜安芸間も開業、当初はディーゼルなどの気動車だったのが戦後の燃料不足から安芸線は昭和24年に全線電化され、のちに軌道線のはりまや橋まで直通運転をしていたとの事です。
しかし後免から室戸岬をまわり牟岐線牟岐を結ぶ国鉄阿佐線計画が計画され34年には工事開始となり昭和40年から安芸〜田野間で工事が開始、安芸線と同計画線とほぼ重なっているため昭和49年3月末に廃止されてしまった様です。
しかし後阿佐線は昭和50年から後免〜田野間で工事が始まったものの昭和56年に見直しで中止に、昭和63年に土佐くろしお鉄道が引き継ぎ工事が再開されたのですが、まだ平成4年に開業した海部〜甲浦間(阿佐海岸鉄道)のみで安芸線代替路線にはなっていません。
四国の地図を見ると”土佐くろしお鉄道予定線”とスジが書かれていますが・・開通するのは何時になるでしょうか?。(一部雑誌より引用)
 

そろそろ私たちも高知を離れる時間に・・Hさんにお土産物のお店に連れて行ってもらいしばしショッピングタイム、抑えたつもりでも結局色々と買ってしまいます、またここでHさんからジュースをご馳走に・・柑橘系の苦手な私でも美味しく飲めました。
残り僅かな距離を走り中央公園の駐車場近くまで送っていただき、ここで解散する事に・・Kさん、Gさんもそれぞれご自分の車が止めて有る駐車場へ、Hさんは残ったMさんとYさんを高知空港まで送ってもらう事に・・最後までお世話になってしまいました。
でもこの瞬間が一番寂しい・・辛い・・最後に運転席のHさんとガッチリ握手をしてまた合うことを確認しお別れ・・。
左の様な画像も撮っていてくれたのですね・・画像からも寂しさが感じられそう、何となく足取りも重たい様な・・。
でもこれからまた私たちは900Km近い距離を走らなければなりません、Gさんともお別れし駐車場から車をだしていよいよ高知からもお別れです、もう17時も回り一気に帰ることは体力からも無理、当初から帰りは途中1泊を予定していたので時間からみて岡山に照準を合わせて出発、帰りは瀬戸大橋を渡る事に・・、渡ってみると淡路大橋の方が大きいですね。

20時少し過ぎに岡山到着、駅から少し離れた所に落ち着いたビジネスホテルを見つけ、”予約はしていませんが・・”と訪ねたら部屋に空きが有り無事に宿にありつけました、カウンターの方の応対も気持ちの良い・・。
ただ食事の取れる所が近くに無い・・駅まで徒歩で向かいグラスビールを傾けながら食事・・残りの道中の安全を願うと共にこの3日間を振り返る。
部屋に戻りシャワーを浴びたら殆どバタンキュー状態、テレビも見ていられない・・電話端末に目覚ましをセットしようと思ったのだけど操作方が思い出せない・・アッと言う間に夢の中。

ぐっすり寝ることができました、気持ちよい朝、窓から下を見ると目の前にSL・・D51が静態保存されていた、昨晩直ぐ側を通ったのに気が付かなかった・・Fさんも同じ事を言っていた。
さてまた長い距離を走り出します、京都手前で大渋滞、まあ時期的にしょうがないか・・メールでGさんとやり取り・・Gさんは一般道を快調に走っている模様。
帰りは中央高速を利用、小牧ジャンクションを左に・・。
また休むごとに運転を交代し順調に走るも後少しと言う所の笹子トンネルと大月付近でまた渋滞、車の燃料も寂しくなったので一旦大月で高速を降り燃料補給・・そのまましばらく一般道を快調に走る・・途中高速の渋滞が解消された辺りでまた高速へ、私の地元には20時過ぎに到着、Fさんと今回の旅最後の食事、Gさんも途中誘惑?にかられながらも順調に走っている模様。
飛行機組のMさんYさんも無事到着の一報が・・、私を自宅に降ろしてもらいFさんからの自宅へ無事到着のメール連絡をもって今回の”よさこい祭りオフ会”は大成功にて終了しました、参加皆様、良い思い出を有り難うございました。


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