極楽・天国・浄土ってなあに?ホントにあるの?どこにあるの?
死んだらどうなるのだろう
亡くなった大切な人はどこにいるのだろう
また会えるのだろうか・・
誰でも一度は考えたことがあるよね。
でも、考えても考えもてわからなかった。
米沢英雄先生というお医者さんが
私の問いにこう答えて下さいました。
校庭は、運動会や遊んでいる時には狭いけど、石拾いや草取りの時には広くなる
同じ広さの校庭が狭くなったり広くなったりする
時間も辛いときと楽しいときで長くなったり短くなったりする
そんな私たちの目に本物の浄土が見えるだろうか?
その時からゴシンの自分さがしが始まりました。
ゴシンのQ&A [C1]
「死んだら、キリスト教徒は天国、仏教徒は極楽へ行くの?」
- さあ・・地獄ってのもあるらしいしね。どこへ行きたい?
「どこへって・・天国とか極楽とか、そっち方面がいいよね」
- じゃ、キリスト教徒か仏教徒とかになるつもりなんだ?
「まあホントに天国なり極楽なりがあるのなら、一応なってもいいかなって」
「楽しいところ、苦しみのないところ・・・アーよく分からない」
- どんなものかわからないのに、あるかないかがわかるはずナイよね
「ともかく、わかってることは死んだら行くところってことでしょ」
「死んだ人に決まってるじゃない」
「エー?なに?違うの?ゴシンは死んだらどうなると思う?」
「ふざけないで、真面目に答えなさいよ」
- 真面目に答えてるよ。死んだらどうなるかってのは私にとって、
- 人生で一番長い間問い続けた一番重要な問いなんだよ。
- 17才の時から、この問いの答えを求めて続けていたんだから。
「ごめん。そうだったよね。それで、高校生の時は教会に通ったんだもんね。
- 何とか信じて、天国への切符だけは確保しようと思ったわけ。そうすれば、
- 死が怖くなくなると思って・・。けど信じることが出来なかった。
「で、次は仏教だ。仏教は信じることが出来たんだ?」
- ううーん、信じることは出来なかった。
- でも、信じなくてもいい道を仏教は教えてくれた。
「信じなくていい道?信じなくていいの?」
- 違う。無疑の信(疑いのない信)。それに対して不疑の信(疑わない信)。
- この二つの違いがわかった。太陽が東から昇るのは無疑。
「へーーわかるような・・わからないような・・で、死んだらどうなるの?」
- それで、死んだらどうなるか、極楽とはなにか、浄土とは、の答えをさがした。
- Q&Aのコーナーのある本を片っ端から読んで答えをのノートをつくったんだよ。
「エライ!教えて教えて!その答え」
- 全然わからなかった。それでも良かったら教えてあげる
「エーー?わからなかったの?ま、私はわかるかも知れないよ。」
- パターンは決まってる。初めは因果の道理を説く。
- 因果の道理 身口意の業が因となり、縁と結びついて必ず果を生ず
-
- 次に六道輪廻を説明する。
- 六道輪廻 地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道の六道
- を業によって輪廻する
-
- そして結論は、信のないものは死後、生死を繰り返し、迷いの世界を彷徨う
「因果の道理、業、縁、輪廻・・ゴシン言葉の仏教口座じゃないの?」
- 口座じゃないよ講座、高座でもいいか。
- つまり、仏教では法=真理=当たり前の道理をとくってP1で言ったよね。
- 因(原因)があって、それに縁(条件)が加わって、果(結果)がある。
- この当たり前の道理が因果の道理、当たり前だと思う?
「うんうん、わからないところ仏教用語入門でしょ。それで?」
- ということは、因がなければ果はない。仏教では信を因とし往生を果とする
- から、信心がなければ往生できない。つまり迷いの世界から抜け出ることは
- できない。当然だよね
「じゃ信じない者は救わないわけだ。へー冷たいんだ。神も仏もあったもんじゃない」
- 大丈夫。浄土真宗の本には書いてある。そんなあなたを見抜いて阿弥陀様は
- 信をとらせるように働きかけておられます。喜んで信を頂きましょう。
「それで?」
「死んだらどうなるかの答えがこれ?ゴシンがわからないはずだよ」
- そう。でも確かにこうとしか答えようがないんだよ。いまなら、この答えし
- かないと思う。ただ、10代20代のころには、全くわからなかった。
「どうして、いまはこの説明でわかるの?」
- わかるんじゃなくて、わからないんだってことがわかったの。
- わからないままで安住できるようになれた。死んだ後どこにいこうが
- これだけは変わらないってものが見つかったから。それさえあれば
- 地獄にいようが浄土に触れられる。そこが浄土。
「また、わからないことを言い出した。悪い癖だよ。」
- ごめん。気を付けているんだけど。上手く説明できない。私は死後のことは
- 人間にはわからないと思う。わからないことをわかろうとする自分って何?
- それがわかると浄土に触れられると思う。
「極楽と浄土は違うの?」
- 同じようなものだけど、浄土は生きている今、行くことは出来ないけど
- 触れることが出来ると私は思う。実在を実感出来るのが浄土。
「ふうーん。なんだか答えになってないような・・」
- ごめん。たしかに答えになってない。
- 浄土とは、極楽とは、というだけで、自覚がなければ、存在しないでしょ?
- だから、やっぱり自分を問わなきゃ答えは出ない。自分を問い続ければ
- 絶対に答えがでる。自分が見つかると答えが出る。
「あーまたこれか。言わなくてもいいよ。もう暗記した。
人生は自分を見つける旅。このページは自分探しのページ。
問いの答えを見つけるのでなく自分の問いの中に自分を見つける」
- ゴメンね。上手く説明できなくて。でも、自分が見つかると浄土も仏も
- 見つかる。答えが出ないままに答えが出る。
人生は自分を見つける旅。このページは自分探しのページ。
問いの答えを見つけるのでなく自分の問いの中に自分を見つける
「なんだか仏教Q&Aって看板倒れだよね」
「ハイはいハイハイ」