〜やっとシールドをかけました〜


シールドをかけるためには一度イングニッションコイルをはずしたほうが圧倒的に作業しやすいのです。DS11はイングニッションコイルをはずすためにはタンクとエアクリーナーをはずさないといけないので・・・・・と思っていたら、エアクリーナーははずさなくても良いことが判明しました。重かった腰が少しだけ軽くなったので、シールドをかけることにしました。

イングニッションコイルをはずすには、

まず、タンクをはずします。(フューエルホース、ハーネスのカプラを忘れずに)
タンクを支えている2個の円形のゴムの部品を引っこ抜きます。
次にイングニッションキーの周りにある黒いプラスチックのカバーをはずします。(ボルト2本で固定されています。)

黒いプラスチックのカバーがはずれたら、イングニッションコイルが現れます。コイルはボルト一本で固定されているので、このボルトをはずし、配線コネクタをはずせばコイルを車体からはずすことができます。

カバーをはずせば、コイルをはずすのは簡単

はずしたら、後はモンキーと同様にシールドをかけます。DS11の場合、前のシリンダーと後ろのシリンダーではハイテンションコードの長さが全然違うので、シールドがコンデンサとして働いているとするならば、その効果の程は異なると思われます。

試しに、マルチテスターの(コンデンサの)容量測定レンジで長いほう(後ろのシリンダー用)のシールド済みハイテンションコードの<芯線−シールド>間の静電容量を大ざっぱに調べたところ、67pF(ピコファラッド)でした。容量としては全然大したことはありませんが、かかる電圧が何万ボルトなので、電荷としては結構たまるということなのでしょうかね。

しっぽはコイル側に出すことにしました

注意:このケーブルが原因で最悪の場合、プラグ電極が溶けてエンジンがオシャカになる可能性がないとは言い切れません。もしこれを読んだ方が同様の実験をされる場合は、くれぐれも御自分の責任でお願いいたします。(このケーブルが原因でバイクが壊れたり、事故を起こしたとしても、当方は一切の責任を持ちません。)