yoshimura TITAN CYCLONE with D.S.C Silencer

〜自分で取り付けてみました〜

2001.08.03

まず、ノーマルマフラーをすべて取り外します。
オイルクーラーおよび電動ファンをはずさないと、内側の2気筒のエキパイフランジにアクセスできないので、ボルトを2本はずしてブレーキホースに寄りかかるようにオイルクーラーを逃がしておきます。内側2気筒のキャップボルトを緩めたり締めたりするときには、ロングタイプ(10cmくらい)の6mmヘキサゴンソケットがあると便利です。普通のソケットだと、フレームやエキパイと干渉して使えません。

このマフラーには、センタースタンドストッパーが付属するので、センタースタンドがそのまま使えるのですが、ストッパーを取り付けるには一度センタースタンドをはずさなければいけません。で、スタンドをはずしたまでは良かったのですが、スタンドのスプリングが強力すぎてフックに引っかけることがどうしてもできないのです。スプリングフックは持ってますが、全然ダメ。こういうときに便利な特殊工具が世の中にはあるのでしょうか。人間の腕の力ではどうしようもない気がするのですが・・・

センタースタンドだけで3Kgほどあるので、結局スタンドをつけるのはやめました。メンテナンス等でどうしても必要なときは、スプリングを取り付けないでスタンド金具だけを取り付けることにします。で、終わったら外すということにしました。

走行100Kmほどで、チタンパイプの高温になる部分の表面が酸化して着色してきます。まず金色になり、ピンクになり、次第にパープルになります。酸化チタンの膜厚の増加に従い、だんだんとグラデーション状に着色が始まっています。きれいに着色するように、取り付け終了後ブレーキクリーナーなどでしっかり脱脂したほうが良いと思います。

ジョイント部です。すべてスプリングで接続を固定(専用工具付属)します。さすがヨシムラの製品だけあって、工作精度は抜群です。気持ちよいくらいにぴったり嵌ります。パイプの差込角度調整も簡単にできるようになっています。作業していて気持いいです。

サイレンサーは大きいですが、チタン製なのでとっても軽量です。この大容量のお陰で重低音を奏でることができるのでしょう。

マフラー交換およびセンタースタンド撤去で、重量的には10数キロダイエットしたことになります。取り回しすると感じる重さが全然違います。一回り車体が小さくなったような感じになります。
マフラーの音質は、期待通りの重低音の効いた集合管サウンドで、アクセルオフ時も粒の揃った綺麗な音です。

エンジン始動〜4000rpm程度のレーシングの排気音のMP3ファイルを作りました。デジタルビデオカメラにガンマイクをつけて録音しましたものをエンコードしました。
録音時に風音低減スイッチを有効にしてしまったので、ローがある程度カットされていると思います。実際はもっと低音成分が多いです。
ファイルはこちらにあります(591Kbyte)