〜ガイラシールドをつける〜


アメリカンはハンドルにメーター類がついていないうえに、ヘッドライトが小振りなものが多いので、前方の視界に開放感があって良いのですが、高速走行時は直立に近い姿勢の上半身に走行風がモロにあたるので、非常につらいものがあります。一番簡単な解決策は、シールドをつけることですが、アメリカン用のシールドは実用本位に作られているものばかりで、カッコイイと思えるシールドがないのです。

雑誌などでいろいろ調べてみると、シックデザインという会社のネイキッド用のシールドで良さそうなのがありました。「ガイラ」という製品名のシールドですが、DS11用というのはありませんでした。

ガイラは、ヘッドライトのケースを取り付けるボルトと、ハンドルクランプで車体に固定するようになっているため、アメリカンのように下から支えるタイプのヘッドライトだと取り付けられないのです。(ヤマハのV−MAXは専用取り付けキットがあるので下から支えるタイプですが取り付け可能)そのため、取り付けのためには、ヘッドライトをネイキッドについているタイプのヘッドライトに交換するか、専用ステーをワンオフで造ってもらうしかなさそうです。また、私の個人的な趣味なのですが、オートバイのヘッドライトはできるだけ直径が大きい方が好きなものですから、できればDS11の小さいヘッドライトを大きなものに交換したいなぁと思っていました。

そこで、ヘッドライトを両側かボルトで固定するタイプのものに替え、そこにガイラシールドを固定する方法で行くことにしました。

シックデザインに電話でいろいろと相談したら、親切に対応してくれました。シールドはスモークのLサイズにすることにして、ドラッグスターはインチバーのハンドルなので、ハンドルクランプはインチバー用のものを送ってもらうようお願いしました。

ヘッドライトは、シビエのオートバイ汎用のもの(180φ)を使い、汎用のヘッドライトステーでフロントフォークに固定します。

シールドの取り付けで取り立てて難しいところはありません。汎用ステーでヘッドライトをフロントフォークに取り付けているため、ヘッドライトの高さを簡単に変えられるのですが、どのくらいの高さにすると全体のバランスがとれているように見えるのかで結構悩みました。この辺は好みの問題ですね。

取り付けて実際に走ってみると、前方の開放感はなくなってしまいましたが、高速走行時の風防効果はすばらしいです。結構小さいシールドですが、こんなに効果があるとは思いませんでした。場合に応じて、シールドの角度を簡単に変えることもできます。バイク全体の雰囲気も「昆虫」っぽく怪しい感じになりました。気に入ってます!

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