今 週 の こ の 馬 無 印 

インタネット上にある競馬のホームページは、700とも800とも言われています。一番多いのは、重賞レースなどの予想だと思います。しかし、当コーナーでは、特色のないページがほとんどだという印象を受けています。情報発進のタイミングも構成も、自己中心的で受け手本意のページは少ないと思います。このような状況で当コーナーのインタネット上での位置づけを考えたとき、他のページと同じような重賞予想を軸とするのではなく、特色のある情報提供をした方がよいと思いました。そこで、当コーナーが産声を上げた某大学学内ネット時代から好評で、成績もよい「この馬無印」の主張を柱とすることにしました。

○○3回東京・2回中京までの成績○○
 30レース中19レース的中  無印馬の成績:[56335] 連対率:0.225 

月日
レース名
この馬無印
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結果
6月8日安田記念 エイシンバーリン 高松宮杯2着のEバーリンは、去年の秋から使い詰めで、今年に入ってからも京都牝馬特別1着逃げ切り→ 中京記念5着→シルクロードS日本レコードで逃げ切り→高松宮杯2着というローテーション。高松宮杯が ピークであり、1800m以上の実績に乏しいため、東京マイルは厳しいとみる。9着・○
ビコーペガサスせいぜい1400mくらいまでの馬。東京マイルは、着が あっても勝ち負けまでは及ばないとみる。6着・○
ヤマニンパラダイス1800m以上の実績がなく、東京マイルを勝ち切るには及ばない。 それに、厩舎はメジロブライトダービー挑戦に躍起になっていた厩舎である。今週はないだろう。 12着・○
スギノハヤカゼ せいぜい1400mくらいまでの馬。東京マイルは、着があっても勝ち負けまでは及ばないとみる。 13着・○
6月1日日本ダービー シルクジャスティス 京都四歳特別で、ものすごい末脚を見せたSジャスティスは、初勝利まで時間がかかった上に、 東京への輸送経験が 浅く、ちょっと苦しいと思う。2着・×
ランニングゲイル4歳オープンが 4戦ということで、決して好感もてない 使い方であり、デビュー以来使いすぎ。5着・○
サイレンススズカ戦国ダービーでキャリアが少ないのが不安。鞍上も、 当日落ち着いて騎乗できるかどうか。サニーブライアンの兼ね合いもある。9着・○
マイネルマックス市場取り引き馬。ダービーでは、絶対に好成績をあげさせて もらえない馬だ。15着・○
フジヤマビザン4歳デビューで、ここまで使いすぎた。青葉賞2着で、 距離の目処はたったものの、サニーブライアンとの先行の兼ね合いもあり、消してよい。 16着・○
5月25日オークスオレンジピール 牝馬の名手河内が鞍上でも、今年に入って紅梅賞→クイーンC→チューリップ賞→桜花賞→オークストラ イアルと、オープン5戦消化・重賞を4戦もしており、しかも3勝している。人気にはなりそうだが、オークス を前に、トライアルで消耗しすぎの感がある。5着・○
ナイトクルーズ 年明け紅梅賞がKマーチの2着のあとアネモネSで惨敗した。問題は使い方で、キャリアが前走までで [2135]の11戦というもの。要注意と思ったが、注意はいらないとみた。前走道悪を逃げ切ったもの の、決して強力な逃げ馬ではないし、逃げてもKマーチの大名マークに合うだけで、勝ち負けとはいかない と思う。7着・○
5月18日高松宮杯 シンコウキング 当初は対抗にしようとしていたが、スプリンターズS3着の実績と先行しての粘りも、 重賞連対実績すらないのが致命的で、ここ数戦連対なしというのがたまにキズで、一気に 「消」まで落とす。1着・×
ヒシアケボノ 過去の栄光を完全に失ってしまった感じ。14着・○
5月11日NHKマイルC マイネルマックスプリンシパルSではなくここを使ってきたとしても、 休養明けのG1は苦しい。13着・○
パームシャドウ使い方が気に入らない。休養はともかくとして、休養明けで2着に 負けてしまい、ここに出走するために、中1週で500万下を使い、その後連闘でオープン特別をようやく 勝った。その後の中2週である。いくら、藤沢調教師とはいえ、G1を勝ち負けするような使い方ではなく、 出るための使い方だ。7着・○
ワシントンカラー東京マイルの距離が持たないだろう。10着・○
5月3日青葉賞 フジヤマビザン 若葉ステークス2着・皐月賞3着の実績も、中山コースでこそ活きる先行粘り 込み。今回は皆どうしてもダービー出走権がほしい激しいレースだ。素質馬サイレ ンススズカ他の先行勢がいる中で、先行勢は直線までにかなり消耗する。差し展開 だ。2着・×
オースミジャイアン 去年2戦2勝のフサイチコンコルドをダービー馬に仕上げた小林稔調教師の こと。5ヶ月ぶりでも人気に祭り上げられるだろう。しかし、フサイチコンコルド は1月デビュー→3月オープン特別→6月ダービー制覇のステップだったが、この 馬ときたら、12月以来の重賞レース。良血ではあるが、よくなるのはまだ先だろ う。4着・○
4月27日天皇賞・春ローゼンカバリー 2500mまでがやっとの馬。盾では消してよい。予備登録の段階で騎手が決まっていない(最近藤田に決まった) ようでは、G1で勝ち負けできるような馬ではない証拠だ。5着・○
メジロランバダ 牝馬で3000mは苦しい。9着・○
ユウセンショウ 3000m走るも、左回りしか走らないサウスポーであり、オープン特別すら3着に入れない右回りでは、 盾うんぬんできない。8着・○
4月26日オークストライアルホーネットピアス 地味な木幡騎手である。重賞の人気馬で来るような騎手ではない。馬も、道悪こその馬だ。馬場のいい東京ではちょいと スピードが足りないだろう。4着・○
4月13日皐月賞テイエムトップダン ステップレースでそこそこ走っているTトップダンは、鞍上がクラシックでは乗り慣れていないし、輸送もそんなに 経験したわけではない。消してよかろう。12着・○
4月6日桜花賞プロモーション いくらかの複穴印がついているが、春に使えなかったローテーションでは買えない7着・○
3月30日産経大阪杯イシノサンデー ダートばかり使って、しかも惨敗して、それからG1を目指さんとする馬たちとの相手は、いくら皐月賞馬といっても、 ちょいとしんどいだろう。6着・○
3月23日日経賞ユウセンショウ 実績から人気になっているが、右回り3着以内ゼロの典型的なサウスポー。春の目標は、天皇賞や宝塚記念ではなく、 目黒記念か中京の金鯱賞あたりでしょう。出走回避
3月16日スプリングSトキオエクセレント サニーブライアンに負かされているようでは、権利取りもおぼつかないのでは?市場取り引き馬のマイネルMは クラシックは勝たせてもらえないだろうから、ここは目イチの勝負であろう。逆にメジロBは、直線の短い中山 で末脚が活きるかどうかを試すだろう。彼らをマークしているうちに、マークしていなかった馬に足元を救われ るのがおちだ。出走回避
阪神大賞典サージュウェルズ 別定の57キロで、長距離の名手武豊騎乗の上がり馬とG1馬マヤノT相手では荷が重い。8着・○
3月15日フラワーCヒシナイル 重賞勝ち馬でも、大したことのないメンバー構成でのもの。マイルでの新馬勝ちも高々1馬身ちょっと という状態で、1800を云々できるような実力ではない。3着・○
3月9日四歳牝馬特別キョウエイマーチ 賞金的に桜出走が確定しているのは、SプリンセスとKマーチだけ。各馬ともどうしても桜に出走したいだけに、 逃げ・先行勢の争いはし烈になると思われる。それに巻き込まれる恐れあり。絶対に差し展開だ。 1着・×
中山記念オフサイドトラップ オープン特別ではよく走るが、重賞だとからっきしダメな「オープン大将」だ。57キロで好走したこともない。2着・×
3月2日弥生賞ランニングゲイル 3歳戦8戦。高々マイネルマックスの朝日杯4着→たった7頭の若駒Sで2着と、能力・成長力ともに疑問符がつく。
脚質的にも、やや後ろからの競馬になりそうだし、じり脚っぽい。
1着・×
マイラーズCロイヤルスズカ 橋田厩舎−永井オーナーのコンビの東西登録。目イチ勝負は、明らかに、1戦1勝でクラッシック出走のために勝負がかり は弥生賞のサイレンススズカの方。鞍上も確定していない。2着・×
2月23日中山牝馬Sショウリノメガミ 武豊人気も、直線の短い中山は、本質的にこの馬には向かないはず。開催替わりなので、逃げ・先行馬有利だし、間違いなく スローに流れるからだ。それに、56キロは確実のハンデではこの馬には苦しい。過去、55キロまでしか実績がない。 1着・×
2月16日フェブラリーS ストーンステッパー 本番は東京のマイルの、しかもG1だ。他の馬場よりも直線が長く、G1ということを考えた場合に、 明らかに直線では消耗戦になる。スタミナを考えた場合、他の馬場の1800mくらいの適性があった方がいいよ うに思われる。確かに東京の同じ距離のオープン特別を勝っているが、G1となると、1800mの実績がないの が裏目に出ると考えている。2着・×
ビコーペガサス スプリントのG1で2着が3回あるBペガサスが武豊騎乗で穴人気することが考えられるが、この馬は1200〜 1400がベストの馬。マイルの、しかもダートでは距離が持たない。4着・○
2月9日共同通信杯4歳S エリモダンディ 420kg足らずの小柄な馬。それでいて56kgを背負わされる。直線平坦な京都コースで連勝できても、坂のある東京コースではどうか?腰が甘くないか?5着・○
京都記念 マルカダイシス 鳴尾記念を勝つ前にユウトウセイに競り負けた。日経新春杯も上がり馬の牝馬如きに後れをとっており、もう上がり目は無理。3着・○
イブキタモンヤグラ 実績馬に有利な別定重量で背負わされるのが57kg。55kgでは走るが、2kg増えて、G1級のメンバーの参上では荷が重い。京都は得意だが、高々ダンスパートナーに競り負けた程度である。7着・○
2月2日東京新聞杯ツクバシンフォニー G1・NHKマイルCで2着したことから、同じ東京1マイルの東京新聞杯では人気になるが、 NHKマイルは超ハイペースで前がつぶれた展開である。ツクバは後方から追走し、直線 前がつぶれたところを差し込んだ。典型的な逃げ馬がおらず、ペースはスローだ。休み明 けということもあり、直線勝負では分が悪く、3着までがやっとであろう。 5着・○
きさらぎ賞ドロテアス 堅実ではあるが、11月終わりから5戦している使い詰めの馬。今回もシンザン記念に続き、着だ。6着・○
1月26日クイーンCプロモーション ヒシナイル・ダイイチシガーの強力2騎が控える前で、マイル未経験の短距離差し馬は苦しいとみる。2着・×
1月19日AJC杯オフサイドトラップ 仕上がりはいいという話だが、2000mまでの馬。重賞での好走も少なく、「オープン大将」の感あり。4着・○
日経新春杯マルカダイシス 鳴尾記念の印象から人気になりそうだが、鳴尾は有馬出走のため目イチの仕上げに軽いハンデ。もうこの冬はピークを過ぎたとみる。4着・○
メイショウジェニエ 使い込んでよくなる馬。冬場であることだし、よくなるのはもっと先だ。11着・○
1月15日シンザン記念 キタサンフドー早熟タイプ。3歳で早くも峠は過ぎている。早くも底が割れた。4着・○
ドロテアス使い詰めもいいところ。3歳時8戦しながら、今回連闘になる。3着・○
1月12日ガーネットS グレイトチャーマー典型的な「オープン大将」。オープン特別ならそこそこ走るが重賞だとまるでダメの口だ。新設ダートG1を目指す馬は、冬場ということもあり、前哨戦でもある程度仕上がっている。重賞勝ち馬の前では荷が重い。10着・○
1月7日京成杯 パーソナリティワン 典型的な早熟馬。クラシックに向かうというのに、3歳時から使いすぎ。6着・○
マイネルジェイソン 引っかかる気性が気にかかる。マイルは距離が長いのでは?8着・○
1月5日中山金杯ベストタイアップ 典型的な左回り巧者である。しかも切れ味が売りの馬だけに、今の力のいる馬場はこの馬には向かない。よくて着だ。1着・×


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create: 96/12/31 by yosou-ya
update: 97/06/17 by yosou-ya
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