最新情報

●サイトリニューアル!

●『竹内芳郎著作集』刊行開始
  • 討論塾の創設者である竹内芳郎の著作集が刊行されました。ご購入希望の方は、直接出版社にお問い合わせください。
  • チラシ:『竹内芳郎著作集』
  • 出版社:閏月社

●討論塾入門者向け問答集
●次回の討論会
  • 討論会:「塾報批判会(過去の討論内容の批判会)」
  • 日時:2023年9月17日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。
  • 事前登録制とさせていただいております。参加希望の方は、必ず事前に事務局(メール:fuku(◆)aaa.email.ne.jp (◆)を@に置き換えてください。)までお申込みください。
  • 当日の討論会の内容は、原則的にすべて録音し、報告書を作成いたしますので、ご了承ください(匿名希望の方などは配慮いたします)。

●今後の討論会開催予定
  • 討論会:「討論に関わる入門セミナー」
  • 問題提起者:福地俊夫(塾員)
  • 日時:1名でも希望者がいて、日時の都合がつけば対応いたします。お気軽にご連絡ください。
  • 参加費:無料
  • オンライン参加:Zoomを使用したオンライン参加です。通信環境問題等で円滑に視聴できない可能性もあるため、その点ご理解ください。
  • 問題提起要旨:「討論塾って何をするところですか」「民主主義になぜ討論が必要なんですか」「意見が違う人と討論する意味はありますか」などの素朴な疑問にお答えいたします。異論や反論も大歓迎です。
  • 事前登録制とさせていただいております。参加希望の方は、必ず事前に事務局(メール:メール:fuku(◆)aaa.email.ne.jp (◆)を@に置き換えてください。)までお申し込みください。規定の人数を超えた場合は申込み順といたします。
  • 当日の討論会の内容は、原則的にすべて録音し、報告書を作成いたしますので、ご了承ください(匿名希望の方などは配慮いたします)。

討論塾とは

 いま、日本の社会からは、討論、論争、対話がすっかり姿を消してしまっています。政治の世界や言論界などでは、一方的な意見や主張がなされるだけで、真摯で生産的な対話がなされることはありません。internet上の空間を見ていても、主張の異なる人々が一方的に言葉を投げつけ合っているだけで、相互に言葉が交錯することはありません。学問や思想の世界では、専門家たちの閉鎖的な営みがなされているだけで、論争による相互検証が為されることはほとんどなくなりました。他方において、「忖度」、「KY」という言葉に見られるとおり、察しや馴れ合い(日本文化独特な集団同調主義です。)による組織や集団のあり方が蔓延しています。こうした状況が私たちの社会を閉塞した袋小路に落とし入れ、本来は言論自由によって促進されるはずの民主主義の発展を妨げてしまっているのです。

 討論塾は、「討論なしには民主主義はあり得ない」という信念のもとに、こういう状況を乗り越えて、新しい言論空間を構築するために、思想・主張・立場などを異にする多様な人々が、<討論>を通じて互に学び合える<交差点>としての学習の場を提供することを目指します。

討論塾の特徴

  • 現代に生きる人としてぶつかっているあらゆる問題を討論を通じて徹底的に明らかにしていきます。そのような営みを通じて日本人が苦手な討論の態度・方法も学習しています。
  • より確からしい合意に一歩でも近づくために、真理性を基準にして徹底的に討論します。
  • 合意に近づくためには異論が必要です。ですから、参加者の思想・主義・立場など全く問いません。様々な異論をぶつけ合うことを通して、一定の合意を目指します。
  • 参加者の年齢、職業、性別、国籍などは様々です。
  • 研究会ではありません。ある問題について専門家でも素人でも自由に発言できます。特に専門家は素人がわかるまで説明しなければなりません。
  • 討論会はすべて録音し記録します。その記録をみながら再び討論し考えを深めます。
  • 希望者が問題提起をして、それをもとに討論します。問題提起にあたってはさまざまな内容を取り上げます。
  • 現在、原則として毎月、都内で行っています。詳しくは事務局までお問い合わせください。
  • 討論塾では常時、新塾員を募集中です。塾員となりますと、毎回の討論会の記録が継続に受け取ることができ、討論の継続性が把握できます。また、塾員は、優先的に自分の興味関心等を提起することができます(日常的・身近な問題で構いません)。討論を通じて自身の問題を深めることが可能です。現在の年会費は3000円(デジタルの塾報希望者は2400円)です。

問い合わせ先

 

討論塾事務局 福地俊夫(日本語教育専門家)→プロフィール等

メール:fuku(◆)aaa.email.ne.jp  (◆)を@に置き換えてください。

創設者

哲学者・竹内芳郎(1924-2016・著作多数)が1989年に創設しました。

参考文献

 

討論の理念、過去の討論塾の記録など、討論塾に関してまとめてあります。ぜひお読みになり、ご参加ください。

今後の討論会開催予定

●次回の討論会
  • 討論会:「塾報批判会(過去の討論内容の批判会)」
  • 日時:2023年9月17日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。
  • 事前登録制とさせていただいております。参加希望の方は、必ず事前に事務局(メール:fuku(◆)aaa.email.ne.jp (◆)を@に置き換えてください。)までお申込みください。
  • 当日の討論会の内容は、原則的にすべて録音し、報告書を作成いたしますので、ご了承ください(匿名希望の方などは配慮いたします)。
●今後の討論会開催予定
  • 討論会:「討論に関わる入門セミナー」
  • 問題提起者:福地俊夫(塾員)
  • 日時:1名でも希望者がいて、日時の都合がつけば対応いたします。お気軽にご連絡ください。
  • 参加費:無料
  • オンライン参加:Zoomを使用したオンライン参加です。通信環境問題等で円滑に視聴できない可能性もあるため、その点ご理解ください。
  • 問題提起要旨:「討論塾って何をするところですか」「民主主義になぜ討論が必要なんですか」「意見が違う人と討論する意味はありますか」などの素朴な疑問にお答えいたします。異論や反論も大歓迎です。
  • 事前登録制とさせていただいております。参加希望の方は、必ず事前に事務局(メール:メール:fuku(◆)aaa.email.ne.jp (◆)を@に置き換えてください。)までお申し込みください。規定の人数を超えた場合は申込み順といたします。
  • 当日の討論会の内容は、原則的にすべて録音し、報告書を作成いたしますので、ご了承ください(匿名希望の方などは配慮いたします)。

最近の討論会から

  • 討論会:「マスコミが報道しない辺野古新基地建設問題〜ことばを奪われるということ〜」
  • 問題提起者:喜屋武 幸(きゃん みゆき)さん
     元中学校教師(学校は辺野古にあります)
     現在:スクールカウンセラー、大学非常勤講師
  • 日時:2023年7月22日(土曜日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:7名
  • 問題提起要旨:
     教師生活最後の3年間を辺野古にある久辺(クベ)中学校で勤務していました。
     学校は名護市の市街地から山を越えた東側の辺野古にあり、20年余りにわたって米軍普天間飛行場の移設地として紛糾し、現在、海の埋め立て工事が行われています。この間、辺野古新基地建設に反対する市民団体が、キャンプ・シュワープのゲート前で座り込みの抗議活動をしています。
     辺野古新基地建設問題は、沖縄県と日本政府との裁判闘争など、日本政府と沖縄県の対立が続いていますが、辺野古においても、住民は「容認」派、「反対」派と分断されています。さらに漁師の漁業権放棄で、総額30億円、一人当たり最大3000万円の補償金が支払われ、辺野古では補償金をもらった住民とそうでない住民が登場するようになりました。そして地域では、次第に基地建設を話題にしなくなり、ことばを奪われ、生きづらさを感じるようになっています。
     そのような環境の中で、子どもたちは生まれ、成長し中学生となったのです。ことばを奪われるということが、子どもの教育にどんな影響を与えているのか、子どもの学ぶ権利は保障されているのか、学校はこの問題にどのように対応しているのか、学校への圧力、教師の苦悩など、マスコミが報道しない辺野古問題実情を報告します。
  • 討論会:「塾報批判会(過去の討論内容の批判会)」
  • 日時:2023年5月14日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:6名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「塾報批判会(過去の討論内容の批判会)」
  • 日時:2023年3月19日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:5名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「SEALDs問題の続き・塾報批判会(過去の討論内容の批判会)」
  • 日時:2023年1月15日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:6名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「ウクライナ問題・安倍元首相銃撃問題」
  • 日時:2022年11月20日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:5名
  • 問題提起要旨:討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。今回は、現在の重要な問題であるウクライナ問題および安倍元首相銃撃問題を取り上げます(ウクライナ問題は前回討論会からの続きです)。各塾員が様々な資料やデータを持ち寄り、異論・反論を含めて多角的な視点から討論をします。討論により内容を深め、関連する話題・発展的な問題も取り上げます。塾員以外の参加者も自由に発言していただいて構いません。また、どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「ウクライナ問題」
  • 日時:2022年9月25日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:9名
  • 問題提起要旨:討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。今回は、現在の重要な問題であるウクライナ問題および安倍元首相銃撃問題を取り上げます(時間が限られているため、ウクライナ問題を優先させます)。各塾員が様々な資料やデータを持ち寄り、異論・反論を含めて多角的な視点から討論をします。討論により内容を深め、関連する話題・発展的な問題も取り上げます。塾員以外の参加者も自由に発言していただいて構いません。また、どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「塾報批判会」(過去の討論内容の批判会)
  • 日時:2022年7月24日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:7名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「塾報批判会」(過去の討論内容の批判会)
  • 日時:2022年5月15日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:6名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「塾報批判会」(過去の討論内容の批判会)
  • 日時:2022年3月13日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:8名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:『人新世の資本論』(斎藤幸平著)の批判的検討
  • 問題提起者:池上聡一さん(塾員)
  • 日時:2022年1月16日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:11名
  • 問題提起要旨:
    ・『人新世の資本論』のpointを要約・提起し、その内容について理解を共有する。
    ・その中で重視されているcommon(社会の共有財産)について討論で深める。その際、内橋克人の「FEC自給圏」構想や、宇沢弘文の「社会的共通資本」も示唆に富む主張として問題提起する。
    ・『人新生の資本論』で展開されている論理の課題等について、『国家と文明』(竹内芳郎著)や気候変動対策にかかわる現代の論考も射程に入れ、批判的に検証する。

  • 討論会:「塾報批判会」(過去の討論内容の批判会)
  • 日時:2021年11月14日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:7名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「塾報批判会」(過去の討論内容の批判会)
  • 日時:2021年9月12日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:7名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 討論会:「塾報批判会」(過去の討論内容の批判会)
  • 日時:2021年7月11日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:Zoomを使用したオンライン
  • 参加者:7名
  • 問題提起要旨:過去の討論内容の批判会となります。討論塾では、現代社会における様々な問題を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました。過去の討論内容を振り返り、内容を深め、発展的な問題を再び討論するのが塾報批判会です。過去の討論会に参加していない方も、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。参加希望の方は、事前に塾報(「塾報」とは過去の討論会の記録です)を読んだ上で、ご参加いただけるとありがたいです。参加希望の方にはデジタルの塾報を提供いたします。どんな雰囲気で討論をしているのか聞いてみたいという方も大歓迎です。ご発言等をされなくても全然問題ありません。

  • 「討論入門セミナー」
  • 問題提起者:福地俊夫(塾員)
  • 日時:2021年6月8日(金)19:00〜20:30
  • 会場:オンライン
  • 参加者:3名
  • 問題提起要旨:「討論塾って何をするところですか」「民主主義になぜ討論が必要なんですか」「意見が違う人と討論する意味はありますか」などの素朴な疑問にお答えいたします。異論や反論も大歓迎です。

  • 討論会:「塾報批判会(憲法9条問題)」
  • 日時:2021年5月23日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:オンライン
  • 参加者:9名
  • 問題提起要旨:討論塾では、憲法9条の問題(戦争責任・直接民主主義・戦争放棄・自衛隊・常備軍・民兵・核兵器などの問題)を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました(竹内芳郎著『天皇教的精神風土との対決「討論塾」-その理念と実践』三元社p.184〜参照)。最近、討論会で問題提起をしていただいた歴史家・安川寿之輔さんや、新しい参加者から様々な意見や疑問・異論が提起されましたので、それを踏まえて、さらに討論を続け、問題を深めていきます。3月討論会では、過去に出された様々な考え方を検証し、内容を深めましたが、今回それに引き続きさらに掘り下げて討論する予定です。時間が余った場合、過去の塾報の批判会となります。事前に塾報を読んでいただき、内容に関して自由に質問等していただいて構いません。

  • 討論会:「塾報批判会(民主主義から憲法9条問題を討論する)」
  • 日時:2021年3月21日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:無料
  • 会場:オンライン
  • 参加者:9名
  • 問題提起要旨:討論塾では、憲法9条の問題(戦争責任・直接民主主義・戦争放棄・自衛隊・常備軍・民兵などの問題)を、民主主義の視点から時間をかけて討論してきました(竹内芳郎著『天皇教的精神風土との対決「討論塾」-その理念と実践』三元社p.184〜参照)。最近、討論会で問題提起をしていただいた歴史家・安川寿之輔さんや、新しい参加者から様々な意見や疑問・異論が提起されましたので、それを踏まえて、さらに討論を続け、問題を深めていきます。

  • 討論会:「気候危機に向き合う」
  • 問題提起者:池上聡一さん(塾員)
  • 日時:2021年1月17日(日)13:30〜16:30
  • 会場:オンライン
  • 参加者:7名
  • 問題提起要旨:気候変動・気候危機の現状をどうとらえ、どう向き合うか。できる限り最新の現実と科学的知見を踏まえて問題を提起し、実践的展望について議論を深めたい。(竹内芳郎の著書にも刺激され)1980年代後半以降、反原発運動や気候変動問題に取り組んできた提起者の体験も交えながら、現状と実践的展望についてしっかり討論をしたい。

  • 「討論入門セミナー」
  • 問題提起者:福地俊夫(塾員)
  • 日時:2020年12月25日(金)19:00〜20:30
  • 会場:オンライン
  • 参加者:2名
  • 問題提起要旨:「討論塾って何をするところですか」「民主主義になぜ討論が必要なんですか」「意見が違う人と討論する意味はありますか」などの素朴な疑問にお答えいたします。異論や反論も大歓迎です。

  • 討論会:「ポストコロナ時代の直接民主制、デジタル民主主義の未来」
  • 問題提起者:外山麻貴さん(朝霞市議会議員)
  • 日時:2020年11月8日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区湯島地域活動センター
  • 参加者:7名(オンライン参加者2名を含む)
  • 問題提起要旨:昨年5月12日に外山麻貴さんを囲んで行われた直接民主制に関する討論会の続きです。前回討論の記録を検証しながら、外山さんとともに、さらに掘り下げて以下のとおり考えてゆきます。

    「コロナ禍で民主主義の自由権の制限、移動、行動の自由が制限されたり、各国様々な政策の違いを目の当たりにしました。日本がICT対策で遅れていることは誰の目にも明らかです。

    韓国、台湾、中国などの東アジアの国ではコロナ対策として追跡アプリが導入され、GPS追跡による個人情報利用が進みました。直接民主制にはデジタル民主主義の発展が不可欠ですが、中国のような監視国家化が進むことに展望はあるとは思えません。デジタル社会の中でのデータ基本権、プライバシーの保護と同時に、ビッグデータを匿名化しながらも、プラットフォームを握るGAFAのような権力者にいいように利用されないで、どう庶民の側が民主主義の発展のために、データやICT技術を利用できるのか。

    去年5月に、スイス、イタリア、スペイン、韓国、台湾で、ダイレクトデモクラシー世界大会に参加したり、国民投票の現地取材にいった体験を元に、世界のダイレクトデモクラシーの現状と、日本での直接民主制の可能性を探る討論会をしました。

    前回の討論をおさえながら、今年のコロナ禍をめぐる経験をふまえ、AI時代のデジタル主権のあり方、デジタルデモクラシー、直接民主制の未来について、熟議しましょう。」


  • 「討論入門セミナー」
  • 問題提起者:福地俊夫(塾員)
  • 日時:2020年10月24日(土)19:00〜20:30
  • 会場:オンライン
  • 参加者:4名
  • 問題提起要旨:「討論塾って何をするところですか」「民主主義になぜ討論が必要なんですか」「意見が違う人と討論する意味はありますか」などの素朴な疑問にお答えいたします。異論や反論も大歓迎です。

  • 「討論入門セミナー」
  • 問題提起者:福地俊夫(塾員)
  • 日時:2020年10月14日(水)19:00〜20:30
  • 会場:オンライン
  • 参加者:5名
  • 問題提起要旨:「討論塾って何をするところですか」「民主主義になぜ討論が必要なんですか」「意見が違う人と討論する意味はありますか」などの素朴な疑問にお答えいたします。異論や反論も大歓迎です。

  • 討論会「新自由主義的統治を再考する:階級闘争の復権のために」
  • 問題提起者:佐々木隆治さん(立教大学経済学部准教授)
  • 日時:2020年9月13日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区湯島地域活動センター
  • 参加者:16名(オンライン参加者3名を含む)
  • 問題提起要旨:新自由主義の席巻により、「近代化」「自由」「改革」といった言葉は意味を奪い取られ、批判精神は衰退。交換関係の外部にあるものまで市場に投げ込まれ、市場原理が社会統治の正当性に据えられた。資本の収奪による環境破壊は物質代謝の攪乱をもたらし、疫病蔓延に国家が手をこまねく様は目を覆うばかりだ。そうした惨状を打開するには、新自由主義の概念基盤の外に立たねばならず、散見するような国家権力増大の批判や、「経済を回す」という言辞による対抗だけでは、真の変革はなしえない。市場の力を覆すために有効なのは、今なお階級闘争である。マルクスの生産関係論を新たに読み解くことで、階級闘争のイメージをアップデートし、現状を克服するための議論の契機としたい。

  • 日時:2020年7月
  • 討論会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止といたしました。

  • 日時:2020年5月
  • 討論会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止といたしました。

  • 討論会「日本の現代演劇」
  • 問題提起者:長谷川明さん
  • 日時:2020年3月8日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区湯島地域活動センター
  • 参加者:5名
  • 問題提起要旨:
    @極めて大雑把な日本の演劇の歴史
    A所謂「新劇」のアウトライン
    Bアングラ演劇と呼ばれた(唐、寺山らの流れ)
    C現代の小劇場演劇と世界(この話がメインです。如何に日本の現代演劇が状況と乖離しているかについて、若干の実例を挙げながらお話ししようと思っています。)

  • 討論会「戦争責任論(その2)」
  • 問題提起者:安川寿之輔さん(日本近代思想史研究家)
  • 日時:2020年1月19日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区湯島地域活動センター
  • 参加者:7名
  • 問題提起要旨:2017年11月開催の討論会「戦後日本の社会科学の戦争責任問題」(安川寿之輔さん問題提起)の続きです。この時の討論記録を題材にして、丸山眞男などの戦後日本知識人の戦争責任に対する視点を批判的に検証し、日本社会が二度と再び戦争への道を歩むことを許さないという私たちの「戦後責任=未来責任」の問題をさらに深めていきます。
  • 参考文献
    @「戦後日本の社会科学の戦争責任問題」(安川さんの2017年11月問題提起資料)
    A討論塾塾報(346号)
    B安川寿之輔『日本人はなぜ「お上」に弱いのか』(高文研)
    C竹内芳郎『国家と民主主義』(現代評論社)第2、第6論文

  • 討論会「大学闘争50年を振り返って」
  • 問題提起者:長谷川宏さん(哲学者)
  • 日時:2019年11月17日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区シビックセンター
  • 参加者:12名
  • 問題提起要旨:1968〜9年に日本各地に広まった「大学闘争」とはいったい何であったのか? 当時の学生たちは何を目指し、なぜ挫折をしたのか? また、大学闘争の担い手や大学自体もその後どのような経過をたどったのか? 50年前の大学闘争の経験を踏まえて在野での思索を続けるとともに独自の教育を実践してこられた哲学者の長谷川宏さんを囲んで、以下の二つのテキストを読みながら、戦後史のなかでの大学闘争の意義を批判的に検証し、その残された課題を今日につなげることによって現代における大学や知の在り方の問題点を浮き彫りにします。(参加にあたりましては、以下の2点を予めお読みいただくことを前提とさせていただきます。)
  • @長谷川宏著『同時代人 サルトル』(河出書房新社又は講談社学術文庫)の第3章「知識人の孤独」
  • A竹内芳郎編『討論』(閏月社)の第V部A「全共闘運動―その評価をめぐる激論」

  • 討論会「討論塾の今後の在り方」
  • 問題提起者:特に定めずに参加者全員で意見交換・討論を行いました。
  • 日時:2019年9月8日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区湯島地域活動センター
  • 参加者:6名
  • 問題提起要旨:討論塾の1年間の活動を振り返り、今後の討論塾の在り方に関して意見を交わします。討論の社会的意義、討論の方法・テーマ、塾報(報告書)の作り方・役割、討論塾の運営方法などについて徹底的に討論します。批判や異論も大歓迎です。時間があれば、現在の政治・経済・社会の状況について意見交換を行う予定です。多くの方の参加をお待ちしております。
  • 討論塾の今まで活動に関しては、以下をご参照ください。『天皇教的精神風土との対決「討論塾」-その理念と実践』「T理念とその実践」(竹内芳郎著・三元社)、『討論 野望と実践』「第T部 A討論実践の暗夜行路」(竹内芳郎編著・閏月社)


  • 討論会:「直接民主制が世界を変える〜スイス・イタリア・スペイン・韓国・台湾の事例」
  • 問題提起者:外山麻貴さん(ピープルパワーTV)
  • 日時:2019年5月12日(日)13:30〜16:30
  • 会場:新宿会議室倶楽部 ルームA
  • 参加者:15名
  • 問題提起要旨:

    皆さん、民主主義ってなんだと思いますか?

    4年に1度、自分たちの代理人を決める選挙をする。私たちの政治参加はそれだけでいいのでしょうか。

    世界では、直接民主制(Direct Democracy)が少しずつ広まってきています。スペインのマドリードでは、予算1億ユーロの使い道を、市民の住民投票で決定します。

    また、誰でも参加できるデジタルプラットホームがあり、そこで住民の1%の署名が集まれば、住民投票が発議でき、住民投票によって可決されれば条例が制定されます。

    そこに住んでいる、街を愛する住民が主役なのです。

    地域のためにいいことしよう。自分たちのことは自分たちで決める。政治家さんに任せるだけでなく、自分たちで生活のため、地域のため、地球のために考え、行動すること、これが直接民主制です。

    自分が提案したことが条例になったり、投票した結果に税金が使われるようになったら、政治が「他人事」から「自分事」になることでしょう。

    議員さんに全て任せるのではなく、自分たちも市政の決定事項に参加できるのです。

    間接民主制を否定するものではなく、相互補完して、政治への住民の主体的参加を促すもの、それが直接民主制です。

    世界中で広がっている直接民主制の動きを、イタリア、スイス、スペイン、台湾、韓国などの事例を具体的に紹介しながら、これからの市民運動のあり方を探ります。

  • 討論会:「1965年日韓条約 何が決められ、何が決められなかったのか」
  • 問題提起者:徳宮峻さん
  • 日時:2019年3月17日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:500円(学生は100円)
  • 会場:文京区湯島地域活動センター 会議室洋室A
  • 参加者:4名
  • 問題提起要旨:昨今、日韓関係が著しく悪化してきました。長く続く「慰安婦」問題、紛糾する「レーダー照射」問題、そして「徴用工裁判」などです。一見して、時代の変遷による両国関係の変化の表れのように見えますが、一方で、日本の近代化・植民地化以来長く変わることのない屈折した関係が噴出したと見ることもできます。そうした両国関係の歴史と現在とを、1965年に結ばれた日韓条約を手がかりにして、考えてみたいと思います。条約については、『日韓会談1965』吉澤文寿(高文研、2015年)を参考にします。

  • 学習会:竹内芳郎「国家の原理と反戦の論理」(1968)を読む
  • 進行役:鈴木一郎さん
  • 日時:2019年1月27日(日)13:30〜16:30
  • 参加費:500円(学生は100円)
  • 会場:文京区湯島地域活動センター 多目的室
  • 参加者:4名
  • 内容:安倍政権による安保法制定、軍備拡大、改憲準備が着々と進行して居るのに反して、我が国の戦後民主主義における反戦・平和運動が大きく後退してしまっているのは何故なのか? 本学習会では、竹内芳郎の上記論文を読みながら、国家の原理まで遡ることによって、護憲運動の脆弱性を検証しつつ、今日必要な真の反戦の論理を再構築します。

  • 討論会「これまでとこれからの日本」
  • 問題提起者:藤澤豊さん
  • 日時:2018年11月25日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区湯島地域活動センター 会議室洋室A
  • 参加者:5名
  • 問題提起要旨:個々の事業所や事務所内での生産性の向上だったものが、インターネットの普及により地球規模で生産性を追及する時代になった。その結果がグローバリゼーションで、インターネットなくしては今日のグローバリゼーションは起きなかった。 次なる生産性の向上をめざして新しい技術や考えを実現して豊かになる一握りの人たちと、便利になった社会で単純労働者として下層階級に押し込まれる大勢の人たち。この経済格差拡大プロセスが繰り返されて社会が二極化していく。 明治以降欧米で実現された製造技術や管理手法をノウハウのように取り入れて、即の成果を求め続けて世界第三位の経済大国になった。即の成果が文化にまでなって、即戦力の使いやすい人材の育成が学校教育に求められた。モノ造りの工業国は歴史だが、次の社会の骨格を作り上げる人材の枯渇は将来にかけての社会問題。

  • 討論会「討論塾の今後の在り方」
  • 問題提起者:特に定めずに参加者全員で意見交換・討論を行いました。
  • 日時:2018年9月23日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区湯島地域活動センター 会議室A
  • 参加者:6名
  • 問題提起要旨:討論塾の今までの活動を振り返り、今後の討論塾の在り方に関して意見を交わします。討論の社会的意義、討論の方法・テーマ、塾報(報告書)の作り方・役割、討論塾の運営方法などについて徹底的に討論します。批判や異論も大歓迎です。多くの方の参加をお待ちしております。
  • 討論塾の今まで活動に関しては、以下をご参照ください。『天皇教的精神風土との対決「討論塾」-その理念と実践』「T理念とその実践」(竹内芳郎著・三元社)、『討論 野望と実践』「第T部 A討論実践の暗夜行路」(竹内芳郎編著・閏月社)

  • 討論会「日本の入管政策と排外主義」
  • 問題提起者:永野潤さん(首都大学東京ほか)
  • 日時:2018年7月22日(日)13:30〜16:30
  • 会場:渋谷区勤労福祉会館第3会議室
  • 参加者:12名
  • 問題提起要旨:2017年、日本で暮らす外国人は250万人を超えました。人口減少と人手不足が深刻化するなか、大勢の人々が外国から移住しています。その一方で法制度は整ったとは言えず、「外国人技能実習制度」などによって過酷な生活を強いられている人たちがいます。そんな現実と制度の間のひずみのなかで、違法とされ、収容所に入れられた人々は、人権を剥奪され、ハンストが実行され、自殺者が出るまでにいたっています。今回の討論会では、収容された人や収容所を仮放免された人たちの支援の現場から、いま、何が起こっているのか、どうあるべきなのかを考えます。

  • 討論会「現代日本語の混乱と国語政策―現代かなづかい批判」
  • 問題提起者:鈴木一郎さん(塾員)
  • 日時:2018年5月20日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京区湯島地域活動センター
  • 参加者:5名
  • 問題提起要旨:討論塾では、現代日本語における「カタカナ英語」の氾濫を、日本人の言語感覚の劣化・腐敗として批判してきた。それに加えて、今回の討論会では、 森鴎外、芥川龍之介、山田孝雄、橋本進吉、時枝誠記、石川淳、福田恒存らの国語観に基づいて、 現代日本語の「現代かなづかい」の普及・流通を、戦後日本人の言語意識の浅薄化の表れとして、検証・批判するとともに、あるべき国語政策の在り方を考える。

  • 討論会「企業に関わる人権問題---食品・日用品の裏にひそむ労働搾取」
  • 問題提起者:土井 陽子さん(公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本)
  • 日時:2018年3月25日(日)13:30〜16:30
  • 会場:渋谷区立勤労福祉会館
  • 参加者:4名
  • 問題提起要旨:現在、国際的な企業活動が人権に悪影響を及ぼし、人びとをより深い貧困に追いやる例が少なくありません。 今回の討論会では、特に、スマートフォンやパソコンなどの小型IT機器のリチウムイオン電池に含まれるコバルトの採掘現場の労働問題、 シャンプーや石けんといった日用品やパンやお菓子などの食品に含まれるパーム油の原料となるアブラヤシのプランテーションでの労働問題について、報告していただきます。その後、報告内容を基に、質疑応答・討論を進めていく予定です。私たちが日常生活で使っている物と人権問題とのつながりを考える機会にしたいです。

  • 討論会「メディアが報道しない自衛隊の先島---南西諸島配備の実態」
  • 問題提起者:小西誠さん (軍事評論家)
  • 日時:2018年1月28日(日)13:30〜16:30
  • 会場:東京しごとセンター
  • 参加者:17名
  • 問題提起要旨:2015年7月、安全保障関連法案が衆院本会議で可決されました。自衛隊発足以降、歴代内閣が否定してきた集団的自衛権を安倍内閣がはじめて認め、以降日本は一歩一歩、戦争へと歩を進めています。自衛隊の配備もかつての対ソ抑止戦略から対中抑止へと転換、沖縄・南西諸島へと大々的にシフトされました。着々と進められる国家による戦争準備と、それによって踏みにじられる地元住民の現状を、現地取材と防衛白書等の情報をもとに報告し、反戦理念の追求にとどまらず、非道な国家戦略に対抗するための市民側の具体策を考えます。

  • 討論会「戦後日本の社会科学の戦争責任問題」
  • 問題提起者:安川寿之輔さん(近代日本思想史研究家)
  • 日時:2017年11月26日(日)13:30〜16:30
  • 会場:文京シビックホール
  • 参加者:16名
  • 問題提起要旨:  今、日本は、安全保障法や特定秘密保護法などの立法化を通して、再び戦争国家への道に踏み出そうとしています。こうした状況を引き起こす背景には、日本軍性奴隷問題に見られるとおり、かつての侵略戦争と植民地支配の過去への謝罪と反省を怠り、「戦争責任」を放置し続けてきたことが挙げられます。このことを考えるためにも、日本人が戦争責任にどのように向き合ったのかという問題について、帝国主義や植民地支配の問題を自らの思想体系から捨象してしまった政治学者・丸山眞男の場合と、最晩年に至って自らの犯した誤りの認識・告白を通して戦争責任論を探究した教育学者・五十嵐顕の場合とを対比して検証したいと思います。そして、日本国憲法の前文冒頭の理念に立ちかえり、日本社会が二度と再び戦争への道を歩むことを許さないという私たちの「戦後責任=未来責任」の問題を考えます。