登山用具 2002.3.2作成中

 実は最近の用具について豊富な知識があるわけではないので、ここでは基本を押さえて専門店で相談できる程度のことをお伝えできればよいと思います。なお道具は手入れが大事です。ここでは手入れの方法をお伝えします。

1.登山靴
 (選び方)
 底が固くくるぶしまで深さがあるもの。固さは両手でかなり力を入れてつま先の方が少し曲がる程度がよい。足の甲から足首までを紐で締めるタイプが締め付ける力を調節しやすい。
 革製と布製があり布製は防水性能の良い物を選ぶ必要があります。最近はデザインのために複雑な縫い合わせをしたものが多いが、実は縫い目から浸水するのです。専門店で上等のものを購入するのがよいでしょう。私は皮革製のほうが好みです。なお、くるぶしあたりもしっかりと固い靴の方が足の保護になります。底のゴムは40年前もあったビブラムが今も最良のように思います。
  サイズはかかとをしっかり靴のかかとに密着させてつま先が5mmから1cm開く程度が良い。登山用のやや厚手の靴下を履いてサイズを合わせる必要があります。
(手入れの方法)
 シーズン中は使った都度ブラシで良く泥を落とし十分に乾燥させます。シーズンが終わったら出来るだけ石鹸類を使わずに水洗いをして泥を落とし、1週間以上風通しの良い場所で陰干しして完全に乾燥させます。乾燥後皮革部には油分を補給し縫い目は防水コーキング剤を塗りこみ形を整えて湿気の少ないところで保管します。
 革製は水洗いしない方が良いでしょう。なるべく少量のクリームを使用して土を奇麗に落とします。バックスキン性よりも表出し皮の方が手入れもしやすく何時までも奇麗です。山行の都度泥を落として完全に乾燥させてから靴墨を塗っておくとずぶぬれになっても全く浸水しません。なお靴クリームを多く使いすぎると型くずれしてしまいます。
 土が付いたままにしておいたり湿気の多いところに放置しておくと防水性が低下し皮革は柔軟性が失われて傷が付きやすくなります。また縫製の糸が腐って登山中に底が分離してくるなど重大なトラブルを招くことになります。
 靴も購入したら車同様慣らし運転が必要です。有る程度履き慣らしたら本格的な登山に履いていきましょう。

2.テント
 (選び方)
 ダイクマやコーナンなどで売られているテントと専門店で売られている登山用のテントはコンパクトさと重量とたたんだときの大きさと強度と防水性能と価格の全ての点で異なります。
 キャンプ自体が目的の場合は重くても大型の快適なテントを購入した方がよいが、テントを背負って歩く場合は極力小型で軽いものにする必要があります。登山用テントは3〜4人用では実際は3人でも結構窮屈ですし高さも余裕がありません。
 テントはできればフライ(覆い)つきでフライとテントの間に靴などを置くための多少の余地があるものがよい。低山でも使用する場合は虫除けの網と二重構造の入り口になっているものが使い易い。
 (手入れの方法)
 

3.ザック
(選び方)
 体に合わせることが重要です。サイズは小屋泊まりだと20Lから40L。テント泊まりだと60Lから80L。良いザックは背負い紐を調節したときに背中から腰にぴったりフィットし加重を背中全体と腰に分散させるような構造です。またファスナー部が覆われ雨水が浸入しにくいようになっています。ポケットがメッシュになっているのは雨水がたまらないようにすることと乾燥のためですがあまり紐やポケットなどがおおいものは避けます。両側または真後ろにストックを取りつけられれば十分ではないでしょうか。
 ザックは
 (手入れの方法)



4.シュラフ

(手入れの方法)

5.ストーブ

(手入れの方法)

6.水筒・食器類



7.ストック


8.ヘッドランプ
山のトップページへ
TAKUYAのトップページへ