甲斐駒ケ岳2007 2007.9.22(土)〜24(月)
九月の三連休を利用して、南アルプス登山にでかけた。十数年前、小学生だった長男と二人で来て以来、二度目の甲斐駒ケ岳だ。初日、甲府から広河原経由で北沢テント場でテント泊。翌23日、甲斐駒が岳に登頂した。あいにくの天気で頂上からの眺望はほとんどなかったが、甲斐駒ケ岳は変化に富んだすばらしい山だ。
22日北沢テント場にて。
テント山行初体験の叔母達。もっともキリマンジャロではポーターが運んだテントに寝たことはあるそうだ。
1日目は星空も見えたが、二日目は雨。
このテントも買ってから15年ぐらいになるが、まめな手入れのおかげでさしたるトラブルもなかった。
仙水峠手前のガレ場にて。
溶岩で浮き石は少ないがかなり歩きにくい。
十数年前に来たときはガレ場の中央を突っきるルートだった。現在は灌木の生え際を歩く。
シャクナゲが多く、花の頃はすばらしいだろうと思う。仙水峠(2,264m)からの甲斐駒が岳(左:2,967m)。
右は麻利支天。
三連休で登山客が多い。仙水峠にて。
後ろは千丈岳。微妙に重なっているが手前が小千丈岳(2,855m)、奥が千丈岳(3,033m)。翌日登る予定だったが、中止した。後ろは甲斐駒ケ岳山頂(2,967m)
残念ながら山頂ではガスのため眺めは楽しめず。
以前来たときとはかなりルートの様相が変わっている。
私は30年近くも以前のニッカーホースをはいている。これが実に具合がよいのだが、現在ははいている人はまず見かけない。甲斐駒から麻利支天へゆこうとして、ルートを誤った。写真右上から下って来て一般道に合流。別に危険ではなかったが時間的にはロスした。他の登山客が数名ついてきたので私の責任重大。 麻利支天の手前のコルにて。赤石沢へ落ち込む大岩壁。赤石沢はロッククライミングのメッカだ。 甲斐駒ヶ岳の帰路。双子山(2,649m)から駒ヶ岳を望む。手前は駒津峰(2,740m)、右は麻利支天。
行程
22日(土)
[バス]甲府駅11:30発→広河原13:41着14:25発→北沢峠14:50着
北沢峠→北沢テント場C1
23日(日)
北沢テント場(北沢駒仙小屋)6:02発→仙水小屋6:34着6:42発→仙水峠7:12着7:25発→7:55着8:00発→8:28着8:35発→駒津峰8:55着9:32発→10:05着10:15発→甲斐駒が岳山頂10:50着11:45発(昼食)→麻利支天12:35着12:40発→双子山13:20着13:25発→小休止→小休止→北沢峠15:50着(おやつ)→北沢テント場16:30着C2
24日(月)
北沢テント場6:50発→北沢峠7:10着
[バス]北沢峠7:25発→広河原7:55発→芦安温泉岩園館(温泉)10:20発→甲府(小作甲府駅前店)/JR中央線甲府駅13:30発梓18→八王子14:34着→自宅15:30着
資料
北沢テント場:北沢駒仙小屋が管理する。トイレが立派で清潔、なんと水洗洋式だった!山小屋で洋式は初体験である。北沢峠バス停から10分ほどであるから、キャンプだけを目的として来るのも良い。500円/人・泊
芦安温泉(岩園館):バス乗務員に紹介された。結構な露天風呂でした。1時間ちょっとの滞在だったが、汗を流して着替えたら実にさっぱりした。入浴料1,000円。
登山計画書
装備リスト
END
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更新履歴
2007.10.14 作成