2019年04月


 2019年04月7日 統一地方選挙

 大阪府は吉村前市長、市松井前知事が当選した。これで大阪都構想の実現が一歩近づいた。

 都構想のメリットは、インフラ整備が歴史的に先行した大阪市ではインフラのコストが低く、財政的にも恵まれているのだが、府の後発市町村ではインフラ整備に金がかかり、例えば大阪市では水道原水が有り余っているのに府の市町村では水道原水を確保するために高額のダム投資を余儀なくされるような無駄があること、市の現業部門の組合が大きな既得権益を持ち、お手盛りの手当てや高給、治外法権的な権力を持つ実態を転換し、行政の管理を機能させることなどを目的とするものである。

 維新は国政では憲法改正を目指すいわば公明よりも自民寄りの政党であるが、大阪都構想については大阪市のありあまるインフラを府全体で共有し、効率的化と活性化につながる施策であろう。

 市町村は人口減により財源不足、人材不足で単なる事務処理組織兼、保有するインフラの営繕組織になっている。合併や広域化によって中核都市や都道府県が周辺市町村を含めた長期的な構想を描けるような体制にすべきだ。

 2019年04月8日  統一地方選挙

 大阪府は吉村前市長、市は松井前知事が当選した。これで大阪都構想の実現が一歩近づいた。

 都構想のメリットは、インフラ整備が歴史的に先行した大阪市ではインフラのコストが低く、財政的にも恵まれているのだが、府の後発市町村ではインフラ整備に金がかかり、例えば大阪市では水道原水が有り余っているのに府の市町村では水道原水を確保するために高額のダム投資を余儀なくされるような無駄があること、市の現業部門の組合が大きな既得権益を持ち、お手盛りの手当てや高給、治外法権的な権力を持つ実態を転換し、行政の管理を機能させることなどを目的とするものである。

 維新は国政では憲法改正を目指すいわば公明よりも自民寄りの政党であるが、大阪都構想については大阪市のありあまるインフラを府全体で共有し、効率化と活性化につながる施策であろう。

 市町村は人口減により財源不足、人材不足で単なる事務処理組織兼、保有するインフラの営繕組織になっている。合併や広域化によって中核都市や都道府県が周辺市町村を含めた長期的な構想を描けるような体制にすべきだ。

 2019年04月9日 私の読書について

 なぜこれを書く気になったかといえば、浅田次郎の文庫を買ったつもりだったのが、赤川次郎の文庫だったからだ。その本は何事も表現されておらず単なる文字の羅列に過ぎなっかた。文庫はブックオフで108円だったので金銭的損失は微々たるものなのだが、読み終えるのに約4時間。透析中とはいえ私の残り少ない人生の貴重な4時間を無駄にした。そのストレスが書かせているという意味だ。

 ここ10年以上の勤めていたころの通勤中と、仕事を辞めてからは一日おきに4時間の透析中は貴重な読書の時間である。司馬遼太郎をほぼ読みつくして、宮城谷正光の中国の春秋時代の小説をだいたい読んで、たまたま手にした浅田次郎の「天切り松」の歯切れのいい江戸の下町言葉と人情噺を楽しんだので、浅田次郎もだいたい読みつくしてしまった。

 それで、これら作者の読み残したタイトルをブックオフで探すのだが、情けないことにすでに読んだものかどうかがパラパラ読んでもわからぬのだ。若い頃はタイトルと登場人物名だけで読んだか読んでいないかすぐに分かったのに。それで同じ本を二度買う羽目になる。赤川次郎の会話ばかりの文体に、これは読んでいないと判断したら、じつは別人だったというわけだ。

 話は戻るが、天きり松は江戸言葉が軽快なテンポで戦前の日本が時代背景なので、良き日本の情緒を知れる本である。この本を若い日本語が堪能な外国人に勧めて、結局4冊×3セットを購入した。皆様の好きな小説やノンフィクションがあれば紹介してくださいね。


 2019年04月18日 LINEの機能と特徴

 LINEは一言でいえばコミュニケーションツールです。同年代の友人たちにもっと利用してもらうために、LINEの機能と特徴について簡単に述べます。

[メリット]
 LINEには、メール機能、通話機能、TV電話機能、写真やファイルの送受信機能があります。さらに、任意のグループでもこれらの機能が使えて共有化できます。またメールと異なり履歴がメールの相手ごとに残るので、メールがたくさんのメールの中に埋もれて探しにくいということがない。実際に使ってみると実感としてメールよりも手軽で同時性が高いのです。
 会話では抑揚や表情や動作で言外のニュアンスを伝えることができます。LINEのメール機能でこれに代わるものが、スタンプです。豊富で使いやすいスタンプ機能によりニュアンスを伝えることができます。
 お互いの存在をを身近に感じることができ、例えば入院などで動けなくなったときには大いに癒されることでしょう。

[費用]
 LINEなどのSNSは基本的に無料です。キャリア(docomo、au、softbank)の通信料は必要ですが、通話以外は通信料が無料のことが多く、その場合何時間話しても無料です。海外通話や家族、友人との通話料が無料で使えます。また国内と海外を意識せずに使えるので、国際電話のわずらわしさもありません。

[弱点]
 一方、転送や保存はLINEの中では容易ですが、メールのようにCCやBCC(同報)、大容量の通信機能が無いことと、転送機能や様々なアプリケーションのファイルを扱うのは苦手です。従ってビジネス用には不向きで、LINEは1:Nとしても、かなりインディビデュアル(個人的)なものと言えます。
 LINEは日本と台湾以外ではあまり普及しておらず、海外の知人とは殆ど使えません。LINEに代わるグローバルなSNSではメッセンジャーやワッツアップ(WHATS APP)があり、メッセンジャーはフェイスブックと連携したアプリケーションです。LINEの運営会社は韓国とかかわりが深いのですが、韓国ではカカオトークが主に使われています。LINEの国内での利用率(スマホ利用者に対する)は50%で、そのうち60代では20%と言われるが、20代では75%となっています。当然ながらLINEは利用者同士でのみつながります。

[リスク]
 さらに、LINEやフェイスブックなどのSNSは民間業者が運営する機能ですから、情報の漏洩があり得ます。電話番号とメールアドレスだけでなく通話内容も、秘匿されていることになっていますが、運営会社がその気になれば漏洩する可能性があります。実際フェイスブックでは個人情報が流出しました。

 個人的な通信だと思っていても、相手が勝手にコピーして転送(拡散)したり、内容を改ざんすることも容易です。
 未熟な子供達はSNSで閉鎖的なグループを作り、しばしば仲間外れやいじめのきっかけになっています。閉鎖的なLINEの内容を親などが知ることができないので、子供達を守ることが困難な面があります。

[まとめ]
 LINEなどのSNSは高齢者にとってはボケ防止、孤独感を慰撫し、知己との関係を保ってゆく便利な道具です。
 状況を共有し共感することは、若い人にとっても、人との関係性を維持し深めることです。人とはコミュニケーションする存在なのですから。


END