Javaによるプログラミング入門4
オブジェクト指向について

 こんにちは。前回は少し、と言うか、かなり大変でした。たいていの言語で、「ここが大変」というところが、比較的はじめの方にあります。もう少しがんばってください。たぶん、これから、いろいろおもしろくなると思います。逆に、もうおもしろいと思っている方は、自分に才能があると思ってください。人生における最大の才能は「おもしろい」と思う性格でしょう。


 今日は「オブジェクト指向」という言葉についての一応の前置きをしたいと思います。

 プログラミングには、「オブジェクト指向」という流儀があります。そして、Javaはまさにオブジェクト指向に都合がよいように作られた言語なのです。
 それでは、その「オブジェクト指向」とはどういうことでしょうか? それは、あれこれ説明を聞くより、Javaというすばらしい言語で、まず、実体験してみるのがよいと思います。
 要するに、「オブジェクト指向」についての解説は、もう少し後でします、ということなのです。ですが、指針のため、言葉だけあげておきます。それは、

 「オブジェクト指向型プログラムとは、クラス継承ポリモーフィズムを(有効に)使ったプログラムである。」

となります。これらについては、ゆっくり説明しますので、安心してください。
 おもしろいことに(?)、Javaでプログラムを書く場合、ちゃんと書いていけば、「オブジェクト指向」になっていくように思います。もちろん、ひどい書き方は、どんな言語でもできるわけですが。

 次回は、クラスの話です。


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