若建の國


桃唄309『若建の國』☆☆☆

すみません。以下はレビューではありません。m(_ _)m

系図

芝居を見て、その相関図を書く試みが、以前もありましたが、今回、古代の話と いうことで、かなりわかりにくい事もあり、芝居から類推される範囲で作成して みました。勿論、間違いとかあると思いますので、気が付いた方、訂正して下さる と嬉しいです。

   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   |      磐  船                     |
   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
          |                      |
          |              足名椎     |  
          |               |      |  
        ニギハヤヒ−−−−−−−−−−−−櫛名田−−−タケハヤヒ
        (三輪山)                | (大八島)
                             |      
                            アナミチ    
                             |
      −−−−−−−−−−−−−−−−−      |      
      |               |      |      
    市辺忍歯王    大中津姫−−−浅津間命−−−−三輪山の女  
      |           |      |           
    −−−−−   −−−−−−−−−    |           
    |   |   |   |   |    |           
    |   |  黒日子  |   |    |           
    |   |      穴穂命  |    |    円大臣(葛城)
  億計皇子  |          白日子   |     |
        |                |     |     
        |       若日下部王−−−若建命−?−韓姫     
        |                   |        
        |                  白髪建命      
       石巣別命

【その他】
  若建命に滅ぼされた人達‥‥黒日子、市辺忍歯王、若日下部王の一族、
               白日子、円大臣、億計皇子


スガルは何歳?

作者がいないけれど、というより、作者がいないからこそ、こじつけは面白いので、 勝手なこじつけを考えて見ましょう。(^_^)

まず、若建は、8年で一つしか歳をとらないという事実が有ります。
で、穴穂命が享年56歳だとすれば、ぎりぎり若建を、54歳であったと、
してみましょう。でも外見は54÷8=7歳です。スガルが出会った時、
おなじ位の年齢てあったということは、スガルも7歳になります。江戸時代でも
元服が16歳だったことを考えれば、童男(おぐな)と呼ばれる年齢が7歳ぐらい
でもおかしくないでしょう。ということは、若建が死んだ時のスガルの年齢は、
124−54+7=77歳。あれれ、これじゃぁ何の説明にもなってないぞ(^^;)

しょうがない、別の仮説をたててみましょう。(^_^)

まず、若建は三輪山からさらわれてきた事を忘れてはいけません。浅津間命が
人をやり、館に火を放って赤ん坊を奪ってきたのです。その時すでに、何年かたって
いたと考えるのに、それほど無理があるでしょうか。もしくは、奪ってきた後も、
別の場所に隔離していたのかもしれません。なにしろ、銀の鱗を手に握っていた
気味の悪い赤ん坊だったのですから。いつまでたっても大きくならない。そのうち
黒日子や白日子、穴穂が生まれる。いつまでも隠しおおせるものではないから、
自分たちの元に引き取ろう、でも年齢は若く見えるから、弟ということにしよう。
というわけで、ひきとられたのです。真比単はその隔離時代に若建の世話をしていた
と考えると辻褄も合います。(ほんとかよ)

穴穂4歳の春に引き取られたとして、若建その時、外見上は4歳。じつは32歳。
穴穂50歳の時、西へ向かったとして、その時若建、78歳。外見、9歳。
若建が死んだ時のスガルの歳は、124−78+8=54歳
                      ↑
                 出会った当時のスガルの歳

このへんで勘弁しちくりぃ〜>ぐにゅ

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