僕にやさしい四人の女


フラワーズ・カンパニー『僕にやさしい四人の女』☆☆

脚本がよくない。人物像が浅い。漫画なら「絵」である程度、ごまかせるのかも知れないが、生身の人間が演じる芝居では、ちとつらい。役者が超絶的に旨ければ救いがあるけど、唯一の男性が、それほど旨くないのではどうしようもない。木野花さんも、内田春菊さんに遠慮したんだろうか‥‥。いくつか、いいたいことはほの見えたけれど、すとーりーが大事な所で、ありきたりな展開しか見せなかったので、全体として平板な印象になってしまいました。う〜ん、一月の『カラマーゾフ』恋愛編まで、「待ち」かな。。。

時かけ


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