結婚疲労宴


EDメタリックシアター『結婚疲労宴』☆☆☆

前回のED公演時のクイズに当選し\(^O^)/、初めて「ゲネプロ」なるものを観に、シアターサンモールへ行ってきました。時間まで、制作の方とお話し。なんと、EDとしての公演は今回限り(@_@;)!!という衝撃的なニュースを聞く。今後は久世龍之介プロデュースということでやって行くそうで、路線としては、そんなに大きな変更は無いそうです。

久世さんと、西山さんのサイン入りチラシを頂き、いざ観劇。観客席の中央には机がおいてあり、そこから照明の指示をするようになっていた。「おおっ、コーラスラインのよう(見てないけど(^^;))」とやじうま気分の頭で考える。席はどこでもいい、といわれ、前の方に陣取る。う〜ん、ぜいたくな気分(^-^)!

「ゲネプロ」とはいえ、一度久世さんが立ち位置の指示をした以外、本番とほとんど変わらないようでありました。舞台は、オープニングからすんなりと入り込め、これといった仕掛けやどんでん返しがあるわけでなく、展開に身をまかせての笑いあり涙ありで、十分に楽しめました。

ED最後の舞台のラストシーンは西山さんの花嫁姿。「むむっ、これは今回でEDとしての公演は最後なので、新しい未来へ向かって旅だって行く象徴として花嫁姿を持ってきたのかな?」と考えましたが、これは深読みのし過ぎかも知れません。でも、とっても綺麗な花嫁姿でした。(^_^)

「ゲネプロ」終了後は、「ダメ出し」というやつを、これもまた初めて見学。振り付けや演技のチェックを、真剣に、時に楽しくやってました。役者さん達のふだんと違う姿を見れて良かったです。(^_^) (^_^)
「ダメ出し」後も、しばらくぼんやりとしていましたが、誰も出てくるはずのない舞台でライトが明滅し、ときおり美術の人が釘を打ちに歩き回っているのを見ながら数時間後には観客がやって来て、初日の幕が上がるんだなぁ、と関係者でもないのに思わず、感慨にふけってしまいました。(^_^;)

「ゲネプロ」も良かったけど、観客の笑い声が無いのは寂しかった。やっぱり、観客あっての舞台だし、舞台は観客を待っているのだなぁ‥‥、というのが、今回の結論です。。。(^_^;)(^_^;)


EDメタリックシアター第18回公演 『結婚疲労宴』☆☆☆
作:井上優  脚本・演出:久世龍之介
出演:久世龍之介、西山水木、山上優、松本光生、他
客演:高橋克実(離風霊船)、山下裕子(第三舞台)、宮川賢(ビタミン大使「ABC」)、戸谷昌弘、河野牧子
会場:シアターサンモール 期間:1992/8/19 〜 8/23

時かけ



観劇印象レビュー[ TOP | 92年 ] 時かけ