- 今回が初めての書き込みになります。まだ勝手が分かりませんが時々お邪魔したいと思いますのでよろしくお願いします。
僕は二人の芝居を見るのは初めてなのですが、両手を上げて大賛成の舞台でした。二人のキャラクターが面白く、特に大石静さんのキャラクターは最高でした。なかでも「僕、ケンジ君。関係ないよ。どうでもいいから」を連発する少年には笑ってしまいました。
それから、元コーラス部員で副旋律しか歌えないという設定で、ちゃんとした歌が歌えないと嘆くところも面白かったです。次から次へと登場してくるキャラクターがそれぞれに楽しく、次にどちらが、どんな役で出てくるのかという興味もあって、最後まで楽しく見ることができました。
ラストはいろいろ問題のあるところだろうとは思いますが、舞台の終わらせ方の一つとしてあれはあれで良かったと思います。あれだけのっていた舞台なのですから何をやっても『許せる女たち』といえるでしょう。大石さん、いつの日か舞台に帰った来てくれますよね。あなた方の芝居を見たのはこれが初めてなのですから。
- 二兎社『許せない女』☆☆☆☆
- 公演18 91年11月2日 シアター・トップス
by.時をかける少年