偏光調整器(HV−PA)
レーザからの出射光の偏光方向を調整する小道具です。


<< 特徴 >>
その1
 偏光調整が簡便・安価
その2
 偏光依存性を簡単に認識

<< 仕様 >>
適応レーザ HeNeレーザ
他のレーザも対応します
偏光調整 (Aタイプ)直線偏光を偏光方向の異なる直線偏光に変換
(Bタイプ〉直線偏光を右回りおよび左回りの楕円偏光、円偏光に変換
(Cタイプ)円偏光光を楕円偏光、直線偏光に変換
操作 手動


<< 構成 >>
レーザからの出射光に対して、波長板を組み合わせて偏光調整を行います。偏光調整は手動で回転することにより行います。出力光の偏光性は目盛りから読み取ります。


<< 偏光調整器とポアンカレ球との関連 >>

ポアンカレ球は偏光を上手く表現していますので、偏光調整器(HV-PA)の各タイプがポアンカレ球上をどのように移動するかを説明します。
(Aタイプ)赤道上の1点が入射状態です。出力光は赤道上を一周します。
(Bタイプ)赤道上の1点が入射状態です。出力光は、その経度を保ったまま緯度を変化し、北半球から北極に到達し、経度値を180度入れ換えて、北半球から赤道を通過して、南半球となって、南極に到達します。ここで再び経度を180度入れ換えて、最初の赤道地点に戻ります。この逆コースも当然できます。
(Cタイプ)北極または南極が入射状態です。赤道上の一点に向け経度を保ったまま緯度を変化します。赤道上の一点も変えれます。
目盛り値はAタイプの場合、出発地からの経度の差を示します。Bタイプの場合は緯度値を示します。Cタイプの場合は緯度値と経度値を示します。


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