測定対象は?



ヘテロダイン方式の相対計測により様々な測定が出来ます


◎PZT、制動鋼板、トランス、磁性材料などの振動解析・応答特性評価−μm以下の変動を計測
◎高分子材料、薄膜、半導体、セラミックスなどのヤング率測定−微小圧力・負荷に対する応答を計測。バルジ測定器など。
◎MD、FD、光ディスク、ブランクスなどの回転動特性評価−うねりや歪みの回転速度依存性を評価
◎LN、合金、鋼材などでの表面波、超音波伝搬速度測定−内部欠陥検出評価用に
◎レーザ露光での空間揺らぎや振動成分解析−サブミクロン世界での変動要因解析
◎光ピックアップ、磁気ヘッド(スライダ)の動特性評価−ベースの取り方により種々の量を計測
◎金属、高分子、セラミックの熱応答特性−加熱に対する変動を記録・熱分析
◎その他の物理量;圧電係数、熱膨張係数、浸透圧、重力波、物性強度、硬度、も計測の対象
◎表面粗さ、傷検出、蒸着膜厚、精密加工もリアルタイムで測定
◎SAICAS、摩擦力分布、粘弾性、界面自由エネルギー、などの測定
◎レーザ測長としても被測定物までの距離が2m程度ならば問題なし
      その他は研究者・開発者のアイデア次第です。HV350が汎用性高い製品ならではの効果です



例1; ヤング率測定装置

(被測定物に応力を加え、その力による伸張度合いを計測します。応力の加え方として真空装置による方式、ねじによる方式、油圧による方式、天秤による方式などがあります。いずれにせよ、被測定物の真の伸びを計測します。)



例2 回転体動特性評価装置

(回転体本体(硝子でも蒸着後でも可)とヘッド、支持物などとの間で計測、回転体が3600rpmでも0.1μsサンプリング時間で計測すれば、0.002度回転ごとにデータを検出します。また、回転体は回転物の中心のビスの締めつけ度合いやその数に強く依存して歪んでいることを当社の実験で確認しています。)



例3 超音波波動特性・材料均一性測定装置

(YAGレーザ(パルス駆動)により発生した超音波の挙動を計測することで材料の特性を評価する。超音波を発生する手段として外部圧力・熱応力・PZT・振動子などがある。これらの発生源との時間的遅れなども観測でき、超音波速度を検出できる。)


例4 熱源振動源の特性評価用素子(被測定物)評価装置

(検出器の特性を評価する装置。熱源振動源のほか化学液噴霧器・流体などがある。2か所の測定で特性の時間遅れをも検出する。)


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            旧本社の電話番号は廃止しました。