おまけ 本社作業員の独り言


                                   2020年2月


中国での新型肺炎の拡散が止まりません

  中国で発生した新型肺炎が非常に強い勢いで拡散しています。中国以外にも20カ国以上に広がっています。この広がりの拡散は、中国人の旅行によるものと、中国に滞在・住居した外国人の引き上げ(各国チャーター機を使って自国民を戻していますが、引き上げ民が感染している)によるものです。死者は2月4日現在500人に迫ります。全員、中国人です。発生源の武漢市がその大半を占めますが、その近傍の都市でも死者が発生しています。中国当局の発表では、感染者は18000人だそうです。単純計算で約4%の致死率となります。ちなみに外国では、約0.5%程度とされていますので、感染者の発表が正しくないのか、感染者の定義の相違か、などの問題があります。
  中国当局の発表に対して、インターネット上では、武漢市の若者が、”2桁数字が間違っている””当局が情報操作している””アップロードした若者が警察に検挙された”などのコメントを載せるなど、正確な数値が明確ではなく、憶測が乱れ飛んでいる状況です。1100万人を要する武漢市では、封じ込め作戦が実行させるなど、通常の民主国家ではありえない行政措置がとられています。さすがに独裁国家です。今後どのような対策を採っていくのか、人事ながら気になるところです。
  日本における水際対策を強固に行ってほしいものです。政府の発表では、”湖北省に滞在歴のある外国人は入国禁止”にしたとのこと。肺炎の恐ろしさがわかる前は、成田などで注意喚起している程度でしたが、毎日のように死者が発生(4日時点で50人/日)では、上記対策は当然でしょう。日本のネット民は、”中国人は来るな”、などの書き込みもあり、今後、貿易・打ち合わせなどでの、中国人の訪日にも影響が出るでしょう。産業全体への悪影響は避けられないでしょう。ダウも、日経平均も下げ基調です。製薬会社が特効薬を見つけ、沈静化するまで、中国はもちろん、世界のGDPも2020年は減少するでしょうか。
  気になるのは、東京オリンピックです。8月開催まで、6ヶ月です。それまでに、終焉しないと、開催が危ぶまれます。
  やはりというか、中国の独裁的処理を全世界に知らしめたこの事件は、東アジアの国々と軋轢を抱えていることから、更に嫌われる対象になりそうです。
  中国国民は、この圧政的な政治処理に対して、不満を持たないのでしょうか。天安門事件で徹底的に打ちのめされて、2度と民主化を要求することはないのでしょうか。独裁を受け入れているのでしょうか。この事件で独裁反対のスローガンが生まれるのでしょうか。

本社移転

  5月から本社を移転する旨の決定がありました。住む観点から、本社と開発室を比較したいと思います。誰しも、”より良い環境で生活したい””便利なところで生活したい”と思うでしょう。制約はあります。最も大きな制約は、”子供の就学”です。天秤に掛けざるを得ないのが実情でしょう。多少狭くても、多少環境が悪くても、”学校に近い”事は大事です。現代の東京都の教育事情では、小学6年生の約3割が中学受験します。公立中学校では、いじめや、レベルの低さに対して親が満足しないのです。すると中学生が通える範囲で生活せざるを得ません。本社住所では通えますが、開発室住所では無理です。大学生になると、話が変わってきます。上記条件は消えます。すると前面に出るのは、環境・便利です。更にこの2つのうち、どちらが優先されるべきでしょうか。”田舎暮らしの本”が売れているそうですが、田舎暮らしを希望する人は、どちらを選択したのでしょうか。私は”環境”を選択したのだと思います。本社近くに住んで、横田基地の飛行機の爆音、車の走行音・消防車救急車のサイレン、暴走族のエンジン吹かし音、大きな怒鳴り声、の音が気になります。開発室に住んでいる人の説明では、2つがうるさいと感じるそうです。除草機の音と鳥の声だそうです。鳥の声がうるさく感じることなど、東京都民にはありえないことです。朝目覚めるとき、鳥の声がうるさいと思って起きれれば、快適な一日が送れそうです。。
ご意見・反論は、弊社メールアドレスで、黒川まで。(戯言にむきにならないでください)


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