周波数安定化HeNeレーザの特性データ(例)


(1)光パワー、直線偏光度
     直線偏光光       1.42mW
     直線偏光度(消光比)  30.2dB   
       測定装置等
         アンリツ製光パワーメータ(ML910B)にて測定
         グラントムソンプリズム(50dB以上)により分離
(2)周波数安定度(Δf/f)
      3σ値=±1.23×10−9
      測定装置等 
          HP製HeNeレーザ(5526A)と合波した後、APD(S2381;浜松ホトニクス製)にて検出し、増幅(8447D;HP製)し、周波数カウンター(5335A;HP製)にて計測、HPコンピュータにて連続データ取得
(3)ビーム径・ビーム形状・ビーム拡がり角
     FS1Mの前方位置、15cm・30cm・45cm・60cmでのビーム形状等。計測値のビーム径はピーク強度の50%強度の径を示す。
     ビーム径 前方15cm位置  径=0.433mm
            30cm      0.562mm
            45cm      0.756mm
            60cm      0.916mm
     ビーム拡がり角=0.59mrad(最小2乗法による)
     測定装置等
         出射光を減光した後、ビーム形状解析装置にて検出

   

                15cm前方       ビーム径=0.43 mm  ガウシアン分布  円形(TEM00


               30cm前方      ビーム径=0.56 mm   ガウシアン分布   円形(TEM00
(4)光ノイズ(高圧電源が主たる発生源)
    高周波ノイズ(1/fノイズ除く)
                  最大値  −109dBm  at 43.9kHz  (30dBアンプ)
           


                  測定範囲   0〜60kHz  (6kHz/div)  Refレベル −40dBm (10dB/div)
                  ノイズレベル  −109.2dBm


      測定範囲   42〜44kHz (200Hz/div) Refレベル −30dBm (10dB/div)
      ノイズレベル  −113.8dBm(ピーク値)
                   
      ノイズレベルの両者の違いは測定時のバンド幅の相違による

   測定装置等
     出射光をAPDS2381;浜松ホトニクス製)で受光し、HP製30dBアンプにより増幅した後スペクトルアナライザ(TR4171;アドバンテスト製)で解析
(5)連続動作
 低温環境下での連続運転(10℃以下48時間) 正常動作


      光で物理量を高精度に計測


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