化学TB 資料3 原子の構造

  2年    組    番 氏名(                                   )

原子の構成

                     質量〔g〕                  電気量〔C〕

            陽子     1.673×10-24        +1.602×10-19

     原子核 

原子         中性子    1.675×10-24          0

     電子             9.109×10-28       ‐1.602×10-19

原子は、(        )とそれを取り巻く負の電気を持つ(       )からできている。

原子核は、正の電気をもつ(       )と、電気をもたず、陽子とほぼ同じ質量の(          )からできている。

原子の中では、陽子の数と電子の数が等しいため、原子全体としては電気をもたない。

原子核の直径は約(        )mで、水素原子の直径約(        )mと比べるとはるかに小さい。陽子や中性子の質量は、電子の約(       )倍だから、原子の質量は原子核の質量にほぼ等しい。

原子番号と質量数

元素の種類は、原子核内の(陽子)の数で決まる。

原子の化学的性質は原子の陽子の数、つまり電子の数で決まる。

質量数=陽子の数+中性子の数

原子番号=陽子の数(=電子の数)

同位体(アイソトープ)

同じ元素でも質量数が異なる原子、つまり中性子の数が異なる原子がある。

同じ元素の同位体は電子の数が等しいので、ほぼ同じ化学的性質を示す。

自然界にある同位体の存在比は、それぞれの元素ごとにほぼ一定している。

例 a 水素原子           b 重水素原子

 

電子殻と電子配置

原子中の電子は、原子核を中心としたいくつかの

決まった軌道上にだけ存在する。=電子殻

内側から外側へ順に

           K殻、L殻、M殻、N殻…

電子の最大数   2、 8、 18 、 32…

原子は原子番号と同じ数の電子をもち、電子はエネルギーの低い内側の電子殻から順に入っていく。

 

原子の電子配置を表した図è ボーア模型

 

最外殻電子と価電子

原子中の電子のうち、最も外側の殻にある電子を(最外殻電子)という。

原子がイオンになったり、他の原子と結合するときに重要な役割をする。

最外殻電子を(価電子)ともいい、価電子の数が同じ元素は、化学的性質が互いによく似ている。

希ガスの電子配置

ヘリウムHe、ネオンNe、アルゴンAr、クリプトンKr

単体は常温で気体であり、分子が原子1個からなり(単原子分子)他の原子と化合物をつくりにくい。

最外殻電子の数はHe(2個)を除いてすべて8個である。このような電子配置はたいへん安定で、化学結合しにくいため、価電子の数は0とみなす。