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ポチワンダーランド


ギター音楽お奨めCD選集



ギターのCDは、一般のレコード屋さん(今はCD屋さんていうのかな)にはそれほどおいていないので、現代ギターとか、ギターの専門店(アンダンテ、ファナ等)や山野楽器、ヤマハ、河合等の大きな音楽ショップ、石丸電気等の電気屋系音楽ソフト店(輸入版の在庫が豊富で安く買えるのが嬉しい)等で探すしかありません。通販やネットでの購入は私自身トライしたことがないので事情は判りませんが。

私のギターのCDコレクションは、一般的な愛好家のレベルに毛の生えた程度だと思っていますがその中からお奨めのCDをリストアップしてみました。聴かれていない盤が有りましたら要チェック!
まあ人それぞれ趣味がありますから強要はしませんが。
本当は外れ盤のリストを載せておくと一番良いのかもしれませんが、ネット上に公開するのはマズイのでご勘弁の程を。
以下順不同、CDの棚から出した順番といった所です。一応演奏者毎にまとめてあります。


演奏者 CDタイトル お奨めの曲 推奨理由
金 庸太 内なる想い 二つのリディア調の唄 選曲と演奏の素晴らしさは言うまでもなく収録曲全てが隅々まで弾きこまれ演奏者とギターが完全に一体化している。エンディングのアリランは金さんのアレンジで本来ソロだが、このアルバムのプロデュ−スを手がけている福田進一さんとのデュオ版となっている。
ゾーラン・ドウキッチ Tarrega,Antonio Jose,Bach,Takemitsu ホセのソナタ、バッハだけど収録されている作品全てがお奨め 音楽の躍動感が実に自然で素晴らしい。音も美しく幾ら聴いても飽きない演奏。この選曲でこれだけ夢中になれる彼の技量はアンビリーバブル。彼ほど素晴らしいギタリストには今だかつて出会った事がありません。僕にとってNO.1ギタリストです。
バルエコ ピアソラタンゴの歴史 タンゴの歴史 フルートとのデュオでこれだけ楽しめたのはバルエコが初めてでした。単なる伴奏に終わらず美音と素晴らしいリズム感、テクニックがフルートを支えています。
セゴビア セゴビアコレクション第2集〜協奏曲集スペインの城 ある貴神のための幻想曲 ロドリーゴがセゴビア自身の為に作曲しただけあってセゴビアの演奏も気合が入っているのが感じられる名演。
セゴビア セゴビアコレクション第6集〜ボッケリーニ賛 ソナタボッケリーニ賛 CDタイトルにもなっているテデスコのソナタ「ボッケリーニ賛」を学生時代レコードが擦り切れるまで何度も聞きました。
セゴビア セゴビアコレクション第7集 カバティーナ組曲、ポーランド組曲 タンスマンの曲は、やはりセゴビアの演奏が一押しになってしまいます。これまた学生時代に良く聞き(弾き)ました。
セゴビア セゴビアコレクション第15集 コンポステラ組曲 20年以上昔、モンポーのこの組曲を録音したセゴビアのカセットをギター部の部室で始めて聞いた時、鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えています。
セゴビア セゴビアコレクション第16集 ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ アルバートハリス作曲の地味な曲ですが、FM放送から流れてきた演奏を聞いてずっとレコードを探した思い出があります。
ナルシソ・イエペス 12の練習曲/5つの前奏曲 練習曲1番、10番 10弦ギターによるヴィラロボスの練習曲集は衝撃でした。特に1番の怒涛のようなアルペジオ。10番のスラーを弾きながら低音を歌わせるテクニックは圧巻。
ジョンウイリアムス 月とカマキリ〜ギターデュオ曲集 ジョンゴ、不良少年 パートナーのティモシーケインはオーストラリアのギタリスト。ジョンの二重奏ではブリームとの録音が有名ですが、このCDではジョンの違った顔が見れます。ジョンゴと不良少年は、共に素晴らしいとしか言い様が無い演奏。
パウロ・ベリナティ The Guitar Works of GAROTO Gente Humilde 全曲Garotoの作品からなるこのアルバムは、ボサノバギターを好きな方でしたら特にお奨め。複雑なコード進行には、美しさが溢れています。
デヴィット・ラッセル Message of the sea Roslin Castle ケルト音楽をギター一本で表現したこのアルバムは、ギターのいわゆる有名曲は、全く含まれていません。それでもどの曲も懐かしく感じるのは不思議です。
ロサンゼルスギターカルテット LABYRINTH(ラビリンス) Quiccon、A列車で行こう 初めてLAGQの演奏を聞いたのがこのCDでした。とにかく強烈な印象ですぐに他の彼らのCDを探しにレコード屋に行きました。
ロサンゼルスギターカルテット For thy pleasure ブランデンブルグ協奏曲第6番、3番 彼らの演奏するバッハは、オリジナル以上の輝きを持っていると思います。ギターで奏でるバロック音楽の楽しさを教えてくれるCD。
アンドリューヨーク Denouement In sorrow's wake、 Emergence ヨークのソロアルバム。とにかくカッコいい曲が多い。ヨークのセンスの良さが光ってます。
セルジオ&オダイルアサド Latin American music for two guitars タンゴ組曲他 ピアソラのギター音楽が、ここまで流行ったのは彼らの演奏に負う所が大きいと思います。超絶技巧のオンパレードです。
セルジオ&オダイルアサド Alma Brasileira Baiao Malandro、Jobiniana No.1、Frevo どの曲も魅力に溢れていて絞込みが難しいです。とにかく彼らの演奏が気に入ったのなら買って損の無いCDです。
セルジオ&オダイルアサド 移住者の物語〜南米の魂 水とワイン、幼年時代 ピアソラ、ビラロボスの作品も魅力的ですが、CD最後のジスモンチの2曲は圧巻。
ペペロメロ ロドリーゴアランフェス協奏曲 ギター協奏曲ニ長調 テデスコの代表的なギター協奏曲。セゴビアの演奏も素晴らしいですがロメロの録音も大変魅力的。
モンテス・キルヒャー PLAYS MONTES Four pieces in popular style ギターのデュオアルバム。作曲者モンテスの作品は、優しさに溢れています。心が癒されるような音楽。
鎌田慶昭 リブラソナチネ アラベスク、リブラソナチネ 我が師、鎌田慶昭氏の素晴らしい演奏が聴けます。特にフランスの作曲家であるクレンジャンスやディアンスの作品の演奏は特筆物。
村治佳織 アランフェス協奏曲 ギター協奏曲ニ長調 表題作より彼女が昔「題名の無い音楽会」に出演した時、演奏したテデスコの協奏曲の最終楽章の印象が強烈に残っています。前作のカバティーナからまた上手くなったのが感じられます。
福田進一 ソル作品集2 幻想曲ニ長調、パイジェルロのうつろな心の主題による第5幻想曲Op.16 全篇19世紀ギターを使用した意欲的なアルバム。余り馴染みのないレパートリーがとてつもなく美しく楽しい。ソルって凄い作曲家だったと再認識。それにしてもついこの間ソナタアルバムをリリースして驚かされたばかりなのにこの多作ぶり、福田さんはやっぱ宇宙人だ〜。
福田進一 ソナタ ヒナステラ、ポンセ、アサド、ブローウェルのソナタ集 福田さんの今一番脂の乗り切った演奏がこの1枚に集約されている。どの演奏も素晴らしく内外演奏家のギターCDの中でも傑作の1枚だろう。ファンでなくても買って損の無いアルバム。ヒナステラとブローウェルが特に気に入ってます。ポンセの3番はスルメみたいに噛めば噛むほど味がある名演。とにかく上手い。(パチパチ)
福田進一
フェルナンデス
タンゴミレニアム センテナリオ通り他多数 とにかくアレンジと選曲が素晴らしい。演奏も前作に比べかなりアンサンブルとしての質がアップ。
福田進一 AQUARELLE AQUARELLE、すき焼きソング アサド作曲の表題作はとにかく凄い。渡辺香津美のすき焼きソングもクラシックギター奏者とは思えぬノリがお洒落な仕上がり。
福田進一 all in twilight コユンババ コユンババを初めて聴いたのがこのCD。とにかく熱い演奏です。
渋谷 環 Invocacion y Danza 祈りと舞踏、ロッシニアーニ第一番他 彼女が19、21の時の発売したPAGE19、21の復刻版。録音してから20年経つが演奏の新鮮さにはいささかの翳りも無い。このCDを聴けば既に彼女は若くしてヴィルトオーゾだったことが良く解るだろう。
高田元太郎 ピアソラ・ブエノスアイレスの四季 ブエノスアイレスの秋 本当は生が一番お奨めのギタリストですがCDしか聴けるチャンスの無い方も大勢いらっしゃるので散々悩んだ末、入れました。CDも悪くないんだけど生の高田さんのステージは全身からほとばしりでるpassionがとにかく凄いんです。カルレバーロ奏法も見れるしCDじゃそこんとこが伝わらないのが残念・・。DVDならいいかもね。
渡辺香津美 おやつ 上をむいて歩こう,NEKOVITAN X 渡辺香津美のオールアコースティックギターによる録音。上をむいて歩こうはボーカル入りだがとにかく聴いていて楽しいアルバム。NEKOVITAN Xは、多重録音による二重奏。パコデルシアのフラメンコを思わせる。

とても10枚ぐらいでは収まりそうに有りません。
未だ全部チェック出来ていないので順次追加していきます。