観戦記 == FORMULA-NIPPON #02 美祢 ==


1998/05/17

決勝

またしてもスタートで事故! 前回のGTのことは事の顛末をいまだによく知らないのでなんとも言えませんが、 美祢のえふぽんに限っても昨年観客席にも被害が及んだ事故が起こったばかり。 今回も原因はエンジンストールなわけで、 このままほっといていいもんなんでしょうかねぇ。

とは言え、じゃあどうするっていわれてもいい案があるわけではないのだけど。

しかし例えば富士あたりじゃあエンジンストールなんてあまり見たことないのに 美祢では昨年に続いてですよね。これはやっぱり何か理由があるんだよね、絶対。 あ、でも鈴鹿とかでも結構あるな。 ってことは、スタートを決めるのが重要なサーキットで起こりやすいってってこと か。 これは、ドライバーが力んじゃってストールさせる確率が高くなるのか、 それともスタート重視のセッティング(ってどんなんだか知らんけど) だとストールしやすくなってしまうのか。どうなんでせうか>識者のみなさん


それはともかく、 今回はファーマンがスタートできず、 正美が1コーナーで沈没、 フォンタナもトラブルで早々にリタイアしてしまい、 トップに関しては独走状態になってしまいました。 少なくともフォンタナが生き残ってたら本山とのバトルが凄かったに違いないのだけどなぁ。

その後ろの寿一も前回の鈴鹿ほどの凄さを見せてくれることはありませんでした。

# そんなに毎回毎回あんなことはできないってか?(^^;;

その一方、前回同様の大暴れ(一人相撲?)を演じていたのが野田。 ヨーロッパで経験つんだだけあって グーセンのえげつないブロックも見事にかいくぐり、 3位を行く道上にもすぐに追いついたあたりはさすがじゃ〜ん って感じだったのに。 なんでスピンしちゃったのでしょうねぇ。

ま、それはともかく今回は、本山(というかルマン)が優勝してよかったです。 ちょっとできすぎっぽい気もするんだけどさ。(^^;;


ところで、残念だったのは山西。 序盤は結構いい位置にきてたのに中盤あたりからずるずると後退してしまったのです。 で、これは体力不足が原因のような気がするのです。

でもなぁ、もうえふぽんに参戦してからかなり経つわけで、 いまだに体力不足の問題を抱えているとすると この先も改善の見込みがあまりないような気もします。 もし今回の後退の原因が体力ではなくて何らかのトラブルだった、 ってことならまだ安心できるのですが・・・。

逆に期待以上だったのは道上ですね。ウェットだけじゃなくてドライでもいけるじゃない!

あと、グーセンも今年は速いですね。 松本恵二さんのチーム監督としての能力ってすごそうです。 雑誌などに出ているグーセンの松本評を読むと
「彼は元ドライバーだけあって、僕がいいたいことを完璧な形でエンジニアに伝えてくれる」
「チームがシステマチックに動くようになった」
みたいなことを言っていて、特に最初のコメントなんて 「そういえばアピチェッラも同じようなことを言っていたなぁ」と思い出します。

やっぱり
監督だって客寄せ目的で選んじゃダメ
です。 監督次第で成績も変わり得るんだ、ってことを今年の5ZIGENは証明してます。

それにしても、利男さんとか立川クンとかまた出てなかったなぁ。 今年はだめかな・・。



原文作成:98/05/18 加筆訂正:98/05/19

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