観戦記 == FORMULA-NIPPON #04 鈴鹿 ==
行ってきました、鈴鹿。とにかく暑かった〜、の一言。
今回は久々に日曜だけの観戦だったんでまだましかも知れない。
昨日から見てたらきっ今ごろ死んでます。
というのはさておき。
決勝前は「優勝経験者が一人増えるかな」と予選結果を見ながらわくわくしていたんですが、その希望は1周めの1コーナーでもろくも崩れてしまいました。
でも、10周目あたりかな、トラのペースが上がらず影山兄がタイムを詰める場面があって、結構わくわくしたんですよ。
トラって独走するか、ガンガン突き上げるかどちらかで、じわじわ追い上げられるっていう場面に遭遇したことないでしょ。
そういう場面に立ったとき彼がどうしのぐか、これは見物だ、と思った。
なのに影山兄ときたら、ちょっと後ろにつつかれただけでトラを追撃するどころか防戦だけで精いっぱい。
情けない。
その影山兄をつついていた光貞もスピンしちゃうし。
やっぱり彼らが優勝するのはまだ先みたい。
で、光貞に代わって兄をつっつく役になったデラロサは相変わらずの超手堅いレース。
なにがなんでも抜いてやるっていう気迫があまり感じられず、見ているほうとしてはちょっと欲求不満に陥りました。
トラに対抗できるやつといえばやっぱりフォンタナだと思うけど、彼はF1との掛け持ちになってしまったのでちょっと苦しいかもしれませんね。
正式なF1ドライバーになった今、チャンピオンに対する意欲も以前と比べて薄れてくると思うし。
本当は山西クンがトラとバトルできるくらい成長してくれると一番嬉しいんだけどね。
今回の予選の好成績を見るとちょっとは期待できるかも。
フォンタナのマシンはピットウォーク中もスタッフはずっとメンテナンスしていました。
彼のマシンの4本のタイヤが秤みたいなトレイに載せられていたんだけど、
(写真でも確認できると思います)
あれは荷重が均等にかかっているかをチェックするためなのかな?
それから、銀色の長い棒でフロントタイヤの間隔を計ったりとかもしてました。
土曜のクラッシュの影響で相当バランスが悪い状態になっていたんでしょうね。
本間監督も深刻な顔をしてたし。
ルマンのピットと正反対だったのがセルモ。
クルマがそのまま走りだせる状態で置いてありました。
スタッフの姿もまったくなし。
今シーズンのセルモの調子の良さが伺えますね。
(な〜んて言ってるけど昨年も同じ状態だったかも知れませんけどね。
ほとんどピットウォークなんてしたことないから今までのことはよく知らんのです(苦笑)。)
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