よしぎう

レモン牛乳

関東レモン

私は数年前に東京から宇都宮に転勤してきたのだが、宇都宮へ来てはじめて
見たもののひとつがこの「レモン牛乳」である。
乳飲料にはコーヒー、いちご、フルーツなどがあるが、レモンは見たことがなかった。

気づいていない地元民も多いようだが、どうやらこれは宇都宮名物らしい。
この「関東レモン」ともうひと銘柄あるが、どちらも地元乳業の製品である。
入手方法だが、コンビニやスーパーでいともたやすく手に入れることができる。
ちなみに「関東レモン」はセブンイレブンで200mlと500mlを売っている。

さて、味のほうはどうだろうか?さっき買ってきた関東レモン500mlを開けてみよう
コップについでみる。黄色い。いかにも「着色料入ってます」てな黄色である。

いつも思うのだが、レモンを搾っても黄色にはならないし、青りんごを搾っても、緑色は出ないはずだ。
そりゃ、少しは皮から色が出るだろうが、青りんごサワーの鮮やかな色はどう考えてもウソである。

さあ、一口飲んでみよう。....甘い。イチゴ牛乳並みの甘さである。
そして、「レモン」の名を語る上では致命的なのだが、酸っぱくないのだ。
まぁ酸っぱい牛乳と言うのもいただけないが.....
この味を一言で表すなら
「30円のミルクバー(注)を溶かして飲んだ味」
となる。

(注)昔よく売ってた銀紙に包まれたアイスバー。ミルクでありながら、ラクトアイス以下の「氷菓」であったと記憶する。
今でも30円かどうかは知らん。


次に原材料をみてみよう
レモン果汁はもちろん、酸味料すら入っていない。これでは酸っぱくないのも当然である。
成分を大まかに分けると牛乳+糖類+香料というシンプルな構成で、最近の清涼飲料によくある
正体不明な成分は入っていないところに好感が持てる。
そして決めては「黄色4号」これが入らなくてはレモン牛乳とはいえない(ってさっき言ってたのと違うやん)
しかし、これ、香料と着色料抜いて、温かくして飲んだらおいしいんじゃないだろうか.....



皆さんも宇都宮へ来る機会があったら餃子食べて満足せず、是非味わって欲しいものである。