1998年9月7〜8日 秋田県能代

くろまつ丸でマグロ!


9月6日朝6時30分神奈川県川崎の私の家を出発しました、私が計画を立てたのでゆったり設定です。釣りをする前日に着いてゆっくり寝て次の日釣りをするという贅沢な設定です。行程740Km9時間たっぷりかかりました。その日は加藤船長と懇親をかねて皆で飲みに行きました。とても楽しくてつい飲み過ぎてしまいましたので次の日は二日酔いと寝不足で参りました。

9月7日午前4時能代港を出発!後ろに見える白神山地がとても綺麗でした。

行程2時間弱久六島がありました、うねりと風が結構あり二日酔いと寝不足の私はちょっと気分が悪かったです。この日はマグロの機嫌が悪く鰯も居ない、それでも時々ナブラがたつのでキャストを繰り返すが反応がない。シイラもいるがルアーを追いませんでした。

時間待ちでバーチカルをやると石子君にアイナメが来ました、続いて海野くんにもアイナメが来ましたが私と谷川さんには釣れませんでした。

しばらくして沖に出てナブラを追いましたが、釣れそうで釣れないモードらしく今度はタラを釣りましょうとのことで水深200mに移りました。300gのジグをつけ落としたとたんにホッケが来ました魚は小さいがとても重くて参りました。この魚は落とせば釣れます、海野くんは船長にこれをつけろと言われてサビキをジグの前につけたところ、重い重いと上げてみたら10本針のサビキとジグに1匹の11匹釣れました!すごい!

今日は見込みがないので早上がりしておかず取りにアジとヒラメとメバルにソイを釣りました。この仕掛けは全部同じサビキで釣りました.......このサビキがすごい。幹糸12号にハリスが10号と相模湾では考えられない仕掛けでした。このサビキでヒラメの10Kg以上でも大丈夫と船長が言っていました。この日は石子君にヒラメ(ビギナーズラック)海野くんに大きいソイが釣れました。コマセを使わないのでジギングと同じだな.......。

今回のメンバー左から石子、大久保、谷川、海野

くろまつ丸の加藤船長


9月8日午前4時出発、天気予報では8mの風とあり私たちは行けないのでは...と思いましたが船長は何かを感じたらしく取り合えず久六島に行きましょうと言った。うねりが強く帰りは大変だと思いながら2時間ちょっと走ると、久六島には鳥がたくさん来ていました!これはチャンス全員波をかぶってもミヨシにつかまって鳥山を捜しました。そしてついに出ました!凄い遠くから見ても凄い水しぶきがあがってでかいマグロがイワシ団子の周りを跳ねてる....そこだけ海の色が違って見る!

まず先に投げた石子君と海野くんにヒット、すぐに後ろに下がって貰い続いて私にヒット!でかい!凄いパワーでラインを引き出されあっけなくラインブレイク!!  谷川さんもヒットしかし残念!シイラに邪魔をされてしまった。海野くんは3匹立て続けにバラシ船長にもっと大きなフックに変えろと言われリタイア、石子君はあと8mの所でバラシてしまった!結局シイラが1本だけでした...... 

午前8時 風と波が強くなり帰路につく、途中から雷雨で凄い雨になった。しかし能代港近くになると何事もなかったような天気でした。船長が後1時間有るのでおかず取りをすると言いました。

サビキでアジとソイを釣り帰港しました

反省点とこれからの対策

今回はマグロを掛けるまでのことしか考えなかったのでミノーを50m投げるためにラインをPE3号にしたのが大間違い!情報が色々有りすぎて考えすぎてしまいました。基本は20Kgのマグロをとるタックルでなければだめなのだ!

今回使用したのは全員ジグでした、なぜなら今日は風(8m)と波(うねり)がひどいのでミノーは投げにくかったからです。それとジグの方が色々小細工が効くのでジグにしました、サイズは1.5〜4オンスです。

ラインはPE4号以上リーダー80ポンド以上、ロッドもミノー用とジグ用でそれぞれヘビータックルを用意します。フックは出来るだけ大きいサイズに変える、以上3点肝に銘じてリターンマッチを組もうと思います。

加藤船長待ってて下さい!

kuromatumaru