―□■ REVIEW >>> TЁЯRAファーストアルバム RЁVOLUTIΦN ■□―


アルバム製作プロジェクト発表からおよそ3ヶ月半弱。発売延期や突如2枚組みへの仕様の変更などを経て、ついに2005年3月11日、TЁЯRAのファーストアルバムRЁVOLUTIΦNが発売されました!無事発売当日の午前中に入手することができ、この日一日はもうずっと聴きまくってました(笑)勢いでカウントダウンフライヤーなんて作っちゃうくらいに発売が待ち遠しかったので、ようやく手にすることができて感無量なのです。

 そんなわけで、完全に勢いでアルバムの内容について全曲感想でも書こうということで特別ページを製作してしまいました。特定のアーティストにのめりこむことが殆どない自分にとってはここまでするのって非常に珍しいです…。お暇な方は是非お付き合いくださいませ。感想はあくまで個人的な意見に偏ってますので、必ずしも他の人が聞いてそう感じるというわけではないと思います。また、恐らく公式でのjunさんやNAOKIさんの曲製作コメントの内容とも全く違う受け止め方をしてる部分も多くあるかと思います。なので一個人の受けた印象はこんな風だった…ということにて受け止めてくださいませ。あと、 ぶっちゃけものすごいネタバレ含んでます。アルバム聞く予定のある方とかは本気で要注意です!

 あ、あと初出情報等については一応調べてはいるのですが、詳しくない部分もあり不備がある可能性が大きいです。なのでもし何か間違い等見つけましたら教えてやってくださいませ。(ペコリ)


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01 WE ARE(Album version)
 初出:ギターフリークス11&ドラムマニア10

 アルバムの冒頭を飾るのがこのWE ARE。勢いよく飛び出すサウンドが印象的なロックテイストナンバー。ギタドラはゲーム自体殆どやってないしギタドラサントラとかもちゃんと聴いてなかったので、この曲については今回のアルバムで初めてちゃんと聴きました。気持ちいいテンポとメロディで構成されてて、アルバムのスタートを切るに一番相応しい曲です。アルバムのスタートはこの曲以外にありえないとまで言い切れますよ(笑)

 今立っているここが自分たちのスタート地点であり、この場所は過去の歴史から未来へと繋がる中継点。どんなにちっぽけでも、一人一人の放つ光が過去を導き明日を作るのだから、堂々と前を向いて明日に向かっていけばいいんだ。

…ふとしたとき落ち込んだとき、足元しか見えなくなってるときにこの曲を聴いたら、きっとその飛び出して駆け出すようなメロディと力強い歌詞に誘われて、また明日に向かって歩いていけるような気になれると思います♪




02 ever snow 初出:DDRMAX2(ゲーム版ボーカル:小松代真)

 この曲はTЁЯRA正式結成前のjunさんとNAOKIさんの共作…でいいのかな?(つまり現在で言うTЁЯRA WORKSの前身となる曲)junさんのビーマニデビュー曲がコレだったような。ううむなんといいますかこのへんちゃんとした知識がないので間違ってたら切腹モノですね…うーあーすみません…;;

 これもゲーム版を事前に聴いたことなかったのでアルバム初聴きです。曲自体のノリはJ−ポップの王道路線ながらもしっかりと静かに降る雪の白さを感じる曲になります。そういえばポップンに収録されたNorth Windと世界観的に繋がってるのがこの曲でしたね。またこのアルバムに収録された聖なる鐘〜と共に、全体的に非常に切ない雰囲気の歌詞となってます。2番まで聞いてやっとその歌詞の真の意味が姿を現すのは他のナンバーにも共通して言えることですが、特にこの冬三部作(ever snow、North Wind、聖なる鐘が鳴り響く街…を勝手に命名)に於いてはその傾向が顕著だというような気がします。やっぱロングでその真価を発揮してる気がしますね。

切なく消えてゆく恋の歌、雪が舞い散るその姿はまさにこの恋そのもの。刻まれた足跡を覆い隠すほどに降り積もり…そして、やがて溶けてゆく…雪。




03 STARS☆☆☆ 初出:ポップンミュージック8

 TЁЯRAのデビューを飾るのがこの曲。このアルバムに発表される以前にもあちこちで別バージョンが多々発表されてます。ボーカルベスト5やVレアサントラの4に収録されておりますので、持ってる方は是非聞き比べてみてください。どれもかなり雰囲気が異なります。そんなわけでTЁЯRAの曲の中で一番バージョンが多いのがこの曲。故にどのバージョンが好きか、このアルバムに収録されたロングバージョン含めて意見が割れそうな気がしますね…(笑)

  このアルバム版は生演奏らしいのですが、自分は実は正直に申しますとこれ第一印象では微妙かなぁと思ってしまいました…。いや決して悪いというわけではなくて!…というのは、この曲に限って言えば、今回のバージョンにて生演奏になったことで、ゲーム版にあったトランスっぽい部分が消えてしまった感じがしたのですよね…(また、この曲についてはどのバージョンでも若干曲に対してボーカルが弱いかなと言う印象もややあったりしますが)とはいえ、よくよく聞いてみるとその点はその点で、また別の良さがあるのです。他の収録曲と比べても、ゲーム版とこのアルバム版とでは結構違いがはっきりしている方だったために最初は違和感の方が強かったというだけで。最初は音程が違う…?と思ってたんですが、アルバム版は裏のハモリがちょっと弱めなんですよね。それで全体的に低く聞える。あと、デビュー当初と比べてjunさんの声が凄く大人っぽくなったと言うか、すらっとしてて歌い方も変わっている気がしました。

  なんだかんだ言ってますが、自分この曲がなかったらやっぱりTЁЯRAにはまっていなかったのですよ。凹んでる時とかよく聴いてたし、色々と思い入れが強い曲なのであります。

 焦って、悩んで、苦しんで、目の前の現実から逃れようと目を閉じて…でも、それでも現実は変わらない。今を失うのが怖くて、前に一歩踏み出すことが出来ない。丁度、何かの節目に差し掛かったときに抱く胸のざわめき…その葛藤。けど、それに負けないで自分の力を信じよう。始まりは誰にだってある。夢への道を開くのはまさに今なのだから。 




04 夢幻ノ光
 初出:ポップンミュージック12 いろは

 アルバム発売前夜に、本命ULTiMΛTE、対抗馬夢幻ノ光、大穴ビリオンとかいう話を友人としてたんですが、まさにそんな感じで、注目株に相応しく夢幻ノ光のロングはものっすっごい素敵でした!この曲目当てでアルバム買った人も少なくないんじゃないかなぁと思います。いやはやこの曲は個人的に全体として完成度が高いと思います。多分TЁЯRA楽曲の中で一、二を争うんじゃないかなぁ(笑) やっぱハイパージャパネスクというだけあって和楽器がいい味です。和の楽器のあっさりとしてそれで強すぎず弱すぎない音の特性とjunさんのボーカルとの相性がとてもいいのかもしれないです。

  まさに時は秋の夜。薄の穂のざわめく音と虫の音が支配する月夜の下、失っては戻らない恋を偲んで紡ぎ出される言霊。けれど過去をどんなに思っても、どんなに祈りをささげても、雁が空を去り行くように、ただただ時は常に移ろうのみ。それは決してとどまることなど…なく…




05 ULTiMΛTE 初出:beatmania IIDX RED

 個人的な大本命曲ですwコレ本命って人他にいるのかな…?(笑)ううむーでもとにかく大好きなのですよーそんなわけでULTiMΛTEがDoLLほど注目されないのが個人的に残念だなぁと常々思ってしまうわけです。そんな思い入れを語りまくってたら友人に微妙に引かれた…(苦笑) 

 この曲自体ははじめからDoLLの続編的なものというコンセプトで作られたようです。けれどあくまで踏襲しているのは雰囲気のみで世界観自体は全く違う。また、歌詞は珍しく男性視点となっております。公式サイトのコメントから推察すると、サビメロの部分の運びは当初違った模様で、それに伴って歌詞も変わらざるを得なかったとのコトなので、元々が一体どんな風だったのか激しく気になります…w そういえばアーケードでは歌詞が全く聞き取れず、殆ど何を言っているのかよくわからなかったのですが(プレイ時はエコーの調節がものすごく難しいです…)REDサントラに収録された際にはボーカルが激しく聞き取りやすくなってて、一瞬別の曲か!?と驚いたこともありました(笑)

 この歌詞の世界観が個人的に非常に好きなのです。かなりファンタジー調なのでこれまた他の楽曲と違った感じを受けるかもしれないのですが、でもやっぱりファンタジーでもそこはTЁЯRAワールド。ゲーム版では語られきれなかったこの世界の全貌が今壮大な一つの物語として4分15秒の間に収められたのであります(笑)うん、やはり聴き所はクライマックスの部分。ゲームサイズのものと違った感じに仕上がったロング版の良さはとにかくそこに詰まっていると思います。オススメ!!オススメなのです!!!(強調)


 …力はあっても、その力を持つことの意味を知らなかった。
 汚染され狂ってしまった世界を疎み、
 最早その瞳はただただ目の前の情景を映すのみだった。けれど…
 
 自分よりも遥かに儚く弱い存在なのに、

 誰よりも揺ぎ無い強さを内に抱く君。

 だけど失われようとする…それを 知った時…


 やっと…見つけたんだ。
 




06 『termination』(Album version)
 
  初出:ギターフリークス10&ドラムマニア9
  (オリジナル版ボーカル:今井優子)

 TЁЯRA WORKSとして作詞をjunさん、作曲をNAOKIさんが担当しています。今回は『ever snow』同様ボーカルがjunさんのバージョンなので、元の曲がおなじみになってる人にとっては今回のアルバム版はまた違った印象を受けるんじゃないかなぁと思います。やっぱチラッと聴いた限りではゲームバージョンの方が大人っぽい感じに仕上がってた感じですかねー?とりあえず歌詞内容としてはNorth Windと通じるものがあると思います。ただ違うのは、別れを選んだのは自分であるということ…。切なくて、辛いけれど…そう…終わりはまた一つの始まりなのだから…
 この曲サックスがやはりポイントでしょう(笑)ここは絶対外せないですw 全体的にも綺麗なメロディ、煌きを感じさせるような構成が非常に印象的です。




07 蒼い衝動〜SF cyborg TRANCE MIX〜 Remixed by Sota Fujimori

 初出:beatmania IIDX 8th style(オリジナル版ボーカル:YUKI)

  これもTЁЯRA WORKS作品。作詞がjunさん、作曲がNAOKIさんでゲームバージョンはボーカルがYUKIことくにたけみゆきさんでした。J-TRANCE(だったよな…?)のジャンル名の通り トランス要素を織り込んだナンバーで、今回のアルバムでは更にリミックスがかかり7分超という長さで収録されてます。ゲーム版は確か2分もなくてとても短かった印象があったので、余計に長く感じますね(笑) コナミ一のシンセマニアと自負するSota Fujimori氏によるリミックスに加え、『termination』や『ever snow』同様ボーカルがjunさんに変わってるので、原曲とはかなり違った印象を受けます。なんというかオリジナルバージョンの方のエッジの効いたYUKIさんの力強い歌がすごく印象的だったので(これまでそれがこの曲の一番の象徴かなとも思ってたんで)今回ではちょっとその辺は薄れて微妙かなーと一瞬(ホントに一瞬)思いました。 いやぁでもやっぱリミックス自体は流石Sotaさんいい仕事してるなぁって感じです。聴きこんでいると徐々にその良さが体にしみこんでいきますよ〜。さっきなんだかんだ言いましたが、このSotaさんのリミックスの形とjunさんの声はいい感じにマッチしてると思います。(ただしリミックスではないゲームバージョンの方(Disc2収録版)はやっぱり若干ボーカルがサウンドに負けがちかなぁって印象があるかなぁ…)

うん、このリミックス版、いつかACで叩きたいなぁ…プレイしてて楽しそう。




08 Raspberry vHeart

初出:ポップンミュージック10(ボーカル版初出:V-RareSoundTrack6)

 junさんのソロ名義の曲です。ボーカル有りバージョンはVレアということでなかなか手に入らないし、ボーカルずっと聴きたかったので今回アルバムに収録されるのが決定してひたすら喜んでました〜w 曲はとにかくキュートでキャピキャピ(死語)なナンバー。コレまでの曲とがらっと変わって凄く元気なアップテンポなラブソング。カラフルポップ。インスト版よりもボーカル版の方が一層カラフルだーと改めて思いました(笑)  …実はこの曲インスト版ではさほど好きというほどでもなかったんですよね〜。でもこのボーカル版の中毒性は何!?(笑)めっちゃ予想外にはまっております!なんでだろう…wちなみに英語版はIIDXREDに収録されてますが、そっちよりもやっぱりこっちの日本語ボーカル版がいいなぁと思いました。この曲にはやっぱりjunさんの歌声がいちばんしっくりくるですー。




09 1/6billionth 初出:ee'mallオリジナル

 TЁЯRAの二人が活動を振り返るにあたって、決して話題から外すことの出来ないのがこの曲。ee'mallのオリジナル曲というなんとも微妙な位置付けだったりしますが(苦笑)この曲をめぐっての二人のやり取りはそれはもう凄いものだったと、インタビューなどでは毎回語られててそれがすごい印象的でした。なんていうか、ee'mall公式サイトの曲コメントみてもそのピリピリした雰囲気がびしびしと伝わります…うん、雰囲気がちょっと怖い…かも…(苦笑)

 そんなこの曲は個人的に大穴期待ナンバーだったのですよw基本的にベタベタした恋愛モノでない歌詞の曲の方が好きなのでずっとずっと注目してた曲でした。あと早くちゃんと歌詞が知りたいー!!と(笑) ただ今回のアルバム収録のロングバージョンではちょっとボーカルのキーが低めになってるので、ちょっとゲーム版に比べて落ち着いちゃったかなぁというのが第一印象。全然悪くはないんだけどあの全力で駆け抜けて空まで突き抜けるような感じ(どんな感じだ)が若干薄れて物足りないなぁとちょっとだけ…ちょっとだけね!でも何度も何度もずっと聴いてると、コレはコレでとても良いのです♪最初はやっぱりどうしても原曲のイメージ重視で聴いちゃうからな…。

  ロング版は曲追加されたイントロ部分が良くて好きですーw この曲はそう、悩んで迷ってる全ての人たちへ送るメッセージ。あなたの存在を信じているから…だから気付こう。自分自身に。そして胸張って明日へいこうって。




10 North Wind
 初出:ポップンミュージック9

 ハイパーJポップ第2弾のこの曲はever snowの世界を引き継いだナンバーで、個人的にもう何度何回聴いたかわからない曲です(笑)やっぱりこの曲はロングがいいんですロングが。ロング大好きでっす。その辺は語りすぎて今更過ぎるのでここではもう割愛しますが、ゲームサイズではわからない真の物語…北風とそして、もう二度と泣くことがないというその本当の意味がまさにここにあるのです!やっぱりロングを聴かなきゃ始まらないんですよ!(断言)

 これのロングはポップンミュージックのボーカルベスト5に既に収録されているし、それと比べても今回のアルバム収録版は特にそれほど大きくリアレンジされてるわけでもないので(全く同じではないですけど)他に比べるとそこまで新鮮味はなかったですかね。でも生演奏バージョンなのでそこがまたちょっと新鮮な印象でした。ボカベ5版に比べてドラムやベースの音が大分前のほうに来てる感じかな?でもドラムちょっと軽い?(楽器関係あんまり詳しくないのでよくわからんのですが)



11 BABY,BABY GIMME YOUR LOVE (Cyber Electronica R+B Mix)
 
  初出:DDR4thMIX(?)

 これが今回のアルバム用の書き下ろし曲…と、事前にはあったんですが、発売後の公式のjunさんのコメントによりますと、DDRに収録されたNAOKIさんの同タイトル曲の日本語歌詞書き下ろしバージョンというのが正しい言い方になるのかな?いやはやDDRはセカンドまでしかやったことないので全然知りませんでした…(汗)
 9分ととても長いので正直途中でちょっと飽k(ry これまでのTЁЯRAナンバーとはまた一味違う印象の曲です。R&B系。歌詞自体もホント普通のラブソング的にストレートそのままですね。珍しいと思います。でもコレは結構聞く人によって好み別れるかなー。個人的に最初は微妙かと思ってたんですが、聴きまくってたらそれなりにいいかなぁと感じるようになってきました。サイバー風味のメロディとアレンジがいいですね。やっぱSotaさん素敵。TЁЯRAとSotaさんってやっぱ相性いいよ(笑)でも…やっぱり繰り返しが多いので途中若干飽き気味になる部分が出てきてしまう点は勿体無いなぁ…と。



12 DoLL 初出: beatmania IIDX 10th style

 この曲がIIDXで発表されたことで一躍TЁЯRAが有名になったことは今更言うまでもない周知の事実。この曲にはまってアルバム買おうと思った人はかなり多いような気がします。それだけDoLLはインパクトの強い曲だったわけですね。

 さて、ドキドキのロングバージョンです。イントロ部分にメロディが入り、ゲームバージョンとは異なって非常に緩やかに曲へ流れていきます。歌詞自体はロングになってますがそれほど歌詞世界の印象が変わった感じはしなかったかな。正直どうロングになるのか予想がつかなかったんですが、新鮮さを感じるというよりも追加箇所は無難でなんとなくそれなりに納得って感じです。ゲームバージョンは余計な部分(というと誤解を招きそうだが)を最大限に削ってすごくスマートに伝えたい部分をしっかり伝えるべく仕上げてたんだなぁと改めて思いました。メロディも一気に最初から引っ張って勢いよく乗る感じだったし。 これまでDoLLは曲が短めで割とあっさり終わるなぁと思ってましたが、今となってはあの無駄のない短さがよかったのかなとも思いました。…とかなんとかいってますがロング良いですよ!!!やはりクライマックスへの運び方、そしてラストですね。ラストおなじみのピアノのちゃららららら〜という例の階段(笑)部分はないのですが、そのかわり綺麗なピアノメロディで締めくくられてます。そこがまたぐっと来ます。非常に痺れます。

 そんなわけで、ゲームサイズにはゲームサイズの良さ、ロングにはロングのよさがそれぞれあって、単純にどっちがいいかという風には分けられない曲なんだなぁと思いました。



13 聖なる鐘が、鳴り響く街
 初出:2004年コナミスタイルクリスマスキャンペーンソング

 2004年のコナミスタイルでのクリスマスキャンペーン時に発表され、製作過程の各バージョンごとに区分けされ発表、サイト上で視聴ができるようになっており、更にクリスマスイブ当日だけ1番がフル視聴できたというイベント用の曲でした。 もうこの曲はクリスマスイブ当日パソコンつけっぱなし&コナスタHP表示っしっぱなしで一日中エンドレス聴きまくってましたよ!(ノンフィクション)

  単純なラブバラードかと思いきや、しかしながらこれもやっぱり2番以降があってこその曲なのですねー。聖なる鐘が鳴り響くその本当の意味は…まさにそこに隠されていたって感じです。もしかしたらこの曲の歌詞が今回のアルバム収録曲のうちで一番切ないんじゃないかなぁ…。コレばっかりは是非ちゃんとこのアルバムで最初から最後までフルで聴いてほしいのです。



14 ESCAPE TO THE SKY ★彡(Album version)

  初出:ギターフリークスV&ドラムマニアV

 ギタドラVで発表されたTЁЯRAの当時の最新曲。ハイパーJロックの系統にあたるこの曲は、今までとは打って変わって歌詞の方がかなり強気な口調なのが特徴でしょうか。最初は吃驚したけど、ああ-こういうのもアリなんだなぁと。気持ちいいくらい自分の想い貫いて元気に飛び出してる感じが良いです。とても爽やか。個人的にロック系はあまり好きな系統ではないと思ってたんですが、うーん、これは結構好きかもしれないなぁ。今回のアルバム、WE AREではじまってこの曲でしめるという構成は非常に良かったと思います。というかやっぱりトリはこの曲しかないですよ!(笑)しっとりと締めくくるんじゃなくて、更に加速するように次のステップへ行こうという感じを受けます。きっとほら2枚目のアルバムへの入り口がここにあるんだよ!!!(期待するの早すぎだから)

  …狭い所に縮こまって埋もれる気はさらさらないの。予想外のことが起きる世界の中で、信じられるのは自分だけ。戦いもしないで一緒に共倒れなんてゴメンだから。だから飛び出そう、あの青い空の向こうへ!


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DISC2  Dance Dance Revolution feat. TЁЯRA NON STOP MEGAMIX


 当初リミックスCDと聴いていたので全く違うものを予想していたのですが、蓋を開けてみればDDRアレンジ。リミックスというよりもむしろこっちの方が原曲ベースなので、特に1枚目に収録されたロングバージョンの曲よりもゲームバージョンの方が基本的に好きだって人はこっちがオススメです。うん、これ予想外に良かったですよー。ノンストップメガミックスって何か無駄に長ったらしそうだなぁとかうっかり思ってましたが(何だと)全然そんなことないですね。基本的にゲームバージョンの収録ですが、ノンストップメガミックス版なので短くいちいち切れたりしないから一気に聴けていい感じだし全然飽きが来ないです。所々DDRおなじみの例のMCが入りいい味出してます。選曲画面の雰囲気なんか、あーまさにDDRに入ったらこんな感じだなぁってwやっぱTЁЯRAのお二方のホームはDDRってことで、そこに対する思い入れは非常に深いんだなぁという感じがしました。

  これ含めて2枚組みになったのはかなりいい意味の仕様変更だったと思いますー。27分って適度な長さだしね。アルバム丸一枚通して聴く程の時間がない時なんかにいいですよ。

 ちなみに収録順は以下の通り。
 (激しくネタバレにつき要注意*反転してください)
 OP・タイトルコール〜ミュージックセレクト(DoLL→ESCAPE TO THE SKY★彡→WE ARE→夢幻ノ光→1/6billionth→North Wind→ULTiMΛTE→STARS☆☆☆)〜STARS☆☆☆〜North Wind〜1/6billionth〜DoLL〜WE ARE〜夢幻ノ光〜ULTiMΛTE〜ESCAPE TO THE SKY★彡〜BABY,BABY GIMME YOUR LOVE〜蒼い衝動〜Raspberry v Heart〜『termination』〜ever snow〜聖なる鐘が、鳴り響く街〜GAME OVER〜EDスタッフロール
 ※ever snow、『termination』、蒼い衝動は曲そのものはゲームサイズ版と同じですが、ボーカルはjunさんのもの。BABY,BABY GIMME YOUR LOVEも基本的にはオリジナルバージョンの収録。またRaspberryvHeartもボーカル版のゲームサイズになってます。聖なる鐘が、鳴り響く街はコナスタで視聴公開していた1番の部分ではなく、2番からラストまでのバージョンのようです。


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そんなわけでTЁЯRAアルバムの感想をだーっと綴ってみました!かなり偏見入ってたり、中途半端な知識しか持っていなくて的外れな発言してたり、感じたことを上手く表現できなかったり至らない部分が多々あったかと思います。…それでもとりあえず自分の思いのままに感想を書いてみました。アルバムはもう本気で本気で長いこと期待して待っていただけあって、(ぶっちゃけ去年春にアルバム出すとかって話を聞いてひたすらずっと待ち…その家庭で公式サイト閉鎖とかでマジ凹みしたりしつつOTLあれから丸一年ですからねー)あまりにも待ちすぎてて途中もし期待を裏切られたらどうしよう…とか思ったりもしたりしなかったり。うん、やはり色々意見とかあるかと思いますが、個人的にはかなり良い出来のアルバムだと思いましたー。第一印象で微妙?と思ったものも聴きこんでいく内にどんどん視界が開けてきて、色々な良さに気付くこともあってまだまだ暫くは手放せそうにありませんw

  TЁЯRAが好きだという人は勿論のことながら、ただのありきたりなラブソングではなく、物語性やメッセージ性の強い歌の世界が好きな人なんかには是非一度聴いてほしいアルバムです。コナミスタイルのアルバム特設ページでは現在曲解説なんかも順次公開中のようなので、そちらも是非チェックですのよ♪

それではお付き合いありがとうございました!


つーか公式サイト復活してくれないかなぁ…(ぼそり)


カウントダウンの締めくくりとして…ラストにアルバムのフライヤーですー(未熟さバリバリですみません…土下座)

20050329(050424一部追記、060204全体的に修正)