決勝 天気曇り 14時 スタート (51LAPS)
午前中降った雨もやみレース開始時、路面はセミウエットコンディション
1回目のローリングスタートは隊列が乱れた為、スタートやり直し。ARTA NSX
(8)に乗る金石はロックタイトNSX(光貞)を牽制、微妙な加速、減速を繰る返
して牽制しながらスタートラインへと向かう。
スタート直前金石が減速、これに合わせて光貞も減速した為、直後のカルソ
ニックスカイラインは行き場所を失いTAKATAを抜いてしまう。これがジャンプ
スタートとなり10秒ペナルティ。さらにカルソニックの急ブレーキが後続をパニ
ックに陥れ、ホームストレートでいきなり綜警マクラ―レン(岡田)がスピン。
しかし見事にリカバリーしてレース復帰。その混乱をものともせずスタートで
トップを獲っのは予選7番手のエッソウルトラフロースープラ(野田)。それに
続くはATRA NSX、ロックタイトNSXと3台がトップグループを形成。
後続グループはナザビイヒロトGTR、ペンズオイルゼクセルGTR、デンソー
サード・スープラ、TAKATA NSX、マツキヨZENT・スープラ、レイブリックNSX
と続いた。
レースはARTA NSXがエッソウルトラフロースープラを130Rでオーバーテイク
を試みるが、成功せず。さらにシケインでC-WESTがスピン!マシンの撤去
が行われないままにトップグループがさしかかり、これも手伝ってか野田は
トップを堅持。
その後も野田は限界のドライビングでトップを守ろうとするが、9週目スプーン
でスピン、コースアウトとなった。
さらに同じ周回でクルムが後方の車に追突されシケインでスピン!
コースに戻るがフロントに大きくダメージ。コースを1周してピットイン。
さらにまたもやシケイン。TAKATA 童夢NSX(18)、マツキオZENTスープラ
(37)、イエローコーンマクラ―レンGTR(21)の3台がシケインでGT300の
マシンを避け様と3台がオーバーラン。
なんかまるでラリー(またはNASCAR)の様なレースとなりました。
一方GT300.こちらは2周目からトップに立ったのは、救済処置にてリスト
リクターを広げてパワーアップのNetz MR-S(0)
ところで80kgのウエイトハンデイをもろともせず。ポールを獲った、ダイシン
ADVANシルビア(81)16週目のデグナーでTAKATA童夢NSXと接触!
これでシャーシにダメージを負い、さらにデフのトラブルも発生してリタイヤ。
さてGT-500のレースに戻ると。予選のトラブルをものともせず、順位を上げる
レイブリック・NSX(飯田 章)写真は4位走行のペンズオイルゼクセルGTRを
オーバーテイクする所。その後もナザビイヒロトGTRを抜き3位にまで上がった。
23周目ドライバー交代、給油の為ピットインする。ロックタイト・無限・NSX
この時3位走行のレイブリック・NSXも同時ピットイン。レイブリック・NSXは
エアジャッキが抜けないトラブルでロックタイト・無限・NSXとの差が開いた。
スタート時の混乱でジャンプスタートのペナルティを受けたカルソニック。
その後も追い上げるが熱い星野のドライビングは時としてシケインで
コースオフを生んだ。
予選3位のTAKATA童夢NSX。さらにトラブルに襲われる。15周目にデグナー
でダイシン・シルビアと接触、次に翌16周今度はGT300のトップ2台の同時ス
ピンに巻き込まれスピン。さらに黄旗追い越し、さらにホワイトラインカットを含
む2回の10秒ペナルティで散々なレースでした。写真は1回目のペナルティス
トップに向かうTAKATA童夢NSX。
伊藤 大輔に交代し、3位走行のレイブリックNSX.しかしGT300のマシンと
接触!左フロントタイヤのハブを損傷し、ピットイン。修理は完了し再びコース
インしたが、トップから8周遅れの13位でレースを終えた。
再びGT-300.。16周GT300のトップを行く、Netz MR-S(0)とARTA・アペック
スMR-S(31)デグナーのオイルに乗ってスピン。そこでトップに立ったのは
クスコスバルインプレッサ(77)。しかし、26週目にタービントラブルでリタイヤ。
今回は100kgのウエイトハンディのauセルモ・スープラ。堅実なレースを運び
を行い、6位フィニッシュ。しかしシリーズポイントはトップを守った。
荒れたレースのなか順調に順位を上げていった、カストロール・トムス・スープ
ラ終盤は3位を走行し、表彰台ゲット目前だったが、燃料ポンプのトラブルで
ペースダウン。なんとか5位フィニシュとなった。本当に残念です。
カストロール・トムス・スープラを抜いて3位表彰台をゲットしたのはペンズオイル
ゼクセルGT-R。カテゴリーを問わず堅実なドライビングで確実に上位に入って
くる影山正美を今年は良く見ることができました。
土屋 圭一も2分3秒台で順調にドライビングを続けロックタイト・無限・NSX
(道上 龍)との差を広げゴールを目指す。
2位を走行するロックタイト・無限・NSX。ピットストップで15秒の差が一気
に10秒を切り、道上の追い上が注目されたが、ギアシフトがスムーズに
行かず、2位フィニッシュ。しかし総合ポイントは56と1位のauセルモ・スー
プラと2ポイント差に詰め寄った。
GT-300 トップに立ったユニシアジェックスシルビア。ドラ―バー交代も
順調にこなしこのまま優勝か?と思われた40周目。なんとペナルテイ
ストップ!給油時にジャッキが降りる前に給油を行ったとの事。
これでトップはプロジェクトμ・エスペリアMR-S(86)にかわりそのまま
チェッカーを受けた。
土屋のフィニッシュを祝う金石。荒れたレースではあったが、序盤以外は
磐石なレース運びだった。昨年の屈辱を晴らしたレースになりました。
そして次は表彰式
優勝したARTA NSX。まずは
土屋 圭一が登場!
3位に入ったコマスと堅く握手。
ちなみにこの日鈴鹿にコマス
のお父さんも来られていました。
親の目の前で雄姿が見せられ
コマスも満足。
優勝カップを掲げる2人
そして優勝チームのメカニックには
ベストメカニック賞が。
そしてシャンペンファイトの餌食
はARTAのメカニックに・・・・・・
ともかく嬉しい洗礼でした。
とは言え、今回のレース荒れて面白かったと言えばそうなのですが、
その原因の多くは、接触事故がもたらした物。特にGT500とGT300
の接触が多かった。速度が益々速くなるGT500。GT300との接触が
これまでも問題となっているが、それが表に出てきた様なレ―スでした。
高橋会長どうします!(GT500のレギュレーションの変更が必要か?
それともマシンをNASCAR仕様にしてガチンコやり放題のレースにす
るか)
順位 | No | 車名 | ドライバー | 所要時間(差) |
1位 | 8 | ARTA NSX | 土屋 圭一/ 金石 勝智 |
1時間42分57秒791 |
2位 | 1 | ロックタイト 無限NSX |
道上 龍/ 光貞 秀俊 |
+38秒348 |
3位 | 23 | ペンズオイル ゼクセルGT-R |
星野 一義/ 本山 哲 |
+1分0秒285 |
順位 | No | 車名 | ドライバー | 所要時間(差) |
1位 | 86 | プロジェクトμ・エスペリアMR-S | 長嶋 正興/ 松田 晃司 |
1時間48分23秒898 |
2位 | 26 | ユニシアジェックス・シルビア | 井出有治/ 柳田 真孝 |
+9秒175 |
3位 | 15 | シャルタイサン アドバンGT3R |
福山 英朗/ 余郷 敦 |
+17秒346 |