決勝 7月28日 11時30分スタート  晴れ




レーススタート!岡田(11)、伊藤(7)が絶好のスタート。






レース開始40分後、ライダー交代がはじまった。そこでトラブル続発。2位に
つけていた、辻本がシケインで転倒。(写真は伊藤真一)これがホンダ崩壊
の序幕だった。





一方岡田はレースをリードし、スライトにバトンタッチ。しかしスライトは
2コーナーで転倒!71周でリタイヤした。







レース開始後2時間。トップにY.R..T コーリンエドワーズ/芳賀紀行組(45)
が上がる。しかしカストロールホンダのカールフォガティ/青木琢磨組(4)も
追いすがる。暫くは、この2組がトップの座を争う。コーリンエドワーズと青木
琢磨の戦いでは青木琢磨が速さに勝るが、芳賀紀行とカールフォガティの
戦いでは芳賀紀行が先行すると言う、互角の戦い。しかしこの戦いは103周
に決着がついた。





87周目、タイヤを温存しながら走っていた芳賀紀行がペースアップ。12秒も
あったマージンが狭まり、差は2秒差まで縮まったこれに焦ったフォガティは
103周のヘアピンでスリップダウン。これで1週遅れに。しかし、その後激しい
追い上げを開始。優勝こそ逃したが3位をゲットした。







ところで8耐はワークスライダーだけがレースをしているのではない。
完走を目ざし走っているプライベータ―も。ちなみに右側はかつては
ワークスライダーとして激しい戦いをした 平 忠彦(21)。これまた
名ライダーのサロンと組んで参加。左はギリギリで決勝に進出した、
大崎 隆一/牧野 芳男(55)組






さてこちらはカワサキ勢。フォガティの転倒で2位に上がった。クラファー/
ゴバート組。






クラファー/ゴバート組に続は柳川/武石組(6)が続く。両者はピットインを
繰り返す毎に順位が変わりながらトップを追撃。そして148周ついに柳川
が2位に上がった。そのまま2位を快走するも終盤ブレーキトラブルで結局
5位に。残念。

スズキに移籍の藤原 克昭。スタート出遅れ、ハンドリングに苦しみ
ながらも6位入賞。





もう1台のカワサキ勢。梁/塚本組(8)レース序盤はハイペースで飛ばしたが
持続せず、それでも4位で纏めるとはさすが。








ホンダワークス勢の崩壊とは別に、頑張るサテライトチーム。ウルトラマン
レーシング桜井ホンダの青木 宣篤/治親組(78)7位でフィ二ッシュした。







さてレースはいよいよ夕暮れ近く。ナイトランが始まる。








トップを走る。コーリンエドワーズ/芳賀紀行組(45)その後もペースを
緩める事なく優勝。周回数は新記録の214周。ヤマハは6年ぶりの
8耐優勝となった。


順位 No チーム ライダー 周回数
1位 45 Y.R..T コーリンエドワーズ/芳賀紀行 214周
2位 3 オリコカワサキ
レーシング
サイモンクラファー/アンソニーゴバート 214周
3位 4 カストロール
ホンダ
カールフォガティ/青木琢磨 213周



[ピットウオーク]

[8耐トップページ]