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横手市のMou鍼灸院、自律神経失調症の対処法

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横手市寿町3-6 末広コーポ1階

自律神経失調症

 鍼灸治療は、自律神経失調症に最も効果のある治療法の1つです。また、薬のように副作用もなく、自分で自律神経をコントロールできるように促してあげる治療法でもあります。

もともと、鍼灸治療は馴染みのない方がほとんどかもしれません。また、肩こりやひざの痛みなど、お年寄りや痛みに対しておこなう治療だと思われる方も多いのではないでしょうか。

しかし、鍼灸治療は、本来、自律神経の働きを意図的に整えることができる治療法です。
WHO(世界保健機関)の伝統医学部門、鍼灸に関する報告書の「臨床試験によって有効性が証明された」という疾患・症状には、うつ症状、頭痛、頚部痛(首の痛み)、腰痛、吐き気、低血圧、高血圧などが明記されています。また、頭痛に対しては、日本頭痛学会のガイドラインの中で最も効果のある治療法の一つとして鍼灸治療があげられています。

鍼灸治療の効果

 鍼灸治療は、自律神経失調症に対してなぜ効果があるのか?
1つの答えとして、わかりやすい研究結果があります。

自律神経の機能は、呼吸、体位(あおむけ、横向き、座っている状態、立っている状態)、刺激方法、刺激の場所によって変化します。
この性質を利用して一定の法則で鍼灸治療をおこなうと、自律神経機能の乱れが改善され、正常に働くようになります。自律神経の機能が整うといっても漠然として理解できないと思いますので、鍼灸治療の効果を少しあげさせていただきます。

1.心拍数の減少

 自律神経失調症の患者さんは、心拍数が多くなっている傾向にあり、副交感神経抑制状態にあるといえます。前述の一定の法則で鍼灸治療をおこなうことにより、治療中から心拍数が低下していきます。これは、副交感神経機能が活性化し、自然治癒力を高める理想的なリラックスした状態になるということです。


2.胃の働きが活発になる

 健康診断でおこなうようなバリウムの検査では、バリウムを飲んだ後、胃の動きを観察したところ、鍼灸治療をおこなった1分30秒の間、胃の動きが活発になった。そして、治療後、2分間観察したところ治療後の2分間も治療中同様に胃が活発に動いていました。これは何も刺激をしていない胃にはおきない変化です。


3.からだが柔らかくなる

 平成25年 国民生活基礎調査の概況(世帯員の健康状況1 自覚症状の状況)では、腰痛は男性で第1位、女性は僅差で第2位(第1位は肩こり)となっております。また、腰痛は、85%の人が異常なし、原因不明とされ、そのほとんどがストレスからくる過緊張とされています。
この状況を前提に考えた時、腰の状態が改善されたということは、自律神経のバランスが整い、筋肉の過緊張が改善されたとも言えます。実際、鍼灸治療(前述同様の方法)をおこなうことによって、立位体前屈からの指床間距離が治療前と比べて近づきます。


4.冷え性が改善する

 前述までの治療効果に加え、自律神経の機能が改善することで、末梢血管(指先の血管)の過緊張がとれることで鍼灸治療5分後より指先の皮膚温度が上昇しています。この反応は、ホメオスタシスの関係から、冷えのあるケースでは治療により温度が上昇、しかし、冷えのない時には反応がほとんど起きない、反応が5分後と少し時間がかかることがわかります。
もともと、血管は自律神経によって支配されているため、自律神経の機能に異常がしょうずると当然のことながら血管の運動に変化が起こり、冷えやほてりなどがあらわれます。特に足の冷えの多くは、足の血管の緊張が解けないという状態で起きます。更年期障害の冷えやほてりも、自律神経関与の症状としてあらわれるものが多いです。

これらのことをまとめると、鍼灸の刺激により、副交感神経機能を高める反射をつくる。そして、呼吸によって起こる副交感神経機能リズムに鍼灸刺激でつくられた副交感神経機能が高まった反応が同期すると、ブランコの揺れが大きくなるように、からだの副交感神経機能が大きくなります。それに交感神経機能が同調し、結果として自律神経機能が高まるのです。


自律神経とは

 自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかいたり、自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して自動的に働き体の機能をコントロールしている神経です。

自律神経は、手や足のように自分の意志で動かせるものではなく、体の動きに合わせて脈拍、血圧、体温を調節する、食べ物を消化する、老廃物を排泄するなど人間が生きていくうえで重要な働きを24時間してくれる神経です。

自律神経には、2つの神経があります。

1.交感神経
交感神経とは、活動している時、緊張している時、ストレスを感じているときに働く神経です。
2.副交感神経
副交感神経とは、リラックスしている時、休息している時、眠っているときに働く神経です。

この2つの自律神経は普段、シーソーのようにバランスをとりながら働いて健康を維持しています。


気候の変動と自律神経

 人間は、自分以外の環境の変化に反応して自律神経の変動も起こります。
よくある例としては、雨降り前になると古傷が疼くなどのものです。雨が降るということは、気圧が低くなり体に影響を及ぼすということです。特に気圧配置が細かく気圧の差が激しい台風や、雷が落ちる直前に極端に気圧が低くなる時には影響力は強くなります。

また、同様のことが、生物時計でいうところの、概潮汐リズム(12時間単位の潮の満ち潮がひく)そして、この概潮汐リズムが概月リズム(満月から新月のサイクル)によってさらに大きく変化し人間の体に影響を与えます。この他にも、季節の変化がある概年リズムなどもあります。

人間の体の影響とは、自律神経の変化が元で起こることが多く、低気圧になった時、副交感神経は優位になり痛みや、症状に対して敏感になります。
逆にあたたかく天気がいい高気圧の日は、交感神経が優位になり痛みに対して鈍感になります。これを1日でみると、朝起きてから昼間のうちは交感神経が優位になり、夕方、夜になるにつれて副交感神経が優位になっていきます。
1年を通してみた場合、春は寒い冬から暖かな気候へと変化するにつれ、交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態へ変化する時期、夏は温かい気候(低気圧が多い)で副交感神経が優位になる時期、秋は次第に涼しくなり副交感神経優位の状態から交感神経優位の状態へ変化する時、冬は寒い時期で交感神経優位の状態となります。

単に夏だから低気圧で痛みに敏感になるというわけではなく、その時の気温、湿度、明るさ、低気圧が近づいている時(だんだん気圧が低くなる時)など気候の変動と、その時のもともとの体調、ストレスの受け具合などが絡み合って自律神経が乱れ苦痛な症状としてあらわれます。

特に秋田県は、日照時間が短く、冬は雪に覆われてしまうため自律神経の乱れも激しくなります。
近年、台風が通過することも気圧の激しい変化を引き起こし、体調不良に影響してしまいます。


自律神経失調症とは

 自律神経失調症とは、自律神経の働きが乱れ、心や体に不調があらわれた状態のことです。
症状としては、吐き気、めまい、肩こり、頭痛、多汗、全身倦怠感、手足のしびれ、動悸、不整脈、不眠、頻尿など様々で、人によって症状が違います。独立した病気としては存在していませんが、一般的に、問診、除外診断、自律神経機能検査、心理テストの検査をおこなった結果

  • 全身の倦怠感やめまいなどの不定愁訴がある
  • 器質的疾患(病変)や精神障害がない
  • 自律神経機能検査で異常がみとめられる

の3つが該当した場合、自律神経失調症と診断されます。


自律神経失調症のタイプ

本態性自律神経失調症

 ストレスに弱い体質、生まれつき持っている体質に原因があります。自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプです。
虚弱体質の人や、低血圧の人、発達障害に多く見られます。病院で検査をしても特に異常が見つかりません。日常生活のストレスもあまり関係しません。
本態性型は、体質そのものに原因があります。体質改善をするためは、鍼灸治療しながら、食事、睡眠、運動、休息などの生活習慣を見直していく必要があります。

神経症型自律神経失調症

 ストレスに弱い性格、心理的な影響が強いタイプです。自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調をくずしてしまいます。感受性が過敏なため、精神状態に左右されやすいタイプです。感情の変化が体に症状として現れます。

心身症型自律神経失調症

 日常生活のストレスが原因です。心と体の両面に症状があらわれます。自律神経失調症の中で、もっとも多いタイプです。几帳面で責任感があり、努力家のまじめな性格の人がなりやすいです。

抑うつ型自律神経失調症

 心身症型自律神経失調症がさらに進行した重度のタイプになります。
やる気が起きない、気分がどんより沈んでいる、といった「うつ症状」が見られます。
肉体的にも、頭痛、微熱、だるさ、食欲がない、不眠などの症状があらわれます。身体の症状の陰に精神的なうつも隠れていますが、病院では、身体症状を改善するための鎮痛剤、精神安定剤など対症療法しか受けられず、長い間、不快な症状に苦しむ人が多いようです。几帳面な性格や、完全主義のタイプが陥りやすいです。


自律神経失調症の治療

自律神経失調症の検査

 当院の鍼灸治療は、心電図(バイオパック:心拍数測定器)を使用しながら鍼灸治療をおこない、心拍の変化を確認することで自律神経機能が回復したことを確認できる技術を応用して臨床の場で生かしています。それは、東洋医学である鍼灸治療の診断方法が、心拍だけではなく、声の張り、毛穴の開き、皮膚の緊張、など体の変化から読み取り、状態に合わせて治療することができるからです。

今の状態がどのレベルなのか?前回の治療の時とどんな体調の変化があるのか?他覚的に判断し、患者さんの自覚症状と照らし合わせながらご説明します。患者さんが納得して安心することでより治療効果が高まります。

自律神経失調症の治療

Mou A&M ClinicMou鍼灸院

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