【猿花キャンプ場】
(さるはなきゃんぷじょう)
 
十王尊の裏、竹林の小道を進んでいくと、そこが猿花キャンプ場です。
そこは、武蔵野の自然な森にかこまれ、何とも心が落ち着くようです。こんな身近なところにこんな素晴らしい自然があったんですね。
猿花キャンプ場は、大宮市営で教育委員会の青少年教育課(048‐647‐8270)が管理しています。
また、利用者は、大宮市民と限っています。
キャンプ場の管理運営などを手がけているのは、キャンプカウンセラーと呼ばれる方々です。キャンプカウンセラーは、青少年教育課が、猿花キャンプ場運営のために集めたメンバーで、18歳以上の方々が集まっています。市外の方でもやる気があればでき、随時募集しているそうです。
なお、来年(平成11年)で猿花キャンプ場は開設20周年を迎えます。

 
猿花キャンプ場
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「十王尊から続く竹林」と「雑木林」
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大宮市猿花ふるさとの森
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【解説】
大宮市猿花ふるさとの森
(昭和55年3月25日指定)

身近な緑が、姿を消しつつある中で、貴重な緑を私達の手で守り、次代に伝えようとこの林が「ふるさとの森」に指定されました。
林内には、コナラ、エコノギ、アカマツ、シラカシ、アカシデ、ハンノキ、クリ、リョウブ等が見られ、武蔵野の貴重な緑です。
−人間は、自然の魅力にひかれ、新たな観察と発見を試みる−
とゲーテは、言っています。
林内に入って自然を観察し、そして対話してください。
今後も皆様の手でふるさとの森を守り、育ててくださるようお願いいたします。

(猿花ふるさとの森の掲示板から)
 

【大宮市グリーンライフ猿花キャンプ場利用案内】

 このキャンプ場は、青少年が身近な自然の中で、キャンプや野外レクリエーション活動などを楽しみ、自然の中で心身を躍動させることによって、青少年の健やかな成長に役立てていただくために開設されました。
 キャンプ場の利用については次のとおりですので、ご案内いたします。
利用できる人
 市内に在住、在勤、在学する青少年とその指導者で、野外活動を行う方。
  ・中学生以下の利用は、指導者または保護者の引率が必要です。
  ・高校生のみの利用は保護者の承諾書が必要です。
   また、学校長への届出を必ず済ませてください。
利用できる期間
 4月1日〜11月末日
定員
 原則として100名以内
申し込み
 以下の手順で申込みをして下さい。
  (1)電話等により利用日の予約をして下さい。
  (2)所定の「申請書」と「利用計画書」を提出して下さい。
  (3)同一日に多くの団体が希望をした場合、調整すること
     があります。
  (4)夏季期間中(7月21日〜8月31日)の利用希望は、
     5月31日までに「申請書」を提出して下さい。
  (5)その他の利用は、希望日の1ヶ月前までに「申請書」
     を提出して下さい。
使用報告書
 利用を終了した日から1週間以内に、「使用報告書」を提出して下さい。
貸出届
 キャンプ場では、次のようなキャンプ用品を貸出しします。希望者は「申請書」に記入して下さい。
  (1)テント(5人用)20張
  (2)飯盒 40個
  (3)鍋 (大中小各種)
  (4)鉄板 5枚
使用料
 施設の利用および、貸出し品の使用はすべて無料です。
事故の責任
 施設使用上の事故の責任は、利用者が負うことになります。
申込み、問い合わせ先
 大宮市教育委員会青少年課 TEL : 048-647-8270
現地連絡先
 猿花キャンプ場 大宮市南中野975-2 TEL : 048-688-7947
こんな活動ができます
○テントを利用しての宿泊、野外炊飯、デイキャンプ(日帰り)、野外レクリエーション、キャンプファイヤー、クラフト、自然学習や郷土学習 など
こんな施設・設備があります
○テントサイト、冒険の森、つどいの森、営火場、炊飯場、トイレ、管理棟、倉庫

【交通の案内】
 大宮駅東口より国際興業バス
  ・日大前ゆきバス、終点日大前下車徒歩20分
  ・中野田引返場、大谷県営住宅ゆきバス、
   庚申塚又は片柳郵便局前下車徒歩15分
  ・大谷県営住宅ゆきバス、むかい大谷下車徒歩10分

【隣接する文化財】
十王尊 十王尊とは亡者が冥土へ行く途中に裁く十種の裁判官を祀ったもので一般に十王の彫像や絵などが安置されています。縁結びの仏様として信仰されており、境内には大宮市指定の天然記念物「大イチョウ」の大木が聳え立ち素朴な本堂があります。8月24日の地蔵盆には、今でも付近の信者がここに集まり念仏を唱え、鐘を打つ音が静けさの中にとけ込んでいく有様に出会えます。
猿花稲荷神社 宝永二年(1705年)2月14日京都妻恋御社より分身創立した稲荷神社です。社殿は瓦葺、四間社です。当地周辺は「猿花」という地域で、安政五年(1858年)関東28ヶ国の総司京都妻恋御社より、正一位猿花稲荷大名神という地名を冠する許可を受けたといいます。

 
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