2001 / DECEMBER


NIGERIA 70 : THE DEFINITIVE STORY OF 1970'S FUNNKY LAGOS
       (AFROSTRUT/P-VINE PCD-3241/2/3, JAPAN, 2001)

1970年頃のナイジェリアのアフロ・ビートなどの編集盤。(12/17)

○SENEGAMBIAN SENSATION / SUPER EAGLES
      (RETROAFRIC RETRO17CD, UK, 2001)

1960年代中頃、西アフリカのガンビアに登場し、セネガルの音楽シーンにも多大な影響を残したグループ、スーパー・イーグルスの復刻盤。唯一のアルバム(69年ロンドン録音)の12曲に貴重なガーナ録音のシングル曲4曲を合わせて収録している。「HEY JUDE」のカバーもやっている。(12/22)

SA LII SA LEE / COUMBA GAWLO
      (AFRICA PRODUCTIONS/BMG LSABO1037-2,FRANCE,2001)

セネガルのトップ・シンガー、クンバ・ガウロ待望の新作CD。カセット版とは収録曲が異なっている。(12/22)

○BEST OF : "XARNUBI" / FALLOU DIENG
       (DAKAR AUDIO DIFFUSION/MELODIE 30701-2 DK 128, SENEGAL, 2001)

セネガルのファロウ・ディエン。ベストと書かれているけれど、新録である(2001年4月録音)。(12/17)

○ALATOUMI / MAMAR KASSEY
       (WORLD VILLAGE 470003, GERMANY, 2001)

ニジェールのパーカッション主体の若手グループ。評判通り優れた内容の一枚と思う。(12/22)

○AFRICAN RENAISSANCE VOLUME 9
    : NGUNI CHORAL MUSIC & MBAHAQANGA
       (EAGLE SABC 009, GERMANY, 2001)

アフリカン・ルネッサンス全10巻中、唯一入手できずにいた第9集がようやく到着。南アフリカのンバカンガがたっぷり楽しめる。。(12/22)

○THE HISTORY OF TOWNSHIP MUSIC 
      (GALLO/WRASSE RECORDS WRASS 029, UK, 2001)

1939-1981年の南アフリカ音楽の編集盤。マンハッタン・ブラザーズ、ドロシー・マスーカ、キッピー・モケッツィー、スカイラークス、ジャズ・ダズラーズ、エリート・スィングスターズ、マホテラ・クイーンズ、ボヨヨ・ボーイズ、ソウル・ブラザーズ、といった有名どころがずらっと並ぶ。(全28曲収録。(12/17)

○BYUMA : TOLERANCE / OLIVER MTUKUDZI
       (TUKU MUSIC/ZMC OMCD 004, JIMBABWE, 2001)

ジンバブウェのベテラン、オリヴァー・ムトゥクジの新作。ジンバブウェ盤CD。(12/22)

○EL MAESTRO 40 ANS DE SALSA... / LABA SOSSEH
      (AFRICA PRODUCTION/MELODIE 00022-2, FRANCE, 2001)

1960年代、セネガルでデクスター・ジョンスンらと活動し、その後もラテン/サルサ色強いアルバムを出し続けている(近作はニューヨーク録音が多かった)ラバ・ソッセの芸歴40周年作。カセット版が6曲入りだったが、こちらは全12曲。(12/22)

○MANDALI / AFRICANDO ALL STARS
       (STERN'S AFRICA STCD1092, GERMANY, 2000)

ウエスト・アフリカン達による、ラテン/サルサと言えば、アフリカンドだ。この作品も大ヒットした。サリフ・ケイタ、ロクア・カンザ、コフィ・オロミデ、チョーン・セックなどがゲスト参加している。(12/22)

○LIVE / AFRICANDO
      (SYLLART/NEXT/SONO CDS 8907, FRANCE, 2001)

アフリカンドはライブ盤もリリースした。2CDで取りあえず圧巻。(12/22)

○THE VERY BEST OF THE RUMBA GIANT OF ZAIRE : FRANCO 
       (MANTECA MANTCD 013, UK, 2000)

『レコード・コレクターズ』2001年5月号で海外盤レビューした、コンゴのフランコ初のオール・キャリア・ベスト盤。このサイトでは取り上げずにきたので、ここでジャケットだけでも掲載しておこう。選曲自体はラフガイド盤よりこちらの方が好みだ。ちなみにこのCD、今月のマガジンではピーター・バラカン氏が個人の年間ベストに選出していた。

マンテカからはユッスー・ンドゥールやミリアム・マケーバのベスト盤も出ているが、レビューするほどのCDとは考えていない。(12/22)

○THE ROUGH GUIDE TO FRANCO 
       (WORLD MUSIC NETWORK RGNET 1071 CD, GREAT BRITAIN, 2001)

マンテカ盤に続いて、フランコのベスト盤がもう一種発売されている。タイトル通り、フランコの音楽へのイントロダクションとしては、こんなものかも知れないが、これで満足するかどうかは人それぞれだろう。(12/22)

○PALOP AFRICA! : ANGOLA / CAPE VERDE / GUINEA-BISSAU
     / MOZAMBIQUE / SAO TOME
      (STERN'S/EARTHWORKS STEW46CD, UK, 2001)

ポルトガル録音のサウダージ系アフロ・ポップ(なのかな?)。まだきちんと聴いていません。(12/22)

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最近聴いている新譜、それに年末なので、今年紹介漏れとなっていた作品を並べてみました。相変わらずまともに聴く時間がないので、コメントは余り参考にならないかも知れません。(12/22)


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