オウガバトル・トーナメント
OGRE BATTLE TOURNAMENT
 
〜 コラム集 〜
 
偏差値30からのオウガトーナメント第2弾〜コンセプトとは?
 執筆 :混沌さん (2002/6/10UP)
   
トーナメント最高成績 2回戦進出
 トーナメントをきっかけにオウガシリーズに入り込んだ
 混沌さんのコラム第2弾です!
 
 コンセプト(concept):概念(大辞林第2版より)
 
 コンセプト。ソレはチームを結成する上で最も重要となる要素の一つと言えるでしょう。
 ただ、強そうなキャラを6人以内合計ランク40以内でまとめただけでは、
 やはりインパクト不足になる事は否めません。
 しかし、トーナメントやオウガバトルに慣れていない人たちにとっては
 このコンセプトは悩みのタネといえるでしょう。
 そこで、やはりオウガバトル初心者の私が考えるコンセプトのパターンについて
 語っていきたいと思います。
 (なお、代表例は私の主観により選出したものなので、その辺りはご容赦のほど、
  よろしくお願いします)
 
 例1.ビジュアル的コンセプト
    (ex.第10回前夜祭第1試合BOSCOさんの「トカゲが出てこない」など)
 多分コレが最も結成しやすいコンセプトに基づいた編成となるでしょう。
 何となく似ているクラスのキャラを集めて、ビジュアル的統一感を出す。
 見た目のインパクトが強烈で、なおかつ長所がテトラ効果等で最大限に引き出せるという
 初心者には手頃なコンセプトでしょう。
 しかし、逆をとれば、弱点も完全に露呈されるので、守りで不安が残るという
 デメリットがあります。
 もっとも、ソレを補う位の長所の活かし方が出来れば問題は無いです。
 
 
 例2.ネタ的コンセプト
    (ex.第9回同志黒さんの「スクエア ジャングル」、第10回前夜祭第2試合よしこさんの
     「南斗六聖拳の最期」など)
 コレも割と初心者にも扱いやすいモノでしょう。
 ビジュアル的コンセプトとかぶる点が多いですが、何も統一感を出す必要はありません。
 キャラの関係や、ゲーム中の演出、またはオウガとは無関係のゲームやアニメ等に
 こだわって組むだけの編成です。
 例えば、私事で申し訳ないのですが、第9回での「恋人たちと親父」。
 全くビジュアル的に統一感がありません。
 ですが、「(バ)カップル2組に挟まれて寂しそうなオヤジ」というネタが含まれています。
 こういった編成はいろんな想像がしやすく、セリフを比較的考えやすいと言う利点が
 あります。
 また、ネタ次第では戦法がバラバラのキャラを集められますので、弱点が露呈しにくい
 という長所があります。
 ですが、コレは逆に長所も出にくく、場合によっては可も不可もない中途半端な
 編成になる可能性が非常にデカくなりますので、注意されたほうが良いでしょう。
 
 
 例3.戦略的コンセプト
    (ex.第9回バトラーさんの「黒騎士おねんねクラブ」や
     第9回前夜祭第3試合同志行雲流水さんの「夜空に輝く一番星」など)
 おそらく慣れた方々ならほぼ確実に狙ってくるコンセプトでしょう。
 つまり、中級者以上位の慣れが無いと難しいコンセプトと言えます。
 このコンセプトの特徴は見た目が全く統一しにくい上に、セリフも考えづらいと言う
 難点がありますが、ソレを補って想像を絶する破壊力を生み出します。
 スケルトンさんがコラムで書かれていた、麻痺or睡眠から石化のコンボや、
 第10回前夜祭でのポロックさんの連続「かぼちゃうぉーずから」の全体攻撃。
 コレら戦略上で生み出されたコンセプトはツボにハマれば、他を寄せ付けない
 潜在能力を生み出し、トーナメント優勝も可能なモノとします。
 しかし、このコンセプトの難しい点は、余程工夫していない限り似たような編成を送ると
 ハネられる可能性がデカくなるというモノ。
 また、このコンセプトで行く場合には過去の試合を幾つも見直さなければならない、
 といった時間をかなり使ってしまう難点も。
 でも、一度強力な戦略が考え付くとクセになる中毒性がありますので、少し冒険に
 出るつもりで考えてみるのも良いでしょう。
 
 
 とまぁ、私が見る限りでは以上の3点が殆どだと思われます。
 これらをまとめると「盛り上げるため、そして勝つためにはやはりコンセプトは
 不可欠要素である」と言えるでしょう。
 なお、コンセプト編成の楽しさをより詳しく知りたいという方はポロックさんと
 行雲流水さんのコラムがありますので、そちらも読まれるとより一層コンセプト編成の
 虜となること請け合いです。
 それでは皆様、充実したトーナメントライフを楽しみましょう。
 
 
 追記。
 前回でのコラムを読んで、本気で編成を練られた皆様に深くお詫びを申し上げます。
 
 ・・・イヤ、あのコラム書いていた時点でまさかあーいう企画が行われるなんて全く
 知らなかったんですよ。マジで。
 

 
 
 
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