オウガバトル・トーナメント
OGRE BATTLE TOURNAMENT
 
〜 コラム集 〜
 
妄想と情熱のあいだ
 執筆 :行雲流水さん (2002/2/10UP)
   
トーナメント最高成績 2回戦進出
 トーナメント冬の時代が長く続いていたブロッケン幻影機兵団に
 一条の希望の光を差し込ませた。その名の通り流れついて来たらしい…
 
 〜死者の宮殿からの実況中継(SFC版)〜
 (ふう、、。だいぶ死者の宮殿も深くまでもぐったな。
 ところで、この宮殿って何階まであんの?)
 
 そう思っていた矢先だった、、、。
 「おいっ、デニムっ!なんかすごそうなヤツがでたぞっ!!」
 カルディアを手にしたヴァイス氏(※)が叫ぶ。
 「まさか、ガ、ガーディアンかっ!?」
 ゲルゲの吹き矢を口にしたカノープス氏(※)の目が驚きで見開かれる。
 その後の惨状は想像を絶するものだったと目撃者は語る。
 叩き割られる風の宝珠、吹き荒れる竜巻&雷の吐息!
 そして、リセットボタンへとのびる人差し指、、、(涙)
 
 ※私の1軍の装備は変だと、友人は皆言う。何故だろう?
 〜〜〜〜〜〜〜
 個性豊かな登場人物たちの想いが織りなすオウガバトルの世界。
 その中でも、守護獣たちが私に与えた衝撃は強烈なものだったのだ。
 
 しかし月日は流れ、いつしかその衝撃の記憶も薄れかけていた。
 そんな中、私はオウガバトルトーナメントに出会う。
 第8回大会敗退後、少女に同情したあげく炎神に説得されて騎士団を裏切って
 しまった(←第8回大会参照)己の未熟さを鍛え直すべく、私は滝に打たれていた。
 (この償いはどうやってすればいいんだろう(ザァザァ)
 やっぱり、活躍して騎士団の勝率に貢献するしかないよね(ドシャドシャ)
 それにしても、お腹減ったな〜(バシャバシャ)
 むっ!いかんいかん、雑念は捨てねば(ドカドカ)
 それにしても、騎士団を裏切ってしまったのは、衝撃的だったな、、、、(ゴォゴォ)
 !っ。そうだ。『衝撃』だ。私にはオウガバトルの衝撃的な思い出があったんだ(ドドドド))
 
 この滝修行を経て(?)、私は守護獣編成を作成することを決意する。
 しかし、この時初めて守護獣たちが高ランクなことに気付いたのだった。
 さすが、私が敬意を払う守護獣たちである。とはいえ、これでは困ってしまう。
 全員のランクを合計すると36。
 そうすると、残りが4であることくらい計算が苦手な私でもわかる。
 困惑しつつキャラクター表を眺めていた私の目にある数字が飛び込んできた。
 円舞くん、青月くん、烈空くんの出場回数はなんとゼロ!
 これで方針は決まった。
 (出場経験のある金武くんはお留守番〜♪)
 
 実はこのとき、一方で守護獣たちと組ませる人物もひらめいていた。
 それは、イグドラの星「ひでぼん様」、、、もとい武器屋の親父殿。
 この時点では守護獣はテトラ区分がガーディアンのみだったのだ。
 ということは!
 (ハンバーグやステーキを食べても能力アップできるじゃん♪
 ふふふ、守護獣with武器屋の親父殿編成完成〜♪)
 ここからは更にコンセプトをふくらませる楽しい作業が待っている。
 (武器屋の親父殿の前衛攻撃手段に『昔の自慢話』ってあるなあ。
 これって、昔は名のある剣士だったってことだよね。
 じゃ、装備は昔の愛刀「ロンバルディア」ってことにしよう♪)
 すでに私の頭からはAGI調整とか難しいことは吹き飛んでいた、、。
 こうして妄想をふくらませつつ、次大会を待っていた私に、思いがけないルール改正
 の壁が立ちふさがろうとは誰が予測しえただろうか。
 
 そう!
 第9回大会からは、守護獣たちはドラゴン族とか魔獣族とかに含まれてしまったのだ!
 (がーん!じゃ、ステーキで能力ダウンなんだね、、、)
 新たな衝撃の記憶をゲットしてしまった私ではあったが、嘆いてばかりもいられない。
 第9回大会の〆切は間近に迫っているのだ。
 
 (守護獣といえば、四風神器だよね。つまり「風」だね。
 それじゃ、「風使い」カノープス氏と組ませてみようかなあ。
 、、、でもなんか華がないなあ)
 前述の守護獣with武器屋の親父殿にも華があったとはとうてい思えないのだが。
 (華かぁ、、、じゃ歌姫ユーリア嬢と組ませてみようかな。
 「風使いの妹」ってことにすればいいかな、、、
 でもユーリア嬢今までにたくさん出場しているからなあ)
 そう苦悩している内に、騎士団掲示板にてオリビア嬢の話題があがる。
 (そうだっ。フォリナー姉妹がいたっ。
 つーか、なんで私は「風」のシスティーナ嬢のことを忘れてたんだろ。
 リーダーに決定だよ!装備は、風の宝珠が美しいよね。
 あ、誰よりも速くシスティーナ嬢が動けそうだし。なんか、とってもいい感じ♪)
 決まるときは一瞬にして編成の骨格が固まるものである。
 そしてチーム名は、
 (守護獣たちがトーナメントで輝きますように☆)
 そんな気持ちを込めて烈空くんに「瞬く星」を装備させ、「夜空に瞬く一番星」と決定。
 
 こうして応募した編成は前夜祭出場の栄誉を受けることができた。
 しかし、私の喜びはそれだけに留まらなかった。
 留守番にしていたはずの金武くんが、YOT様の編成に登場しているではないか!
 思いもかけない、三騎士とのコラボレーションに舞い上がる私。
 このとき、私は勝敗を超えたところにある「何か」を確かに感じたのだった。
 〜〜〜〜〜〜〜
 いかがでしょう。
 コンセプト編成の魅力を少しでもお伝えすることができたでしょうか。
 難しい計算ができなくとも大丈夫なのです。
 自分の編成と他の方々の編成が協奏曲を奏でたときの喜び。
 これに勝るモノはありません。
 さあ、あなたもコンセプト編成にどっぷりつかってみませんか?
 

 
 
 
HOME